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「お世話になりました…」
昼ごろに差し掛かる前にヤミは結城家から出ていった。
「あんな行為を…」
ヤミの耳にはまだ昨晩のリトとララの性行為のときの言葉や吐息の音が残っていた。
いけない…。私、なにを考えてるんだろう…。
ヤミは頭を小刻みに横に振り、前を見る。
ちょうどショーウインドウが並ぶ商店街に差し掛かっていた。
「…」
ヤミはふと立ち止まり、女性用の衣服を扱っている店を覗き込む。
…あのときかわいいって言ってくれたこと、嘘じゃないのかな…
ヤミが物思いにふけっているそのときだった。
「やっほーヤミヤミ!こんなところで奇遇だねえ!」
「なにしてるのー?」
明るい声でヤミの胸を揉んでくるスキンシップ過剰な二人組、籾岡里紗と沢田未央の二人にヤミは捕まった。
個人的には今あまり会いたくなかった人物である。
「おお?ひょっとしてまた服を買おうと思ってたとか?」
里紗がヤミの胸を揉みながら店内を覗き込む。
「…あの…出会ったらまず胸を触るのはやめてもらえませんか…」
「えー?ヤミヤミってば連れないなー」
特に反省はしていないようだが里紗はヤミの体から離れる。
「なんかボーっとして店の中覗き込んでたけど、どうかしたの?」
未央がヤミに尋ねる。
「いえ…、別に…」
そう言って目を背けるヤミの頬に少し赤みが差していることに二人は気づく。
「リサ…これって…」
「ヤミヤミって案外分かりやすいよね」
里紗はふっと笑った。
「よし!じゃあヤミヤミの服のコーディネートをもう一度私たちがしてあげよう!」
「おー!」
「え…」
ヤミは呆気にとられて目を丸くする。
「いえ…私は別に…」
「いいからいいから!欲しい服あるんでしょ?」
言い出したら聞かないこの二人に何を言っても無駄なようだ。
ヤミは諦めて二人についていくことにした。
 
 
「この前は私たちが一方的に選んじゃった感じがあるし、今回はヤミヤミの意見を尊重して選ぼうか?」
「そうだね。ヤミヤミはどういう服がいいの?」
里紗と未央はヤミに尋ねる。
「えーっと…そうですね…」
ヤミはセリーヌの花粉を浴びたときのことを思い出していた。
あのときの花柄のワンピースをリトはかわいいと言ってくれた。
あのときのような服がいいだろうか。
ヤミは唇の下に指を当てて考える。
またかわいいって言ってくれるかな…
 
すっかり自分の世界に入り込んでしまっているヤミに里紗と未央はやれやれといった感じでため息をつく。
「ヤミヤミもお年頃だねえ…」
ヤミは店内を見回し、あのときのようなワンピースがないか探す。
「あ…」
あのときのものと色は違うが、淡いエメラルドグリーンの地に黄色の花が散りばめられたワンピースをヤミは手に取る。
「ほー、随分とかわいいのをチョイスしたねえ…」
未央はヤミの取ったワンピースをまじまじと見つめる。
「これが気に入ったの?」
ヤミは少し顔を赤くしながらこくんと頷いた。
「じゃあアクセサリーや靴はこれに合わせていこっか」
「そうだね。靴は…あ、これはどうかな?」
ややかかとの部分が高く作られ、小さな向日葵の飾りがついたサンダルを里紗は持ってくる。
「いつものヤミヤミは黒基調だからイメージが一気にかわった感じだね。すっごくかわいい」
里紗と未央は一気にイメージの変わったヤミを見てにっこりと笑う。
「そう…ですか…?」
ヤミも釣られて笑顔になる。
「あ、ヤミヤミが私たちの前で笑ったのって初めてじゃない?」
「そ…そうですか?」
つい目を泳がせてしまうヤミ。
彼女の変化を二人はしっかりと感じ取り、アクセサリーを選んでいく。
「あ、里紗!このネックレスはどうかな?涼しげでいいんじゃない?」
「ん?おお、いいかも!ヤミヤミ、これはどうかな?」
二人がヤミに渡したのはガラス細工で作られたネックレスだった。
暑い夏を涼しげに彩るような透明感がよい感じにアクセントを加えている。
「で、髪はこれでどうかな?」
里紗が最後に大きな白いリボンを持って来てヤミの髪をポニーテールに束ねる。
「これが…私…?」
鏡の中には今までの自分とは明らか違う自分がいた。
服装だけではない、内面の違いもはっきりと見えるような気がした。
 
