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「わぁー、緑がいっぱいだねー!」
「まうー!」

澄み切った空に甲高い声が響き渡る
周囲を山々に囲まれた丘でララ(とセリーヌ)が感嘆の声をあげる
彼女達は今、結城一家とともにキャンプ場に来ていた


「えっ、ホントに!?」

美柑がその電話を取ったのは、夏休みも終盤に差しかかったある日のことだった
電話先の相手はリトと美柑の母親である林檎だ

ファッションデザイナーである彼女は長らく海外で仕事をしていたが、今度の連休に久しぶりに家に帰ってくると言う
さらに父親の才培も先日週刊連載の一つを終了したばかりで、林檎と同じ日に休暇をとることができたのだ
つまり、結城家では本当に久しぶりに家族みんなで過ごすことになる

そこでリト達は悩んだ末、近場のキャンプ場で一泊二日の野外生活をすることに決めた
普段、時間に追われ忙しい毎日を送っている両親に、少しでも時間を忘れゆっくりしてほしいという思いからだ

計画を立てるリトと美柑を、ララもニコニコしながら眺めていた

「ふふ、楽しそーだねー♪私も何か手伝おっか?」
「いや、大丈夫だよ。もう終わるとこだからさ」
「そっかぁ。雨降らないといいね。たっくさん楽しんできてね!」

そこまで話して、作業をしていたリトの手が止まる
すると今度はリトが、怪訝な表情でララを見つめてきた

「……何言ってんだ?お前」
「え、何って……だから、キャンプ楽しんできてねって」

至極当然のように答えるララ
しかしリトは呆れたようにため息をつきながらララのほうを向いた

「あのなぁ……お前も行くんだよ、一緒に」
「……えぇ!?私も?だって家族サービスだから家族みんなでって」
「ララさんも家族でしょ?置いてくわけないよ」

驚くララに美柑が付け加え、さらに驚く
ニコッと微笑む美柑に、やれやれといった表情のリト

「ね?」
「今さらなーに言ってんだよ」
「リト……美柑……」

家族。その言葉がララの胸に染み渡る
幼い頃から両親とほとんど触れ合うこともなく育ってきたララにとって、いつも
一緒にいる存在は妹達とペケくらいのものだった
そんな自分のことを、目の前の二人は何の気兼ねもなく家族だと言ってくれる。当然のように
ララにとってはそれがたまらなく嬉しいことだった

「……ありがと、二人とも大好きだよ」

自分にとってのもう一つの「家」をくれた二人に対して、ララは心から感謝の気持ちを述べる
リトは照れくさそうに頬を掻き、美柑は同じく照れくさそうに笑う
ララの素直さは時に、周りから見れば恥ずかしく思えてしまうこともある
しかしそれこそがララの良さなのだということも、ララと触れ合った多くの人達は知っている
無論、リトと美柑も例外ではない
家族として、姉のような存在として、そして恋人として――ララを慕っているのだ

そんなこんなでキャンプ場に到着した一行
車から降りるなり、ララはセリーヌと一緒に大はしゃぎ
見渡す景色に目を輝かせていた

「ふふ、あんなにはしゃいじゃって。自分も行くってわかった途端、すっごく楽しみにしてたもんね」
「てるてる坊主100個くらい作ってたな。ったく、やっぱこーゆーとこは変わってないよなー。子どもっぽいつーか」
「でも、そーゆーとこが好きなんでしょ?」
「ばっ……!」

小悪魔の表情で美柑がからかうと、リトは声も出ないほど真っ赤になる
家にいる時ならまだしも、両親の目の前でそんなことを言われたからだ

「なになに、なんか面白いことになってそうじゃない?」

林檎が興味津々といった様子で美柑の顔を覗く
すると美柑はリトを横目に見ながら、近頃の兄の恋愛事情を報告した

「うん。なんかリトとララさん付き合ってるみたいなんだけど~。私の前とかじゃ素っ気ないくせに、二人きりになると結構甘えてたりするんだよねェ」
「なっっっっ!み、美柑お前覗いて……あっ」

しまった、そう思い言葉を止める
しかしすでに遅く、美柑と林檎はニヤニヤとこちらを眺めている
悔しさやら恥ずかしさやらで何も言い返せないリトの背中を、父親の才培が笑いながらバンバンと叩いた

