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ある日の昼下がり、籾岡里紗と沢田未央は二人でお茶をしていた。
里紗はアイスコーヒーに口をつけ、少し飲んでからコップを置いた。
「ねえ里紗、ヤミヤミがあれからどうなったか知ってる?」
未央はヤミの恋の行方がどうなったのか未だに知らずにいた。
だが里紗もヤミと公園で別れてから彼女がどうしたのか、アタックをかけたならその結果はどうなったのか、一切知らなかった。
「さあ?ま、リトの奴にはちゃんと気づいてあげなよって釘刺しといたけど、ヤミヤミも不器用だからねえ…」
「ああ、そう…ん?」
ここで未央ははたと気づく。
「あれ?里紗、結城のこと下の名前で呼んでたっけ?」
未央は里紗のリトに対する呼び方が変わっていたのを聞き逃さなかった。
「それに釘刺したって、あの後あいつに会ったりしたわけ?」
「ああ…」
里紗は仕方なくあの日自分が未央と別れた後何をしていたかを白状した。
ヤミとの公園でのやり取り、そこで知った彼女の気持ちも。
「そっか。ヤミヤミ、ようやく決心したんだね」
「うん…」
妹を見守る姉というか、娘を見守る母親というか、事情を知っている者から見れば二人はそのように見えたかもしれない。
「で、そのあと私もヤミヤミを見てたら人肌恋しくなってさぁ…」
里紗の話の続きに未央は耳を傾ける。
 
 
「リトを家に呼び出してヤっちゃったわけ」
「ごふっ!」
いきなりの里紗の告白、しかもリトとセックスをしたという内容に思わず未央は噴き出した。
「え??それマジ?」
カフェで昼間からする会話の内容ではなかったが、未央は追求せずにはいられなかった。
「まあ、ゲームの中でもヤったんだけど、私とあいつ体の相性良くてさ。恋してるヤミヤミ見てたら私も感化されちゃったみたい」
「里紗…」
リトには複数の相手がいることは里紗だって知っているはずなのに…。
「でもさ、超気持ち良かったし、今すごく楽しいの」
里紗は満面の笑みで残りのアイスコーヒーを飲み干した。
飲み干されたアイスコーヒーのコップをテーブルに置くと、里紗は未央に言った。
「ところでさ、未央は処女捨てようって思わないの?」
「ちょ…」
にやにやしている里紗に対して未央は顔が真っ赤になっている。
里紗とは中学からの付き合いだが、里紗は中学で彼氏を作ってロストヴァージンまでしていたのに対し、未央は彼氏の一人もできたためしがなかった。
単に巡り合わせがなかっただけだと思っていたものの、高校に入ってもまるでその気の無い自分に密かに不安を覚えてもいた。
「まあ…。ちょっと不安になってる部分もあるけどさ…」
未央はふうとため息をついて自分の飲んでいたアイスティーのコップを手に持つ。
「…アイツとのエッチ、気持ちいいの?」
「私はね」
未央は里紗が知っていて自分の知らない領域につい足を踏み入れてみたくなる。
「未央も一度試してみたら?あいつ、別に関係を強要するような奴じゃないしさ」
「…」
 
 
その頃、結城家では…。
「じゃ、行ってくるねリト」
「おう」
結城家の玄関では美柑が上機嫌で靴を履いていた。
今日は友達の家で泊りがけで遊ぶらしい。
いつも家のことをやっていて忙しい彼女が羽を伸ばせて、リトも嬉しく思う。
「…晩御飯とか本当に大丈夫?」
美柑はちょっと心配そうに振り返ってリトを見る。
まるで新婚の夫婦、もしくは母親と息子のようなやり取りである。
「いいから楽しんでこいよ。夕飯は適当に弁当でも買うからさ」
「ん…じゃあ行ってきます」
美柑の姿が見えなくなると、リトは自室に戻ってそわそわしていた。
しばらくして結城家のチャイムがなった。
「こんにちは、リトくん」
やって来たのは春菜だった。
「上がって、春菜ちゃん。今日は美柑が泊まりがけで遊びに行ってて、ララ達も家の用事でデビルーク星に帰ってるから俺たちだけなんだ」
昨日の夜、リトはララにデビルーク星の用事で姉妹揃って一時母性に帰ると言われ、美柑にも明日は友達の家で泊りがけで遊ぶことになったと言われた。
ちなみにセリーヌは一度宇宙を見てみたいと駄々をこねたのでララ達と一緒に行くことになってしまった。
リトはこれをチャンスだと捉えた。
早速春菜に電話をかけて明日の予定はどうなっているか確認した。
彼女にも特に用事は無く、リトは春菜を家に呼び出すことにしたのだった。
春菜はもちろん快諾した。
デートに水を差されてフラストレーションの溜まっていた二人に歯止めをかけるものはなかった。
彼氏の家で今日は何も気にすることなく、何度も何度も交わるつもりでいた。
 
