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彼ら―――クリア一行を乗せた車は目的地である 『ホームセンターいまむら』目指して移動していた。 しかし、今彼らはというと、 「先生! 次は右から来てます!」 「ああ! 解っている!」 空からの襲撃を受けていた。 ―――伝承や物語で語られることもあるそれは――― ガーゴイル。そのものであった。 しかも、三体。 この追撃は、目的地へ行く途中、それも市内地に入った直後、彼らを待ち伏せたかの様に現れた。 まるで、目的地へ行かせまいとするようにだ。 先ほどから、徐々に攻撃が激しくなり、車へ向けた攻撃が当たりそうになっている。 このままでは、言わずもがな。 直撃は目に見えている。 今、空から放たれた攻撃を避け、次の交差点を曲がり、開けた道へと出る。 しかし、攻撃は今にも届きそうでもある。 今の彼らは対空攻撃の手段に乏しく、車から降りての戦いは不利な状況である。 「どうする? 私が降りて、変身して打ち落としてみる?」 「イ…イルちゃん。一人で三体は流石に…」 「でも…! このままじゃ…!」 『皆さん、お困りのようだね? ボクが手伝ってあげるから、まずは次の交差点まで逃げ切って!』 突然聞こえたその声は、次の交差点付近から拡声器を使って言われた。 その声の主は、彼らの知る、生徒の一人。 次の交差点まで攻撃を避けて逃げ切り、停車する。 声の主は、シータだった。 「おっけーおっけー、よし、使いますか!」 携帯を取り出し、アイコンを選択し決定キーを押す、 -SKILL TRACE SYSTEM ON. TIME COUNT 120sec ・・・・・・START- 彼女の装備していたのは白色の戦闘衣と、 「シータちゃん…それは?」 「んっ、機械の翼だね。見たまんまだけどっ」 機械の翼『ウエポンウイング』と呼ばれるものだった。 「いくよっ! 目標は三体! 援護もお願いっ!」 その言葉に反応して、車中から三人が降り、ほぼ同じタイミングで発動をした。 イル、トート、エンリケの三人だ。 ―SKILL TRACE SYSTEM ON. TIME COUNT 120sec ・・・・・・START― イルは弓士、トートは剣士、エンリケは工夫…とはいっても大型の金槌を持っている。 「私も…!」 と、共に行こうとするクリアを止めるかのように、 「だめよ、クリア」 エルナも残っていて、行こうとする彼女の手を抑えていた。 「な…なんでですか? 」 「誰か一人でも残ってないと誰も変身できない状況はまずいでしょ?」 「確かに…でも、彼らが二分以内に倒せないなんて…」 「念のため、よ」 「はあ…」 場面は外へ。 「ふむふむ、『バリア』『ビーム』『ミサイル』『ファンネル』が主武装なんだね」 シータは自分の武器を確認するように、言い、 「発射ぁっ!」 肩と脇から出た機械の翼からのビーム攻撃をガーゴイルの集団向けて放ち、三体固まっていたのを散らす。 散らされた一体めがけて放たれたイルの矢が当たり、ダメージを負わせる。 それを見て、残りの二体が弓を放った物―――イルめがけて爪より同時に真空波を放つ。 相殺すべくエンリケが振るったバトルハンマーで打ち消す。 続けざまに爪による攻撃を放とうと、その二体の内一体がトートの方へと爪を突き出す。 一閃。 それを見切った彼は、攻撃の前に一閃を繰り出し―――一刀両断、とは行かなかったものの、深い傷を負わせる。 残り一分。 最初に矢を受けた一体は、この一分を過ぎるまで何もしてこなかった。 しかし、ついに攻撃してきた。 体ごと回転して竜巻の如き突撃。攻撃してこなかったのはそれの溜めの為だった。 これを止めるために放たれたのは遠隔ビーム砲『ファンネル』と呼ばれる物だ。 六つのファンネルを竜巻の如く回転しているガーゴイル向けて打ち込む。 竜巻の如く回転していたものは今や跡形も無く打ち砕かれ、虚無へと戻る。 「そろそろ時間かな…後二体、間に合うのか?」 「間に合わせてみせるさ!」 残された二体の内、先程深い傷を受けた一体をめがけてイルの矢が飛び、打ち落とす。 「あー、先に使ったからそろそろ終わりということは…エンリケ先生、落ちるから拾ってくださーい」 落ちるまでの時間、翼を使っており、 ―TIME OUT― ある程度高めの距離からシータは落下、事前言っていたのがよく、受け止めることには成功した。 