天福旅館への臨海学校。そこで、彼は沙姫と偶然出会い、旅館の裏庭に捨てられた子犬の世話をすることになった。その臨海学校でリトはメイとかいうララの親友に誤解されて大変な目にあったりしたが無事彼女の誤解を解いて臨海学校は無事に終わった。だが、リトは子犬、ペロの世話で沙姫の意外な一面を知った。いつもクイーンを名乗る少しとんでもない先輩とは全く異なる素直で優しいひょっとしたら……本当の天条院沙姫に心が揺れていた。そして……旅行終了時、突然自分の好みのタイプを聞いてきた。何がなんだかよく分からないまま彼女は怒って去ってしまったが、砂浜には自分の名前と沙姫の名前が書かれた相合い傘が書かれていた。 「天条院先輩……まさか本当に……本気で俺の事を……。」相合い傘は波によってすぐに消された。しかし今の彼には彼女が書いていた彼女と自分の名前が頭に残っていた。「あの時……何で気付かなかったのだろ……。」リトは自分の鈍感さを悔やむのだった。「リト~。臨海学校すっごく楽しかったねー!!」「あ、あぁ……色々あったけどな。メイはあっちで元気にやってるかな。」「大丈夫!メイならきっと元気でやってるよ。だって私の親友だもん!」臨海学校の出来事を語りながらリトとララは登校中だった。「ん?あっ!沙姫だー!!」2人の目の前には金髪の縦ロールをした少女の後ろ姿があった。(天条院先輩……うぅまずいな……)リトはあの時に気まずい雰囲気を作ってしまった事から少なからず不安だ。沙姫はララの方を振り向いた。「あら、ララさん。おはようございますわ。」(あれ……?)リトはララにライバル心を抱いている沙姫が普通にララと接しているのに違和感を覚えた。「そういえば、綱引きの綱が一人でに動いた時はワクワクしたよねー!!」誰が面白がるか!と思うリトだが「ええ、あの時は大変でしたけどまぁ私なりに楽しめましたわ。」(えぇー!?ど、どうしたんだ天条院先輩はー!?)「ララさん。そろそろ急がないと、遅刻しますわよ。」「あっ!リトー!速く速くー!」ララは少し離れて歩いたリトを呼ぶ。「ではララさん。御機嫌よう。」「うん!またねー!」先を急ぐ沙姫にララは手を振った。(一体どうしたんだろう。天条院先輩は……あれ?そういえばいつもは車に乗って、赤絨毯を敷かれた道を通って……それに、あの2人もいない!!……一体先輩に何があったんだろう……。)リトは疑問を抱きながらもララに急かされて急ぐのだった。昼食中、リトは猿山のどうでもいい話に付き合っていた。「なぁリト……天条院先輩に一体何があったと思う?」「ぶっ……何だよ!いきなり」「まぁ聞け。いつも何かのクイーンを気取ってるはずの天条院先輩が全く気取らないんだ!」「えっ!?」「聞いた話によると先輩が無茶苦茶お淑やかでさ……全く普通なんだ!!いや、先輩の性格がすごいまともなんだ!!どうしちまったんだ!?なぁリト!!」「おいおい……落ち着け猿山。」リトは興奮する猿山を宥めながらも突然沙姫が変わった事が不思議で仕方がなかった。何日か経ったが沙姫は変わったままだった。あの頃みたいな学園のクイーンを自称していた高飛車な姿が微塵も感じられない程、物静かで大人しく、お嬢様言葉は変わらないがまるで人が変わってしまった。一体沙姫に何があったのか……。リトはそれが気掛かりだった。「あ、結城リト。」リトが下校中に2人の少女に呼び止められた。「あ……えーっと天条院先輩の……。」2人は凛と綾。沙姫の側近で今まで沙姫と共に行動していたが、最近は沙姫と一緒の姿が見られなかった。「え、天条院先輩、風邪引いたんですか!?」「はい。沙姫様が風邪を引くことなんて滅多にありませんのに。」