「よかったじゃねーかリト、あんな可愛い彼女ができて!毎晩お楽しみってか?なっはっはっは!」
「う、うるせーエロバカ親父!!」
「リートー、何してるのー?はやくこっち来てみなよー♪」

キャンプ場にララの美声とリトの悲痛な叫びが交互に響くのだった



「……んで、なんでこんなとこにいるんだオレ達は……」

テントを張って昼食をとり、夜まで自由行動をとることになった一行
美柑と林檎、セリーヌはキャンプ場に来ていた他のグループとゲームなどをして過ごすらしく、才培はその辺を探険してくると言ってどこかに消えてしまった
そしてリトとララはなぜか、キャンプ場から少し下ったところにある川岸に腰を降ろしていた
リトの手には釣竿が握られ、先端から針のついた糸が垂れ水面でゆらゆらと揺れている

「もー、忘れちゃったの?リトパパに言われて夕ごはんのお魚釣りに来たんだよ」
「説明ありがとう……ってゆーか、みんな好きなことしてるのになんでオレだけ……」
「いーじゃないっ」

ぶつくさ文句を言うリトに、ララが体育座りのまま近付いて肩を寄せる
途端にララの甘い匂いが鼻をくすぐり、思わず竿を落としそうになる

「お、おい……」
「こんないっぱいの自然の中で、リトとゆっくりするのも私はすっごく幸せだけどなぁ。リトはそー思わない?」
「そ、それは……」

そうだけど……と口ごもるリトにララはさらに体を寄せ、その体温をいっぱいに
感じる
川の近くは空気が澄んでいて涼しいのだが、触れ合った部分だけが熱を持っている
もはや釣りに集中できる状況ではなく、リトは今すぐに竿を放り投げてララを抱き締めたくなる
だがそれを遮るようにララが口を開いた

「あーあ、ナナとモモも来られたらよかったのになぁ」
「え?ああ……」

そう呟いたララは本当に残念そうで、リトは伸ばしかけた手を止める
いつも眩しいくらいの笑顔をくれる彼女には似合わない、沈んだ表情だった

「ついてないよねー、リトママが帰れるって連絡が入る前の日に連れ戻されちゃうなんて」
「……まあ仕方ないんじゃねーかな、ララ達の父さんの命令なんだろ?」
「うん……そうなんだけど、あの子達も来たかっただろうなぁって」

キャンプに来る数日前、デビルークから連絡が入った
内容はギドからのもので、しばらく勉強をサボっていた二人をデビルークに連れ戻し、集中的に王族のたしなみを学ばせるというものだった
もちろんナナとモモは嫌がったのだが、久々に本気で怒っているギドの剣幕と、逆らったら小遣いカットという脅しに渋々従うこととなったのだ
ちなみに、ペケはその際お目付け役としてついていくとになった(ザスティン達だけでは頼りないため)

「やっぱり私ももっと抗議してあげればよかったな……ペケもついてっちゃったし」
「ララ……」
「ん……」

リトはただ名前を呼んで、伸ばした手でララの頭を撫でてやる
するとララは気持ち良さそうに目を閉じた

「ララは悪くないよ。むしろ、そこまでみんなのこと考えてるんだから立派だって」
「そうかなぁ」
「そうだよ。ララはいいお姉ちゃんだ」
「……えへへ、誉められた♪」

曇っていた表情は一瞬で晴れ、いつもの楽しそうな顔を見せてくれる
そんなララのことを、リトは心の底から可愛いと思った

しばらく釣りに集中していたリトだが、一向に釣れる気配はない
本当に魚がいるかどうかも怪しくなってくるほどだ

「ちくしょ~、釣れないな……ララ、退屈だったらその辺で遊んでても……ララ?」

そこでふと気付く
先程からずいぶんとララが大人しいことに
いつも元気で落ち着きのないララが、こんなに静かなはずがない
呼び掛けてみると、案の定返事の代わりに返ってきたのは可愛らしい寝息だった
リトの肩を枕代わりに、規則正しい寝息を立てて幸せそうに眠っている

