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ある日の昼下がり、籾岡里紗と沢田未央は二人でお茶をしていた。
里紗はアイスコーヒーに口をつけ、少し飲んでからコップを置いた。
「ねえ里紗、ヤミヤミがあれからどうなったか知ってる?」
未央はヤミの恋の行方がどうなったのか未だに知らずにいた。
だが里紗もヤミと公園で別れてから彼女がどうしたのか、アタックをかけたならその結果はどうなったのか、一切知らなかった。
「さあ?ま、リトの奴にはちゃんと気づいてあげなよって釘刺しといたけど、ヤミヤミも不器用だからねえ…」
「ああ、そう…ん?」
ここで未央ははたと気づく。
「あれ?里紗、結城のこと下の名前で呼んでたっけ?」
未央は里紗のリトに対する呼び方が変わっていたのを聞き逃さなかった。
「それに釘刺したって、あの後あいつに会ったりしたわけ?」
「ああ…」
里紗は仕方なくあの日自分が未央と別れた後何をしていたかを白状した。
ヤミとの公園でのやり取り、そこで知った彼女の気持ちも。
「そっか。ヤミヤミ、ようやく決心したんだね」
「うん…」
妹を見守る姉というか、娘を見守る母親というか、事情を知っている者から見れば二人はそのように見えたかもしれない。
「で、そのあと私もヤミヤミを見てたら人肌恋しくなってさぁ…」
里紗の話の続きに未央は耳を傾ける。
 
 
「リトを家に呼び出してヤっちゃったわけ」
「ごふっ!」
いきなりの里紗の告白、しかもリトとセックスをしたという内容に思わず未央は噴き出した。
「え??それマジ?」
カフェで昼間からする会話の内容ではなかったが、未央は追求せずにはいられなかった。
「まあ、ゲームの中でもヤったんだけど、私とあいつ体の相性良くてさ。恋してるヤミヤミ見てたら私も感化されちゃったみたい」
「里紗…」
リトには複数の相手がいることは里紗だって知っているはずなのに…。
「でもさ、超気持ち良かったし、今すごく楽しいの」
里紗は満面の笑みで残りのアイスコーヒーを飲み干した。
飲み干されたアイスコーヒーのコップをテーブルに置くと、里紗は未央に言った。
「ところでさ、未央は処女捨てようって思わないの?」
「ちょ…」
にやにやしている里紗に対して未央は顔が真っ赤になっている。
里紗とは中学からの付き合いだが、里紗は中学で彼氏を作ってロストヴァージンまでしていたのに対し、未央は彼氏の一人もできたためしがなかった。
単に巡り合わせがなかっただけだと思っていたものの、高校に入ってもまるでその気の無い自分に密かに不安を覚えてもいた。
「まあ…。ちょっと不安になってる部分もあるけどさ…」
未央はふうとため息をついて自分の飲んでいたアイスティーのコップを手に持つ。
「…アイツとのエッチ、気持ちいいの?」
「私はね」
未央は里紗が知っていて自分の知らない領域につい足を踏み入れてみたくなる。
「未央も一度試してみたら?あいつ、別に関係を強要するような奴じゃないしさ」
「…」
 
 
その頃、結城家では…。
「じゃ、行ってくるねリト」
「おう」
結城家の玄関では美柑が上機嫌で靴を履いていた。
今日は友達の家で泊りがけで遊ぶらしい。
いつも家のことをやっていて忙しい彼女が羽を伸ばせて、リトも嬉しく思う。
「…晩御飯とか本当に大丈夫?」
美柑はちょっと心配そうに振り返ってリトを見る。
まるで新婚の夫婦、もしくは母親と息子のようなやり取りである。
「いいから楽しんでこいよ。夕飯は適当に弁当でも買うからさ」
「ん…じゃあ行ってきます」
美柑の姿が見えなくなると、リトは自室に戻ってそわそわしていた。
しばらくして結城家のチャイムがなった。
「こんにちは、リトくん」
やって来たのは春菜だった。
「上がって、春菜ちゃん。今日は美柑が泊まりがけで遊びに行ってて、ララ達も家の用事でデビルーク星に帰ってるから俺たちだけなんだ」
昨日の夜、リトはララにデビルーク星の用事で姉妹揃って一時母性に帰ると言われ、美柑にも明日は友達の家で泊りがけで遊ぶことになったと言われた。
ちなみにセリーヌは一度宇宙を見てみたいと駄々をこねたのでララ達と一緒に行くことになってしまった。
リトはこれをチャンスだと捉えた。
早速春菜に電話をかけて明日の予定はどうなっているか確認した。
彼女にも特に用事は無く、リトは春菜を家に呼び出すことにしたのだった。
春菜はもちろん快諾した。
デートに水を差されてフラストレーションの溜まっていた二人に歯止めをかけるものはなかった。
彼氏の家で今日は何も気にすることなく、何度も何度も交わるつもりでいた。
 
