「なー、ハルナ。アナルセックスってなんだ?」「え……!?」ナナの部屋を訪れていた春菜に、いきなりナナが突拍子もない質問をしてきた。(あ、アナルって……お、お尻でエッチすることよね……)カアァ……もちろん意味を知っている春菜は、たちまち顔が真っ赤になってしまう。「あたし、この間ネットで大人の恋愛について調べてたんだけどさー。そしたら、みんなその話してるんだ。それって、面白いのか?」「え、えっと……それは、その……」「それで、こんなの買ってみたんだ」ナナはそう言いながら懐から何やら緑色の液体状のものが入ったボトルを取り出した。ラベルにはこう書かれていた。『絶対安全! 貴女の快適アナル・セックス・ライフを保証する、愛のアナル・スライム』(ええっ!? こ、これって……)「一応買ってみたんだけどさー。説明の意味がよく分からないんだよなー。ハルナ、分かるか?」そう言ってナナは春菜にボトルの裏に書かれた説明を見せた。「あ、あ、あ、あの、その……」春菜は顔を真っ赤にしてうろたえていた。「なあ、ハルナ。アナルセックスって気持ちいいのか?」「な、なんで私に聞くのっ!?」「実はさっきモモに聞いたんだ。そしたら、『さぁ……。私は経験が無いですけど、春菜さんならやったことがあるんじゃないかしら』って言ってたから」「えぇっ!?」ますます顔を真っ赤にしてしまう春菜。「そ、そ、そんなの、や、やったことない……」「ふーん、ハルナでもやったことないのか。どんななんだ?」「そ、それは……」「なー、教えてくれよー! あたし、もっと大人になりたいんだ!」「え、えっと……その……」しどろもどろになった春菜は、ふーっと一度深呼吸して落ち着きを取り戻すと、少し冷や汗を垂らしながら、なんとか優しい表情を繕ってナナに語り始めた。「ナナちゃん。恋にはね、順番ってものがあるの」「順番?」「そう。まずはお付き合いして、デートとかして、だんだん相手のことを理解し合ってから、ちょっとずつ近付いて行って……それで、相手の男の人のことが本当に好きになってから、ナナちゃんが今言ってるみたいなこと、するんじゃないかな」「ふーん。そうなのか」「だからまだ、そういうのはナナちゃんにはちょっと早いと思うな。もっといっぱい素敵な恋をして、色んな楽しい思い出を作ってから、そういうことを勉強すればいいと思う」もう一度、春菜はにっこりナナに微笑み掛けた。「そっか……うん、分かった。ハルナがそう言うんならそうするよ」(ふぅ……)ようやく納得したようにニコッと笑ったナナを見て、春菜は胸を撫で下ろした。「じゃ、それはハルナにやるよ! だから、リトといっぱいアナルセックスしてからあたしに教えてくれ!」「えぇっ!?」「あたし、ハルナとリトのこと、結構応援してるんだぜ!」「え……えっと、応援してくれるのは嬉しいんだけど……」「ほら! 遠慮すんなって!」そんなこんなで、春菜は『愛のアナル・スライム』を押し付けられてしまった。「はぁ……」家に帰ってきた春菜はお風呂場で、浴槽に浸かりながら緑色のボトルを見つめてため息をついた。(お尻、エッチか……)噂には聞いたことがあるものの、まだリトとはした事がなかった。何気なくボトルを手にとって、裏面に書かれた説明を読んでみる。『初心者から上級者まで使える、愛のアナル・スライム!使い方ボトルの先端部の口をアヌスに当て、腹をギュッと握ります。特別に調整されたスライムが貴女の腸内の老廃物を溶かして清潔にし、腸の粘膜を保護してアナルセックスに最適の状態にしてくれます。媚薬の効果もあり美容にも良い、最高の一品です。さぁ、貴女も今日から、レッツ・アナルセックス!』「うーん……」じっと説明を読んで一声唸る春菜。(お尻って、気持ちいいのかな……)ふと、春菜の脳裏に自分がリトに肛門を弄られている場面が思い浮かんだ。『春菜ちゃんのお尻、可愛いよ』『ゆ、結城くん……』ぺろ……『あんっ』リトは春菜の尻穴に舌を当て、肛門の中に舌を入れて来た。『あっ……だめ……結城くん……そんなとこ……だめぇ……お尻なんて……ああぁ……』カアァ……(や、やだ……私ってば……)うっかり思い浮かべてしまった変態的な妄想に興奮し、赤くなった頬に手を当ててしまう春菜。(あ……)ジン……あまりお尻のことばかり考えるうち、春菜の尻穴が少し疼き出していた。(……)春菜はそのまましばらく俯いた後もう一度ボトルを見つめて、つい……(やって、みようかな……)誘惑に負けて、コクンと唾を飲み込んだ。浴槽から出た春菜は鏡の前にマットを置いてその上に4つんばいになり、安産型で豊かな量感溢れる、白く張りのある尻肉の上に右手を乗せた。中指を谷間の上から沿わせてゆっくりと尻の谷間を滑り降りるようになぞり、ツ……「ん……」とうとう自分の肛門を探り当てた。(これが私のお尻の穴……)チラリと鏡の方を見ると、肛門に指を当てている自分の姿が映し出されている。(やだ……)恥ずかしくて、少し顔を赤らめてしまう春菜。(ちょっとだけ……弄ってみようかな……)春菜は中指の先を少しだけ、肛門をさするようにクリクリと動かしてみた。「ん……」ピクン。少しだけ、春菜の背中が仰け反る。(なんか……変な感じ……)膣やクリトリスを弄る時とは少し違う、むず痒いような感触が春菜の肛門から広がって来る。「ん……ん……」初めて自分の肛門を弄る不思議な感覚に春菜は少し顔を赤らめながら、時折ピクッ、ピクッと背中を軽く仰け反らせる。なにげなく後ろを振り返ると、尻穴を弄り回している自分の姿が目に入った。(あ……)ゾク……春菜の背筋が少し震えた。鏡に映った、卑しい尻穴に指を当てて快楽を貪ろうとしている恥ずかしい自分の姿。(私……お尻で、こんな恥ずかしいこと、しちゃってる……)そう思うと、ゾク……ゾク……(あっ……)さらに春菜の背筋が震え、尻穴がジンジン疼き始める。春菜の尻穴と背筋が、理性に禁断の欲求を訴えかけて来る。『モット、ホジクッテミタイ』(え……!? 私……)カアァ……そのイケナイ欲望を自覚してしまい、頬をほんのりと赤く染めてしまう春菜。だんだん恥ずかしくなって腰が落ち着かなくなり、太ももをモジモジ擦り合わせるうち、(あ……!)鏡に映った秘所から白い液体がツツリと太ももを伝って垂れ落ちていた。(わ、私……そんなの……ウソ……)目の前の鏡は冷徹に、春菜の秘められた恥ずかしい欲望を曝け出し続けていた。