リトと美柑が珍しく二人でスーパーに買い物に出かけていた時のことである。「あら?結城君に美柑ちゃん」二人に声をかけてきたのは御門涼子、相変わらず健全な男性には目の毒な体とそれを強調するように豊かな谷間を見せつけるような服装をしている。「二人とも元気になったのね。よかった」リトと美柑が揃って倒れて以降御門とは直に会っていなかったため、リトと美柑は改めてそのときの礼を述べる。「御門先生が美柑を診てくれて助かったよ。ありがとう」「ありがとうございました」兄妹揃っての礼の言葉に御門は手を振りながら答える。「いえいえ。二人がお互いを大切に思い合ってるからこそ、私も協力しようと思ったのよ」美柑は改めてこれまで面識がほとんどなかった御門をじっと見つめる。…しかし、すごい体してるなあ…ぼん、きゅっ、ぼんという言葉がまさにぴったりなスタイルとむせかえるほどの大人の色気、こんな大人のお姉さんがリトのハーレムの一角だなんてにわかには信じられない。 「美柑ちゃんと仲良くお買いものかあ…。ねえダーリン、今度私とも一緒にお買いものに行きましょう?」先ほどまで「結城君」と呼んでいたのに「ダーリン」へと呼び方が変わる。気が付くと御門はリトの手に自分の手を絡ませており、艶っぽい声で囁くように誘いの言葉を口にする。「ちょっと、先生…。ここではまずいってば…」リトは御門の囁き攻撃にたじろいでおり、指をからませ合うように手を取ってくる御門から逃れようとする。「え~?私だって寂しいのにぃ…」御門がそこまで言ったそのとき、今度はリトはほとんど面識がないが美柑のよく知る人物が現れた。「あら?美柑ちゃん」その人物とは、美柑の担任の新田晴子だった。「晴子先生?」「あ…お久しぶりです。晴子先生」リトが慌てて晴子に挨拶すると、晴子は少し怪訝な顔をした。「美柑ちゃんのお兄さん…ですか?あれ?私とお会いしたことありましたっけ…」リトと晴子は美柑の家庭訪問の際に会ってはいるのだが、このときリトは変装して才培として彼女に会っているため、晴子のほうはリトとの面識がなかったのである。「あ…えーと…」リトは言い淀んでいると美柑が咄嗟にフォローを入れる。「もう、リトったら変な言い間違いしないでよね。晴子先生、これが私の兄のリトです」美柑のフォローに便乗してリトは自己紹介をする。「えっと…さっきはすみません。はじめまして、結城リトです」リトが改めて自己紹介すると晴子も特にさきほどのことは気にしていないようで、改めてリトに自己紹介する。
「こちらこそはじめまして。美柑ちゃんのクラスの担任をしている新田晴子です。よろしくね」リトににこやかな笑顔を向ける晴子だったが、その場に居合わせているもう一人の人物に少し訝しげな目を向けた。「そちらの方は…」未だにリトと手を繋いだままの女性、その露出の多い派手な服装からとても学校の先生には見えない御門を晴子はじっと見つめる。御門は晴子に向かって笑顔を向けると、自己紹介をする。「リトくんが通っている彩南高校で養護教諭をしている御門涼子といいます。新田先生、よろしくお願いしますね」リトの手から手を離し、ぺこりと頭を下げる御門に晴子もつられて頭を下げる。その視線は御門の手に向けられる。…リトくんの学校の養護教諭…つまり保健室の先生ってことだよね?…さっきまでリトくんと手を繋いでたけど、どういう関係なのかしら…晴子はリトと御門の関係がただの先生と生徒ではないことを感じながらも、その場を離れて自分の買い物に戻ることにした。