「結城リト、貴方が沙姫様のお見舞いに行ってほしいが。」「えっ!?俺が天条院先輩の……。」「ええ。結城リト、貴方が沙姫様が変わられた原因なのです。」「え、俺が?」リトは沙姫が変わった原因が自分にあると言われて驚いた。「沙姫様がああなられたのは……あの臨海学校の後からなんです。」「臨海学校の……。」「ええ。沙姫様は私に結城リト、貴方が好みのタイプに合わせると聞いて私はおそらく結城リトが好むタイプを調べたのです……。それが優しくて、可憐で、お淑やかな女性だったのです。」 「えっ……。」それは、同じ事を沙姫に聞かれた時に真っ先に浮かんだ、春菜の性格だった。まさか沙姫は彼女なりに自分の好みのタイプに合わせてるのではないかとリトは思った。「その性格に合わせる為沙姫様は今までの自分を変えるのに必死にで……。」「じゃあ、天条院先輩が最近貴方達と一緒じゃないのも……。」「はい。学校で目立つからと沙姫様からの命令です。」(そうか……天条院先輩は俺の為に無理矢理自分を合わせて……。)リトはすぐさま沙姫の屋敷に足を運んだ。「沙姫様のご学友の方ですね。話は聞きましたから沙姫様はそこの奥の部屋にいますからそちらへ。」沙姫に仕えるメイドからの案内を受けてリトは奥の部屋に急ぐ。「天条院先輩……入るよ。」「その声は……結城リト…………入ってもよろしいですわよ。」部屋から聞こえた彼女の声はあの頃と同じ感じだった。「失礼します……。」目の前にはベッドから起き上がった沙姫がいた。高級そうなネグリシェ姿で、頭のお団子は下ろされていた。「先輩、風邪は……。」「別に大丈夫ですわ……。」それから話に行き詰まってしまった。だがリトは口を開けた。「先輩……俺、気付かなくてすいません。」「何の事かしら?」「何の事って……最近の先輩は前みたいにクイーンを名乗る事がなくなったじゃないですか。まさか……」「…………そのまさかですわ。どうしたら結城リト、貴方が気にかけてくれるか。私は私なりに自分を変えようと思いましたの……。」「先輩……。」「でも、その無理がきたのかしら。今まで風邪を引くことが殆どありませんでしたのに……。」「!!でも、そうしなくては貴方が……。」「俺は、臨海学校の時の先輩が……いつもの先輩の方が好きですよ。」「え…………。」「……実はですね。俺は海岸で先輩に告白するつもりでした……。でも先輩はザスティン一筋ですし……俺じゃザスティンに叶わないかなって……。」「リト……。」不器用ながらもリトは自分の事を想っていた。その事に沙姫は内心嬉しかった。「確かに私はザスティン様が好きですわ。ですが……」彼女の顔が少し沈む。「ザスティン様はララの僕として働くのが仕事。もし私がザスティン様と付き合ったらあの方の仕事が疎かになってしまうのではと私は思いました……。」「先輩……先輩はやっぱりいつもの先輩でも優しいんですね。」「!わ……私は別にララの事を考えてそう思ったりはしませんわ!!…………それと……あの時、臨海学校で……ザスティン様より身近な素敵な人がいる事に気付きましたの。」 「そ、それって……」リトは思わず生唾を飲んだ。沙姫は彼の顔を見て微笑んだ。「……先輩……無理しないでください……。」「やんちゃで汚くて元気だけが取り柄の……子犬みたいな貴方……。でもそれも悪くありませんわね……。」「でもあの時、貴方には好きな人がいるかと思って、私は告白する勇気がありませんでした。だから私は直接話すことが出来ませんでした。」「じゃあ先輩……あの相合い傘も……。」「…………っ!!あ、あの相合い傘を見ましたの!?」