TCNマニュファクチュアN1型自動券売機

TCNマニュファクチュアN1型自動券売機(てぃーしーえぬまにゅふぁくちゅあえぬいちがたじどうけんばいき)は、TCNマニュファクチュアが開発した自動券売機。



概要

券売機の低コスト化、ネットワーク内での案内方式の統一化を図るために、ネットワーク各社により共同で開発された券売機。
乗車券の発券をはじめ、企画券、定期券の発券機能などが備わっており、開発と同時に開業した東京縦貫高速鉄道では全駅でこの券売機を使用している。

機能

  • 乗車券発券
エドモンソン券サイズでの発券は勿論のこと、長距離列車の設定がある首都圏東都急行鉄道向けの設定もある。
85mm券ロール紙を使用し、切断する長さを変えることで対応する。
なお回数券の発券速度は業界トップクラスを誇る。
  • 定期券発券
カード処理部にサーマル券ユニット・ICカードユニットの設定があるN1-1000型、ICカードユニットのみのN1-2000型では、定期券の発券が可能。(後者はIC定期券のみ)
  • 特急券発券(新規発券・予約特急券発券・乗車変更)
新規発券をはじめ、ウェブサイトと連動した予約特急券の発券、既存の特急券を回収し乗車変更の取扱を行うといった業務も可能。
  • ICカード
新規発行、チャージ等の一連の業務は当たり前だが、カード書き込み異常時の自動カード交換機能を備えている。
  • 自動廃札機能(買い間違い払戻し)
買い間違いによる払戻し機能がある。
IC支払→廃札して現金へという取扱を防止するため、IC支払のきっぷを入れた場合は次に支払に使用したICカードを入れなければならず、必ずカードにSFが戻る仕組みになっている。
旅客がこれを行えるのは普通片道乗車券のみだが、係員操作面で取り扱うことで、往復券やICカードは勿論のこと、クレジットで支払った定期券や企画券も控除・払戻することができる。

各社における設定

東京高速

ラッチ外の自動券売機には、サーマル券ユニット・ICカードユニットのあるN1-1000型を使用。
ホーム上設置の自動特急券発売機(次発特急用)には、磁気券の発券に特化したN1-3000型を使用。

自動券売機
  • 乗車券発券
  • 定期券発券
  • 特急券発券
  • ICカード
ICカードはPricaを発売。(定期券も同様)チャージに関しては、PASMO・Suicaの利用が可能。
  • 自動廃札機能
一部ターミナル駅にて設定有。
最終更新:2010年10月24日 21:06
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。