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#contents() *王 &ref(ouu.jpg) 要点:・制服・紋章・髪飾り 周辺環境:・学校 評価: |能力値|体格|筋力|耐久力|外見|敏捷|器用|感覚|知識|幸運| |王|-2|0|3|4|0|-1|0|-1|0| |合計|-2|0|3|4|0|-1|0|-1|0| 特殊: ・王は一人の剣と契約を結べる。 ・王は契約した剣と一緒に行動する間、(距離10m内の)契約した剣の行うあらゆる判定を×3.38(評価3)する。(燃料は消費しない) ・王はその魂の故郷の特産品に由来する力を契約した剣に与えることが出来、それに応じた×2.25(評価2)の修正を判定に与えられる。(燃料は消費しない) ・王は根源力による死の効果を受けない。 →次のアイドレス:・玖珂ほむら(ACE)・秋草一郎(ACE) **設定文章 曙士王【ショシオウ shoshi-ou】 曙の王。朝の始まりを告げる者。東雲の君。夜明けの象徴。 暁の円卓国にて唯一にして無二の士で終わらない職にして、騎士たちに君臨する者のこと。 一般的に曙士王となりうるのは一握りの才能のある者たちである。王は天下を獲るために剣足りうる逸材と契約を交わすとされている。 東雲の君【シノノメノキミ shinonome-no-kimi】 曙の王の先を行くもの。あしたを見る王の中の王。 天下人の称号でもある。曙士王の代名詞ともいえよう。 /*/ 紺の海も薄らぎ、山の端より夜の終わりを告げるあかとき。 暁の円卓国の王都の端に位置するところに一つの学園がある。 一般的には金持ちの通う学校だと知られているが大きく違うところが一つある。 この学校には曙士王が通っているのである。 「うーん、むにゃむにゃ……すー」 この学園には王専用に与えられた宿舎がある。 その一室から、寝息が聞こえてきた。 まるで胎児のように体を丸めてシーツの上に横たわる少年。 その横には抱き合うかのように少女が寝息を立てている。 こうしてみるとまるで年の離れた姉弟のようである。 ちょうど一月前のこの時間、 ……彼らは戦っていた。 夜も更けて丑三つ時を過ぎようとしている。王として選ばれたその日に襲撃をうけることになるとは、思っても見なかった。未だ剣を持たない王である少年は剣たり得る人物を今一番必要としていたのだ。 逃げ始めて数時間、隠れているのもすでに限界だ。 だが見つかったが最後、体力の限界もあり逃げ切れるはずがない。 少年の顔には憂いの表情しか浮かばなかった。 階段を上りきったところで、自ら命を絶つか、追い詰められて殺されるかの二択しか残っていない。それでも易々と首を渡すよりはいいか、と考え少年は駆け上がった。 屋上の非常扉を開け放ったとき、ふわりと、風がかわった。 山際が明るい。闇に沈んでいた濃紺の空が少しずつ軽くなっていくようだ。 (最後に見る風景がきれいでよかった……) 少年が目を瞑り、意を決してフェンスを越えようとした時、乱暴に扉が開いた。 「いたぞっ!」 そこには大きな剣を持った粗暴そうな男とその傍らに苦笑いを湛えた男が立ってる。 ―もはやこれまでか。 せめて最後までその目に全ての光景を焼き付けよう。 少年は覚悟した。 近づいてくる男の剣が届かんとするその刹那、一陣の風が吹いた。 山の端が明るくなりゆく空を背景に耳障りな金属と金属がぶつかり合う鈍い音が響く。 いつまでもその刃は届くことはなかった。 目の前には巨大な鉄の塊とも言うべき剣が見えた。 「年端もいかぬ子どもではないですか!」 上空から降りてきた女はその剣の重量をものともせず、怒気とともに押し返す。 そのまま数太刀交わしたあと少年の手を取り駆け出した。 少年を抱えながらであるのに器用に時計台の上に上っていく。 そしてその真ん中で少年の前に女は跪いた。 「そこの君は王とお見受けする」 じっと面を伏せ跪く女。 キッと下の様子に一瞥をくれ少年は宣告した。 「僕の剣となってくださいますか?」 「この命尽きるまで、貴方の剣としてお使い下さい」 「よろしい、では面を上げて下さい。これからの貴方の名は剣姫です」 息を呑む二人、契約はなされた。 自然と笑みが浮かぶ。二人なら負ける気はしない。 「では目の前の敵から片付けることにしましょう。剣姫、いきなさい!」 「御意!」 /*/ 漆黒の髪を飾り、胸に紋章を縫いつけた制服。 これが、暁の円卓が誇る最強の者達が集う「学園」の「王」達の服装である。 「王」とは領土を持ち、「剣」つまり名を残すほどの人を携える者である。 また、胸の紋章は家紋である。各地方にて見出され、代表となったものだけが王となることが出来る。