晴子が買い物を済ませて商品を袋に詰めていると、御門がやってきた。「新田先生、今お買い物を済ませたところですか?」「御門先生…」どうやら御門も買い物を済ませたらしく、晴子と同じように自分の買った商品を袋に詰めていく。ばっちりと見せつけるように露出されている谷間、ぴったりとしてボディラインを強調するような服装、同性の自分でもむせそうになるほどの色香、晴子はそんな御門の姿をじっと見つめる。 「…どうかされましたか?新田先生。私のほうをじっと見ているようですけど…」晴子は御門とリトの関係について聞くのはどうかと思ったが、教師として真面目な彼女は素直に自分の疑問を彼女にぶつけることにした。「…御門先生、いきなりこんなこと聞くのは失礼かもしれませんが、先生はリトくんとはどういった関係なんですか…?」御門も晴子の第一印象としてかなり真面目な人間だろうとは思っていたが、どうやらその通りだったらしい。御門はくすくすと笑いながら晴子に言った。「新田先生、ここでは少し憚られるお話なので、私の家でしませんか?」「…わかりました…」どうやら自分の勘は当たっていたらしく、御門はリトと人には言えない関係にあるらしかった。が、晴子はここで最大の過ちを犯したことに気付いていなかった。
夕食を済ませたリトのケータイに御門から電話がかかって来た。「御門先生?どうしたの?こんな時間に」「うん…。ねえダーリン…。久しぶりに抱きに来てくれないかな?」ストレートに、かつ切なげな声でそう言う御門の誘いにリトも断りきれず、彼女の誘いを受けることにした。「わかったよ。御門先生の家に行けばいいんだよね?」「うん…。急にごめんなさいね…。でも嬉しいわ。じゃあ、待ってるから」御門は電話を切ると自分の寝室のベッドで寝息を立てている晴子に視線を移し、にやりと笑みを浮かべた。
「う…?ここは…」晴子は目を覚ますとこれまで何があったのかを思い出す。晴子は御門宅に上がり、御門から彼女とリトの関係を聞いた。「私と彼は確かに教師と生徒という関係ですが、同時に私は彼の恋人でもあるんです」御門の口から出たその言葉に半分わかってはいたものの、晴子は唖然とした。「そんな…教師と生徒が恋人関係だなんて、そんなのダメですよ!」つい声を荒げてしまう晴子に御門は至って冷静に対処する。「そうですか?お互いに惹かれてしまったんですから、仕方ないじゃないですか。もう私は彼以外考えられませんし、肉体関係も既に持っていますし…」肉体関係の話が出ると御門はうっとりとして嬉しそうな表情になる。どうやらリトに抱かれたときのことを思い出しているようだ。晴子はそれを聞いて顔を真っ赤にする。「に…肉体関係!?」「あら?付き合っていればセックスくらい当たり前でしょう?彼、見かけによらずすごいんですよ?」御門は慌てる晴子をにやにやしながら見つめている。「まあ、お茶でもどうぞ?」御門が晴子にお茶を勧めると晴子は少し心を落ちつけようとそれを口にした。が、そこからしばらくして視界が歪んだ。
…彼女に一杯喰わされたんだ…完全に意識が覚醒すると晴子は自分が後ろ手に縛られ、足首も縛られて体の自由が奪われていることに気付いた。「目が覚めましたね、新田先生。ここは私の寝室ですよ」御門が部屋のドアを開けて寝室に入ってくる。「御門先生…!これは一体どういうことなんですか!」晴子は怒気のこもった声で御門に食ってかかるが、御門は何食わぬ顔でさらりと言った。「だって、新田先生が私とダーリンの関係を認めてくださらないんですもの…。私たちが愛し合ってるところを直に見てもらえれば少しは考えを変えてくれるかなと思って…」 御門がそこまで言うとリトが寝室に入って来た。だが昼間の彼とは明らかに様子が違う。頬は上気して赤くなっており、なにより彼の下半身の股間部分が女の体を求めて膨らんでいた。「御門先生…あのお茶に何を入れてたの?」やや苦しそうな声でリトは御門に尋ねた。どうやら彼も晴子と同じで御門に一服盛られたらしい。「ダーリン、過労で倒れたときに私のあげた薬使わなかったでしょ?その薬でどうなるのか、ダーリンに知ってもらおうと思って…」リトは御門の言う薬がなんなのかすぐに理解した。