 
リトの部屋に座っている春菜にリトは飲み物を持ってくる。
「はい。飲み物持って来たよ」
「ありがとう」
春菜はコップを受け取って中のお茶を飲み干す。
「この前のデートなんだけどさ…」
リトは話を切り出した。
「夕方遅い時間だったけど、春菜ちゃんあれから何をしたかったの?」
リトにそう言われて思わず春菜は顔を真っ赤にする。
「…もう…わかってるくせに…」
春菜はそう言うと体をリトに預ける。発情のサインだった。
「春菜ちゃん…」
リトは春菜と唇を重ね、そのまま舌を絡め合った。
二人の口内で唾液が混ざり、くちゅくちゅといやらしい水音を立てた。
リトはそのまま春菜の服を脱がせ、ショーツだけの姿になった春菜をベッドの上に仰向けに寝かせる。
「春菜ちゃん…」
リトは再び春菜と舌を絡ませながら彼女の乳房を撫でるように揉み、彼女が唯一身に着けていたショーツも取り払う。
まだ日の高いうちから自分の部屋で彼女を裸にしていく何とも言えない感覚にリトは酔い痴れていた。
リトは裸になるとそのまま春菜の上に覆いかぶさり、春菜と濃厚な口づけを交わしながら彼女への愛撫を続けていく。
春菜も本能に火がついており、リトの体を丹念に愛撫していた。
「ねえ…もう入れて…?」
耳元でそう囁かれ、リトのペニスは今までにないほどに力を漲らせていた。
春菜の下腹部に当たる硬いペニスの感触はその内側にある子宮にまで届いており、春菜の内部は既に愛液で満ちていた。
 
 
リトは春菜の膣口に照準を合わせ、そのまま彼女の奥へ、奥へとペニスを潜り込ませていく。
愛液のぬるぬるとした感触が亀頭に心地よく、春菜の柔らかな締め付けも加わってリトはすぐにでも果ててしまいそうになる。
だが春菜の中を思う存分蹂躙して自分の腕の中で彼女を喘がせたいという欲望もあるので、リトは射精感を抑えて春菜の中を突いていく。
「んっ…ふ…ん…」
春菜は声を抑えて喘いでいる。
それを見たリトは春菜の耳元で囁いた。
「今日は俺たちだけなんだし、声出したって構わないんだよ?」
リトはそう言うや否や春菜の子宮に亀頭をぴったりとくっつけ、ひらがなの『の』の字を描くように腰を振り、春菜の子宮をぐりぐりと圧迫していった。
「きゃんっ!?だ…だめっ!…それは…あ…っ…」
春菜は子宮から脳に流れ込む快感にたまらず大声を上げる。
だめと言いながら腰は浮き上がり、リトのペニスを限界まで呑み込もうと自然と体が動いてしまう。
「じゃあそろそろ一発目いくよ…」
春菜の反応を堪能したリトは激しいピストンを繰り出し、そのまま春菜の中へ自分の精を注ぎ込んだ。
「あっ…はあああああんっ…!!」
リトのペニスがどくどくと脈打ち、熱い粘液が子宮から膣口までを満たす感触に春菜は思わず絶叫する。
「気持ちいい…」
未だに自分の中で脈打つリトのペニスの感触に愛おしさを覚えながら、春菜はリトの背中に回した腕をきゅっと締める。
デートの日にお預けになった愛しい彼との性行為に春菜は満足げな笑みを浮かべて目を閉じた。
「まだ時間はあるから、今日はこのままたくさんしよう?」
リトは春菜にキスをしてからそう言った。
「もう…リトくんったらすごくエッチになっちゃって…」
そう言う春菜も嫌な顔などしておらず、むしろ嬉しそうな顔でこれから彼が何度自分を抱いてくれるのかと期待していた。
そんなとき、リトのケータイが着信を告げた。
「ごめん、ちょっと出るね」
リトはベッドの枕元に置かれていたケータイを取り、電話の相手を確認する。
表示されていた名前は籾岡里紗、リトは何の用だろうと思いながら電話に出た。
 