「はぁ……はぁ……」自分自身の肛門自慰の変態的な光景に被虐心をくすぐられ、すっかり興奮してしまった春菜は、唇の端から垂れ落ちそうになっている涎を慌ててコクリと飲み込んだ。(や、やだ……私ってば……)ふと周りを見ると、風呂場のラックの上に以前リトとプレイした時に使ったローションのボトルが置かれていた。(あれ、付けてみたら……入るかな……)コクリ。緊張感と期待感のあまりもう一度唾を飲み込むと、春菜は震える手でローションのボトルを手に取り、ぬるりと滑りのよいローションを中指の先に塗り付けた。「はぁ……はぁ……」禁断の期待感に頬を赤く染め、おそるおそる手を尻の上から肛門へと近付ける。そして、ピト。「んっ!」もう一度中指の腹をさっきより敏感になった肛門に当て、ローションに塗れた指で肛門をマッサージするように揉み解す。クイ、クイ……「ん……んん……」敏感な肛門の入り口の肉をぬるりと塗れた指先でなぞり、徐々に快感を覚え始める春菜。「あ……あっ……」肛門を弄り続ける春菜の声が、少しずつ甘ったるく熱を帯びたものに変わり始める。円を描いて動いていた春菜の中指が次第に肛門の中心近くへと集中し、中指を尻穴に押し付ける力も徐々に強くなっていく。そしてついに、つぷ……「んっ……」中指が第一関節まで肛門に埋没してしまう。思わず鏡を見て確認してしまう春菜。(わ、私の指……お尻に、入っちゃってる……)カアァ……恥ずかしくなって顔がますます赤くなり、太ももをモジモジ擦り合わせてしまう。少し不安を覚えながら、春菜は緊張を解すように尻穴に挿入した中指の先をゆっくりと回し、肛門マッサージを始めた。クイ、クイ……「ん……ふ……」マッサージし続けるうちに少しずつ柔らかくなってくる春菜の肛門に、徐々に、徐々に、春菜の中指が深く埋まって行く。(私の指、どんどんお尻に入っちゃってる……)尻穴に感じる、細い自分の指が挿入されていくなんとも言えない違和感。まるで、そこに秘められた自らの恥辱に満ちた欲望を掘り起こそうとするような行為に、春菜は自虐的な興奮を覚え、息を荒げて腰を震わせていた。「はぁ……はぁ……」ぬぷ……ぬぷ……4つんばいの姿勢を支えていた左手の力が抜け、腰を上げたままマットに突っ伏してしまう春菜。時折乾いてしまう指に再びローションを塗り付けながら、ゆっくりと指を尻穴に出し入れしたり、くいくい回して肛門を解したりして、自らの肛門を快楽を得るのに相応しい状態へと開発していく。「あ……ふ……ん……」入り口の肛門の肉を弄るとムズムズした疼きが広がって肛門をほじりたくなり、中に入れると少し切ない異物感に腰が震える。指を肛門から引き抜くと、「んっ……!」異物を排出する生理的快感が尻穴に広がり、なんとも言えない心地良さに背中をピクリと仰け反らせてしまう。そして、何よりも……(あ……だめ……私……こんな……お尻で、感じるなんて……)本来、排泄のために使う場所で恥ずかしい自慰行為をしている……その背徳感が春菜の肛門から受ける微妙な感触を甘美な快楽へと変え、春菜の被虐的な嗜好を目覚めさせていた。「はぁ……あぁ……ん……んあっ……」ぬぷ……ぬぷ……尻穴に中指を突き入れるたび、ゾクリ……と背筋を震えが駆け抜ける。(だめ……こんな、恥ずかしいこと……私……だめぇ……)クラスでは委員長を勤め、高い知性と高潔な人格に信頼を寄せられている春菜。そんな春菜自身の潔癖な人格が、尻穴で快楽を貪って自らを貶める屈辱的な行為を恥じらい、それが背筋をゾクリと震わせる官能の恥辱となって春菜の興奮を昂らせて行く。つぷ、つぷ、つぷ……徐々に尻穴が解れて指を出し入れすることに慣れて来た春菜の尻穴には、もう指が根本まで埋まってしまっていた。「あ……はぁん……んんっ……だめぇ……そんな……あはぁっ……あっ……あっ……あっ……!」言葉とは裏腹に春菜の指は、自らの肛門から生み出される淫らな欲望を忠実に叶えるべく、ローションで濡れそぼった尻穴の中でクイ、クイと回り、出し入れを繰り返す。もはや春菜の尻穴は第二の膣穴と化し、指は肛膣を淫らに貪る陰茎となっていた。「あぁ……だめぇ……お尻……だめなのっ……あはぁっ……」ちゅぷ、ちゅぷ……くい、くい……自らの尻穴でもっと快楽を得ようと、指を尻穴の中でクイクイ回したり、クイッと折り曲げたりして、あちこちに触れて尻穴に隠された快楽スポットを探り始める春菜。しばらく弄り回しているうちに、春菜は尻穴で快感を覚える場所を見つけ出していた。肉壁を隔てた、秘所の裏側。尻穴の中でクイと指を折り曲げ、春菜はそこを少し強めにこすってみた。「あはぁっ!?」ビクンッ!背中を仰け反らせる春菜。(ここ……いい……!)味をしめた春菜は、その場所を重点的にこすり始めた。「あっ……あっ……あぁっ……あんっ……」もはや尻穴から与えられる快楽を堪え切れなくなり、甘ったるい嬌声を上げ始める春菜。いつしか春菜の左手も尻穴を弄り続ける右手の動きに合わせ、クリトリスを弄って自慰行為を始めていた。「はっ……あっ……結城くんっ……!」口をだらしなく開いてリトの名を呼び、紅潮した額と頬から快楽の汗をとめどなく流す春菜。その脳裏には、自らの尻穴に逞しい肉体でペニスを突き込むリトの姿があった。『春菜ちゃん、大好きだよ……』「あっ……結城くん……結城くん……結城くん……!」ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ……さらに右手の動きが激しくなり、乳房をマットに擦り合わせて快感を貪る春菜。そして……「はあっ……結城くん……結城く……んっ!」ピクンッ!春菜の頭が軽く仰け反り、真っ赤に染まった顔で唇をギュッと噛み締める。春菜はとうとう、初めてのアナルオナニーで絶頂を迎えてしまった。「はぁ……はぁ……はぁ……」絶頂の余韻に浸り、尻穴に指を入れたままマットに突っ伏してダランとしてしまう春菜。(私、お尻で一人エッチ、しちゃった……)カアァ……再び、顔を赤く染めてしまう春菜。(こんなに、お尻で感じちゃうなんて……)春菜は自分で自分の感覚が信じられず、呆然としてしまう。鏡を見ると、自分の中指が尻穴に根本まで突き刺さっている。(やだ……)恥ずかしくなってポッと頬を赤く染め、ゆっくりと尻穴から指を引き抜く。ちゅぷ……「んっ……」また、肛門からじわりと軽い生理的快感が広がって来る。