美柑の世話をしている最中に自分が倒れた時にお静に持たせていた薬に他ならない。御門の薬、しかも精力剤のようなものとなればリトも警戒して飲めるはずがなかった。御門は快楽と自分の楽しみのためなら何をするかわからないところがある人物である。「さあ…ダーリン…。早く抱いて…」目の前に晴子がいるのにおねだりをする御門にリトは昂る本能を必死で抑えながら反論する。「ちょっと待って…。晴子先生がなんでここに…」「彼女、私がダーリンと付き合ってるのがインモラルでイケナイことだって言うのよ?だから私とダーリンがどんなに深く愛し合ってるか知ってもらおうと思って…」
そう言うと御門はリトのズボンを下ろして逞しいペニスを取り出し、そのまま口に咥えた。柔らかい唇にカリが刺激され、リトは精力剤の効果もあってあっさりと本能を剥き出しにする。御門の頭を掴むと、喉奥まで太く長いペニスを突き入れる。御門は一瞬驚いた表情を浮かべたが、すぐに彼のペニスを喉奥に受け入れた。晴子はその様子を食い入るように見つめ、心臓の鼓動を速くしていた。しばらく御門の喉の感触を堪能していたリトだったが、すぐに膣内に精を放ちたくなって御門の喉からペニスをずるりと引き抜く。ごほごほと咳き込む御門の服を掴み、剥ぎ取ると言う表現が正しいくらいの勢いで脱がせていく。丸裸にされた彼女の色気たっぷりの体にリトは襲いかかった。リトは御門を部屋の壁に手をつかせて立ちバックの体勢を取り、そのままペニスを勢いよく彼女の膣に突っ込んだ。「あっ…!!あああっ!!」御門が甲高い喘ぎ声を上げて快楽に身を堕とす。ぐちゅぐちゅと淫らに粘液をかき回す音が晴子の耳にもはっきりと届いている。ほ…本当に入っちゃった…。あんなに大きいのに…晴子は小学校で子どもたちに性教育を行うことがあるものの、初めて見る生のセックスに何とも言えない興奮を覚える。意識が御門とリトの禁断の性行為に向いているので気づいていなかったが、晴子の膣は二人のセックスに反応して愛液を滲みださせていた。「いい…っ…いい…ひよぉ、ダーリン…」御門の呂律が怪しくなり始め、リトのグラインドの勢いがますます激しいものになる。リトは御門の絶頂が近いことを感じ取り、彼女と繋がったままベッドの方に歩いていく。一度彼女からペニスを勢いよく引き抜き、そのまま彼女をベッドの上に仰向けに押し倒す。そしてそのまま正常位で深く、勢いよく挿入し、子宮を容赦なく抉っていく。「だ…ダーリンっ!もうらめ…出してぇ…」晴子の目の前で御門が中出しをおねだりし、リトはそれに応えて大量の精液を御門の子宮に注ぎ込んでいく。御門の膣、子宮、卵管、卵巣、全ての生殖器官が彼の中出しによって歓喜に打ち震えた。リトは御門に覆いかぶさったまま最後の一滴を出し切るまで繋がっていた。どくん…、どくんと次第にペニスの脈動が緩やかなものになり、御門は恍惚の表情で晴子の方を見た。「どうですか…?私たちの愛の印は…」晴子は初めて見たセックスの様子に圧倒されていた。
晴子は初めて見たセックスの様子に圧倒されていた。「まだ処女の新田先生…?」御門に突然そう言われ、晴子はびくっと体を震わせた。「な…なんでそれを…」御門はリトと繋がったまま晴子に続けた。「新田先生が眠っている間にちょっと調べさせてもらったんです。ちょっと指を入れてみたら、膜らしきものがありましたので…」リトが射精を終えて御門から離れると、そのまま御門は晴子に覆いかぶさった。「いやっ…放して…」「逃げなくてもいいじゃないですか…。一緒に気持ちいいことをしないかと言っているだけですよ…?」御門はそう言いながら晴子のスカートを捲り上げ、びしょ濡れになっている膣に指を這わせる。「あ…あぁ…だめ…だめぇ…」泣きそうな声で御門から逃れようとする晴子だが、いかんせん手足を縛られているので抵抗らしい抵抗もできない。「すごく濡れてますね…。