 
でも…
それでも私の過去までは消えはしないのだ。
いくら自分が変わっても、これからどんないい子になってもかつての自分がいなくなるわけではない。
そう思うと鏡の中に映る自分が昔の自分に戻ったような気がした。
自分の後ろでは里紗と未央がかわいくなったね、ヤミヤミなどと言いながら笑っている。
自分の服のコーディネートに付き合ってくれた二人の前で暗い顔をしていては申し訳ない。
「…ありがとう…ございます…」
このときヤミは生まれて初めて作り笑いをした。
 
「じゃあ、私はこれからバイトだから、じゃあね里紗、ヤミヤミ」
未央は妹喫茶のバイトでここでお別れだ。
「うん、じゃあまたね。未央」
「はい…。二度もありがとうございました…」
今回も服代は里紗と未央がもってくれた。
残った里紗がヤミに声をかける。
「ヤミヤミ、ちょっとこの後いいかな?」
里紗はまだ何か自分に用があるのだろうか。
「はい。構いませんが…」
「よし、じゃあ行こっか」
ヤミは黙って里紗の後について行った。
 
ヤミは里紗に連れられて公園に来ていた。
里紗は近くの店でアイスを二つ買ってきて一つをヤミに渡した。
「…ありがとうございます…」
「ああ、いいのいいの」
里紗はヤミの隣に座り、自分の分のアイスに舌を伸ばした。
ヤミもそれを見て自分のアイスを舐め始める。
「…ねえヤミヤミ。あの店でなんか暗い顔してたね」
ヤミはドキッとしてアイスを舐めている舌の動きが止まった。
「そ…そんなことないですよ…」
そう言いながらヤミはまた作り笑いをした。
「ほら。作り笑いしたってこの里紗様の目は誤魔化せないんだから」
里紗は優しく笑ってヤミの頭を撫でる。
「なんか悩みごと?」
ヤミは里紗の手を払いのけようともしないで口を開く。
「あの…里紗も未央も皆、どうして私に優しいんですか?」
「うん?」
「私はこれでも殺し屋です。多くの人の恨みを買い、会う人は皆私を見れば恐れるか憎むかのどちらかでした。でもここの人たちは違いました。それは私のことをよく知らないからですか?」
里紗はヤミの言葉を静かに聞く。
ふっと息を吐いてから里紗は口を開いた。
「ヤミヤミは優しくされるのは嫌なの?」
「いえ…そういうわけではないんです。でも私、こういうことは地球に来るまでなかったから、どうしたらいいのかわからなくなるんです」
里紗はそれを聞いてヤミに言った。
 
 
「別に私たちはヤミヤミに何かして欲しいとは思ってないよ?まあ強いて言うなら…」
里紗はヤミの頭に置かれていた頭をヤミの肩に回し、ヤミの体をぎゅっと抱き寄せた。
「ヤミヤミに笑ってほしい…かな?作り笑いなんかじゃなくて、心からね」
里紗の言葉にヤミの心の靄が晴れていく。
「確かに私たちはヤミヤミの全てを知ってるわけじゃないけど、それでもヤミヤミのことは好きだよ?ちょっといじっぱりで素直じゃないけど、本当はこういうの嫌いじゃないんでしょ?」
里紗に抱きしめられてヤミは笑おうとした。
私は甘えてもいいんだ。
笑っていていいんだ。
ここにいてもいいんだ。
そう思えば思うほどなぜか涙が出てきた。
「ごめんなさい…あれ…?私…泣くつもりなんて…」
人前でふっと笑みを浮かべることはこれまでもあった。
でも人前で、しかも誰かにしがみついて泣くのは初めてだった。
里紗は何も言わずにヤミにハンカチを差し出した。
 
「…あの…すみませんでした…」
ヤミは里紗に謝った。
「いいっていいって。どう?誰かにしがみついて泣くのも悪くないでしょ?」
「…はい…なんだかすっきりしました」
そう言ってヤミは今度こそ心の底から笑った。
「よし、じゃあ本題入ろうか?」
「え?」
里紗の言葉にヤミは目を丸くする。
「あの服だけど、やっぱヤミヤミなりの勝負服なの?」
「うっ…」
ヤミは言葉を詰まらせる。
「やっぱ相手は結城?」
「えっと…」
「目が泳いでるよ~?ヤミヤミ」
里紗には全てお見通しらしい。
「そっかそっか。まああいつ馬鹿みたいに優しくて、自分の命を狙ってるはずのヤミヤミにもあんな感じだもんねえ」
「ええ、本当に馬鹿な人だと思います」
そういうヤミの表情は穏やかだった。
「でも好きなんだ?」
「…はい…。でも今までのこともあるから、いざ気持ちを伝えようと思うと不安で…」
「なるほどねえ…。でもデートに誘うつもりではいるんでしょ?」
「はい…」
「不安でもここはヤミヤミ自身が頑張らなきゃね。恋は他の誰かが叶えてくれるもんじゃないからさ」
「…はい…」
「よしっ。じゃあ頑張って」
里紗はヤミの頭を撫でてベンチから立ち上がった。
「…今日はありがとうございました…」
ヤミは立ち去ろうとする里紗にお礼を言った。
里紗は振り返ることなく手を振り、そのまま街の方へ戻っていった。
「さてと…。なんか今日のヤミヤミを見てたら私もなんか人肌恋しくなっちゃったな…」
里紗はケータイを取り出してリトに電話をかけた。
 