「……ノンキだよなぁ、本当に」

苦笑しながら片方の手でララの頬をつついてみる

「むぅ~……」

心地よい睡眠を邪魔され一瞬表情が曇るが、すぐに元の天真爛漫な寝顔に戻る
その様子を笑いをこらえて見つめていたリトだったが、次第に悪戯心以上の欲望が湧いてくる

「やべ……」

これほど近くでララの寝顔を見ることもあるにはあるのだが、それは主に夜や朝、それもベッドの上がほとんどだ
こんな昼間から、誰もいないとはいえ外で密着して寝顔を見ている
そして何より、眠っているララの顔は真っ白な翼を生やした天使のごとく可愛らしい
何やらいけない気分になってしまっていた

「ララ……」

片手をララの肩に回し抱き寄せるようにする
今度こそもう止められそうにない
同時に顔を近付け、ほんの少しだけ開いた唇に自らの唇を……

「っ!?き、きたっ!」
「ふぇ?」

重ねようとしたところで、突然リトの釣竿が引き始める
驚いたリトの声でララも目を覚ました

「こ、これはデカイ……かも……!」
「ホント?わぁ、リトがんばれー♪」

真剣な顔で竿を引くリトと、それをいかにも楽しそうに応援するララ
リトがゲーム攻略しているのをララが隣でワクワク眺めている図にも似ている
いつもゲームでいいところを見せているリトは、是非このチャンスをものにしてララを喜ばせてやりたいと奮い立った

「そこっ、ほらそこだよリトっ!」
「わかってる……くっ、今だぁー!」

タイミングを見計らって竿を一気に引き上げる
二人の顔に少量の水しぶきがかかる
そして次の瞬間、リトの顔を薄汚れた長靴が直撃した


「はぁ……」

その夜、リトはあまり広くないテントの中でため息をついた
隣では父親の才培が大きなイビキをかいて寝ていたが、あまり気にはならなかった
思い浮かぶのは昼間の出来事
あのあとさらに数時間粘ったのだが、釣れたのはとても夕食のおかずにはならないような小魚が二匹ほど
キャンプ場に帰ると美柑や林檎の笑顔もひきつっていた
それだけではない、自分にあれほど信頼と期待を寄せてくれるララを裏切ってしまった
もちろんララがそんなことで自分を評価しないことはわかっているし、むしろ顔面に長靴がぶつかったことをずっと「大丈夫?」と心配してくれていた

「でもなぁ……かっこいいとこ、見せてやりたかったよなぁ……」

数時間前の自分が恨めしい
ララを笑顔にさせてやりたかった、どうしてもそのことが気になって寝付けない
そして前言撤回、やはり親父のイビキはうるさい
そんな時だった

「……?何の音だ?」

テントの入り口の辺りで、何やらゴソゴソと物音がしている
泥棒……?一瞬そう思ったが、懐中電灯の光で浮かび上がったシルエットがすぐさまその正体をリトに教えた
長い髪に、特徴的なアホ毛
お尻の辺りから伸びるハート型の尻尾

「ララ……?」

一体こんな時間に何の用だろうか
まさか夜這い?とも思ったが、いくらララでもありえない
隣に親父が寝ている状況だ
だとしたら、一体なにが?
そんなことを考えるうちに、テントのファスナーを下ろしララが顔を覗かせる