しかし、残されてガーゴイルは下りてくるチャンスを見計らっているようでイルの弓もかわすことに専念される。 ―TIME OUT― ここで後に出た三人の変身が解け、その機械に乗じて高い高度から再び攻撃をしようと構えている。 その時、クリアは車から飛び降り、彼女の携帯の変身へのアイコンを選択しようとする。 その前にシータは言った。 「クリアちゃん、これを使ってみなよ」 「えっ…貴方の携帯を使う…?」 「ボクのなら射撃攻撃が出来るはずだよ、クリアちゃんは…イメージ的に接近系じゃないかな?」 「でも…人の携帯を使うなんて…どうなるかわからないんだよ?」 「ぶっつけ本番! せやっ!」 「うわっ!」 シータは彼女に駆け寄り、彼女に自分の携帯の決定キーを押させる。 ―SKILL TRACE SYSTEM ON. TIME COUNT 120sec ・・・・・・START― … 彼女の姿は、自分の携帯を使った剣士の姿ではなく。 「これは…」 「成功みたいだねっ」 シータのように戦闘衣を着ているのは同じだが、翼の数が少なく飛行用だけ。 しかし、その手には四つの翼が束ねられたようなライフルが手にされていた。 「んっ―――『ハルバード・ライフル』これの…名前?」 よく見ると銃の上の方にトリガーとは別にレバー状の物がついていた。 彼女はレバー状の物を上下に動かすではなく押し込み、トリガーを引く。 「いっけーーー!」 銃の姿は変形し、槍状に変形。そして開き、中から巨大なエネルギー、ビームが放たれ、そして、 ガーゴイルの姿は既に虚無へ戻っていた。 … 「他人の携帯を使うと、似たような能力を得れるみたいだったね」 「そう…みたいですね」 「まぁ、そんなことは兎も角、これからみんなどこに行くの?」 「えっ…『ホームセンターいまむら』だけど」 「ふむ、じゃ、ボクも連れて行ってよ。一人でいてもすること無いしさ。みんなは異論は無いでしょ?」 その言葉には皆異論は無いらしい。 元より、仲間が増えるのだから断る理由も無いだろうが。 「さーて、出発しましょうか!」 新たにシータを加えて目的の地まで再び進んでいく。 ---- クリア  2回 エルナ  3回 イル   2回 トート  6回 エンリケ 4回 シータ  2回 連絡可能の別行動キャラ ティール 空也 セオ 連絡可能の戦線離脱キャラ エルンスト
彼ら―――クリア一行を乗せた車は目的地である 『ホームセンターいまむら』目指して移動していた。 しかし、今彼らはというと、 「先生! 次は右から来てます!」 「ああ! 解っている!」 空からの襲撃を受けていた。 ―――伝承や物語で語られることもあるそれは――― ガーゴイル。そのものであった。 しかも、三体。 この追撃は、目的地へ行く途中、それも市内地に入った直後、彼らを待ち伏せたかの様に現れた。 まるで、目的地へ行かせまいとするようにだ。 先ほどから、徐々に攻撃が激しくなり、車へ向けた攻撃が当たりそうになっている。 このままでは、言わずもがな。 直撃は目に見えている。 今、空から放たれた攻撃を避け、次の交差点を曲がり、開けた道へと出る。 しかし、攻撃は今にも届きそうでもある。 今の彼らは対空攻撃の手段に乏しく、車から降りての戦いは不利な状況である。 「どうする? 私が降りて、変身して打ち落としてみる?」 「イ…イルちゃん。一人で三体は流石に…」 「でも…! このままじゃ…!」 『皆さん、お困りのようだね? ボクが手伝ってあげるから、まずは次の交差点まで逃げ切って!』 突然聞こえたその声は、次の交差点付近から拡声器を使って言われた。 その声の主は、彼らの知る、生徒の一人。 次の交差点まで攻撃を避けて逃げ切り、停車する。 声の主は、シータだった。 「おっけーおっけー、よし、使いますか!」 携帯を取り出し、アイコンを選択し決定キーを押す、 -SKILL TRACE SYSTEM ON. TIME COUNT 120sec ・・・・・・START- 彼女の装備していたのは白色の戦闘衣と、 「シータちゃん…それは?」 「んっ、機械の翼だね。見たまんまだけどっ」 機械の翼『ウエポンウイング』と呼ばれるものだった。 「いくよっ! 目標は三体! 援護もお願いっ!」 その言葉に反応して、車中から三人が降り、ほぼ同じタイミングで発動をした。 イル、トート、エンリケの三人だ。 ―SKILL TRACE SYSTEM ON. TIME COUNT 120sec ・・・・・・START― イルは弓士、トートは剣士、エンリケは工夫…とはいっても大型の金槌を持っている。 