(あ……)指をずっと挿入されていた肛門は軽く口を開き、春菜の呼吸に合わせてヒクヒクと蠢いていた。「ん……」少し肛門に力を入れてみると、キュッと肛門が窄まって穴が閉じる。「……」しばらく自分の肛門をじっと見つめて、初めてのアナルオナニーの感触を反芻する春菜。(お尻って……こんなに、良かったんだ……)ポッと頬を赤らめてしまい、もう一度中指ですっかり柔らかくなって感度の高められた肛門に触れてみる。「んっ……」再び尻穴に意識が集中し、入り口がウズウズ疼き出してしまう。そんなことをするうちに、さらなる好奇心が春菜の中に生まれていた。(も……もうちょっと、してみようかな……)そう思って、今度は人差し指と中指の2本を合わせてローションをたっぷり塗り付け、それを肛門にピタリと当てた。(2本、入るかな……)ドキドキしながらグッと指に力を込める。と、その時。「たっだいまー」玄関先から明るい声が響いてきた。(お、お姉ちゃんっ!?)姉の声に驚き、慌てて指を尻から離す春菜。「あれー、春菜。お風呂ー?」「う、うん……」返事をしたものの……(だ、だめっ!)辺りには、さきほどまでのアナルオナニーで使ったローションや、ナナからもらったスライムのボトルが置いてある。春菜がうろたえる内に、秋穂が脱衣所まで入って来た。「じゃ、一緒に入るねー」有無を言わさず服を脱ぎ出す秋穂。(は、はやく隠さなくちゃ……)春菜はあわててマットにざっとお湯をかけてローションを洗い流し、スライムボトルをラックの下に隠すと、ザブンと湯船に飛び込んだ。カラカラカラ……浴室の扉が開き、姉が入って来た。「あれー、春菜。顔が赤いけど。のぼせちゃうよ?」「え……? あ、う、うん。だ、大丈夫だよ、お姉ちゃん」なんとか繕って誤魔化そうとする春菜。しかし、さきほどのアナルオナニーの余韻が残った春菜の尻穴はジクジクと疼き、春菜は腰をソワソワと浴槽の中で動かしていた。(だ……だめ……こんな時に……)そんな春菜に、秋穂が体を洗いながら声をかけてきた。「ねー、春菜。最近、結城くんとはどう?」「え……う、うん。まあまあだよ」「ふーん。エッチがマンネリになったりしてない?」「えっ……」ザッ、と洗面器でお湯をかぶる秋穂。「ふぅ……。ま、よくある話なんだけどね。最初は好き好き好きーってイチャイチャするんだけど、しばらくしたら飽きちゃって、他の女に走ったりするとかね」「他の、女の人に……」ララ、唯、ルン、里紗。春菜の脳裏にリトを取り巻く美女達の顔が思い浮かび、顔が青ざめてしまう。「ああぁ……」秋穂はそんな春菜にクスッと笑いかけた。「だから、ね。結城くんが飽きてるみたいだったら、なんか刺激的なことしてみるのもいいかもね」「刺激的な、こと……?」「例えば、SMごっことか」「えっ!?」「それとか、最近流行ってるアナルセックスしてみるとか」「ええぇっ!?」ジャバッ!!春菜は顔を真っ赤に染めて、思わず両手の拳を浴槽の中でギュッと握りしめた。「お、お、お尻でなんて……そ、そ、そんなの、出来るわけ……!」「あはは。冗談、冗談」「え……」秋穂は何事もなかったように鏡を向いて、再び洗面器のお湯を被った。「ふー。いいお湯だねー」秋穂は浴槽の中、春菜の隣に座った。さきほどの自慰行為……そして、さっきの会話が頭に残る春菜は、まだ顔を赤く染めていた。(お尻で、エッチなんて……そんなの……そんなのって……)オナニーですらあれほど感じてしまったのだから、もしリトにしてもらえば……(気持ち、いいのかな……)カアァ……脳裏にその光景を思い浮かべ、また顔を赤くしてしまう春菜。「ん? どうしたの、春菜。さっきからちょっと変だよ?」「え……あ……」そう言われて顔を赤く染めたままちょっと口ごもった後、春菜はおずおずと秋穂に尋ねてみる。「あ……あのね、お姉ちゃん……」「ん? 何?」「お、おし……」カアァ……そこまで言いかけて春菜の顔が真っ赤になってしまい、普通の会話に逃げてしまう。「お、おしごと、最近どう?」「んー。普通だけど」「そ、そう……だよね」またしばらく、沈黙が訪れた。そして、もう一度……「えっと……お、お姉ちゃん……お、おし……」「なあに?」ニッコリ春菜に笑いかける秋穂。「お……おしばい、好きなんだっけ?」「え? まあそこそこ。なんか面白いのやってるの?」「え……あ、良く知らない……」「へ?」またそこで会話が中断してしまう。(やっぱり、そんなこと、聞けない……)春菜はまだ顔を赤らめて、モジモジと腰を動かしていた。その様子を見てピンと来た秋穂が、クスッと笑いながら声を掛けた。「もしかして春菜、お尻に興味あるの?」「えぇっ!?」カアァ……図星を刺された春菜の顔がタコのように真っ赤になってしまう。「そ、そ、そんなの……」秋穂はまた、クスリと余裕の笑みを浮かべた。「まあ最近流行ってるからねー。でも、私も経験はないんだけどね」「そ、そうなんだ……」ホッと胸をなで下ろす春菜。「でも、反対なら経験あるかな」「え……反対って?」「男の子のお尻を犯す方」「えぇっ!?」春菜は驚きのあまり目を見開いた。「最近多いんだよねー、そういう男の子。男の娘って言うんだって。女装して、女の子にペニスバンドで犯されるのが好きなんだって」ニコニコ笑いながら衝撃の告白をする秋穂。「そ、それで、どうだったの……?」「んー。結構楽しかったよー。その子ってば、目をトロンとさせて、『また犯して下さい、お姉様……』なんつって。マジで、女の子より可愛かったよね」「へえぇ……」姉の経験の豊富さに呆然となり、春菜は感嘆の声を上げてしまう。秋穂はザバッと浴槽の中で立ち上がり、ニッコリ春菜に微笑みかけた。「でもね、春菜。お尻ってのはね、すごく繊細な所なんだから。下手にすると怪我したり、病気になっちゃったりするし。だからエッチしたりするときは必ず、ゴム付けたりローション塗ったりして用心するのよ」「お姉ちゃん……」「じゃ、頑張ってね」ちょっと不安げに顔を赤らめた春菜を置いて、秋穂は浴室を後にした。◇ ◇ ◇ ◇ ◇それから数日後の放課後。春菜はいつも通り、姉と一緒に住むマンションにリトを呼び、情事に耽っていた。「んっ……あっ……結城くんっ……んっ……」「はっ……春菜ちゃんっ……!」ドピュッ! ドピュッ!快楽に蕩けた表情で、春菜の膣奥に精を放つリト。そして、射精を終えてふーっと一息つき、チラリと春菜の顔を見つめた。しかし春菜は、「ふぅ……」なんだか物足りなそうな顔をして、視線を下に向けながらため息を吐いた。