 
リトの部屋に座っている春菜にリトは飲み物を持ってくる。
「はい。飲み物持って来たよ」
「ありがとう」
春菜はコップを受け取って中のお茶を飲み干す。
「この前のデートなんだけどさ…」
リトは話を切り出した。
「夕方遅い時間だったけど、春菜ちゃんあれから何をしたかったの?」
リトにそう言われて思わず春菜は顔を真っ赤にする。
「…もう…わかってるくせに…」
春菜はそう言うと体をリトに預ける。発情のサインだった。
「春菜ちゃん…」
リトは春菜と唇を重ね、そのまま舌を絡め合った。
二人の口内で唾液が混ざり、くちゅくちゅといやらしい水音を立てた。
リトはそのまま春菜の服を脱がせ、ショーツだけの姿になった春菜をベッドの上に仰向けに寝かせる。
「春菜ちゃん…」
リトは再び春菜と舌を絡ませながら彼女の乳房を撫でるように揉み、彼女が唯一身に着けていたショーツも取り払う。
まだ日の高いうちから自分の部屋で彼女を裸にしていく何とも言えない感覚にリトは酔い痴れていた。
リトは裸になるとそのまま春菜の上に覆いかぶさり、春菜と濃厚な口づけを交わしながら彼女への愛撫を続けていく。
春菜も本能に火がついており、リトの体を丹念に愛撫していた。
「ねえ…もう入れて…?」
耳元でそう囁かれ、リトのペニスは今までにないほどに力を漲らせていた。
春菜の下腹部に当たる硬いペニスの感触はその内側にある子宮にまで届いており、春菜の内部は既に愛液で満ちていた。
 
 
リトは春菜の膣口に照準を合わせ、そのまま彼女の奥へ、奥へとペニスを潜り込ませていく。
愛液のぬるぬるとした感触が亀頭に心地よく、春菜の柔らかな締め付けも加わってリトはすぐにでも果ててしまいそうになる。
だが春菜の中を思う存分蹂躙して自分の腕の中で彼女を喘がせたいという欲望もあるので、リトは射精感を抑えて春菜の中を突いていく。
「んっ…ふ…ん…」
春菜は声を抑えて喘いでいる。
それを見たリトは春菜の耳元で囁いた。
「今日は俺たちだけなんだし、声出したって構わないんだよ?」
リトはそう言うや否や春菜の子宮に亀頭をぴったりとくっつけ、ひらがなの『の』の字を描くように腰を振り、春菜の子宮をぐりぐりと圧迫していった。
「きゃんっ!?だ…だめっ!…それは…あ…っ…」
春菜は子宮から脳に流れ込む快感にたまらず大声を上げる。
だめと言いながら腰は浮き上がり、リトのペニスを限界まで呑み込もうと自然と体が動いてしまう。
「じゃあそろそろ一発目いくよ…」
春菜の反応を堪能したリトは激しいピストンを繰り出し、そのまま春菜の中へ自分の精を注ぎ込んだ。
「あっ…はあああああんっ…!!」
リトのペニスがどくどくと脈打ち、熱い粘液が子宮から膣口までを満たす感触に春菜は思わず絶叫する。
「気持ちいい…」
未だに自分の中で脈打つリトのペニスの感触に愛おしさを覚えながら、春菜はリトの背中に回した腕をきゅっと締める。
デートの日にお預けになった愛しい彼との性行為に春菜は満足げな笑みを浮かべて目を閉じた。
「まだ時間はあるから、今日はこのままたくさんしよう?」
リトは春菜にキスをしてからそう言った。
「もう…リトくんったらすごくエッチになっちゃって…」
そう言う春菜も嫌な顔などしておらず、むしろ嬉しそうな顔でこれから彼が何度自分を抱いてくれるのかと期待していた。
そんなとき、リトのケータイが着信を告げた。
「ごめん、ちょっと出るね」
リトはベッドの枕元に置かれていたケータイを取り、電話の相手を確認する。
表示されていた名前は籾岡里紗、リトは何の用だろうと思いながら電話に出た。
 
