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 ヤミとデートした日の夜、リトが床に就こうとしていたらモモが部屋にやってきた。

「リトさん、今日は一緒に寝ませんか?」
「そっか。朝は結局最後まで相手できなかったもんな…」
リトはモモを抱き寄せてベッドに倒れ込む。
リトとモモは裸になってお互いの体を求め合った。
「リトさん。今日見てましたけど、ヤミさんまで虜にしてしまうなんてすごいです…」
「ああ…」
リトはモモに言われてようやく今日のヤミとのデートがモモに監視されていたことを思い出す。
「やっぱり林の中でのことも…」
「もちろん見てましたよ」
モモはくすりと笑ってリトに体をすり寄せて甘える。
「ヤミさんに嫉妬しちゃいそうです。朝のお預けの分まで愛してくださいね?」
「わかったよ、モモ」
リトはモモの割れ目にそっと触れる。
モモの膣口からは愛液が染み出しており、もういつでもリトを受け入れる準備ができていた。
リトはモモの脚の間に体を滑り込ませ、勃起した亀頭の先端を膣口に当てる。
モモの体にゾクゾクと電流が流れるような感覚が走り、亀頭が膣内に潜り込んでくるとそれは極上の快感に変わってモモの理性を打ち砕く。
「あ…」
リトはモモが声を上げそうになったのを察知して、キスで口を塞ぐ。
そのまま濃厚なキスをしながらリトはモモの中をペニスで蹂躙していく。
モモは声を上げられないせいか体中を走り回る快感をいつもより強く感じていた。
愛液は白く濁り、リトのペニスが動くたびにぐちゅぐちゅという音が耳に届く。
モモはリトの腰に脚を絡め、腰を振ってリトに射精を促す。
リトもそれに気付き、モモの中でラストスパートをかけた。
結合部からする粘着質な水音はさらに大きくなり、リトはモモの最深部に種をたっぷりと発射する。
射精を終えても二人はまだ互いの唇も生殖器も離さなかった。
 
 
ようやくモモとリトは唇を離し、それまで上だったリトが今度は下になった。
「リトさん、これでもう障害はありませんね…」
モモがうっとりとした表情でリトを見下ろしながら言った。
「私はヤミさんがまだリトさんの命を狙っていると思っていましたから、ハーレムの一番の障害になるとすればそれはヤミさんだと思っていました。でもそのヤミさんはもうリトさんの虜。今日の感じからしてもうリトさん無しでは生きていけないでしょうね」
モモはそう言ってリトに上からキスをする。
「リトさん、ハーレムを築いた気分はどうですか?」
「なんて言うのかな…。たくさんの人の気持ちに応えていかなきゃいけないから大変な時もあるけど、やっぱりすごく楽しいよ」
リトは今までのことを思い出しながそう言った。
決して楽ばかりしてきたわけではない。
たくさんの女性の涙も見てきたのだから。
リトはこれからも彼女たちを大切にしていこうと決意を新たにした。
 
次の日の昼間、リトは再び外出していった。
やっぱりおかしい…
美柑はリトがこうまで外出するようになったことに疑問を持っていた。
昨日の今日だがヤミに会いに行ったと考えることもできた。
だがヤミがリトに告白したのは昨日、相談があったのは一昨日、リトの外出が増えたのはそれ以前である。
最近はララが結城家を飛び出すという珍しい事件も起きていた。
どうしたんだろう、リト…
美柑は気になり、リトの後をつけてみようと思い立つ。
そこにタイミング悪くモモが現れた。
「美柑さんもお出かけですか?」
「え?ああ…買い物行こうかなと思って…」
咄嗟に出た嘘をモモは見抜く。
「買い物なら私が行きましょうか?」
モモにそう言われたが、美柑はその申し出を断る。
「今日は外に出たい気分だから、私が行くよ」
「そうですか…。でも今はまだ外は暑いですし、涼しくなってからの方がいいのでは?」
「別にいいでしょ。留守番お願いね」
モモさんの方が筋の通ったことを言っていたのだから怪しまれたかもしれないな…
美柑はモモを強引に振り切って出てきたのを少し後悔した。
 
 
リトは街の中を歩いている。
人の多い通りを歩いているので美柑はリトを見失わないようについていった。
だが美柑に気付いて声をかけてきた人物がいた。
「美柑、こんなところでどうしたんですか?」
美柑が驚いて振り向くと、そこにはヤミがいた。
今日の服はTシャツに膝下くらいまでの長さのジーンズ、髪はツインテールに束ねている。
「うわっ…ヤミさん…」
「そんなに驚かなくてもいいでしょう」
美柑は再びリトが歩いて行った方を見たが、リトの姿はもう無かった。
見失ったか…
美柑は大きなため息をついてヤミの方へ向き直った。
「向こうの方を見ていましたが、どうかしたんですか?」
「え?うぅん、なんでもないよ。今日もいつもの服じゃないんだね」
美柑がそう言うと、ヤミはとても穏やかな笑みを浮かべて答えた。
「…今までの私にさよならしましたから…」
ヤミのこんな顔は美柑も見たことがなかったので少し驚く。
だが同時に美柑はリトの今日の外出理由がヤミではなかったことに気付く。
「あ、美柑。もしよかったら一緒に遊びに行きませんか?」
ヤミがとても明るい顔で美柑を誘ってきた。
どうせリトを見失ってしまったので今日は追跡を諦めるしかなさそうだった。
「うん!」
美柑もヤミがこんなに明るい顔をしているのが嬉しかったので、ヤミの誘いを受けることにした。
 
美柑とヤミは二人でいろいろな場所に行った。
二人で映画を見たり、ショッピングを楽しんだりした。
その後二人はゲームセンターにやって来た。
今日の思い出を形に残そうとプリクラを撮ることにしたのだ。
二人で並んでプリクラを撮り、デコレーションをつける。
ヤミは初めてのことに少し戸惑いながらも可愛らしいデコレーションで二人の思い出を彩った。
「ヤミさんのデコレーションかわいいね」
「そうですか?美柑のもかわいいですよ」
「えへへ。ヤミさんが明るくなってすっごく嬉しい」
美柑はヤミと二人で遊んでいるのが楽しくてつい忘れていた。
リトとヤミの関係について。
美柑はケータイの時計を見てはっとする。
「あ、そろそろ帰らないと…」
「そうですか。楽しい時間はすぐに過ぎてしまいますね。美柑、それではまた」
別れ際、ヤミは美柑に向かって笑顔で手を振った。
美柑もヤミに向かって手を振る。
そしてヤミと別れたあとで美柑ははっと思い出した。
今日自分が外出した本当の理由を。
「…結局確かめることはできなかったな…」
リトは一体何をしているのだろう?
美柑は疑念を心に抱いたまま家路についた。
 
美柑は家のすぐ近くでリトと鉢合わせした。
「あ、美柑。どこか遊びに行ってたのか?」
「え?うん…。ヤミさんと街で遊んでたの」
「そっか」
家までもう500mもなかったが、二人で並んで歩くこの時間はやけに長く感じられた。
『ヤミと会ったのか…。美柑に余計なこと喋ってなければいいけど…。いや、そもそも昨日の件で美柑が俺の今の状況に勘付いてることも…』
『リト…。何事もなかったかのように振る舞ってるけど、きっとリトは私に何かを隠してる…』
何気ない兄妹の会話も無く、二人は家に向かって歩いた。
『美柑に打ち明けるべきなのか…それとも…』
リトは隣を歩く妹を見ながら迷っていた。
リトと美柑、兄妹の心の中に少しずつ暗雲が立ちこめ始めていた。