その表情を見てリトは少し不安になってしまった。「あれ? 春菜ちゃん、気持ち良くなかった?」「えっ!?」そう言われた春菜は驚いたようにビクッと反応し、慌ててリトに視線を戻して冷や汗を流しながら言い訳を始める。「あ、そ、そんなことないよ。すごく、気持ち良かった」「そう? それなら良いんだけど……」なんとなく釈然としなかったが、リトは春菜に向かってニッコリ笑って声をかけた。「さ、お風呂場に行って体流そうか」「じゃ、流して上げるね」「うん……」春菜は4つんばいになって腰を高く上げ、リトに尻を向けた。リトはシャワーのノズルを手に取り、ハンドルを回して湯温を確かめると、お湯を春菜の秘所に当てて汚れを流し始めた。と、見せかけて……「あ……結城くん……」リトはシャワーを春菜の秘所に当てながらクリトリスに指先で触れ、ころころと転がし始めた。「あ……あっ……あぁ……」「春菜ちゃん。せっかく洗ったのに、また濡れて来ちゃったよ」「やだ……だめ……結城くん……あは……」何度もセックスするうちに春菜の被虐嗜好をなんとなく理解してきていたリトは、淫らな言葉を投げかけながら春菜を攻め立てる。「こっちも触って欲しい? 春菜ちゃん」そう言いながらシャワーを止めて両手の中指をクリトリスに当て、スス……と指先を両側の秘肉沿いに滑らせる。「あ……はぁ……だめ……そんなとこ……」春菜の興奮が高められ、腰がぷるぷる震え始める。何度もリトが秘肉の周りを指でなぞるうち、膣から染み出してきた愛液がリトの指先に付き、つるりとリトの指が滑ってしまう。そして、「ひあっ!?」うっかりリトが春菜の肛門に指で触れた途端、春菜の背中がビクンッ! と大きく仰け反った。少し驚いて春菜に謝るリト。「あ……ごめん、春菜ちゃん。変なとこ触っちゃって。大丈夫?」「はぁ……あぁ……」春菜はまだ息を荒げていたが、ようやくぷるぷる震える体を押さえて返事した。「う……うん……。だ、大丈夫……」その言葉とは裏腹に、春菜の心は淫らな歓喜に乱れ切っていた。(やっと……結城くんにお尻の穴、触ってもらえた……)初めてアナルオナニーした日から快感に取り憑かれ、毎日アナルオナニーする習慣がついてしまった春菜。ローションを塗って指先で弄り続けた肛門はすっかり敏感になり、クリトリスにも劣らない性感帯へと変化してしまっていた。(もっと……してくれないかな……)密かな期待を抱いて肛門をひくつかせ、リトの次の攻めを待ち受ける春菜。しかし、そんなことは知らないリトは、あっけらかんとした声で言った。「じゃ、一緒にお風呂入ろうか」「え……」春菜はちょっと落胆したものの、なんとか笑顔を繕って言葉を返した。「う、うん……」リトの指の感触が残る春菜の尻穴は、まだジンジンと疼き続けていた。2人が浴槽に並んで浸かったとき、リトが言った。「春菜ちゃん。もしかして、まだ物足りない?」「え……」春菜の表情から秘められた欲望を読み取っていたリトは、ニッコリ笑って続けた。「じゃ、お風呂の中でしてみる?」「え……あっ」リトは春菜の体を持ち上げ、自分のペニスの上に春菜の尻を持って来た。そして、ツン……「んっ!?」リトのペニスの先端が春菜の肛門に触れ、春菜は思わず体を仰け反らせてしまう。しかし、リトは……「あ、ごめん。また変なとこに当たっちゃったね」「え……」そう告げると手でペニスの位置を調整し、春菜の膣にペニスを挿入する。「ん……」リトのペニスを受け入れることに慣れた春菜の膣は、易々とそれを飲み込んで行く。そしてペニスが全部挿入された、のだが……春菜はまだ残念そうな顔をしていた。(そっちじゃ、ないのに……)「ふぅ……」また軽くため息をついてしまう春菜。その様子を見たリトはまた勘違いしてしまう。「あれ……? ごめん、いやだった? 春菜ちゃん」「え……あ、そ、そんなことない、けど……」春菜が慌てて言い訳しようとするが、リトは、「じゃ、今日は止めとくね」そう言って春菜の体を持ち上げ、ペニスを引き抜いた。「……」「……」どことなくぎこちない空気が流れたまま、浴槽の中で2人は黙り込んでいた。「あ……あの……」急に春菜が話し始めた。「わ、私……この間、ナナちゃんのお部屋に遊びに行ったんだけど……」「ナナの部屋に? なんか面白いものでもあった?」「え!? あ、べ、別に……」「ふーん」そこで会話が終わってしまう。(い、言えない……あ、あんなものもらったなんて……)言い出そうにも言い出せない春菜は、浴槽の中でもじもじと太ももを擦り合わせていた。と、その時。「あれ? なにこれ」リトはラックの上に置いてあった緑色のボトルを手に取った。(あっ……!)「『愛のアナル・スライム』……?」それは、春菜が昨夜アナルオナニーした時に見ていたボトルだった。(私、こんなとこに出しっ放しにして……)カアァ……恥ずかしさのあまり、春菜の頬が真っ赤に染まってしまう。「ご……ごめんなさい! こ、これ、ナナちゃんからもらったんだけど……」「な、ナナがこんなのを?」「え、えっと……大人になりたいから買ってみたけど使えないから、私にって……」「そ、そうだったんだ……」少し冷や汗を掻きながら、リトが春菜に言った。「あー、びっくりした。オレ、てっきり春菜ちゃんがお尻エッチに興味があるのかと思っちゃったよ」「えぇっ!?」図星を刺された春菜の顔が、また真っ赤っかになってしまう。「そ……そんなの……そんなの……」慌てて浴槽の中で手をジャバジャバ振って否定しようとする春菜。リトはニッコリ微笑みながら言った。「冗談だよ。春菜ちゃんみたいな娘が、そんなのに興味があるわけないよね」「え……」途端に春菜の動きがピタリと止まって顔が残念そうな表情に変わり、一瞬沈黙が訪れる。「あれ……?」鈍いリトもようやく気が付いた。(もしかして……)リトはさきほど、春菜の肛門に軽く触れてしまった時の反応を思い出しながら言った。「春菜ちゃん、本当にお尻エッチに興味あるの?」「あ……」また春菜の顔がほんのりと朱色に染まる。しかし、今度は春菜は否定しようとはしなかった。(試しに……)リトは春菜の尻に手を回し、指をスルリと谷間沿いに滑らせてみた。「ひゃ……」指が肛門の上を滑った途端に春菜が軽い嬌声を上げ、背筋がピクリと仰け反る。(春菜ちゃん……マジで、お尻で感じるんだ……)ドクン、ドクン、ドクン……春菜の秘められた性癖を知ったリトは、コクリと唾を飲み込んでから告げた。