「……あ、リトっ!起きてたんだ」
「……なんだよ、襲いに来たのか?」
「し、しないよそんなこと!ちょっとこっち来てっ」

ララに言われるがまま、テントから体を乗り出す
するとララは空を指差し小声で叫んだ

「ほら、見てっ!星がいっぱいでキレイだよ♪」
「……おわ……」

ララの瞳がまっすぐ見据える先には、光輝く無数の星が広がっている
空いっぱいの宝石に魅せられたリトは、さっきまで考えていたことが全て吹き飛んでしまった

「こっち、もっとよく見える場所あるんだよ!」
「わ、おいっ」

あっけにとられたリトの手を引き、ララはキャンプ場を抜け出して小高い丘へと登っていく
それから少し行くと周囲の木々が姿を潜め、空に視界が開けた

「すっげえ……ここ、ララが見つけたのか?」
「うん♪高いとこに登ったらもっとよく見えるかなって思って」

合っているのかいないのかわからない理論ではあったが、どうやら今回はそれが功を奏したようだ

「こうやって寝っ転がると首が疲れないよ♪」

言うが早いかララは躊躇うことなくその身を草の上に仰向け、大の字になって満天の星を見上げる
リトもそれに倣い仰向けになる

「ホントにすごいな……こんなの初めてかも」
「えへへ……元気、出た?」
「え……?」

不意なララの問いかけにリトが聞き返すと、ララは少しだけ困ったように微笑んだ

「リト、晩ごはんの時もずっと元気無かったみたいだから……さっきのこと気にしてるのかな~って」
「ララ……」

リトの胸がじんと熱くなる
僅かなことでも自分の変化に気付き、心配してくれるララの気持ちが素直に嬉しい
でもそれと同じくらい自分が不甲斐なかった

「……ごめんな、ララ。ララのこと喜ばせてやりたかったんだけど……」
「ううん、そんなことない。一生懸命なリトの顔、すっごくかっこよかったよ。それに……」

月明かりだけでもはっきりわかるほど、ララの頬が朱に染まる
無邪気な女の子の顔から、一人の相手を想う少女の顔へ
思わず見とれてしまうほどだった

「それにリト、私のために頑張ろうとしてくれたんだね。嬉しい……」
「そんな風に言われたら照れるよ……ララだってこうして、オレのこと気遣ってくれたじゃん」
「……気遣った、わけじゃないよ」
「え?」

どういう――訊ねようとしたリトの胸に、寝転んだままララが飛び込んでくる
逃がさないように、背中に腕を回ししっかりと抱き着く

「喜んでほしかったから……リトの笑った顔大好きだから、見たかっただけ」
「……だったらオレだってそうだよ。オレもララが笑ってくれたら、死ぬほど嬉しいから……」
「えへへ……喜んでくれた、かな……?」
「うん」

優しく微笑みながらリトが頷く
そして、どちらともなく顔が近付いていく
その距離は一瞬で無くなり、気が付いた時には重なっていた

「ん……」
「……っララ」

軽く触れ合うだけのキス
それだけで全身が熱を持ったように火照っている
こんな場所で、という思いはあったものの、気持ちは止められそうになかった

もう一度顔を近付け、今度は舌先を伸ばしていく
リトがララの舌を捕らえると、それを絡めとるように唇を重ね、一気に口の内でも外でも繋がる

「ん……ふぅ、ちゅ……」

激しくララの口内をまさぐるように動き、全てを蹂躙するように貪る
その動きは野獣のようでありながら、溶けるほどの愛と優しさがこもっている
ララが愛しくてたまらない

「ん……ふぁ」
「はぁ、はぁ……ララ」
「ここで……するの?」
「大丈夫……誰も来やしないよ」
「……うん♪」

普段の冷静なリトであれば、いくら人が来そうにないとはいえこんな場所でなどするはずがない
その冷静さも失わせてしまうほど、今のリトはララを求めている
ただただ嬉しくて、ララはとびきりの笑顔をリトに見せる
それがOKの合図だった

「ララ」
「んぁ……」

服の中に素早く手を潜らせ、下着の上から柔らかな乳房を包む
指先に少し力を加えるとそれに合わせて胸が窪み、ララは眉をひそめる

「リトぉ……もっと触ってぇ……」

ララの要望に応え、もう片方の手でスカートを捲りショーツ越しに秘部を擦る
指先にはほんのり湿った感触があった

「ララもやる気満々だったんだ?」
「り、リトとキスしたら気持ちよくなっちゃったんだもん」
「エッチだなぁ、ララは……」

そんなとこも好きだけど、と付け加えララの耳に舌を沿わせる
いきなりだったのでララは不意を突かれ、悲鳴をあげて体を震わせた

「ひゃうっ」
「ララの可愛い声がもっと聞きたいなあ」
「ふあっ、あっ」

いやらしく耳を責めながら、胸と股間に配置した手も動かす
秘部からはリトを誘う蜜が漏れ、手の動きに合わせて音を立てていた

「だ、めぇ……ぱんつグショグショになっちゃうよぉ……!」
「替え持ってきてないの?」
「あ、あるけどぉ……」
「……あー、そっか」

リトは何かに気付くと、ララにグッと顔を近付けてニヤッと笑って見せる

「そんなに直接触ってほしいんだ?」
「ち、ちが……」
「違わないだろ、ココこんなに濡らして。ぐちゃぐちゃに掻き回されたいんだよな」

リトの瞳に見つめられ、ララは何も言えない
もうこの人は自分の全てを知っている――観念したララは小さく首を縦に振った
それを合図にリトはショーツを取り払い、割れ目に沿って中指を沈み込ませた

