to-love-ru-eroparo @ ウィキ
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ja
2014-03-31T18:49:20+09:00
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兎さん
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その動物は弱さを見せない。
天敵から身を守るために主の前でも弱さを心の奥底へと隠し、元気を装う。
Part1 登校
「んー、もう朝になっちまったのかよー…今何時だ?…っておいぃ!!
モモ!何度言ったら分かるんだよ、勝手に入んなって!」
一般の男子には満更でもないシチュエーションだろう、だが彼にとっては違うのだ。
免疫がないと言ったところだろうか、桃色の少女のアプローチに答える訳でも無く慌てて階段へと走る。
「もう…計画の成就までは長そうですね。」
階段を駆け下りると、食卓にはまるで母代わりの様な妹が作る朝食が豪華に広がっていた。
「おはよー、急がなくて良いの?ララさん「今日は春菜と行くー!」って
もう先に行っちゃったよ。…置いてけぼりにされちゃったね。」
「そ、それがどうしたんだよ。って、え?もうそんな時間か!?ヤバイ、いただきまーっ……
よし、美味かった!ごちそうさま。じゃあ行ってくる!」
玄関先で、お弁当ー…と薄っすら聞こえたのは気のせいだろう。
夜更かしをした自分を恨みながら通学路を走る。
「絶対遅刻だなぁ…うぅ、朝から疲れるし何なんだよ…。」
そんな焦りの中でも、空を飛ぶなどという人間離れをした登校とは違い、何処か落ち着いていた。
――はずだった。
どん、――
交差点に差し掛かった頃、右横から何かが思い切りぶつかって来た。
彼の性格なので自分のせいだと思ったのは当たり前な訳なのだが。
『重い、何かが上に乗っかってる…今日はついてねぇよぉ…いてぇ…。』
「ッったー…、オイ!どこ向いて歩い……あれ?結城じゃない、どうしたの?」
「へ?も、籾岡!何で此処に!?あ…お前普段遅いからこの時間に…
うわぁぁ!そんな事より早くどいてくれぇ!」
人通りの多い朝である、こんなところを誰かに見られたら堪ったもんじゃない。
第一、重力に身を委ねた柔肌が掻き立てる様に心音を上げて行く。
「ふーん、ぶつかっといて偉そうね、ダーリン?それは紳士といて良くないなぁ…
お詫びに、もう少しこのままでいて貰おっかな?」
「や、や、や
2014-03-31T18:49:20+09:00
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あああ
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/316.html
<p>~あらすじ~ どうしても春菜を舐める事ができないリトに気を遣って、<br />
マロンさんはそっと部屋を出てリビングへ行った。<br />
春菜に優しく抱きしめられ鼻先にキスされた時、リトはとうとう理性を失ってしまった…!<br /><br /><br />
「きゃあっ…やだ、わんちゃん!そこはダメだよっ…あん!」<br />
ペチャペチャ、ペチャペチャ…<br />
リトは薄い下着の上から、春菜の秘部をひたすら舐めた。<br />
(ごめん、春菜ちゃん!でも、もう止まれないよ…!)<br />
犬の柔らかな舌がぐりぐりと割れ目をかきわけ、春菜は未知の感覚に震える。<br />
「あぁんっ!?…や、やめてよぉ…」<br />
懇願を無視して執拗にしゃぶる。<br />
割れ目に沿って舐め上げ、すぐ上に小さく膨らんだ突起に吸い付いた。<br />
「きゃ、ああぁっ!!」<br />
びくんと背筋を反らせて感じる春菜を見てリトの股間は熱く昂ってきた。<br /><br />
ぐっしょり濡れて張り付いた下着を引っかいて浮かせると、口にくわえてずり下ろす。<br />
「な、何…?わんちゃん?」<br />
(春菜ちゃん、ごめん!本当にごめん…)<br />
リトは心で謝りながら、呆然としている春菜の股にのしかかった。<br />
そのまま自身の先端を濡れた入り口に潜り込ませる。<br />
「…!!?…や、やめてっ!!」<br />
ようやく春菜が気付いて振り払おうとするが、リトは春菜の細い腰に強くしがみついている。<br />
ぐぐっ、じゅぷぷ…<br />
リトが一気に腰を進めると、子犬サイズのそれは容易に春菜の中に収まった。</p>
<div class="mes">「あっ、あっ……やぁん!」<br />
春菜はしばらく抵抗していたが、リトの腰が動き始めると力が入らなくなってしまった。<br />
リトのモノの大きさは人間の指2本分くらいしかなく、春菜は痛みをあまり感じなかった。<br />
犬独特の速過ぎる腰振りによって与えられる異様な快感に、翻弄されるがままだ。<br />
「んっ…だめ、だめぇ…」<br />
目を閉じて首を振りながらも感じる春菜に、リトはますますボルテージが上がっていく。<br />
(春菜ちゃん可愛過ぎだぜ!!もっと、もっと感じさせ
2013-12-29T17:43:40+09:00
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ダークネス第七巻28話のif
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/315.html
544 名前: ダークネス第七巻28話のif(0/3ぐらい) [sage] 投稿日: 2013/06/21(金) 04:17:17.13 ID:eb+u8Qu3
流れをぶった切って徹夜の勢いで書いたのを投下するぜ!!