「え、えっと……。じゃ、じゃあ、ちょっとだけ、試してみようか……」リトに促されるまま、春菜はもう一度マットの上に4つんばいになり、リトに尻を向けた。(バレちゃった……私が、お尻で感じちゃうの……)カアァ……自らの変態的な性癖を知られてしまった恥ずかしさで、春菜はまた顔を紅潮させていた。一方リトは、少しずつ荒くなって来た呼吸に合わせてぷるんと震える、豊満で白く柔らかな春菜の尻の双丘の間で、期待に震えて緩やかに収縮を繰り返すピンク色の莟を見続けていた。(ど、どうするんだろ……)さすがに女性の肛門を愛撫した経験はなかったリトは、少しとまどった声で告げた。「え……えっと、触っても、いいかな……」「う、うん……。あ、そ、そこのローションを塗ってからにしてくれるかな……」「う、うん……」春菜に言われるまま中指にローションを塗り付け、手を春菜の肛門に近付けるリト。そして、ピト。「あっ……」リトの指先が肛門に触れ、春菜は軽い嬌声を上げる。(ゆ……結城くんが……私のお尻の穴、触ってる……!)リトはそのまま、春菜の肛門を指先でマッサージするように揉み解す。「あ……あぁ……あはあっ……んっ……んんっ……」待ち焦がれていたリトの指による愛撫を受けて、春菜が歓喜の嬌声を上げて背中を仰け反らせる。そして、リトも……(春菜ちゃんのお尻、すっげえ柔らかい……!)数日間、毎日指でマッサージして解されていた春菜の肛門はすっかり柔軟になり、やすやすとリトの指を受け入れられるようになっていた。「あ……あぁっ……あん……結城くん……」(す、すげえ……)リトはもう一度中指にローションを塗り付けると、つぷ……「んふっ!」指を春菜の肛門にゆっくり突き入れた。ぬ、ぬ、ぬ……「あん……んんっ……結城……くんっ……!」初めて愛するリトの指を尻穴で受け入れる、背徳感、異物感、そして愛情が入り交じった複雑な感覚が尻穴から広がり、春菜はしなやかな上半身をくねらせて身悶える。そして……ぺた。リトの手のひらが春菜の柔らかな尻肉に当たる。リトの中指は、春菜の尻穴に根本まで埋まり切っていた。(これって……もしかして……)自分の推理を裏付けるべく、リトは春菜の尻の中でクリっと指を半回転させ、「あんっ!」指を肛門に入れたまま、春菜の耳元に顔を寄せた。「春菜ちゃん、もしかして、お尻で一人エッチしてた?」「……!」カアァ……無言のまま、頬を赤く染めてしまう春菜。「そっか……」リトは、急にニッコリ笑って言った。「春菜ちゃんって、お尻っ娘だったんだ」「えぇっ!?」リトは春菜の尻穴に挿入していた指を、急にクイっと引き抜いた。「あひっ!?」ビクンッ!大きく背中を仰け反らせてしまう春菜。ジン……「あ……あはぁ……」尻穴から下腹部に異物を排出した生理的快感が広がって行き、春菜は少し口を開いて涎を垂らし、すっかり紅潮しきった顔で恍惚の表情を浮かべた。「ほら。オレ、春菜ちゃんのこんな気持ちよさそうな顔、初めて見たよ」「う……うそ……」まだなんとか抵抗しようとしている春菜に、リトが幸せな笑みを浮かべて言った。「いいんだよ、春菜ちゃん。オレ、お尻っ娘の春菜ちゃん、大好きだから」「えっ……」「ね、キスしよ。春菜ちゃん」そう言ってリトは、春菜の白く柔らかな尻肉を両手でグイッと押し広げ、ちゅ……「んっ!?」春菜の肛門に優しく口付けた。「あ、あは……」ちゅぱ……ちゅぱ……唇を肛門に押し付けて舌を中に差し入れ、春菜の肛門を味わい尽くすように中で舌を上下左右に動かして舐め回すリト。(あぁ……私、結城くんとお尻でキスしてる……)「あ……あん……結城くん……」ぶる……っ。感極まった春菜が心地良さげに身を震わせる。全神経がリトとのキスの感触を味わう尻穴へと集中し、春菜はまるで肛門が自分の唇であるかのように感じ始めていた。さらにリトとのキスを楽しもうと自らの両手で尻たぶをグイッと広げ、リトの舌をもっと奥深く挿入してもらおうとリトの唇に肛門を押し付ける。「あはぁ……」紅潮しきって汗まみれになった顔で瞳をトロリと蕩けさせ、春菜はリトのキスによって自らの卑しい場所が、リトと愛を交わすための幸せな器官に変化していく甘美な快楽を受け止めていた。ちゅぱ……リトの唇が春菜の肛門から離れた。リトは相変わらず幸せそうに微笑んで、春菜に言った。「じゃ、そろそろ入れてみてもいいかな」「あ……」ゾクリ。リトの言葉を聞いて、春菜の尻穴から背筋に期待と不安の入り交じった感覚が走り、ピクリと体を震わせる。しかし春菜は、「ちょ……ちょっと待ってくれるかな、結城くん」はやるリトを抑えるように言った。「そのままおちんちんお尻に入れたら、病気になっちゃうかもしれないから、ダメなんだって」「へ? そ、そうなんだ……。じゃ、ゴムとか付けた方がいい?」「えっとね、そうじゃなくて……」春菜は一度言葉を切って、ラックの上に置いてあったナナからもらったボトルを見つめた。「あれ、使ったら大丈夫なんだって」「あれって……ナナからもらった奴? 大丈夫?」「分からないけど……出来たら、そのままの結城くんを、感じたいから……」「春菜ちゃん……」春菜の望みを叶えるため、リトはラックの上に置いてあったボトルを手に取った。「じゃ、入れてみるね」つぷ。「んっ!」リトはボトルのキャップを開けて、細い口を春菜の肛門に突き刺した。「ん、しょっ……と」リトがボトルの腹を握りしめると、中に入っていたスライムが春菜の腸内へと注入されていく。にゅるるる……「ん……はぁ……」スライムが春菜の直腸の下部を埋め尽くし、次第に腸の奥へと流れ込んで行く。「んんっ……!」まるで浣腸されるような切ない違和感が春菜の下腹部に染み渡る。「あ……熱い……」スライムの粘液で腸内の老廃物を融かされている春菜の腹が熱を帯び始め、春菜は少し苦しげにお腹を抑えていた。「だ、大丈夫? 春菜ちゃん」「も、もう少しで、収まるはずだから……」春菜の言葉通り、腸内を清潔にし終えたスライムが役目を終え、次第に春菜の腸壁に順応していく。「あ……」はぁ……春菜は気持ち良さそうに、長いため息を吐き出した。春菜が落ち着くまでしばらく待ってからリトが言った。「もうそろそろ、いいかな?」そして、そっと春菜の肛門に指で触れてみる。すると、「んっ!!」ピクンッ! 春菜が大きく背中を仰け反らせる。そして、トロ……「え……!?」