「やあぁ……!」
「すげ……とろとろだよララのここ……」

リトへの愛で溢れ返ったララの秘部は、リトの指を何の抵抗もなく受け入れる
それでいてリトの指を離すまいとぴったり吸い付き、血流が止まるほどに締め付けてくる

「ララ、エロすぎ……」
「お願いリト……私、リトにめちゃくちゃにしてほしいよ……」

切ない声で鳴くララ
リトの理性を奪うには十分だった
侵入させた指を折り曲げ、ララの内側をしつこく追い立てるように擦る
それだけでララの喘ぎも溢れ出る愛液も止まらない

「あぁぅ……んゃぁ、んあっ……りとぉ、そ、こぉ……ああっ」
「……まずイカせてあげるな」

徐々に指の動きを激しくしていくと、それに呼応するようにララの下半身が痙攣を始める
止めどなく流れる愛液が、ララの絶頂が近いことを示している

「だめぇぇぇ……いっちゃ、ぅ……いっちゃうぅぅぅ」
「いいよ、イって」
「んっ、はぁ、んあぁぁぁぁぁぁっ」

全身を反らせララが絶頂を迎える
秘部からは愛液が勢いよく飛び出てリトの腕を塗らした

「はぁ……はぁ……ぅぁ」
「思いっきりイっちゃったな」

焦点の合わないララの頭を撫でながら、耳元でささやく
しかしまだまだこれで終わりなはずがない
リトはララを抱き抱えると股の間に自分の体を入れ、そのまま自分が仰向けになる
ララがリトの上に跨がるような形になる

「今日はララが上な」
「え……?」
「こんなとこじゃ背中痛いだろ?」
「リト……」

彼の何気ない優しさに心が温まる
さっきまであれだけ意地悪に責め立てていても、一番に考えるのはやはりララのことだ
嬉しくてララはリトの胸に抱き着いた

「愛してる……リト」
「……うん」

それだけ言うと、ララはリトのズボンのチャックを下ろし取り出す
すでに限界まで血液が集まったそれは今にも爆発しそうなほど硬くなっており、ララは驚きと感嘆で目を丸くした

「わぁ……すごい」
「あの……今日は口でしなくていいからさ」
「え?でもリト、お口でされるの好きだって……」
「シャワー浴びれないんだし、髪とかについたら大変だろ?……てゆーか」

少し間を置いて続ける

「はやくララの中、入れたい……」
「……うん」

一刻もはやくララと繋がりたい
そんな気持ちがリトの言葉にも体にも溢れてくる
それに応えようと、ララは腰を浮かせ入り口を手で広げた

「じゃ、入れるね?」
「ああ……」

短く言葉を交わし、リトのものを秘部にあてがう
そのまま力を抜き重力に身を任せると、「くちゅ」と音がしリトがララの中へと埋まっていく

「あ……あぁ……」
「くぅ……」

全身に広がる快楽に、恍惚の表情を浮かべるララ
最も幸せな瞬間だ
自然にララの目から涙が零れる

「リト……リトっ」
「ララ……」

互いの名前を呼び合いながら、無我夢中で腰を振る
粘膜が擦れ合い快感を増幅していく

「ララ……おっぱいよく見せて?」
「ふぇ……?こう……?」

片方の手で体を支えながら、もう片方の手でシャツをたくし上げる
するとリトはララの胸元に手を伸ばし、ブラのホックを外す
パチッという音とともにララの豊満な胸が露になった