留意事項
初エロパロ
長い文章を書くのに5年ほどBlankあり
徹夜の勢いで少し見づらい
toLoveるダークネス第七巻28話のif世界
リト×キョーコ
545 名前: ダークネス第七巻28話のif(1/3ぐらい) [sage] 投稿日: 2013/06/21(金) 04:18:00.34 ID:eb+u8Qu3
「もしも、もしもToLoveるダークネス第七巻第28話の状況が神の想定外だったなら!」
時はP164、キョーコをファンの群れから救出しお姫様だっこで中庭を逃走中・・・。
「リトさん!?一体・・・まぁっワイルドっ」
「モモ!助けてくれ!ファンの人たちがしつこくて逃げ切れない!」
「リトー!!キョーコちゃーん!!」
「ララ!?」
「最近完成した良い物があるよ!かくれんぼに最適っ!」
いないいないワープくん~!!
「さぁどうぞ!」
「ええええぇぇぇぇっ!!」
リトとキョーコはワープくんのまぶしい光の中を通り抜けた。
通り抜けた先は・・・。
(ララのヤツ・・・、これぴょんぴょんワープくんじゃねーかっ!!)
リト達の教室にある掃除ロッカーの中だった。
それも全裸で相手の尻を掴み抱き合う状態で、である。
「リトくん・・・。」
幸い薄暗いおかげで全身が見えるような事は無いがキョーコが赤面しているのは十分に
見えてしまう。
それを見たリトも茹で蛸のように赤面してしまい、これ以上見ないようにと身をよじる。
「っ!?」
すると突然リトは下腹部にかすかな痛みを感じた。
変なところがキョーコに当たっている・・・という感じの痛みでは無い。
(なんかがアレにまきついてっ・・・。)
キョーコの肩越しから正体を見ようとゆっくりキョーコの尻から手を離しつつ体勢を前に
起こそうとするが
(うっわわっ!やっやわらかいものが!)