春菜の肛門から、まるで愛液のような白っぽい汁が垂れ落ちていた。「は、春菜ちゃんのお尻、エッチ汁が出てるよ」「えっ!?」カアァ……恥ずかしさのあまり頬を赤く染めてしまう春菜。汁は、スライムが春菜の老廃物を融かして人体に無害な物質に変えて出来た、愛液に似たぬめりのよいエキスだった。(すげえ……春菜ちゃんのお尻、まるでアソコみたい……)淫靡に変化を遂げてしまった春菜の肛門を見て、リトはゴクリと唾を飲み込んだ。「じゃ、入れてみるね」ピト。「んっ!」リトにペニスの先端を肛門に押し当てられ、春菜はピクリと背中を仰け反らせる。(わ……私……結城くんに、おちんちんをお尻に、入れられちゃうんだ……)ゾクリ……背徳の期待感と不安感が、春菜の背筋を駆け抜ける。リトは春菜の肛門に押し当てたペニスを少し回し、肛門を解すように刺激してみた。「あっ……あっ……!」自らの指で何度も肛門の性感を開発していた春菜は、それだけで嬌声を上げてしまう。「行くよ、春菜ちゃん……」ぐ……「あ……ああ……」リトがペニスを春菜の肛門に押し付けると、解された菊門が少しずつ押し開かれて行く。(あぁ……私のお尻……結城くんのおちんちんで、広がっちゃう……!)しかし……(ううっ……キツい……)指を挿入してはいたものの、まだ開発が不十分な春菜の肛門は、リトのペニスを簡単に受入れられるほどには柔らかくなっていなかった。「くっ……」苦しげな声を上げるリト。(入りにくいのかな、結城くんのおちんちん……)その時春菜は、ここ数日ネットで検索したアナルセックスに関する情報を思い出していた。『お尻に彼のモノが入りにくい時は、逆に出しちゃうツモリで力んでみること!』(やってみようかな……)「んっ……」聞いた通り、排泄の時のようにグッと尻でリキんでみる。すると、春菜の肛門が少し開き、ズッ……「あひっ!?」リトのペニスの先端部が吸い込まれるように春菜の尻穴へと挿入されていた。「あ……は……あ……」本来排泄するための行動をして、逆に異物を挿入されてしまった春菜の肛門。ツン……(あぁ……だめ……出しちゃいたい……!)リトのペニスで大きく広げられた肛門から絶え間なく排泄の欲求が突き上げて来て、それを堪えようと春菜が苦悶の表情を浮かべる。「あぁっ……あはっ……はぁっ……はぁっ……」(だ……だめぇ……もうっ……我慢、出来ない……!)その強烈な焦燥感に耐えかねて、思わず前に這ってリトのペニスを押し出そうとしてしまう春菜。しかし、リトはグッと春菜の腰を掴み、逃げ出そうとする春菜を抑え込んだ。「ゆ……結城、くん……?」必死の表情を浮かべて、春菜が振り返ってリトの顔を見てみると……「はぁ……はぁ……はぁ……」リトは少し息を荒げ、ペニスの形に丸く広げられた春菜の肛門を見つめていた。(すげえ……春菜ちゃんの、お尻……)まだ開発され切っていない狭い春菜の尻穴の強烈な締め付けは膣の比でなく、それでいてスライムが分泌する春菜の尻愛液に濡れた腸壁はぬめぬめと膣のような感触を与える。透き通るように白く、陶器のように艶やかで、乳房のように柔らかですべすべした春菜の尻肉は、力を込めた指を心地良く押し返し、手の平にぴたりと吸い付いていつまでも揉んでいたくなる。そんな春菜の尻穴の内部を自らのペニスで掘り起こし、春菜の変態的なアナル・セックス嗜好を目覚めさせて開発している……。その行為に、リトは身が震えるような征服感と生理的快感を覚えていた。しかも……(春菜ちゃん……オレのアレお尻に入れられて、こんなに苦しそうにしてる……)清楚な面持ちと高潔な人格を兼ね備えた春菜が、淫猥な肛門で自分のペニスを咥え込み、顔を赤らめて目に涙を浮かべながら悶え苦しむ姿は、聖人君子のリトですら嗜虐心を掻き立てられるものがあった。(オレ、もっと……春菜ちゃん、イジメたい……)その衝動に囚われたリトは、ぐ……「あっ……!」柔らかな尻肉を両手で押し広げ、さらに春菜の尻穴に奥深くまでペニスを挿入し始めた。めり、めり、めり……「あっ……あっ……あはあっ……! ゆ、結城くんっ……!」抵抗して悶え苦しむ春菜をさらに犯し尽くすように、リトのペニスが春菜の尻の莟を花開かせて押し広げ、奥へと掘り進んで行く。「あぁ……だめ……お尻……お尻……だめぇ……あはぁっ……!」尻穴の奥深くに隠された自分の恥ずかしい願望がリトのペニスに掘り起こされ、リトに変態的な性癖を全て知られてしまう屈辱感……肛門を押し広げられ、無理矢理ペニスを尻穴の奥まで挿入されることによる強烈な排泄の欲求……それが春菜の尻穴の中でどんどん増幅し、背筋をゾクゾク震わせて脳髄を痺れさせて行く。「こんなの……こんなの、だめぇ……あっ……あぁ……」春菜は頭を振り乱して真っ赤な顔で涙を流し、必死で抵抗しようと身をくねらせる。そんな春菜に、リトが息を荒げて興奮しきった声で囁いた。「今の春菜ちゃん、すっごく可愛いよ……」「えっ……」「オレ春菜ちゃんのこと、ますます好きになった……」「……!」(結城くん……お尻におちんちん入れられてる私見て、喜んでる……!)リトの嗜好を理解した春菜は、(が、我慢しなきゃ……)抵抗するのを止め、顔を赤らめて汗をタラタラ流しながら、ぎゅっと拳を握りしめて尻穴から広がる屈辱的な焦燥感を堪えようと体をぷるぷる震わせる。(あぁ……でも……やっぱり……だめ……!)「ん……んんっ……」「春菜ちゃん、大好きだよ……」リトはそう言いながら、グッ! と強く腰を押し、めり……「あっ……!」春菜が大きく口を開いて背中を仰け反らせる。(入っちゃった……結城くんのおちんちん……お尻に、全部……!)春菜の背筋に奇妙な達成感とゾクゾクした倒錯の震えが駆け抜ける。リトのペニスは、とうとう春菜の尻穴の中に根本まで埋まってしまっていた。「はうっ……あっ……うっ……」肛穴処女をリトに捧げた春菜は顔を赤らめて唇をギュッと噛み、体をぶるぶる震わせて、必死で尻穴から背筋を攻め立ててくる排泄欲を堪え続けていた。ようやく落ち着きを取り戻したリトが、優しく春菜に声をかける。「春菜ちゃん、お尻におちんちん全部入っちゃったね」「あ……」ぶるっ……!ついに、自分の恥ずかしい部分でリトのペニスを受入れた……。その恥ずかしさと嬉しさで春菜が身震いし、軽い嬌声を上げる。「オレ、もっと春菜ちゃんに、お尻エッチ好きになって欲しい」「え……」リトはそう言いながら、グイッと春菜の体を両手で持ち上げた。「きゃっ!?」