ダーリンと私がセックスしてるのを見て興奮しました?小学校でやってる性教育よりずっと刺激的でしょう…?」御門は指を一本晴子の膣内に入れ、中から晴子の体を刺激していく。その瞬間晴子の愛液の分泌量が増し、晴子は快楽に身をよじらせていた。「新田先生もオナニーくらいはしますよね?いつもは指何本でしてるんですか?」耳元で囁く御門の声に晴子は羞恥で死んでしまいそうにだったが、快楽に負けてついその質問に答えてしまう。「に…二本…」する御門はにやりと笑って人差し指、中指だけでなく薬指も晴子の膣にねじ込んだ。「ひあんっ!!」「あらごめんなさい。今なら三本でもいけるかな~と思いまして…」御門は晴子の耳元でくすっと笑い、そのまま三本の指で晴子の膣内を刺激していく。もう片方の手は晴子の胸を刺激しており、御門の膣から流れ落ちたリトの精液が晴子の太ももに落ちる。「あ…あぁ…だめ…こんなのだめなの…ぉ…」だんだんと声に力が無くなっていく晴子。もう理性が消えてしまいそうだった。「だめじゃありませんよ。気持ちいいことは誰だって好きですし、新田先生も素直になればいいんですよ」御門がそこまで言うと、再びペニスを勃起させたリトが二人に迫った。晴子に覆いかぶさる御門の上からリトはさらに覆いかぶさり、御門の胸や膣に手を這わせてその感触を堪能していく。「あん…。ダーリンったらエッチなんだからぁ…」リトが自分にセックスを迫って来るのを楽しみながら、御門は晴子の体への愛撫を続ける。「私のダーリンのすごさ、新田先生も味わってみますか?」不意に耳元でそう囁かれ、晴子は体を強張らせた。
私も彼とセックスするってこと…?不安に襲われた晴子は御門から逃げようと暴れ出す。「い…いやっ…!だめぇ…」しかし御門はがっちりと晴子を捕まえ、晴子の唇を奪った。晴子は御門が口移しで自分の口に何かを放り込んだことに気付く。気づいた時には既に遅く、晴子はそれを飲みこんでしまった。「み…御門先生…。何を飲ませたんですか…?」「ちょっと素直になれる素敵なお薬ですわ♪」「な…何を言って…やんっ!!」晴子の胸を触っていた御門の手がクリトリスに伸び、そのまま皮をむいて内と外から晴子の性感帯を刺激する。「新田先生もダーリンのハーレムに加わったらいかがですか…?」「は…ハーレムって…」つまり御門とリトと自分、三人で付き合っていこうということだろうか。晴子がその疑問を口にすると御門は首を横に振った。「もうダーリンには私を含め12人もの女性がいるんです。新田先生も一緒に楽しみませんか?彼のハーレムでは本能が正義。ヤりたいときに思う存分セックスできますし、皆彼との関係を楽しんでますよ?」 それを聞いた晴子は驚いたが、すぐに御門が膣への刺激を再開したため思考が中断される。「あんっ…あは…ぁあ…」「艶めかしい声…。新田先生は性器がそのまま性感帯なんですね…」御門は楽しそうに晴子への刺激を続けるがリトが御門の中にペニスをねじ込むと御門の手が離れた。「あっ…!!ダーリンいきなり…」「いいじゃん御門先生…。晴子先生ばっかり相手にしてないで俺にも構ってよ…」先ほど中出しした精液が極上の潤滑油となり、御門は精液を膣壁に擦りこまれるような感覚に頭が真っ白になる。「ダ…ダーリン、気持ち良すぎておかしくなる…っ…!」「そう…?じゃあもう中に出そうかな…」リトはそう言うと新たな精液で御門の膣内を埋め尽くしていく。ドクドクというペニスの脈動に合わせて御門の体がビクビクと性の悦びに震えた。二度の膣内射精の快楽にぐったりしている御門を見ながら、晴子は次はきっと自分の番だと覚悟した。リトの手が晴子に向かって伸びる。来る…晴子がぎゅっと目を閉じると、リトは晴子の手を縛っている紐をほどいた。
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