「んんっ!リトくんうごかないでっ・・・。」
「ごめんっ!」
あやまった表紙に完全に尻か
2013-10-20T21:55:13+09:00
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もうひとつの笑顔
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/314.html
彩南高校の屋上で長い金髪を風になびかせている人物がいた。
最近になって教師として赴任してきたティアーユ・ルナティークである。
授業の準備を早めに終えたティアーユはぼんやりとグラウンドを見つめていた。
グラウンドではリトのクラスが体育の授業でサッカーをしている。
「リトー!決めろ!!」
「おう!」
猿山からリトにパスが渡り、リトはそれを受けてゴールへと走る。
そのときだった。
リトがガクッと体勢を崩し、そのまま地面に倒れ込んだ。
「おいリト!?大丈夫か?」
「どうした?」
クラスメイト達とともに体育教師もリトのもとへやってくる。
「いてて…。平気です。ちょっと足を捻ったみたいで…」
リトがゆっくりと起き上がるが、少し痛みがあるようだ。
「軽い捻挫かもしれんな。保健室で手当てしてもらえ」
体育教師がそう言うと、リトは「すみません」と言ってグラウンドから離れていく。
「一人で行けるか?」
「あ、はい。大丈夫です」
リトは足を少し引きずるようにして保健室へ向かった。
「…い…痛え…」
保健室へ向かう廊下の途中、リトは苦痛に顔を歪めて壁に手をついていた。
「こりゃダメっぽいな…」
「結城君、大丈夫?」
そこに現れたのはティアーユだった。
グラウンドを眺めていたらリトが倒れるのが見えたので、心配になって下りてきたのである。
「足、怪我してるの?」
「ちょっと体育の時間に捻っちゃったみたいで…」
リトは作り笑いをするが、顔には冷や汗が流れまともに歩ける状態でないのは一目瞭然だった。
「捻挫みたいね…。結構酷いのかも。肩貸してあげるから…」
「あ…先生…」
「いいから。ほら」
ティアーユの肩に腕を回すと、彼女の金髪からする甘い香りが鼻をくすぐった。
『うわ…いい匂い…。って俺こんな時に何考えてるんだ…。先生は俺のために…って、うわっ??』
リトは心の中で驚きの声を上げる。
ティアーユは自分の首に回されたリトの左腕を自分の左手でがっちりと掴んでいた。
それだけならリトが驚くことはない。
問題はリトの左手がそのままティアーユの左の乳房の上にあったことだ。
がっちり手首を掴まれているのでリトはそこから手を動かせない。
「結城君?」
2013-04-04T23:10:19+09:00
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15スレ458
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/313.html
「ちょっと方向転換しようかと思いまして」
リトを見下ろす形でモモが艶やかに微笑を湛えている。やはりモモは一国のお姫様だと、改めて思わせるような優雅さがそこにはあるのだが、そんなことをシミジミ思う余裕は、今のリトには微塵もなかった。
手足を動かそうとすると、がしゃりと嘶く鉄鎖の音。腕くらい大きな鎖が、仰向けになったリトの両足首と両手首に絡みついていた。
「モ、モモ。どういうことなんだよ……」
もうこれで四度目になる問いかけ。
今日も今日とて学校へ行く日常が始まる筈だったのに、起きてみればリトの手足は縛られ、そして同居人の一人であるモモがくすくすと妖しく笑っている。リトはモモに問いかける。
これはモモがやったのか――はい。ここは――わたしのプライベートルームです。どうしてこんなことを――ちょっと方向転換しようかと思いまして。
全く理解出来ない会話の流れを経て今に至る。もちろんモモが何をどうしたいのかは全く分かっていない。
「別に簡単なことですよ」
楽しそうにモモは声を弾ませる。
「今までわたしはハーレム計画を進めていたんですが、それをちょっと方向転換しようと思いまして」
「方向、転換?」
「ええ、そうです。今までは紫陽花を愛でるように、謂わばゆっくりとリトさんを見守る形で計画を進めていたんですが、いかんせんそれでは厳しい状況になってきましたので、そこで手段を変えて、こちら主導でリトさんを変えちゃおうかなぁって。――こんな風に、ね」
