THS-TASC

THS-TASC(Tokyo High Speed-Train Automatic Stop Controller 読み:てぃーえいちえす たすく)東京縦貫高速鉄道で使用されている定位置停止装置である。


特徴

THS-TASCは停車時に停止位置目標から±20cm以上の誤差が発生する可能性のある場合に動作する。
乗り心地改善も含め、乗車率の変動、回生失効などあらゆる状態を想定してブレーキパターンを複数組んでいる。
パターンは軌道回路を使用して車両に伝達され、走行速度と比較、制動が必要な場合はブレーキをかけ、不要な場合は緩解する。
停車後は開扉すれば転動防止装置が作動する。

TASC使用に至る経緯

東京高速は全駅にホームドアの設置を行うことで、高速での列車通過を実現させるため、TASCを採用。
ATOは遅延時の回復運転の困難さなどを理由に、採用されなかった。

なお、西武や東都の乗り入れ車両にもこれが付けられる。

自動学習装置

オーバーラン、手前停車が発生したり、減速時・停車時衝動が激しかったとき、今後の運転に生かすための記録装置。
記録を残して中枢コンピュータに集約、改善点をあぶりだして対策をとるというものである。
中枢で対策が取られた新しい情報は定期的にまとめあげられ、更新が行われる。
最終更新:2008年12月01日 18:03
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