 
「あ、ダーリン?」
里紗の底抜けに明るい声がした。
「里紗、どうかしたの?」
リトはせっかく春菜と二人で楽しんでいたのだからと里紗の用件をさっさと聞いて春菜との第二ラウンドを始めたがっていた。
「今暇かなーって思って」
どうやら里紗も自分と遊びたいらしい。
しかしリトは今日は春菜を徹底的に抱きたかったこともあり、申し訳ないと思いながらも里紗の誘いを断ろうとする。
「ごめん。今日は美柑が泊まりがけで遊びに行ってるし、ララ達もデビルーク星の用事でいないから家を空けられないんだよ」
この断り方がまずかったとリトはすぐに後悔することになる。
「へえ…じゃあダーリンの家に私たちが行けばいいのね?」
「あ…いや…」
リトはしまったと思ったがもう遅かった。
「ん~?なんかこっちが行ったら都合が悪いのかな?」
里紗のにやにやしていている顔がリトの脳内に浮かぶ。
「もう誰か女を連れ込んでるんでしょ?」
「…」
この沈黙は里紗の推測を肯定したようなものである。
「あはは。わかりやすいね~ホント。こっちが行くと都合が悪いとなると、相手は唯?春菜?」
自分の態度からここまで絞り込めるとはなんという勘の鋭さだろう。
リトは観念して白状することにした。
「…春菜ちゃんが今来てる」
「ほお~。それなら唯よりはいいか。じゃあもうすぐしたらお邪魔するから、よろしくね。ダーリン」
「あっ、ちょっと…」
切れた電話を見つめながらリトは大きくため息をついた。
「今の里紗だったんでしょ?来るの?」
「…らしいよ。ごめんね。ふたりっきりで今日は…」
うなだれるリトを見て春菜も少し残念そうな顔をするが、せっかくリトの家に来たのだからと気を取り直す。
「じゃあ里紗が来るまでにもう一回しよ?」
春菜はリトの首に腕を絡ませ、唇を重ねた。
そういえば…
リトは春菜と舌を絡ませ合いながら里紗の台詞を思い出していた。
私『たち』って言ってたよな…。他に誰か来るのか?
 
 
「やっほーダーリン」
結城家のチャイムが鳴り、里紗がやって来た。
「おう。上がってくれ」
リトは玄関で里紗を出迎えた。
隣にいる未央の姿が目に入る。
「沢田…」
私たちって言ってたのは沢田も一緒だったからか…
「お…おっす…結城…」
未央はかなりぎこちない様子で右手を上げた。
未央はちらっと玄関に揃えられている一足の靴に目を止める。
見覚えのある春菜の靴、本当にリトが何人もの女を抱いているのだという里紗の話に真実味が帯びてくる。
そして里紗は上がるや否やリトに顔を近づけてふんふんと匂いを嗅いだ。
「ちょ…なにしてんだよ里紗…」
リトが里紗のことを名字で呼んでいない。
「ん~…さっきまでヤってたでしょ?エロい匂いが染みついてるよ?」
「こら!人前でそういうこと言うなよ」
「あはは。そんなに怒んないでよ。…今日は私の体、リトの好きにしていいからさぁ…」
里紗は色っぽい声でそう囁き、二階のリトの部屋に上がっていった。
「なんだよまったく…」
リトはぶつぶつと文句を言いながらも心臓が早鐘を打ち、顔も赤くなっていることを自覚していた。
「あ、沢田も俺の部屋に上がっててくれるか?飲み物持ってくからさ」
まだ玄関で靴も脱いでいなかった未央はようやく我に返る。
「あ、うん…。じゃあお邪魔するね…」
未央もかなり遅れて階段を上がっていった。
 