モモの嫋やかな指が、つぅとリトの胸元を撫でる。たったそれだけのことなのに、リトの身体に熱く激しい快楽電流が走った。それは異常なまでの大きさ。氷を素肌に当てたかのような過敏な反応が、指一つで巻き起こった。
「あらら、ちょっと改造が過ぎちゃったかしら」
「改、造?」
「ええ。リトさんの身体を昨夜、少しいじりました。感度が物凄いことになってるんですよ、今のお・か・ら・だ」
言って、モモがいつの間にか手にしていたリモコンをいじる。すると纏っていたパジャマがあっという間に掻き消え、リトは全裸になってしまった。
「なっ……!?」
「まずは乳首ですね。ほら、見えますでしょう? 乳首はまるで豆みたいに大きくなって、乳輪が膨れあがって……えいっ」
モモに指でつんと
2013-04-04T23:05:34+09:00
1365084334
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リト×セリーヌ
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/312.html
「え、今夜美柑いないの?」
居候で宇宙人のララとの帰り道。金曜日の放課後は皆、浮足立って見える。
「そうなんだって。友達のお家にお泊まりするみたいだよ。聞いてなかった?」
「聞いてなかった。」
今朝はとんでもなく眠かったんだよなあ。ゲームに夢中になっちゃってさ。俺ってゲーム結構好きだし得意なんだ。
しかし美柑がいないとなると・・・
「メシは?」
俺もララも料理はからきしだ。
「作り置きしてあるってさ。」
残飯喰うはめになるかと思ってあせったよ。モモは料理できるけど、なんか悪いしな。
まともなメシが食えるならよかった。ちょっと寂しいけど。美柑も友達ン家に泊まるようになったかー。
「風呂当番は繰り上がってナナかな。」
「あたしたちもいないよ?」
「え?」
「もーリトったら全然聞いてないっ。たまにはみんなでパパに会おうって話になったでしょ。」
「そういえばそんな話もしたか。・・・したっけ?」
「したよー。」
全然記憶にない。そうとうヤバかったんだな、今朝。
「てことは、俺一人か。」
ゲーム三昧だな!たまにはこんな日もいいかもしれない。
「セリーヌがいるでしょ。」
「あ、そっか。」
「・・・さみしい?」
「別に」
「照れてるー!リトかわいいー。」
「別にって言ってんだろ!照れてねーよ!」
照れてます。ハイ。女の子はまだまだ苦手なのだ。
いつもの帰り道。いつもの風景。でもちょっと違った展開が待ちうけてるような気がする・・・?
ララとじゃれてると家についた。我が家ながら、なかなかに立派な構えである。
玄関にナナとモモが立ってるのが見えた。二人も俺たちを見つけると、駆け寄ってくる。
「遅いよ姉上ー。早く帰るって言ってたのに!」
「ごめーん。」
「リトさんと一緒ならゆっくりしたい気持ちもわかります。ナナはお子様だからわからないんですわ。ね、リトさん?」
「え、はは・・・」
女三人寄ればなんとやら。馴染みのない、きゃぴきゃぴした空気に気後れしちゃうよ。いいかげんに慣れなければ。
「じゃあもう早速行こうよ!」
「え、もう?」
と、俺。だって荷物もまとめてない。
「ふ
2013-04-02T05:10:41+09:00
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Communication Lesson
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/311.html
「ゆ、結城……?」
当初、籾岡理紗は結城梨斗と本気で肌を重ねる気はなかった。
ただ彼の戸惑う様子を見て、面白がっていただけだ。
だから彼女は今、困惑の最中にいる。自室のベッドで仰向けに寝ている彼女。
その瞳に映るのは、クラスメイトである梨斗の姿だった。
家まで梨斗に送ってもらった帰りに送信したメール……それが、そもそもの始まりだった。
彼はあのメールを素直に受け取り、ある相談を異性との経験が豊富そうな理紗に持ちかけた。
あの後で春菜と付き合う事になった彼は、なかなか一線を越えられないでいた。
お互い、何らかのハプニングで体を触ったり、裸を見たり見られたりはしたものの
二人っきりになるとどうしていいのか分からなかった。これはかなりの重症と言わざるを得ない。
「悪いが頼む。俺に……オトナというものを教えて欲しい」
匂わす発言をイタズラに告げた手前、理紗はその申し出を断れなかった。
実は彼女の経験人数はそれほど多くはない。
付き合った人数は片手で余るくらいだし、一人一人の交際期間は短かった。
