エアートンネルシステム

 注意:この頁の内容は、若干現実味を帯びていない可能性がありますw

概要

エアートンネルシステムとは、神奈川鉄道独自の技術である。
神奈川鉄道快特線のトンネルのほとんどの入口に取り付けられている。

技術・方式

システムの内容は、トンネルの入口付近に(トンネルの入り口から約15m程奥の部分)強力な送風機を取り付け、60km/h(16m/s)に相当する風を送り込む方式である。
これにより、時速160km/hで進入する際の通称「トンネルドン」を引き起こしにくくし、トンネル内での空気抵抗も削減できる。
また、列車への空気抵抗によるダメージの低減や、省エネにも役立っている。
しかし、この方式では列車の停車がし辛くなることや、ホーム上の乗客が大変危険な状態にさらされるため、これとセットで「エアーバイパスシステム」というシステムが稼働している。
近年では、この風速では余り意味が無くなったということから、風速を25m/sに上げるという計画もある。

エアーバイパスシステムとは

エアーバイパスシステムとは、神奈川鉄道快特線の停車駅に取り付けられており、エアートンネルシステムで送り込まれた16m/sにも及ぶ強風が乗客のいるホームや駅構内に流れ込まないようにするシステムである。

技術・方式

エアートンネルシステムにより発生した風を、快特線トンネルとは別のバイパスルート(半径2mほど)を造り、風をバイパスさせる方式である。
具体的な例とすれば、湘南台駅の場合は、駅ホームの先端より200mほど離れた場所に快特線トンネルの小さな分岐点があり、そこへエアートンネルシステムの風を通し、ホームの反対側の先端から200m離れた場所で合流するという構造である。ほかの駅にも多少の差異はあるが、ほぼ同様のものが設置されている。


関連項目

最終更新:2008年03月26日 23:37
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