リトはマットの上にあぐらをかいて座り、腰の上にペニスを肛門に挿入されたままの春菜の尻を乗せて、上半身を両手で抱きかかえた。「あんっ! ああぁ……」自分の体重で肛門が強くリトのペニスに押し付けられ、逃げる事の出来なくなった春菜の肛門から、一層強い焦燥感が下腹部に広がり、春菜はリトの腕の中で上半身を捩り、くねらせ、震わせる。「あ……は……んっ……」額から汗をタラタラ流し、顔を苦悶に歪ませる春菜。「見て、春菜ちゃん」リトは抱きかかえる春菜の太ももに手を当て、足を少しだけ上げさせた。すると……「あっ……!」春菜の目の前にある鏡に、リトのペニスを深々と挿入されて丸く広げられた自分の肛門が映っている。(結城くんのおちんちんが……あんなに私のお尻に入っちゃってる……!)カアァ……あまりの恥ずかしさで赤くなった顔を手で覆い隠し、体をぷるぷる震わせる春菜。「やだ……こんなの、見せないでぇ……」ス……リトは興奮でピンク色に染まった春菜の胸を包み込むように手を交差させ、「あはっ!?」春菜の左の乳首を右手で、右の乳首を左手で、コリコリと弄り始めた。「あ……あは……あっ……」リトに乳首を弄られるたび、春菜の子宮がキュンと疼いて膣がジンと痺れ、それが肛門から広がる強烈な違和感と混じり合っていく。だんだん勃起してきた春菜の乳首を、リトが爪を立ててキュッと強く摘んでグリグリ刺激する。「あんっ! あ……あぁ……」自らも自慰行為で弄り続け、リトにも徹底的に開発されて敏感になった乳首を弄り回された春菜は、リトの胸に抱かれ尻穴でリトと繋がったまま、快楽の吐息を漏らして喘ぎ始める。ス……「え……」リトは今度は春菜の右手を手に取り、愛液を垂らし続ける春菜の秘所にそっと添えた。そして、春菜の手を上からグイッ、グイッと手で押して秘所を優しく刺激する。「んっ……あっ……」リトに促された春菜が、いつも自分でしているように、クリトリスを指先でこね回して自慰行為を始める。「あっ……ああっ……あんっ……」リトは再び春菜の乳首を両手でクイクイひねり、弄り始める。「あっ……はぁん……!」乳首、秘所、尻穴の3点を一度に攻められた春菜の体内では、甘い性の快楽と排泄を我慢させられる生理的苦痛が入り交じっていた。それを続けられるうち、次第に春菜は肛門からの焦燥感に順応して、それまでもが快楽であるかのように感じ始めていた。(あぁ……私……私……!)自分の中に起こりつつある変化に焦りを感じ、冷や汗を流す春菜。そんな春菜を安心させるように、春菜の耳元にリトが囁きかける。「春菜ちゃん、愛してるよ」「えっ……」「オレの愛、もっとお尻で感じて……」そう言いながらリトは、グイグイと腰を前後左右に揺らせて春菜の肛門を刺激する。「あ……はぁ……結城、くん……」尻穴から広がる違和感こそが、リトの愛。春菜の中で尻穴に感じる焦燥感が、この上なく尊く心地良い快楽へと変わり始めていた。春菜の変化を感じ取ったリトが、春菜の肛門にペニスを挿入したまま、もう一度春菜の体をマットの上に下ろして4つんばいにした。「行くよ、春菜ちゃん」リトはそろそろとペニスを春菜の尻穴から引き抜き始めた。その途端、「あ……あっ!」春菜が大きく口を開けて声を上げ、グイッと背中を仰け反らせる。(出てる……出ちゃってる……!)ペニスが肛門を大きく広げて肛肉を引き摺り、異物が肛門の外へと排出されていく生理的快感が、春菜の下腹部をじわりと暖め、包み込んで行く。「あ、あ、あ……!」(なんだか……うんち、してるときみたい……)春菜は口を開けたままぷるぷる体を震わせ、じっくりと恍惚の排泄感に感じ入っていた。「春菜ちゃん、抜かれるの気持ちいい?」「え……!?」カアァ……また春菜の頬がほんのりと赤く染まる。(わたし……おちんちんをうんちして気持ちよくなってるとこ……結城くんに見られちゃった……!?)それを自覚した春菜の背筋が恥ずかしさでゾクリと震え、「あはぁっ……!」赤くなった顔で快楽の吐息を漏らして上半身を艶かしくくねらせる。「じゃ、もう一回するね」そう言って、リトはもう一度春菜の尻穴にペニスを突き入れ始めた。ず、ず、ず……「あっ! あ、あ、あ……」まるで、排泄しようとした便が逆流してくるような違和感が春菜の尻穴を襲って来る。「あぁ……結城くん……」目を閉じて、顔を赤らめたまま体を震わせて堪える春菜。そしてまた、ぬ、ぬ、ぬ……「はあぁ……」ペニスを引き抜かれる解放感が春菜の体内に広がって行く。リトはそれを何度も、次第にペニスを挿入されることに順応して柔らかくなっていく春菜の尻穴の変化を感じ取りながら、ゆっくりと繰り返した。肛門にペニスを抉じ入れられる倒錯的な焦燥感と、肛門からペニスを引き抜かれる生理的解放感。それを何度も刻み付けられ、その味を覚えさせられてしまった春菜の尻穴が、次第に性の快楽を貪る淫らな器官へと変貌していく。「あ……あ……結城くん……」春菜は犬のように身を伏せて拳を握りしめ、体を震わせて顔を赤らめながら、リトのペニスが尻穴に挿入され、引き抜かれるのを待ち焦がれるようになっていた。「春菜ちゃん、好きだ」リトがそう言いながらペニスを春菜の肛門に突き入れ、ゆっくりと引き抜く。「んん……んっ……!」「愛してる」突き込み、引き抜く。「あふ……んっ……!」次第にリトの腰の速度が上がって行く。「オレの愛、もっとお尻で感じて」パン、パン、パン……(あぁ……私、お尻で結城くんと愛し合っちゃってる……!)もうすっかり、リトと愛し愛されるための器官に開発されてしまった春菜の尻穴。春菜は自分の尻穴がそんなにも淫らに変化してしまったことに、背筋がゾクリと震えるほどの倒錯的な悦びを感じていた。「はぁ……はぁ……あぁ……結城くん……!」だんだん甘みを帯びて来た春菜の吐息の音を聞き、リトが腰の抽送の速度を上げ始めた。パン……パン……パン……「あっ……あっ……あはぁっ……!」ペニスを突き込み、引き抜く度に、尻穴の快楽に赤く染まった端正な顔を歪めて身悶える、清楚な雰囲気を持った女子高生の春菜。その淫靡極まる姿態を眺めていたリトの興奮も最高潮に達していた。(春菜ちゃんが……オレのアレ、お尻に入れられて、こんなに……!)「う、うおおおっ!」パン! パン! パン!さらにリトの腰の動きが速くなる。「あんっ! あんっ! ああんっ!」一層甲高い春菜の嬌声が上がる。「春菜ちゃんのお尻、最高だよ……」「あっ……ゆ……結城くん……んっ!」