相合い傘の話をすると、沙姫の顔は耳まで赤くなった。「落ち着いて先輩。俺は先輩がそこまで思ってくれたのが嬉しくて……お、俺も……先輩の事が……その……」沙姫の自分への思いが本当だと知って、リトもその本当の思いを沙姫に伝えようとする。しかし、恋愛に奥手のリトは途中で言葉に詰まってしまい顔は赤くなっていた。「り、リト……。」「せ、先輩……?」「よ、よろしければ、わ、私の恋人にしてあげても…………いいですわよ……。」「えっ……。」リトより早く沙姫は自分なりに気持ちを伝えた。「リト!ただし一つ条件がありますわよ!!」「じ、条件?」沙姫はリトを直視できず赤くなりながらも条件の内容をを話す。「私の一番でいて……ザスティン様よりも……私の一番でいて。私だって……リトの一番になれるように多少は努力しますから……。」「先輩…………。」その条件は常に一番を目指すクイーンである沙姫らしいものだった。リトはその条件を聞いて思わず表情が綻びる。「分かりました。努力してみます。先輩……。」「リト……ですがリト?もう私にそんな堅苦しい口の聞き方をしないでくださらない?」「ですが、先輩……。」「ここは貴方と私だけしかいませんわ。それに恋人に先輩後輩は関係ないですわ。」「あ、ごめん……先輩、じゃなかった沙姫……。」「分かればよろしいのですわ。おーっほっほっほ」久々に聞いた沙姫の笑い声。彼女が笑う姿にリトは愛しさを感じながら見るのだった。
この日、結城リトと天条院沙姫が恋人同士になった日になった。もう少し一緒にいたい。だが時間的にはそろそろ帰る時間まで過ぎていた。「じゃあ沙姫。俺はそろそろ帰るからな。」「え……。」「え……って沙姫。また明日から学校で会えるじゃん。」「そ……そうですけれど…………。」「…………何か俺にようでもあるのか?だったらもう少しいてもいいけど。」「あ……あの……その……」沙姫の顔は完全に赤くなっていた。何やら言い辛い事なのだろうか。「リト……耳を貸してくださらない?」「え?でもこの部屋にいるのは俺と沙姫だけだぜ。」「もう!この私を辱めるつもりなのですか!?リト!!」いつもの様に沙姫は怒ってきた。リトは彼女に折れて耳を近付ける。「あの…………ごにょごにょ」「……え!?……沙姫……!」リトは思わず驚いた。沙姫が耳打ちした内容をもう一度確認すると沙姫は赤面のままうなずいた。「でも……今は……」「リト……私が今までザスティン様の事が好きだったのは分かっていますよね……。」「あぁ……。」「でも今の私は貴方が好き。だから……リトと私がお互いが好きな証を残したくて……。」リトは沙姫の言葉にはある行為について暗喩していリトは無言でキスを躱した。そして?「ん……!?」リトの舌が沙姫の口内に滑り込むように入ってきた。沙姫は戸惑うが、自分も舌を絡め出す。「ぷはぁ…………っ」2人は唇を離すと銀の掛け橋が2人の唇を結んでいた。「リト!勝手に私の口の中に……!!」「……沙姫の味がした。美味しいよ沙姫の味は。」「もう!恥ずかしい事言わないで!!」沙姫が恥じらいを見せるのは今まで殆どなかった。リトにはそんな沙姫が可愛く見える。(こういう沙姫は好きだ……。)リトは思わず沙姫の恥じらい顔をじっとみつめると彼女の金髪が目に入った。「ど、どうしたのですか、リト?」「いや……沙姫の髪って無茶苦茶綺麗だなって。」「当然ですわ。普段から髪に万全の注意を……きゃっ!」突然前に垂れた髪をリトが優しく掴んできた。そしてその髪を鼻に近付けてきた。「ひゃぁん!くすぐったいですわ……。」「ごめん……沙姫の匂いが好きだからつい……。」「貴方ったら本当に私のいろんな所が好きですわね。」