そして髪飾りは王の象徴でもある。誰しもがつけてよいものではないのだ。 彼らの能力は努力で得られる他の職とは違い、先天的なものであるといわれている。 肉体的には暁士に劣るが、それを従えることが出来る唯一の職でもあるのだ。 剣と王は契約により結ばれている。何をするにしても四六時中一緒にいることになるのだ。 部屋も同室。学園としてもルールとして決められている。 暁最強の切り札はこうやって生み出されているのである。 (絵:国駒)(文:風杜神奈) *東国人+大剣士+ドランゴンスレイヤー+王 継承:[[東国人]]、[[大剣士]]、[[ドラゴンスレイヤー]] 評価: |能力値|体格|筋力|耐久力|外見|敏捷|器用|感覚|知識|幸運| |東国人|0|0|0|0|0|1|1|0|0| |大剣士|1|3|3|1|0|-1|0|-1|0| |ドラゴンスレイヤー|3|4|4|1|0|-1|0|-1|0| |王|-2|0|3|4|0|-1|0|-1|0| |合計|2|7|10|6|0|-2|1|-3|0| 特殊: ・大剣士は白兵戦行為ができ、この時、白兵戦の攻撃判定は×2.25(評価2)され、燃料は必ず-1万tされる。 ・大剣士は防御判定では×2.25(評価2)され、燃料は必ず-1万tされる。 ・大剣士は根源力による死の効果を受けない。 ・ドラゴンスレイヤーは白兵戦行為ができ、この時、白兵戦の攻撃判定は×2.25(評価2)され、燃料は必ず-1万tされる。 ・ドラゴンスレイヤーは白兵攻撃以外での損害を受けない。 ・王は一人の剣と契約を結べる。 ・王は契約した剣と一緒に行動する間、(距離10m内の)契約した剣の行うあらゆる判定を×3.38(評価3)する。(燃料は消費しない) ・王はその魂の故郷の特産品に由来する力を契約した剣に与えることが出来、それに応じた×2.25(評価2)の修正を判定に与えられる。(燃料は消費しない) ・王は根源力による死の効果を受けない。 →次のアイドレス:・剣(職業)・王(職業)・ドラゴンスレイヤー(職業)・本郷義昭(ACE)・ターニ・キルドラゴン(ACE)・剣聖佐久間(ACE)・飛子室アズサ(ACE)・ドラグンバスター(マジックアイテム)・遠坂圭吾(青瞳)(ACE)・田辺真紀(ACE)・玖珂ほむら(ACE)・秋草一郎(ACE)
#contents() *王 &ref(ouu.jpg) 要点:・制服・紋章・髪飾り 周辺環境:・学校 評価: |能力値|体格|筋力|耐久力|外見|敏捷|器用|感覚|知識|幸運| |王|-2|0|3|4|0|-1|0|-1|0| |合計|-2|0|3|4|0|-1|0|-1|0| 特殊: ・王は一人の剣と契約を結べる。 ・王は契約した剣と一緒に行動する間、(距離10m内の)契約した剣の行うあらゆる判定を×3.38(評価3)する。(燃料は消費しない) ・王はその魂の故郷の特産品に由来する力を契約した剣に与えることが出来、それに応じた×2.25(評価2)の修正を判定に与えられる。(燃料は消費しない) ・王は根源力による死の効果を受けない。 →次のアイドレス:・玖珂ほむら(ACE)・秋草一郎(ACE) **設定文章 曙士王【ショシオウ shoshi-ou】 曙の王。朝の始まりを告げる者。東雲の君。夜明けの象徴。 暁の円卓国にて唯一にして無二の士で終わらない職にして、騎士たちに君臨する者のこと。 一般的に曙士王となりうるのは一握りの才能のある者たちである。王は天下を獲るために剣足りうる逸材と契約を交わすとされている。 東雲の君【シノノメノキミ shinonome-no-kimi】 曙の王の先を行くもの。あしたを見る王の中の王。 天下人の称号でもある。曙士王の代名詞ともいえよう。 /*/ 紺の海も薄らぎ、山の端より夜の終わりを告げるあかとき。 暁の円卓国の王都の端に位置するところに一つの学園がある。 一般的には金持ちの通う学校だと知られているが大きく違うところが一つある。 この学校には曙士王が通っているのである。 「うーん、むにゃむにゃ……すー」 この学園には王専用に与えられた宿舎がある。 その一室から、寝息が聞こえてきた。 まるで胎児のように体を丸めてシーツの上に横たわる少年。 その横には抱き合うかのように少女が寝息を立てている。 こうしてみるとまるで年の離れた姉弟のようである。 ちょうど一月前のこの時間、 ……彼らは戦っていた。 夜も更けて丑三つ時を過ぎようとしている。王として選ばれたその日に襲撃をうけることになるとは、思っても見なかった。未だ剣を持たない王である少年は剣たり得る人物を今一番必要としていたのだ。 逃げ始めて数時間、隠れているのもすでに限界だ。 