 「やあ春菜。ごめんね~」

里紗はリトの部屋にいた春菜に両手を合わせて謝る。
「せっかく二人っきりだったところをさぁ…」
春菜はちょっと口を尖らせたままコップのお茶を啜った。
そう思うならどうしてここに来たんだか…。
春菜は喉元まで出かかった言葉を呑み込んだ。
「…あれ?未央も一緒なの?」
里紗に続いて入って来た未央の姿を見て春菜は驚きの声を上げた。
「うん…まあね…」
「で?春菜は私たちが来るまでに何回ヤったの?」
「ぶっ!!…」
里紗にそう言われて春菜は思わず噴き出した。
服こそ整えていたものの春菜の体に残る性の匂いに里紗の鼻は敏感に反応していた。
「ごほごほ…里紗…、いきなり何を聞くのよ…」
むせながらも春菜は里紗に抗議する。
そこに里紗がにやりと笑いながら春菜の体に手を伸ばす。
「きゃんっ…」
春菜の胸を包み込むように持ちあげ、そのまま円を描くように愛撫していく里紗。
「ちょ…里紗…」
「感じてんじゃん、春菜…。ダーリンにもうしてもらったんでしょ?羨ましいなあ…」
そのまま里紗は春菜の首筋を舐めて唇で吸いつく。
今までからかい半分とは違う、里紗の本気のボディタッチに春菜は全身の力が抜けていく。
里紗の指が春菜の膣の周囲を這いまわり、里紗の指に先ほど中出しされたリトの精液が絡む。
「ほ~。春菜も大胆だね~」
「やんっ…里紗…」
リトに中出しさせていることに気付かれたと察した春菜は身をよじらせて里紗から逃げようとする。
 
 
未央はそのエロティックな光景に見入っていた。
そこにリトが現れた。
「って里紗!いい加減にしろ!」
「はーい」
「まったく…」
リトはキッチンから二人の分のお茶を持って来て里紗と未央に差し出し、春菜にもおかわりを注いだ。
「しかし沢田も一緒なんて、今日はどうしたんだよ?」
リトは自分のコップにお茶を注ぎながら尋ねた。
「うん…。あのさ、結城って今何人もの女の子と関係持ってるって本当?」
未央がおずおずと尋ねてくる。
「ああ…そのことか…。本当だよ」
特に臆面も無くリトは答える。
「あ…あのさ…それなら私ともヤってみないかな…って…」
リトはいきなりの未央の発言に呆気にとられる。
「どうしたんだいきなり?」
「あ…えっと…」
未央が言い淀んでいると里紗が割って入った。
「処女捨てたいんだって。高校でも恋人できる雰囲気が無いからちょっと焦り気味なのよ」
「未央…」
春菜も唖然とした様子で未央を見ていた。
「う…だって私だって真剣なんだよ?恋愛って巡り合わせかもしれないけど、私だけなんか置いてけぼりな感じがして…」
未央は必死に弁解する。
そこでリトが口を開いた。
「うーん…。俺は沢田が俺でいいって言うならいいよ。でも…」
「でも?」
「後悔しない?俺には何人も相手がいるわけで、偉そうに恋愛は云々なんて説教できる立場じゃないと思ってるから、あとは沢田の気持ち次第…」
そう言ってまっすぐ未央を見つめるリト。
以前のような子供っぽさは見えず、心から未央のことを彼なりに心配しているのが見て取れた。
 
 
「…うん…一度抱かれるってどういうものなのか感じてみたい」
未央がそう言って腹を括った瞬間、里紗が服を脱ぎ始めた。
「ってなんでお前が脱いでるんだよ」
思わず突っ込むリトだったが、里紗は動じない。
「え~?つれないなあ。私がただ付き添いで来たと思ってたの?」
ちょっと口をとがらせながらも笑ってみせる里紗、その様子に未央も思わず噴き出した。
「あははっ。里紗と結城ってなんか恋人って感じしないねー」
「そんなことないんだな~これが」
里紗はそう言うとそのままリトにキスをねだる。
舌を絡ませ合うリトと里紗、里紗の裸体が陽の光を浴びながら白く光り、絡み合う唇の隙間からは二人の唾液が混ざり合う音が響く。
「いい調子じゃん、ダーリン…」
里紗はリトのペニスの具合をズボンの上から確かめる。
手でペニスの勃起具合を確かめ、ギンギンに張り詰めたその様子に思わず舌舐めずりをする。
そしてリトを立たせると、ズボンのジッパーを前歯で咥えて下ろし、そのまま反り返ったペニスを未央や春菜の前で露わにした。
「うわ…すごい…」
未央はリトのペニスを見てごくりと唾を呑む。
あれが入るんだ…
「ん~?なんかぬるぬるに濡れてる…。春菜とヤってたから?」
里紗はそう言ってからリトのペニスを口に含んでフェラチオで愛撫する。
ちゅるちゅると小気味よい音を立てる里紗のフェラチオにリトは興奮を高めていく。
すると、春菜が横からリトのペニスに顔を近づけてきた。
「ん?」
気づいた里紗がペニスから口を離すと、今度は春菜が間髪いれずにペニスを奪い取った。
春菜の口に含まれたペニスは春菜の舌の上で弄ばれる。
そして春菜は亀頭を口から出し、舌先でペニスの先端の割れ目を丹念に舐める。
カウパーと唾液が混ざって意図を引き、太陽の光で一瞬光ったかと思うとそれはぷっつりと切れた。
 