 
「あ、ダーリン?」
里紗の底抜けに明るい声がした。
「里紗、どうかしたの?」
リトはせっかく春菜と二人で楽しんでいたのだからと里紗の用件をさっさと聞いて春菜との第二ラウンドを始めたがっていた。
「今暇かなーって思って」
どうやら里紗も自分と遊びたいらしい。
しかしリトは今日は春菜を徹底的に抱きたかったこともあり、申し訳ないと思いながらも里紗の誘いを断ろうとする。
「ごめん。今日は美柑が泊まりがけで遊びに行ってるし、ララ達もデビルーク星の用事でいないから家を空けられないんだよ」
この断り方がまずかったとリトはすぐに後悔することになる。
「へえ…じゃあダーリンの家に私たちが行けばいいのね?」
「あ…いや…」
リトはしまったと思ったがもう遅かった。
「ん~?なんかこっちが行ったら都合が悪いのかな?」
里紗のにやにやしていている顔がリトの脳内に浮かぶ。
「もう誰か女を連れ込んでるんでしょ?」
「…」
この沈黙は里紗の推測を肯定したようなものである。
「あはは。わかりやすいね~ホント。こっちが行くと都合が悪いとなると、相手は唯?春菜?」
自分の態度からここまで絞り込めるとはなんという勘の鋭さだろう。
リトは観念して白状することにした。
「…春菜ちゃんが今来てる」
「ほお~。それなら唯よりはいいか。じゃあもうすぐしたらお邪魔するから、よろしくね。ダーリン」
「あっ、ちょっと…」
切れた電話を見つめながらリトは大きくため息をついた。
「今の里紗だったんでしょ?来るの?」
「…らしいよ。ごめんね。ふたりっきりで今日は…」
うなだれるリトを見て春菜も少し残念そうな顔をするが、せっかくリトの家に来たのだからと気を取り直す。
「じゃあ里紗が来るまでにもう一回しよ?」
春菜はリトの首に腕を絡ませ、唇を重ねた。
そういえば…
リトは春菜と舌を絡ませ合いながら里紗の台詞を思い出していた。
私『たち』って言ってたよな…。他に誰か来るのか?
 
 
「やっほーダーリン」
結城家のチャイムが鳴り、里紗がやって来た。
「おう。上がってくれ」
リトは玄関で里紗を出迎えた。
隣にいる未央の姿が目に入る。
「沢田…」
私たちって言ってたのは沢田も一緒だったからか…
「お…おっす…結城…」
未央はかなりぎこちない様子で右手を上げた。
未央はちらっと玄関に揃えられている一足の靴に目を止める。
見覚えのある春菜の靴、本当にリトが何人もの女を抱いているのだという里紗の話に真実味が帯びてくる。
そして里紗は上がるや否やリトに顔を近づけてふんふんと匂いを嗅いだ。
「ちょ…なにしてんだよ里紗…」
リトが里紗のことを名字で呼んでいない。
「ん~…さっきまでヤってたでしょ?エロい匂いが染みついてるよ?」
「こら!人前でそういうこと言うなよ」
「あはは。そんなに怒んないでよ。…今日は私の体、リトの好きにしていいからさぁ…」
里紗は色っぽい声でそう囁き、二階のリトの部屋に上がっていった。
「なんだよまったく…」
リトはぶつぶつと文句を言いながらも心臓が早鐘を打ち、顔も赤くなっていることを自覚していた。
「あ、沢田も俺の部屋に上がっててくれるか?飲み物持ってくからさ」
まだ玄関で靴も脱いでいなかった未央はようやく我に返る。
「あ、うん…。じゃあお邪魔するね…」
未央もかなり遅れて階段を上がっていった。