 
「はい?あ、籾岡…。珍しいな」
「まあね。いきなりだけどさ、結城今暇?」
「うん、出ようと思えば出られるけど?」
「よし、じゃあちょっと私に付き合ってくれない?私の家の場所は覚えてるよね?」
「籾岡の家?うん、わかった。30分くらいすればいけると思う」
「オッケー。じゃ、待ってるね」
里紗は電話を切って自宅に足を向けた。
「…さて、あのうぶうぶクンが今はどうなったかな…」
ぎらつく日差しの中、里紗は獲物を狩る猫のような目で上唇をぺろりと舐めた。
 
「あれ?リトまたどこか出かけるの?」
結城家の玄関で美柑がリトに声をかける。
「うん、まあ…」
「リト、最近家にいることあんまりないよね」
「そうかな?」
美柑が少し痛いところを突いてくるが、リトはとぼけてみせる。
「なに?彼女でもできたとか?…んなわけないか。まあいいけど、帰りがけにでも買い物、よろしくね」
美柑がそういってメモをリトに渡そうとすると、それをモモが横からひったくった。
「買い物なら今からでも私が行ってきますよ」
「ああ、そう?じゃあ、モモさんお願いね」
「はい。あ、リトさん、途中まで一緒に行きましょう」
「悪いな、モモ」
他愛ない日常の一コマだった。
そのとき、厚く白い雲が強い日差しを遮った。
 
リトとモモは途中で別れ、リトはそのまま里紗の家へと急いだ。
太陽は雲に覆われ、日差しはかなり弱くなっている。
「夕立でも来るかな…」
リトは空を見上げて呟き、少し足を速めた。
 
 
「いらっしゃい、ダーリン♪」
里紗の家に着くなり、彼女は笑顔でそう言ってリトを迎えた。
「なんかダーリンって呼ばれるの恥ずかしいな…」
リトは頬を掻きながら苦笑いを浮かべる。
「ねえ結城。やっぱエッチなこと期待してる?」
「う…まあ、考えなかったって言えば嘘になるかな」
里紗は余裕の笑みを浮かべ、リトを部屋に連れ込む。
「やっぱ家族の人はいないんだ…」
「まあね。ホテル代が浮いたと思えばいいじゃない?」
クーラーの効いた部屋で里紗はリトをベッドに押し倒す。
以前リトが部屋に来た時とは雰囲気が全く違う。
裸になったリトはすっかり里紗に欲情して雄の顔になっている。
そのまま里紗の服に手を伸ばし、彼女を裸にする。
リトはそれだけですっかり勃起し、早く里紗の中に入りたいという欲望がペニスに集中する。
里紗は裸にされても動じることなく、リトの亀頭を手で包んでその熱を確かめ、彼と舌を絡め合う。
「あんた、ゲームのときと同じで勃起するとすごいね…」
リトはモモのゲームに初めて参加したとき里紗とも交わっていた。
でも今目の前にあるのは本物の彼女の肉体。
滑らかな白い肌のはうっすらと汗が浮かび、その感触が彼の劣情を更に煽る。
「籾岡…すっげー綺麗…」
思わず漏らした里紗の裸への感想に里紗は少し赤くなって顔を背ける。
「もう…いっちょまえにお世辞も言えるようになったわけ?」
「お世辞なんかじゃないって…」
リトは里紗の胸を撫でてみる。
ララの手に吸いつくようなと唯の跳ね返すような弾力のちょうど中間のような感触、その先では乳首が乳房に与えられた刺激に反応して勃起している。
「あん…。この前より手つきがエロいよ?結城…」
「だって籾岡の体がエロいから…」
「こらぁ…そんなこと…」
里紗はそう言いながらするりとリトの腕から逃れる。
「今度は私が反撃するよ?」
里紗はそう言うとリトのペニスをぱくっと咥え、そのまま舌を這わせて刺激する。
「うわっ、気持ちいい…」
「なんかぬるぬるしたのが出てきたね…」
里紗はいったん口を離してそう言うと、再びリトのペニスを舌で攻め立てた。
 