 
「春菜も積極的じゃん…。」
「だってこの前はデートに水差されて、それ以来なんだから…」
春菜は膣内にペニスが欲しくてうずうずしていた。
「ねえリトくん…」
春菜に熱のこもった目で見つめられて、リトは春菜をベッドの上に優しく押し倒す。
春菜は軽く脚を開き、その間にリトが入りやすいようにする。
「春菜が見本になってくれるみたいだし、未央はこの次にいってみようか」
いつの間にか里紗が未央のすぐ後ろに陣取っており、そのまま未央の服を崩して愛撫していく。
「あっ…!里紗…」
「結構敏感なんだね未央…。ほら、始まるよ?」
里紗の目線の先を追うと、今まさにリトが春菜をペニスで貫こうとしているところだった。
未央の目の前で二人はひとつになっていく。
リトのペニスが膣内にゆっくりと侵入していき、春菜は快楽に時折びくっと激しく体を震わせた。
「春菜ちゃん、入ったよ…」
「うん…わかるよ…」
清楚で恥ずかしがり屋の春菜からは想像もできない艶っぽい声に未央は思わず唾を飲み込む。
「さ、今のうちに未央も準備しとこ?」
里紗はにやりと笑うと未央の膣に指を伸ばす。
「ひゃっ…!」
「ここが重要だから、しっかり濡らしとかないとねー」
里紗は未央のクリトリスの皮を剥いて、指先で突起を転がした。
「ちょっ…里紗…」
「指入れてみよっか?」
「え?ちょっと…」
未央はエスカレートしていく里紗の行為に待ったをかけようとするが、里紗はするりと未央の中に指を滑り込ませた。
 
 
「ほぐしとかないとダーリンのはキツイよ?あんなに大きいんだもん…」
そう言われて未央はベッドの上で腰を振っている二人を見つめる。
「あっ…ああっ…」
喘ぐ春菜の膣には太くて長いペニスが出入りしており、それに合わせてぐちゅぐちゅと春菜の愛液がエロティックな水音を奏でる。
「…ああんっ!!」
春菜が一際大きな喘ぎ声を上げたかと思うと、リトも春菜も自身の生殖器をぴったりと合わせて動かなくなった。
「出してるわね…」
里紗がそう言うと未央ははっとして春菜の方を見る。
「うそ…。春菜ゴムも着けてなかったでしょ…」
リトが春菜からペニスを引く抜くと真っ白に濁った粘液が春菜の膣口からこぼれ落ちた。
「ゴムでヤるのなんてつまんないって。生で直に感じる方が気持ちいいよ?」
里紗はそう言うと今度は未央をベッドの上に連れていく。
「お前はいいのか?」
リトは里紗に声をかけるが、里紗は首を横に振った。
「私は次に楽しませてもらうわ。ダーリンなら三人の相手くらい楽勝でしょ?」
「あんまり買い被らないでくれよ。沢田、引き返すなら今だぞ?」
リトはそう言いながらも裸で脚を無防備に開いている未央に欲情を始めていた。
隣には荒い息をつきながら横たわる春菜。
先ほどの余韻が残っているのか未だに時折体を震わせていた。
あの春菜がこんな風に…
そして目の前のリトは一人の少年の顔から一匹の雄の顔に変わっている。
気持ちいいのかな…
未央はリトの背中にそっと腕を回す。
「いいよ。あんたに任せる」
リトはその言葉を聞いてペニスを未央の中へ潜り込ませていく。
「う…うあっ…なにこれ…っ…」
「未央?大丈夫?」
里紗は未央の様子を見て心配になる。
小柄な未央の体にリトの大きなペニスはきつかったのだろうか。
 