だが見つかったが最後、体力の限界もあり逃げ切れるはずがない。 少年の顔には憂いの表情しか浮かばなかった。 階段を上りきったところで、自ら命を絶つか、追い詰められて殺されるかの二択しか残っていない。それでも易々と首を渡すよりはいいか、と考え少年は駆け上がった。 屋上の非常扉を開け放ったとき、ふわりと、風がかわった。 山際が明るい。闇に沈んでいた濃紺の空が少しずつ軽くなっていくようだ。 (最後に見る風景がきれいでよかった……) 少年が目を瞑り、意を決してフェンスを越えようとした時、乱暴に扉が開いた。 「いたぞっ!」 そこには大きな剣を持った粗暴そうな男とその傍らに苦笑いを湛えた男が立ってる。 ―もはやこれまでか。 せめて最後までその目に全ての光景を焼き付けよう。 少年は覚悟した。 近づいてくる男の剣が届かんとするその刹那、一陣の風が吹いた。 山の端が明るくなりゆく空を背景に耳障りな金属と金属がぶつかり合う鈍い音が響く。 いつまでもその刃は届くことはなかった。 目の前には巨大な鉄の塊とも言うべき剣が見えた。 「年端もいかぬ子どもではないですか!」 上空から降りてきた女はその剣の重量をものともせず、怒気とともに押し返す。 そのまま数太刀交わしたあと少年の手を取り駆け出した。 少年を抱えながらであるのに器用に時計台の上に上っていく。 そしてその真ん中で少年の前に女は跪いた。 「そこの君は王とお見受けする」 じっと面を伏せ跪く女。 キッと下の様子に一瞥をくれ少年は宣告した。 「僕の剣となってくださいますか?」 「この命尽きるまで、貴方の剣としてお使い下さい」 「よろしい、では面を上げて下さい。これからの貴方の名は剣姫です」 息を呑む二人、契約はなされた。 自然と笑みが浮かぶ。二人なら負ける気はしない。 「では目の前の敵から片付けることにしましょう。剣姫、いきなさい!」 「御意!」 /*/ 漆黒の髪を飾り、胸に紋章を縫いつけた制服。 これが、暁の円卓が誇る最強の者達が集う「学園」の「王」達の服装である。 「王」とは領土を持ち、「剣」つまり名を残すほどの人を携える者である。 また、胸の紋章は家紋である。各地方にて見出され、代表となったものだけが王となることが出来る。そして髪飾りは王の象徴でもある。誰しもがつけてよいものではないのだ。 彼らの能力は努力で得られる他の職とは違い、先天的なものであるといわれている。 肉体的には暁士に劣るが、それを従えることが出来る唯一の職でもあるのだ。 剣と王は契約により結ばれている。何をするにしても四六時中一緒にいることになるのだ。 部屋も同室。学園としてもルールとして決められている。 暁最強の切り札はこうやって生み出されているのである。 (絵:国駒)(文:風杜神奈) *東国人+大剣士+ドランゴンスレイヤー+王&anchor(king) 継承:[[東国人]]、[[大剣士]]、[[ドラゴンスレイヤー]] 評価: |能力値|体格|筋力|耐久力|外見|敏捷|器用|感覚|知識|幸運| |東国人|0|0|0|0|0|1|1|0|0| |大剣士|1|3|3|1|0|-1|0|-1|0| |ドラゴンスレイヤー|3|4|4|1|0|-1|0|-1|0| |王|-2|0|3|4|0|-1|0|-1|0| |合計|2|7|10|6|0|-2|1|-3|0| 特殊: ・大剣士は白兵戦行為ができ、この時、白兵戦の攻撃判定は×2.25(評価2)され、燃料は必ず-1万tされる。 ・大剣士は防御判定では×2.25(評価2)され、燃料は必ず-1万tされる。 ・大剣士は根源力による死の効果を受けない。 ・ドラゴンスレイヤーは白兵戦行為ができ、この時、白兵戦の攻撃判定は×2.25(評価2)され、燃料は必ず-1万tされる。 ・ドラゴンスレイヤーは白兵攻撃以外での損害を受けない。 ・王は一人の剣と契約を結べる。 ・王は契約した剣と一緒に行動する間、(距離10m内の)契約した剣の行うあらゆる判定を×3.38(評価3)する。(燃料は消費しない) ・王はその魂の故郷の特産品に由来する力を契約した剣に与えることが出来、それに応じた×2.25(評価2)の修正を判定に与えられる。(燃料は消費しない) ・王は根源力による死の効果を受けない。 →次のアイドレス:・剣(職業)・王(職業)・ドラゴンスレイヤー(職業)・本郷義昭(ACE)・ターニ・キルドラゴン(ACE)・剣聖佐久間(ACE)・飛子室アズサ(ACE)・ドラグンバスター(マジックアイテム)・遠坂圭吾(青瞳)(ACE)・田辺真紀(ACE)・玖珂ほむら(ACE)・秋草一郎(ACE)

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