引けない彼女は半ば流されるようにして彼の頼みを聞き入れ、放課後に彼を自室に招きいれた。
例の如く、共働きの両親は留守だ。
「ま、まずはキスからね。童貞丸出しのがっつくようなキスじゃ、春菜だって興醒めするわ。
……さあ、してみて」
「く、唇に?」
「当然よ」
目を瞑っている理紗に、梨斗は怖ず怖ずと顔を近づけ、キスをした。
彼女から舌を差し入れると、彼はびっくりして顔を引いた。
「逃げないで、舌くらい普通に入れるわよ」
仕切り直しに再開したキスでは、彼の方も舌を差し出した。
理紗の指導に従い、二人は互いの口内を侵していく。
二本の舌は相手の唾液を掬って交換し合い、蛇のように絡み合う。
深く長いキスが終わると、理紗は上着を脱いだ。
ベスト、カッターシャツ、ブラジャーを脱ぎ捨て、彼の前に立つ。
服の下に隠れていた、豊かで形の良い乳房が露わになっている。
「次は胸の攻め方について教えるわ。愛撫だけでも上手下手で雰囲気はかなり変わるからね」
梨斗は彼女の言われるままに、乳房を愛撫した。
事故で触る事は多かれど、意識して揉むのは初めてだ。
「強いわ……もっと優しく
2013-04-02T05:06:05+09:00
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“被虐”のアゼンダ
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/310.html
キャノンフラワーの一斉砲撃が身動きの取れない身体に降り注ぐ。
地面を抉る程の威力を持った種子が手足の骨を無慈悲に砕き、内臓を破裂させる。
直撃を受けた頭はまるでトマトの様にはじけ飛び、コンクリートの赤い汚れに姿を変えて……
「………ぁああああああああっ!!」
自分の身体が肉塊に変わる光景に悲鳴を上げてアゼンダの意識は現実へと引き戻された。
「はぁっ…はぁっ……今のは…夢?……っ!私っ、私の身体はっ……!」
我に返って夢中で自分の身体を見下ろす。腕も、足も、もちろん頭も無事。
頬に切り傷が残っているが、それ以外は傷一つ無い五体満足の身体がそこにあった。
「あら?お目覚めのようですね。ご気分はいかがですか?」
「っ!その声!デビルークの小娘かいっ!?」
聞こえてきた声に辺りを見回すと声の主はすぐに見つかった。
木の幹から分かれた大振りの枝の上に余裕の表情で腰掛けるデビルーク第3王女の姿。
地上3メートル程の高さからアゼンダを見下ろしている。
「アタシに止めも刺さずに、どういうつもりだい!?」
「あら?せっかく命だけは助けて差し上げたのに随分な良い様ですね。『なんでもするから命だけは助けて』じゃ無かったんですか?」
「ぐっ……」
命惜しさに口走った惨めなセリフを反復されて屈辱に歯を食いしばる。
「かつてヤミさんに敗北した時点で命があっただけでも儲けものだと考えるべきでしたのに…復讐など考えるからこうなるんですわ」
自分よりはるか年下の小娘に説教をされてアゼンダは唇を噛みしめる。
しかしモモの言うことは闇の世界の真理であり正論だ。
ましてアゼンダはつい先刻モモに敗れている。勝者こそが正義、これも闇の世界の鉄則だ。
「ああそうそう、説明がまだでしたわ。ここは私の仮想空間の中です。ここにあるのは私が宇宙中から集め育てている植物ばかりですわ」
モモの説明を受ける前から殺し屋としての習性でアゼンダは既に辺りの様子を覗い把握していた。
見たことの無い植物達が整然と群生している。なるほど、モモの言うことに嘘偽りはなさそうである。
「それでアタシの命を助けてこんなところに閉じ込めて、どうしようって言うんだい?」
モモの目的を探るべく質問を投げかけながら、アゼンダは気付かれないようにそっ
2013-04-02T05:01:58+09:00
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Communication Lesson(籾岡×リト)
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/309.html
「ゆ、結城……?」
当初、籾岡理紗は結城梨斗と本気で肌を重ねる気はなかった。
ただ彼の戸惑う様子を見て、面白がっていただけだ。
だから彼女は今、困惑の最中にいる。自室のベッドで仰向けに寝ている彼女。
その瞳に映るのは、クラスメイトである梨斗の姿だった。
家まで梨斗に送ってもらった帰りに送信したメール……それが、そもそもの始まりだった。