「ララのおっぱい、すげー好き」
「ひぁっ」

すべすべの肌を撫で回し、その頂点にある小さな突起を指先で弄ってやる
敏感な神経を通して刺激が伝わり、また大きくララの体が震える

「やあぁ……おっぱい、おっぱいぃ……!」
「ララも自分でさわってみなよ……ほら」

リトの手に導かれ、反対の胸に自らの手で触れる
リトに触られる胸、自分で触る胸、リトと繋がる秘部
複数の場所から絶えず与えられる快楽にララは溺れ、自分の意志とはほぼ無関係に本能のまま体を動かす

「りと……ああ、きもちいぃ……おっぱいとあそこ、きもちいいよぉ……!」
「くっ……ララ、中……キツイ……!」

動くたびララの中のぬるぬるがリトのものを亀頭から根元まで優しく扱き、射精感を強める
背筋がゾクゾクするほどの快楽に、リトも絶頂の時が近付いてくる

「ララ……!」
「リト……んぅ」

リトは少し体を起こし、ララの頭を引き寄せる
唇を重ね、舌を絡ませ、互いの口内を味わい尽くす
その間も口と口の隙間からはいやらしい水音や荒い息遣いが零れ、辺り一帯を二人だけの妖艶な空間に変える
虫の声も川のせせらぎも星の瞬きも、全てが二人のためにあるように思えた

「りと、もう……私もう、だ、めぇ……っ」
「オレももう、出る……!ララっ」
「りと、リトっ!お願い、一緒にっ」
「うん……ぐ、ああぁ!」

力いっぱいララを抱き締める
その瞬間、リトの先端から大量の精液が解き放たれ、ララの中を染め上げていく
それを受け止めると同時に、ララも快楽の果てへとたどり着く

「あっあぁああっ!やぁっん、ああぁっ」

何度も何度もリトの上で収縮を繰り返し、残った精液を全て搾り取るようにしながら快楽に堕ちていく
長いオーガズムが終わると、ララは眠るようにリトの胸の中へ倒れ込む
その拍子にリトのものがララの中から抜け、放たれた精液が愛液とともに体外へ流れ出た


しばらく呼吸を整えたあと、リトとララは抱き合ったまま再び空を見上げていた
体は疲れていたが、少しでも長く二人の時間を延ばしたかった

「なぁ、ララの星はどこら辺にあるんだ?」
「うーん……ここからじゃ正確な位置はわからないけど、あっちの方かなぁ」

ララの指差した方向をリトも見つめる
もちろんその先に見えるのはある程度の距離にある恒星ばかりで、ララ達の住むデビルーク星など見えるはずもない
途端にリトは怖くなり、ララの体を一層強く抱き締めた

「リト?」
「……ララは、ずっとそばにいてくれるよな」
「え?」

突然の問いかけに聞き返すララ
リトの瞳は真剣で、どこか不安が漂っていた
ララはふっと微笑むと、リトの体を優しく抱き返す

「どんなに遠い星で生まれたって、私は今ここにいるよ。今リトのそばにいる。これからも……それが全てだよ」
「ララ……」
「リトは……リトは私のこと、見捨てたりしないよね……?」

上目遣いで見つめながらリトのシャツをキュッとつかむ
そんな姿がまたリトをどうしようもなく焦がしていく
リトはララがそうしてくれたように、出来る限り優しい笑顔を見せてララの頬に手を添えた

「当たり前だろ……もうずっと前から決めてるんだ、オレがララを幸せにするって。だからララがいてくれないと困るっつーか……」

少し照れくさそうにしながら、それでいて嬉しそうに言ってくれるリト
幸せにする――その言葉だけでララは幸せだった
潤んだ瞳をいっぱいに細めてとびきりの笑顔になる

「えへへ♪じゃあ私も決めた!絶対リトに幸せにされる!」
「ぷ……何だよそれ」
「そして私もリトを幸せにする!……ね?」
「……そうだな」

もう一度、抱擁を交わしながら
リトはララの耳元でささやいた

「もう一回……いい?」
「リトがしたいなら、私も♪」

再び重なる唇
そのあと数時間、二人の熱が鎮まることはなかった

寝不足のリトとララが帰りの車の中で寄り添って眠る姿を、その後しばらく美柑にからかわれたのは言うまでもない