「そりゃだって……好きな相手の事はもっと知りたいし、……俺もっと沙姫の事が知りたい。」「私だってリトの事が知りたいですわ……。」「沙姫……胸さわっていい?」「いいですわよ……貴方の自由にしてくださらない?」リトは衣服越しに沙姫の胸を揉み出した。そういえば臨海学校でもうっかり沙姫の胸にさわって張り倒されたな……とリトは思った。でも今恋人同士になった沙姫は彼の愛撫を拒まずに、嬌声が聞こえて来る。 「あぁん……ダメ……ひゃぁん……気持ち良くて……あっ……。」沙姫の甘い嬌声はリトを興奮させるには十分なくらいだった。「沙姫……服脱いでもらっていい?」「分かりましたわ……でも貴方も脱いでちょうだい。私だけだと恥ずかしいですわ……。」沙姫の願いに応えてリトも制服を脱ぎ始めた。そして全ての衣服を脱ぎ終えてお互いの素肌をさらし出す。「沙姫……綺麗すぎる。それ以外の言葉が見つからないくらい……。」「リトも……いい。結構男らしいですわね。」「そ、そうか?ありがとな沙姫。ん……?」リトは沙姫の秘所に目が行った。見慣れた髪の色と同じ繁みが大事な場所を覆い隠していた。「は、恥ずかしいから見ないで……それよりも早く胸を……あぁぁん!!」自分の秘所に温かい感触があった。リトの舌が彼女をすくい上げる様に触れる。「ダメ!リト、そこは汚いですわ……だから……」「沙姫に汚い所なんてないよ。みんな俺が求めたい綺麗な所だから。」リトは沙姫の秘所から溢れ出る愛液を一滴も残らない様にすくい上げる。愛液は何度すくい上げても溢れだしてくる。リトはもっと沙姫の味を味わいたい。両手で沙姫の胸を揉み回した。今度は直接なのでさらに沙姫への刺激は強く甲高い嬌声をあげてくる。 「ふぁぁっ……リト激し過ぎて……私変になりそうですわ……あぁぁぁん!!」胸と秘所への愛撫は止まる事なく、沙姫への刺激は強くなる一方だ。そして、「やっ、やぁ、やだ、な、何か、きてっ…は、はあぁーっ!、ふあぁぁぁぁぁっ!!」その時、沙姫の体が激しく震えだし大きく腰を反らす。そしてベッドに沈んだ。「も…………もぅ、激し過ぎですわよ、リト……。」「ごめん……沙姫がとても可愛いからつい……。」「全く……私だけが攻められるのも嫌ですわ。罰として……。」「えっ…………うわっ沙姫!?」気を緩めた瞬間、リトの息子が沙姫の舌に触れられた。「ちょっと……沙姫!!そこは汚いぞ!!」「あら……さっき私も同じ事言いましたのに、貴方はやめなかった。そのお返しですわ。」沙姫はすかさず息子を咥えた。(やべぇ……沙姫上手過ぎ……うわっ本当に……)沙姫の口の中で息子は伸び上がり、リトに激しい射精感が込み上がった。「やばい!沙姫離れろ!!もう俺は……!!」リトは沙姫に離れる事を促すが彼女に離れる気配はない。そして、「うわぁぁぁっ!!」沙姫の口内で息子が暴れ、彼の遺伝子が口に放たれた。「んん!!んー!!けほっけほっ……」リトはすかさず息子を引き離すと沙姫の口から自分の遺伝子が流れ出る。が、口内に残した遺伝子を彼女は飲み干した。「沙姫……!!無理しなくても……!!」「大丈夫ですわ。リトが私の味を味わったから……私だってリトの味が気になっただけですわ……。」「沙姫……。」リトは自分を知りたい沙姫に心が動かされる。そんなリトに沙姫はベッドで彼の方に足を広げて寝転んだ。「リト……早くお願い……私は何時だって構いませんから……。」「沙姫……。」2人はもはやまともな思考が出来なかった。今はお互いを気持ち良くさせたい事だけしか考えられなかった。「いくよ……沙姫……。」「ええ……私をリトので、貫いて……ザスティン様への未練を払って!!」