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目標:GJ参加者、特にしらいし藩王の捕縛

基本作戦:
  • 要塞化された会場で待ち伏せを行ない、しらいし藩王を発見次第二人掛りで捕縛にかかります。
  • 時雨野椿は露払いと王としての効果サポートに徹し、直接的な捕縛は風杜神奈が行ないます。
  • 椿は魂の故郷の特産品である巨大な種子島鋏を持っているため、威圧効果は抜群です。
  • 神奈はGJ活動を行おうとする藩王を中心に止めに行きます。ただし、その際、お見合いを邪魔しようとする人は峰打ちにて穏便に止めます。
  • GJ隊に白兵以外の攻撃を行う人がいてもドラゴンスレイヤーの能力にて無視することが出来ます。

SS
「ふふふ……今宵の『殺人願望(マインドクラッシャー)』は血に飢えているわ!」
明らかに本来の目的を忘れた目つきで、時雨野椿は手元の大鋏に目をやった。
最初は暁の円卓の名誉を守るとか、神奈の身をもって王の暴挙を止めようとする剣としての心意気に感動してだとか、
あわよくば黒と仲良くなれないかとか色々な思惑があったはずだったのだが……
普段この鋏を剣であるまききちが持っていたのは不幸中の幸いであると言えよう。
刀を持っているだけなら冷静なのに、鋏の何が彼女を狂わせるのだろうか。

とは言え、それでも隠蔽と言う作戦を忘れていないあたりはさすが暁の騎士である。
その甲斐あって息を潜め待ち続けた相手は、陣地の中へ緑のジャケットを着込んだその姿を現そうとしていた。
「来たわ来たわ。さあ、殺し合いの時間よ!」
「……時雨たん自重」
「ええ、王様以外を殺せばいいのよね。わかってるわ!!」
「……」
そして。最強の白兵で知られる暁の円卓の剣が、遂に同胞に振るわれようとしていた――――


SS2
緑のジャケットを着る者たちがこの部屋に入ってきた時。神奈は目を瞑っていた。1、2、3、4、5……いる、私の王が。

「……いくよ、……これが私の本気」
入り口からは死角になっている部分から神奈は飛び出す。
疾風が駆けた。

警備が手薄に見せかけておいたのはこの一撃のため。
低い姿勢から切り上げるように峯を叩きつける。
おいおい殺す気かと一瞬、緊張が走る。

一方神奈はそのあたり、剣のエキスパートとしては抜かりはなくこの一撃ですらじゃれているようなものであった。全力で叩いたところで間違って殺すことなんかあるわけがない。

裕王がそれを受け止めるのを見届けると返す刃で突きつける。
「……邪魔しちゃ、だめ」
一瞬刃を引くと鋭く薙ぐ。
「……あと、とにかくだめ」
大きく鋼のぶつかり合う音が鳴り響いた。

これも……一種の愛情表現なのだろうか。