彼はあのメールを素直に受け取り、ある相談を異性との経験が豊富そうな理紗に持ちかけた。
あの後で春菜と付き合う事になった彼は、なかなか一線を越えられないでいた。
お互い、何らかのハプニングで体を触ったり、裸を見たり見られたりはしたものの
二人っきりになるとどうしていいのか分からなかった。これはかなりの重症と言わざるを得ない。
「悪いが頼む。俺に……オトナというものを教えて欲しい」
匂わす発言をイタズラに告げた手前、理紗はその申し出を断れなかった。
実は彼女の経験人数はそれほど多くはない。
付き合った人数は片手で余るくらいだし、一人一人の交際期間は短かった。
引けない彼女は半ば流されるようにして彼の頼みを聞き入れ、放課後に彼を自室に招きいれた。
例の如く、共働きの両親は留守だ。
「ま、まずはキスからね。童貞丸出しのがっつくようなキスじゃ、春菜だって興醒めするわ。
……さあ、してみて」
「く、唇に?」
「当然よ」
目を瞑っている理紗に、梨斗は怖ず怖ずと顔を近づけ、キスをした。
彼女から舌を差し入れると、彼はびっくりして顔を引いた。
「逃げないで、舌くらい普通に入れるわよ」
仕切り直しに再開したキスでは、彼の方も舌を差し出した。
理紗の指導に従い、二人は互いの口内を侵していく。
二本の舌は相手の唾液を掬って交換し合い、蛇のように絡み合う。
深く長いキスが終わると、理紗は上着を脱いだ。
ベスト、カッターシャツ、ブラジャーを脱ぎ捨て、彼の前に立つ。
服の下に隠れていた、豊かで形の良い乳房が露わになっている。
「次は胸の攻め方について教えるわ。愛撫だけでも上手下手で雰囲気はかなり変わるからね」
梨斗は彼女の言われるままに、乳房を愛撫した。
事故で触る事は多かれど、意識して揉むのは初めてだ。
「強いわ……もっと優しく
2013-04-02T04:57:53+09:00
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:“被虐”のアゼンダ
https://w.atwiki.jp/to-love-ru-eroparo/pages/308.html
キャノンフラワーの一斉砲撃が身動きの取れない身体に降り注ぐ。
地面を抉る程の威力を持った種子が手足の骨を無慈悲に砕き、内臓を破裂させる。
直撃を受けた頭はまるでトマトの様にはじけ飛び、コンクリートの赤い汚れに姿を変えて……
「………ぁああああああああっ!!」
自分の身体が肉塊に変わる光景に悲鳴を上げてアゼンダの意識は現実へと引き戻された。
「はぁっ…はぁっ……今のは…夢?……っ!私っ、私の身体はっ……!」
我に返って夢中で自分の身体を見下ろす。腕も、足も、もちろん頭も無事。
頬に切り傷が残っているが、それ以外は傷一つ無い五体満足の身体がそこにあった。
「あら?お目覚めのようですね。ご気分はいかがですか?」
「っ!その声!デビルークの小娘かいっ!?」
聞こえてきた声に辺りを見回すと声の主はすぐに見つかった。
木の幹から分かれた大振りの枝の上に余裕の表情で腰掛けるデビルーク第3王女の姿。
地上3メートル程の高さからアゼンダを見下ろしている。
「アタシに止めも刺さずに、どういうつもりだい!?」
「あら?せっかく命だけは助けて差し上げたのに随分な良い様ですね。『なんでもするから命だけは助けて』じゃ無かったんですか?」
「ぐっ……」
命惜しさに口走った惨めなセリフを反復されて屈辱に歯を食いしばる。
「かつてヤミさんに敗北した時点で命があっただけでも儲けものだと考えるべきでしたのに…復讐など考えるからこうなるんですわ」
自分よりはるか年下の小娘に説教をされてアゼンダは唇を噛みしめる。
しかしモモの言うことは闇の世界の真理であり正論だ。
ましてアゼンダはつい先刻モモに敗れている。勝者こそが正義、これも闇の世界の鉄則だ。
「ああそうそう、説明がまだでしたわ。ここは私の仮想空間の中です。ここにあるのは私が宇宙中から集め育てている植物ばかりですわ」
モモの説明を受ける前から殺し屋としての習性でアゼンダは既に辺りの様子を覗い把握していた。
見たことの無い植物達が整然と群生している。なるほど、モモの言うことに嘘偽りはなさそうである。
「それでアタシの命を助けてこんなところに閉じ込めて、どうしようって言うんだい?」
モモの目的を探るべく質問を投げかけながら、アゼンダは気付かれないようにそっ
2013-04-02T04:47:24+09:00
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