T16と私
6月。T16が始まって一ヶ月ほどの事だった。
<EV161”予備交渉”>
皇帝からの指名は黒埼、星月、弓下、え~、風杜のいずれか一名。
いずれも帝國に名だたる摂政の面々であった。
そして、ネーバルは女性であるがゆえに、女性キャラクターであったほうが良いことなどから、
全員一致で風杜が帝國の代表として予備交渉に当たることになった。
全員一致で風杜が帝國の代表として予備交渉に当たることになった。
そして、質疑をしつつ当日を迎える。
久しく立っていない表舞台。久しぶりのリアルタイムゲームは予想外の連続でもあった。
突然の杏さんの同行、想定と違う行動。
戸惑い、時間が経過する中で、最低限の仕事と呼べる所まではもって行けたとそこだけは自負している。
突然の杏さんの同行、想定と違う行動。
戸惑い、時間が経過する中で、最低限の仕事と呼べる所まではもって行けたとそこだけは自負している。
そして、その次に自分にとって大きかったのは産業育成である。
<きみプロ>と<えいつく>。
自らが手掛けてきた2つの大きなアイドレス内ゲーム。これらを実際に活かす機会が生まれたのである。
これまで暁で蒔いてきた種がたしかに根付き、芽吹き、花咲かせつつあるのを感じた。
この二つを以てしても充実していたのだろう。
残り少いターン。何かを残せたらそれは幸せだと思う。