パンッ! パンッ! パンッ!「おれ、もっと……春菜ちゃんと、お尻で愛し合いたい……」「結城くん……んっ! 私も……もっと……お尻……ああっ……」リトは腰を突き込む角度を微妙に変え、春菜の腸壁の上下左右を擦って探り始めた。すると、「あはっ!!」ビクッ!春菜の背中が大きく仰け反った。リトのペニスが擦ったのは、春菜が最も感じる膣壁の裏側の快楽スポットだった。「春菜ちゃん、ここ、感じるんだね……」リトはその部分を重点的にペニスで擦り始めた。ズッ! ズッ!「あっ……あーっ!!」ビクンッ! ビクンッ!今までより一層激しく春菜の体が反応する。リトのペニスの刺激が膣にまで伝わってじんわりと暖められ、秘所からはとめどなく愛液が染み出していた。(あぁ……こんなの……私……私……!)顔を赤らめてギュッと唇を噛み締め、必死で快楽を堪える春菜。リトはもう膣にペニスを突き込むときと同じように、春菜の尻穴に遠慮なく勢い良くペニスを突き込んでいた。パンッ! パンッ! パンッ!「あっ! あっ! あぁっ!」尻穴をペニスで奥まで掘られ、春菜はあられもない嬌声を上げる。抽送を続けながら、リトが春菜に問いかける。「春菜ちゃん……お尻、気持ちいい……?」「い……いぃっ……」「お尻エッチ、好き……?」「あんっ……好き……お尻……好きぃっ……いっ……」「お尻でイカせて欲しい……?」「んっ……欲しい……欲しいっ……あんっ……結城くんっ……んっ……あぁっ……もっと……おちんちん……お尻に……奥まで……あはぁっ……!」顔を真っ赤に染めて快楽の汗をダラダラ流し、口を大きく開きながら甲高く震える声で淫らなオネダリをしてしまう春菜。「私……結城くんの……おちんちんで……お尻で……イキたいっ……あはっ……お尻っ……気持ち良くて……たまんないっ……あぁっ……結城くんっ……イカせて……イカせてっ……あんっ……あぁっ……お尻……いぃっ……お尻……いいのっ……もっと……もっと……お尻っ……ああぁっ……!」ペニスを尻穴に突き入れられながら身を捩らせ、紅潮した顔であられもない言葉を吐き続ける春菜。春菜の限界を悟ったリトは、「行くよ、春菜ちゃん……」そう告げて一度、ぬぶっ……「あひぃっ!?」大きく腰を引いてペニスで春菜の肛門を擦り上げ、尻穴の最奥まで一気にペニスを突き入れる。パンッ!!「うっ!!」ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ!「あ……はあああっ!!」リトは、自らの愛の滴を春菜の腸の奥へと放ち始めた。(私……結城くんに……お尻に射精されてる……!)愛するリトと卑しい尻穴で結ばれた、至上の幸福感と恥辱の悦楽が春菜の体中を駆け巡り、「あ……あーーっ!!」ビクン!!春菜の頭の中が真っ白になり、大きく開いた口から至悦の叫びを上げて限界まで背中を仰け反らせる。春菜はついに、尻穴での絶頂で失神してしまっていた。「気が付いた? 春菜ちゃん」「あ……」激しい肛悦絶頂で失神した春菜が目を覚ますと、春菜は再び鏡の前でリトの体を背にして座らされていた。さきほどの恥辱のアナルセックスが春菜の脳裏に蘇り、(あ……私……)カアァ……恥ずかしさに真っ赤に染まった顔を両手で隠してしまう。「春菜ちゃん。お尻エッチ、すっごく良かったよ」「やだ……言わないで……」ますます顔を赤らめて、顔を隠そうとする春菜。「見て、春菜ちゃん」リトはそう言って、春菜の太ももに手を当てて、体を少し持ち上げる。「え……あっ!?」鏡には、リトのペニスを挿入されて丸く広がっている春菜の肛門が映し出されていた。「いや……そんなの、見せないで……」頭を振ってイヤイヤする春菜。「でもオレ、見て欲しいんだ。オレ達の愛の証」「え……?」リトは春菜の体をもう少し持ち上げて、ペニスを肛門から引き抜いた。すると、トロ……(あ……)ペニスの形に開いた春菜の肛門から、リトの白い精液が染み出して来る。(私、結城くんに……お尻に、出されちゃったんだ……)改めてその恥ずかしい事実を認識する春菜。「これで春菜ちゃんのお尻の処女も、オレのもんだよね」「あ……」カアァ……また春菜の顔がほんのりと赤く染まる。「もう……結城くんの、バカ……」「また、お尻でエッチしようね」そう言ってニッコリ笑う、鏡に映ったリトの顔。それを見た春菜の胸と尻の奥からじんわりと暖かい感触が広がり、「うん……」春菜は恥ずかしげに軽く微笑んでからゆっくり振り向いて、リトと甘い口付けを交わした。◇ ◇ ◇ ◇ ◇それからしばらく経ったある日のこと。春菜はリトの家に遊びに来ていた。今日は特にエッチなプレイもせず、ララや美柑と一緒にのんびりゲームをしたりして過ごしていた。「たまには、こういうのも良いよね」「そうだね」「あー、リトと春菜、ラブラブだねー」「ほーんと。どこか他所でやって下さーい」仲睦まじいリトと春菜、それを嬉しげに見守るララ、少し意地悪な笑みを浮かべて本気なのかどうなのか分からないイヤミを吐く美柑。他愛もない会話を繰り広げる4人のもとに、ナナが駆け込んで来た。「おっ、ハルナ! 来てたのか!」「ナナちゃん、こんにちは」ナナが満面の笑みを浮かべて大声で言い放つ。「なー、ハルナ。リトとのアナルセックス、気持ち良かったか?」ブッ!!!リトと春菜、美柑が口からツバを勢い良く吹き出した(ララは相変わらずニコニコしていた)。たちまち顔を真っ赤にしてしまう春菜。「な、な、な……なに言ってるの!? ナナちゃんっ!?」「えー!? だって、やったんだろ? リトとアナルセックス」「そ、そ、そんなこと……し……し……っ……」否定も出来ず、しどろもどろになってしまった春菜に、にこやかにララが話し掛けて来た。「えー? なに、アナルセックスって。春菜、教えてー」「ら、ララさんっ!?」「あちゃー……」好奇心いっぱいの目で春菜に迫るララとナナ、顔に手を当ててやれやれと頭を振る美柑。そのカオスな状態を呆然と見つめながらリトは再認識していた。(やっぱり、ナナもデビルーク人なんだな……)計算し尽くして挑発してくるモモと比べると、天然な分だけ余計にタチが悪いとも言えるララとナナ。この3人に囲まれたこれからの性生活を思って、冷や汗を一粒垂らしてしまうリトだった。(終)
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