「わかった……。」彼の息子が音をたてながら沙姫の秘所に入ってくる。沙姫の中はとても温かく、息子を締め付けて来る。「沙姫の中……温かい……。」「リト……嬉しいですわ……。」そして、息子は彼女の膜に触れた。「沙姫……多分無茶苦茶痛いと思うけど……。」「私だって分かっていますわ。でも……リトが抱き締めていれば私は耐えられますわ。」リトは沙姫を自分の方へ抱き寄せた。そして……「うっ………い、いたっ」沙姫の秘所からは純潔の証がベッドに流れ落ち、染みを残す。沙姫の目からは涙が流れ落ちていた。「沙姫……まさか痛かった……?」「違いますわ…………やっと繋がったから……やっと私の未練が払われた気がするから……。」「沙姫……。」「リト、私は貴方が好き、大好きですわ。今なら言えますわ。だから……私を貫いて!」沙姫は目に涙を溜めながらも優しくリトに微笑む。その表情から自分への思いが伝わってきた。「沙姫……沙姫……!!」「リト……離れちゃ嫌!……私だけ……私だけを見て!!」リトは必死に腰を打ち付け、肉と肉がぶつかる度に沙姫の感度はあがっていく。沙姫の言葉には今までとは違う激しさがあった。 「心配するな……俺だって沙姫が好きだ!……ずっとお前の側にいるからさ!!」「リト……嬉しい!!私もすき……すき!だいすき!……ですわ!!」沙姫の締め付けが強くなり、リトの腰を打ち付ける勢いが激しさをます。お互いを貪る中、限界が訪れた。「リト……!私もう……!!」「沙姫……!!俺も限界だ……!!」「お願い……中に、中にして!!」「あぁ……分かった!!」沙姫の希望どおりにリトは沙姫の中に自分を全て吐き出した。「リト……ありがとう……」「沙姫こそ……俺、沙姫と繋がって嬉しいよ。」あれから2人は繋がったままさっきの行為余韻を味わっていた。「リト……私から離れませんわよね?」沙姫は不安そうな目でリトを見つめてくる。「あぁ。俺は沙姫から離れたりはしない。絶対だ。」「リト……好き、大好きですわ……。」「俺もだよ。沙姫が大好きだよ。」繋がったまま2人はキスを交すのだった。翌日、沙姫はいつもの沙姫に戻った。凛と綾も一緒だ。「は~。結局、天条院先輩戻っちまったな。昨日までならマジで完璧だったのによぉ。」猿山が沙姫の事で溜め息をついている。「まぁいいじゃんか。あれが天条院先輩だしさ。」「おい、お前あの性格が好きなのか?変わってるな。」「うるせぇな。別にどうだっていいじゃないか。」昼食中に2人はそんな話をしていた。そして、放課後。「あ、天条院先輩。」リトは校門で待っていた沙姫に出会う。「偶然ですわね結城リト。よろしければ一緒に帰ってもよろしくてよ。」いつもの沙姫らしい態度にリトはとりあえず一緒に帰る返事をした。その時沙姫はいつもの高笑いをしていた。が、それは校門までの話。下校時にはあの時の関係に戻っていた。沙姫の口調も随分甘い物になっている。「ねぇリト。よろしければ私の部屋に来ませんか?」「えっ……昨日も来たのに……。もうすぐ期末も近いのに……。」「もう。私達は恋人同士ですわよ。それに貴方の勉強をこの私が見てあげてもよろしいですわよ。」「えぇ……じゃ、じゃあ一緒に行こうかな……。」「分かればよろしいですわ。行きましょうリト。」沙姫に急かされリトは彼女の家に向う。だがリトはそんな沙姫が好きだ。自分にしか見せてくれない沙姫が好きだ。仕方なく行くと沙姫には言うけど、沙姫に誘われるのが内心とても嬉しいリトであった。
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