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トラナのお見舞い


芝村:2時間目はどうする?

風杜神奈:秋津に状況を聞いてよさそうなタイミング見てお見舞いに行けますか?

芝村:いいアイデアだ。

芝村:それでいくかい?

風杜神奈:はい。お願いします。

芝村:では5分後に開始します。気分を入れ替えてね

芝村:次が正念場だから

風杜神奈:はい。

芝村:/*/

芝村:トゥルルルル・・・・

風杜神奈:「はい、風杜です」

風杜神奈:って違いますか?

秋津:「こんにちはー」

風杜神奈:「こんにちは、秋津さん」

秋津:「風杜神奈さんの。ああ、よかった」

秋津:「さすがに女子学生に電話するのは、ドキドキでね」

風杜神奈:「秋津さん……」

風杜神奈:ちょっと笑います。

風杜神奈:「……トラナ、どうですか?」

秋津:「だいぶ調子はいい。もう家に帰ってもいいそうだ。明日には帰る」

風杜神奈:「顔を見せても……大丈夫でしょうか?」

秋津:「その、顔でも見て見ないか、今は悪夢も見てないようだし」

風杜神奈:「私にあったら、悪くなったりしないかな……」

秋津:「友達をなくすより悪いことは思いつかない」

風杜神奈:「……励ましてくれているんでしょうか?……私も、トラナに会いたい」

秋津:「ああ。昼過ぎに」

風杜神奈:「はい、昼過ぎに向かいます」

芝村:まだ3時間はあるね。どうする?

風杜神奈:何か、お見舞いの品を買おうかと思います。

芝村:どんなのを?

風杜神奈:花と、甘いもので。

芝村:OK

芝村:時間が来た。

芝村:今は病院の前にいる

風杜神奈:はい。

風杜神奈:病室は変わっていませんか?

芝村:ええ

風杜神奈:では、向かいます。

風杜神奈:まわりに変ったことはありませんか?

風杜神奈:途中。

芝村:ええ。特には。ただ

芝村:放棄が近いので、すごく忙しそうだ

風杜神奈:なるほど。

風杜神奈:では、病室に向かいます。

風杜神奈:「……大丈夫、よね」

芝村:病室についた。その前だ

風杜神奈:コンコンとのっくしてみます。

秋津:「どうぞ。ほら、トラナ」

風杜神奈:「お邪魔します」

芝村:部屋に入った。

芝村:トラナはこの間みたいに飛んで逃げたりはしていない。

芝村:ただ、身を固くして貴方のほうを見てはいた。

風杜神奈:「トラナ、今日はお花をもってきたよ」

芝村:トラナは答えない。

秋津:「おいトラナ」

風杜神奈:「トラナ……」

風杜神奈:「ごめんね、トラナ」

トラナ:「……」

風杜神奈:「トラナは私のこと、わかる?」

トラナ:「わからない」

トラナ:「人がしんでたのに、わらってた」

風杜神奈:「ごめんなさい、トラナ、私も何でそうなったか、わからないの。でもあいつが殺した証拠が欲しかった……ごめんね」

トラナ:「・・・・・・」

風杜神奈:「……トラナを信じられてなかったんだね、私」

芝村:トラナは黙っている。

風杜神奈:「……でも私はそれでもトラナが好き」

風杜神奈:「……そんな資格はないかもしれないけど」

トラナ:「笑うなんて、信じられない」

風杜神奈:「そんなつもり、なかったの。私も笑ってたつもりなんかなかった。でも顔はそうじゃなかったみたいね」

風杜神奈:「……でも、トラナがそうみた。なら私の責任。」

芝村:トラナは、下を向いた

風杜神奈:「私は、トラナが帰ってきてくれただけで

風杜神奈:「こんなにも、うれしい」

芝村:トラナは貴方を見た。

芝村:どんな表情になる?

風杜神奈:涙を隠しながら笑顔を浮かべます。

風杜神奈:「やっと、見てくれた」

芝村:トラナは怖れた。

風杜神奈:「……ごめんなさい」

風杜神奈:「……あの時と同じように見える?」

芝村:そう見えたようだね

風杜神奈:俯きます

風杜神奈:「トラナ、私、の笑顔が怖い?」

芝村:トラナはうなずいた。

風杜神奈:パンっと自分の顔を軽く叩きます。

風杜神奈:ちょっと冷静さを取り戻すために。

芝村:はい

風杜神奈:「……それでもトラナ、私はあなたと一緒にいたい」

秋津:「少し、休むか」

秋津:「あんまり話すのもなんだし」

秋津:「昼は?」

風杜神奈:「はい。あ、一応、お土産買って来たんですが、お昼はまだです」

風杜神奈:「……甘いものだからお昼の代わりにはなりません」

芝村:秋津はうなずいた。笑って。

秋津:「じゃ、何か食べにいこう」

秋津:「外がいいな」

芝村:明津:「焦らないでも、大丈夫さ」

風杜神奈:「……ありがとうございます、ちょっと行ってくるね、トラナ」

風杜神奈:「……はい」

秋津:「おいおい、トラナも一緒だよ」

風杜神奈:「あ、でてもいいんですか?」

秋津:「こっそり」

風杜神奈:「……外出許可はないんですね……」

風杜神奈:「……じゃ、内緒で行きましょう」

芝村:秋津はいたずらっぽく笑った。

芝村:トラナを抱いて歩いた。

秋津:「食べたいものは?」

風杜神奈:「……海のものが食べたいです」

芝村:秋津は笑った。

風杜神奈:「……この辺は漁港が近いから、美味しいものが食べられると思います」

秋津:「カニとか?」

風杜神奈:「……カニ、おいしいですよね」

秋津:「カニにするか?」

風杜神奈:「……トラナもいい?」

芝村:トラナは小さくうなずいた。

芝村:小さいだけあって食い物には弱そうだ。

風杜神奈:「では、秋津さん、トラナ、行きましょ」

芝村:秋津はトラナを抱いたまま、貴方の手を取ると、微笑んで走り出した。

風杜神奈:「わ」あわてて合わせます。

芝村:秋津は笑った。

芝村:いい方向にいっていると思っているようだった。

風杜神奈:「……ありがとうございます、秋津さん、……でもカニって、お金、大丈夫ですか?」

秋津:「まかせろ」

芝村:/*/

芝村:はい。お疲れ様でした。ナイス戦略の勝利

芝村:リカバリーした

風杜神奈:ありがとうございます。

風杜神奈:秋津がどんどんパパが板についてきてますねw

芝村:手間のかかる娘が増えたからなあ。

芝村:やつにとっては

風杜神奈:神奈もその対象なのかなw

芝村:恐らくは。