学校要塞

-ある春の日の光景-(イラスト:岩澄龍彦)

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いつかみたユメ。
みんながそこにいて。わらいあっている。
そんな、たわいのないちいさなシアワセ。

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 窓を開けるとそこには満開の桜。校舎は万年桜に寄り添うような形で取り囲んでおり、そこにはかつて普通の学校だった頃の景色が残っていた。これが幾年月の卒業生を見守ってきた桜である。
 そしてその先に見えるのは広い運動場。 
そこにはたくさんの生徒達が剣を携えて訓練を行っているのが見える。校庭に立ち並ぶ楡の木が彼ら彼女らを見守っていた。
 訓練の中心に立つのは緩やかなウェーブの掛かった髪が特徴的な美女と線は細くとも鋭い印象を持つ美男子。炎の王こと池内志野とその剣・椿丸であった。
 そう、ここは普通の学校じゃなかった。

 視線を運動場から切るとふわりと風が通り抜けた。春楡の鮮やかな緑がゆれている。桜の花びらが宙に舞った。春の陽気に誘われて伸びをひとつ。
 騒がしい教室を見回して神奈は思う。少しでも長くこの平和が続けばいいと。


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 一般的には暁の円卓が誇る最高の養成施設でもある学校要塞は暁の次代を担う人材を養成するために粋を集めて作られた施設でもある。
 先の政策により戦士の選別が行われるようになり質が落ちるかと思われたが、クラスわけが進んだ結果、全体ではより質の向上が図られることになり、その波は確実にこの伝統ある暁星にも伝わっていた。

 学校要塞都市『暁星』。それはこの都市は暁山の麓に位置する温泉街を見下ろせる位置に作られた大規模な学生街であった。その中核にあるのがこの都市の名を冠する学校要塞『暁星』である。数ある学校要塞の中でもひときわ異彩を放つこの学校は暁にある施設の中でも有数の広さを誇っている。この学校は国内で刊行されたシリーズ『暁王と剣姫』の舞台になった輝天学園のモデルとなった学校でもある(但し輝天学園の位置は王都の端と記されているがこちらは暁山の麓と場所に違いはある)。
 この『暁星』の成功より、現在計画されている新たな学園都市計画が持ち上がっている。隣国である土場藩国を中心に、経済グループ各国より協力を仰ぎ、国際学園都市として立ち上げるという計画だ。これについてはまだ未定な部分も多い。これはつまり国際的にその有用性を認められているともいえよう。
 こうして夜明けをもたらすために暁の円卓は今日も戦いの準備を進めるのだろう。

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  • 制服について

 白地に紫のラインを施したデザインの制服も人気が高く多少のアレンジが許されることもあり、さまざまなバリエーションをみることができるだろう。
 女子の制服においては胸元のリボンと長い上着のスリットより見える紫のスカートがアクセントとなっている。
 男子の制服も女子制服に上着の形状は共通の部分が見受けられる。下は黒のズボンでありスタンダードな形であろう。

データ

L:学校要塞 = {
 t:名称 = 学校要塞(施設)
 t:要点 = 校舎,運動場,楡の木
 t:周辺環境 = 曇り空
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *学校要塞の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *学校要塞は所属する藩国内の王、剣の職業を持つキャラクターの筋力と耐久に+2する。この効果は複数入ることはない。
  *学校要塞が戦場になる場合、王、剣の職業を持つキャラクターの職業を持つキャラクターには装甲判定に+5の修正が入る。この効果は複数入ることはない。
 }
 t:→次のアイドレス = 無敵のみなお先生(ACE),炎の王池内志野(ACE),学園忍者(職業),剣神(職業)
  
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