東高バス(とうこうばす 英称:Toko Bus Co., Ltd.)は、埼玉県南東部から神奈川県東部を営業エリアとし、乗合バス・貸切バスを運行している東高グループのバス事業者である。
東高ホールディングスの100%子会社。
コーポレートカラーは■スカイブルー(国鉄青24号)
会社概要
社名 |
東高バス株式会社 |
英文社名 |
Toko Bus Co.,Ltd. |
本社所在地 |
東京都練馬区練馬 |
電話番号 |
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設立 |
1991年4月18日 |
業種 |
陸運業 |
事業内容 |
乗合バス事業・貸切バス事業 他 |
代表者 |
取締役社長 藍原貴明 |
資本金 |
X億円 |
売上高 |
XXX億円 |
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※2007年度 |
決算期 |
3月31日 |
従業員数 |
XXX人(2007年3月31日現在) |
コーポレートカラー |
■スカイブルー |
主要株主 |
東高ホールディングス(株)100% |
沿革
成立
東高バスの前身である東都バスは1960年に設立され、西東京地域を中心として営業を行っていた。
1990年、
東京縦貫高速鉄道の設立を受け、自営業地域におけるバス需要の低下が懸念されたため、東高グループへ業務提携案を提出し、対立ではなく協力の方向へと舵をとる。
東高グループはこの案を受理し、1991年に正式に合併を発表。名称を東高バスと改め、建設中だった東京高速線の沿線で営業を開始した。
特に注目を集めたのが「急行運転」で、比較的長距離を結ぶ路線に関しては、普通路線の路線の他に、主要停留所にのみ停車する「急行」が現れた。
組織再編
東高グループの発展により、同社は経営を
東高ホールディングス傘下に各社を置く方式へ変更した。
これにより、東高バスは
東京縦貫高速鉄道の子会社という体制から、東高ホールディングスの傘下へと配置が変わった。
営業所
- 練馬営業所 識別略記:Ne (Nerima) (東京都練馬区)
- 大宮営業所 識別略記:Om (Omiya) (埼玉県さいたま市)
- 西東京営業所 識別略記:Wt (West-tokyo) (東京都西東京市)
- 赤羽営業所 識別略記:Ak (Akabane) (東京都北区)
- 三鷹営業所 識別略記:Mt (Mitaka) (東京都三鷹市)
- 二子玉川営業所 識別略記:Ft (Futako-tamagawa) (東京都世田谷区)
- 横浜営業所 識別略記:Yh (Yokohama) (神奈川県横浜市)
車両
概説
開業当初からいすゞ自動車・三菱ふそう製を使用、近年導入された小型バスは日野リエッセ製としている。
また、2007年末になって日野自動車製の導入も始め、多種多様な車が運行している。
三菱ふそう製については、いわゆるリコール隠しが発覚した後も導入台数を減らすことはなく、むしろ多用している。
最近では低床化が進んでおり、型の古いツーステップのキュービックなどは次々と姿を消している。
1999年に西東京営業所にノンステップの大型車が配属されてから、大型を中心にノンステップへと置き換えが進んでいった。
中型も2005年からノンステップへと移行、現在も導入が進む。
また、西武バス等で試みのある天然ガスを燃料に使用する車も積極的に導入を行い、練馬営業所等に配属された。
最近では日野自動車製の「ハイブリッドシリーズ」が各営業所に配属された。
車号
前述の営業所の識別略字を用いる。
西暦の下2桁を用いる。
01から99までの連番
上記のAk00-01の場合、赤羽営業所所属の2000年式で1号車となる。
運賃箱類
東京都区内路線についてはレシップ株式会社の即時計数機能付薄型運賃箱 LF-Bを使用。それ以外では同社のLF-C、NF-3を使用している。
また、運賃表示器に同社のOBC-Visionを早い段階から導入している。
ICカードの導入
東京縦貫高速鉄道が2007年1月に導入した
Pricaを東高バスも導入。対応工事を利用開始可能日前に全て終了させ、全ての営業所でPASMO・Suicaが利用可能。
バスロケーションシステム
開業時からバスの接近情報を把握できるバスロケーションシステムを早くから採用。各停留所に加え、携帯サイトでも接近情報を見ることができる。
最終更新:2010年05月18日 17:02