 
「もう入れていいか?」
リトは早く里紗の中に入れたくて仕方なかった。
「ん~?そうねえ…。じゃあ入れちゃおうか…」
里紗はそう言うと枕の下からコンドームを取り出す。
「あ…着けるんだ…」
リトの声にちょっと残念そうなトーンが入ったことを里紗は見逃さない。
「なに?生がよかった?」
しまったと思いながらももう言い訳は効かないと思い、リトは正直に白状する。
「うん…まあ…」
「あんたララちぃとはどうしてるの?もしかして生?」
ララだけでなく他の女の子にもリトは既に種を付けていたのだ。
里紗の言葉にリトは黙り込んでしまう。
「ふーん…。あんたも少しは考えてあげなきゃね。春菜とか唯とかは気にするんじゃない?」
その二人もリトの精液を子宮に受けているのだが、ここでそれを言うのは憚られた。
「ま、急な呼び出しに応じてくれたんだし、ちょっとサービスしてあげる」
里紗はそう言うとコンドームを口にくわえ、そのまま器用口でコンドームを被せてきた。
「籾岡…。なんかエロい…」
「そう?よし、これで準備オーケーね…」
里紗はそう言うとベッドに仰向けに寝転がり、脚を軽く開く。
「いいよ、結城」
「うん…」
リトは亀頭を里紗の膣口に合わせ、そのまま里紗の中へ侵入していく。
「あん…おっきい…」
里紗の膣内がリトのペニスの形に圧迫され、里紗の口から艶めかしい吐息が漏れる。
「ゲームの時も思ったけど、私あんたとカラダの相性いいのかな?」
「そんなこと思ってたんだ?」
「うん…。気持ちいい…」
リトがゆっくりとペニスを抜き差しし、里紗の膣壁に自分のペニスの味を味わわせるように動く。
「結城、私に散々エロいって言ってたくせに、あんたも腰の動きがやらしいじゃん…」
里紗もリトの動きに合わせて腰を振り、愛液がくちゅくちゅと粘り気のある水音を立てている。
「じゃあこうすればいい?」
リトは今度は激しく、子宮に叩きつけるようなピストンを繰り出す。
里紗は快楽に身悶え、それを見たリトは更に激しく里紗の中を突いていく。
「あっ…やだ…私…」
里紗はイきそうになっているらしく、リトは里紗をイかせようと渾身の一突きを里紗の子宮にお見舞いする。
「あっ…だめっ…ああああぁぁぁっ…!!」
里紗は背中を反らせて痙攣し、絶頂を迎える。
リトはペニスを里紗の中から引き抜き、コンドームを外した。
 
 
「あれ…結城はイってないの…?」
外されたコンドームに精液が吐き出されていないことに里紗は気づく。
「ごめん…。なんか着けてたら籾岡の中に入れてるんじゃなくて、ゴムの穴の中に入れてるような気分になっちゃってさ…」
リトはそう言うと生のペニスを里紗の中に突き入れた。
「うあっ…」
先ほどイったばかりの体に先ほどとは比較にならない快楽が走る。
「結城…っ…生で入れてるでしょ…」
「やっぱ気持ちいい…さっきと全然違う…。中には出さないから、このままさせて…」
「あんっ…ちょっとぉ…」
そう言いながらも里紗も膣から体中に広がる快楽に逆らえなくなってきていた。
リトは里紗の中の生の感触に一心不乱に腰を振った。
「だ…だめ…っ…、私おかしくなる…っ…」
里紗は目をぎゅっと瞑っていやいやをするように頭を横に振る。
だが腰の方は快楽を求め、最も感じるように動いていた。
「やば…籾岡…。俺そろそろイきそう…」
リトはそう言うや否や今まで以上に激しいグラインドを行った。
生の亀頭で愛液がかき混ぜられ、リトがグラインドを繰り返す度に里紗の膣口から白く濁ったそれが掻き出された。
射精の瞬間リトは里紗の中からペニスを引き抜き、里紗の下腹部に精液をぶちまけた。
「籾岡…」
リトはそのまま里紗とキスし、舌を絡め合った。
リトが唇を離すと、里紗は少し不満そうな表情を浮かべていた。
「結城…、私さっきもうちょっとのところでイけなかったんだけど…」
「え?あ、ごめん…。でもあのまま続けてたら中に…」
リトは謝るとともに弁解するが、里紗の目は今日会ったとき以上にぎらついていた。
「私火がついちゃったみたい…」
里紗はリトの唇にむしゃぶりつき、そのままディープキスをねだる。
里紗の情熱的なキスにリトのペニスは再び力を取り戻していた。
「あんたも一回出したくらいじゃ足りないみたいね…」
里紗は妖艶な笑みを浮かべると、リトを仰向けに寝かせてその上に跨った。
「このまま入れちゃえ…」
里紗はリトのペニスを指で掴み、自分の膣口に当てる。
射精してからペニスは拭いておらず、リトの尿道口や亀頭の先端には先ほどの精液がまだ残ってた。
「籾岡…俺拭いてない…」
「いいよ…。早く気持ちよくなりたいから…ん…っ…」」
里紗の膣に根元までペニスは呑み込まれ、里紗はそのまま円を描くように腰を振った。
 