 
ペニスが根元まで呑み込まれ、リトは未央の子宮に亀頭をぴったりと押しつける。
「はんっ…」
その感触に未央は甲高い声を上げて腰を浮かせる。
「大丈夫みたいだな。よかった」
リトは未央の顔を覗き込んで安堵の表情を浮かべ、未央をぎゅっと抱き締める。
どこまでも優しく、いたわるようなリトの抱き方に未央は安心感を覚え、そのまま今感じている快楽に身を委ねてみたくなる。
「もう、結城のくせにいっちょまえにリードしようとしちゃって…」
未央の憎まれ口にリトは笑って返す。
「くせにってなんだよ、くせにって。じゃあリードも何もなくていいのか?」
リトはそう言うと腰を一度大きく引き、そのまま最深部に強烈な一突きを繰り出す。
「あっ!!?」
衝撃と共に下半身から脳へ強烈な電流が走り、未央の中から理性と余裕を奪い取っていく。
未央の反応に機嫌をよくしたリトは大きなグラインドで未央の中を何度も何度も突いていった。
「沢田の中、狭くて気持ちいい…」
「あっ…!私も結城のがすごくいい…っ…」
膣内はすっかりリトの形に変形し、二人の腰がぶつかるたびに何度も何度も衝撃で愛液が弾け飛んだ。
「もうだめ結城…私…」
未央が自身の絶頂が近いことをリトに訴える。
「じゃあこのままイこうぜ…」
リトは未央の中に出すべく最後の力を振り絞って未央の中を突き上げる。
「あっ…!ああああっ!!!」
未央は絶叫してセックスの快楽に腰を振るのみだった。
そのままリトの精液を膣内に受け、ピストンの快楽と膣内射精で感じる独特のペニスの脈動、精液の熱に未央の中の本能以外の全てが吹き飛ばされる。
未央は無意識のうちに子宮に精を受けようと腰を浮き上がらせていた。
やがて緊張した筋肉がゆるみ、未央はどさっとベッドの上に腰を落とした。
その拍子にペニスが抜けてしまい、未央は少し名残惜しさを覚えてしまう。
セックスってこんなに気持ちいいんだ…
未央は荒い息を整えながら心の中で呟いた。
リトは未央の中から精液がこぼれ落ちるのを見ながら大きく深呼吸して次の相手に備える。
「さ、ダーリン。お待ちかねの私のカラダだよ…」
里紗はそう言いながらリトに抱きついた。
 
 
一方、そのころ…
「あっ!」
「どうしたの美柑?」
友達の家で泊まりがけで遊んでいた美柑だが、持ってきたお泊まりセットの中に忘れ物があったことに気がついた。
「あっちゃ~。歯ブラシ忘れてきちゃったよ~。ごめん、ちょっと取りに行ってくるね」
「歯ブラシくらい家にあるやつを…」
「いや、いいよ。そんなに家が遠いわけなじゃないし、すぐ取って来るね」
美柑はそう言って結城家を目指して走った。
結城家で何が行われているかも知らずに…。
 
「ふー。走るとやっぱきついなあ…」
美柑は結城家の前で大きく息をつき、玄関のドアを開ける。
「ん?」
眼に入ったのは女ものの靴が三足、しかも自分でもデビルーク姉妹の誰のものでもない。
「これ…は…?」
美柑は極力足音を立てないようにそっと階段を上る。
走って来たからではない汗が頬を伝い、走ったからではない心臓の早鐘がやけに大きく伝わって来る。
 
「あッ…リトだめっ…私もう…」
「わ…私も…」
「あっ…ああああっ…!!」
女三人の嬌声がリトの部屋から聞こえてきた。
美柑はそっとリトの部屋のドアノブに手をかける。
ゆっくりとドアノブを回してリトの部屋を覗く。
裸の女性三人をリトが弄んでいた。
ペニスを受け入れているのは里紗、泡立った白濁液を滴らせてリトの精液を繋がったまま受け止めている。
そしてリトの右手の中指を入れられて喘いでいるのは春菜、こちらも絶頂に体を震わせている。
最後に左手の中指を入れられて喘いでいるのは未央、状態は春菜とほぼ同じである。
 
信じがたい光景だった。
美柑はその場に尻もちをついてしまう。
快楽に夢中になっていた4人ははっとして部屋のドアの向こうを見る。
「み…美柑…」
最悪の形で真実が露呈してしまった。
美柑は頭を抱えて唇を震わせ、ガチガチと歯の音が合わなくなっていた。
「いや…いや…いやあああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」