 
「あぁっ…いい…」
リトも里紗のエロティックな腰の動きに翻弄され、我を忘れて下から里紗の子宮を思いっきり突き上げた。
騎乗位で深くまで繋がっているところにさらに奥へ押し入るようにペニスが打ちこまれ、里紗も理性を失ってただひたすらに快楽を求める。
「やっ…やば…気持ち良すぎて私…」
「里紗…俺も気持ちいい…イきそう…」
リトの訴えに里紗は笑みを浮かべて更に大きく腰を振る。
リトに与えられる快楽が更に強まり、リトは射精を我慢できなくなる。
「里紗…出るよ…」
里紗はリトの言葉を聞いていないのか、そのまま腰を振り続ける。
「リト…私も気持ちよくて…もうちょっとでイく…」
リトは里紗を更に激しく突きあげる。
繋がっていたい、里紗の中を精液で満たしたい、そんな欲望にリトは駆られる。
「繋がったままイっちゃおうか…」
里紗その言葉はリトにわずかに残っていた理性を打ち砕いた。
リトと里紗はそれぞれの本能の命じるままに快楽を貪り、ついにリトの白濁の噴水が勢いよく上がり、里紗の子宮を直撃した。
「あっ!?…ああああぁぁぁっ…!!」
自分の中で精液が暴れまわる感覚に快楽を覚え、里紗は甲高い声を上げて果てる。
騎乗位という体位のせいもあってか、里紗の膣口からは重力に引かれて二人の精液と愛液の混合液が流れ出ていた。
「中で出しちゃったね…リト…」
「うん…里紗…」
晴れやかな表情で里紗は笑みを浮かべ、リトにキスをする。
リトも里紗の中からペニスをまだ抜いておらず、セックスの余韻に浸りながら里紗との後戯を楽しむ。
二人はいつの間にかお互いのことを下の名前で呼ぶようになっていたが、二人は全く気にしなかった。
「リトってさぁ…。この前家に来たときと全然違うよね」
「あのときは…まあ…。でもあの時のって冗談だったんだよな?」
しつこいナンパに引っかかった里紗に利用され、その礼ということで里紗の家に招待されたときのこと。
いきなり里紗に押し倒されて誘惑されたとき、自分はガチガチに固まって何もできなかった。
「でもね、結城。あんたのこと気に入ってなきゃあんなことしないんだから」
里紗はそういっていたずらっぽく軽いキスをした。
先ほどまでかなり濃厚に交わっていたはずなのに、そのキスは驚くほどに軽かった。
「なんか里紗って、恋人になってもどこか友達感覚が抜けないような感じがするな」
リトにそう言われ、里紗はけらけらと笑う。
「なにそれ?ま、私はあんまりベタベタする方じゃないし、こういう恋人も悪くないでしょ?普段は友達みたいな感じでも、やることはやる…みたいなさ。決してセックスフレンドってわけじゃないんだし」
ここで里紗が別の話題を切り出してきた。
「ねえリト。あんたさ、キスやセックスはちゃんとできるようになったみたいだけど、女の子の気持ちの方にはちゃんと鋭くなってるの?」
「な…、馬鹿にするなよ?俺だっていくらかはマシになってるさ」
「ふーん…。ホントかなあ?…まあいいや。ちゃんと気づいてあげなさいよ?」
里紗はそういっていたずらっぽくリトの額をつついた。
里紗の言わんとすることがいまいち掴めないリトだったが、とりあえず「ああ…」と一言だけ言っておいた。
 
そして次の日、結城家に金色の闇がやってきた