「私も…!」 と、共に行こうとするクリアを止めるかのように、 「だめよ、クリア」 エルナも残っていて、行こうとする彼女の手を抑えていた。 「な…なんでですか? 」 「誰か一人でも残ってないと誰も変身できない状況はまずいでしょ?」 「確かに…でも、彼らが二分以内に倒せないなんて…」 「念のため、よ」 「はあ…」 場面は外へ。 「ふむふむ、『バリア』『ビーム』『ミサイル』『ファンネル』が主武装なんだね」 シータは自分の武器を確認するように、言い、 「発射ぁっ!」 肩と脇から出た機械の翼からのビーム攻撃をガーゴイルの集団向けて放ち、三体固まっていたのを散らす。 散らされた一体めがけて放たれたイルの矢が当たり、ダメージを負わせる。 それを見て、残りの二体が弓を放った物―――イルめがけて爪より同時に真空波を放つ。 相殺すべくエンリケが振るったバトルハンマーで打ち消す。 続けざまに爪による攻撃を放とうと、その二体の内一体がトートの方へと爪を突き出す。 一閃。 それを見切った彼は、攻撃の前に一閃を繰り出し―――一刀両断、とは行かなかったものの、深い傷を負わせる。 残り一分。 最初に矢を受けた一体は、この一分を過ぎるまで何もしてこなかった。 しかし、ついに攻撃してきた。 体ごと回転して竜巻の如き突撃。攻撃してこなかったのはそれの溜めの為だった。 これを止めるために放たれたのは遠隔ビーム砲『ファンネル』と呼ばれる物だ。 六つのファンネルを竜巻の如く回転しているガーゴイル向けて打ち込む。 竜巻の如く回転していたものは今や跡形も無く打ち砕かれ、虚無へと戻る。 「そろそろ時間かな…後二体、間に合うのか?」 「間に合わせてみせるさ!」 残された二体の内、先程深い傷を受けた一体をめがけてイルの矢が飛び、打ち落とす。 「あー、先に使ったからそろそろ終わりということは…エンリケ先生、落ちるから拾ってくださーい」 落ちるまでの時間、翼を使っており、 ―TIME OUT― ある程度高めの距離からシータは落下、事前言っていたのがよく、受け止めることには成功した。 しかし、残されてガーゴイルは下りてくるチャンスを見計らっているようでイルの弓もかわすことに専念される。 ―TIME OUT― ここで後に出た三人の変身が解け、その機械に乗じて高い高度から再び攻撃をしようと構えている。 その時、クリアは車から飛び降り、彼女の携帯の変身へのアイコンを選択しようとする。 その前にシータは言った。 「クリアちゃん、これを使ってみなよ」 「えっ…貴方の携帯を使う…?」 「ボクのなら射撃攻撃が出来るはずだよ、クリアちゃんは…イメージ的に接近系じゃないかな?」 「でも…人の携帯を使うなんて…どうなるかわからないんだよ?」 「ぶっつけ本番! せやっ!」 「うわっ!」 シータは彼女に駆け寄り、彼女に自分の携帯の決定キーを押させる。 ―SKILL TRACE SYSTEM ON. TIME COUNT 120sec ・・・・・・START― … 彼女の姿は、自分の携帯を使った剣士の姿ではなく。 「これは…」 「成功みたいだねっ」 シータのように戦闘衣を着ているのは同じだが、翼の数が少なく飛行用だけ。 しかし、その手には四つの翼が束ねられたようなライフルが手にされていた。 「んっ―――『ハルバード・ライフル』これの…名前?」 よく見ると銃の上の方にトリガーとは別にレバー状の物がついていた。 彼女はレバー状の物を上下に動かすではなく押し込み、トリガーを引く。 「いっけーーー!」 銃の姿は変形し、槍状に変形。そして開き、中から巨大なエネルギー、ビームが放たれ、そして、 ガーゴイルの姿は既に虚無へ戻っていた。 … 「他人の携帯を使うと、似たような能力を得れるみたいだったね」 「そう…みたいですね」 「まぁ、そんなことは兎も角、これからみんなどこに行くの?」 「えっ…『ホームセンターいまむら』だけど」 「ふむ、じゃ、ボクも連れて行ってよ。一人でいてもすること無いしさ。みんなは異論は無いでしょ?」 その言葉には皆異論は無いらしい。 元より、仲間が増えるのだから断る理由も無いだろうが。 「さーて、出発しましょうか!」 新たにシータを加えて目的の地まで再び進んでいく。 ---- クリア  3回 エルナ  3回 イル   2回 トート  6回 エンリケ 4回 シータ  2回 連絡可能の別行動キャラ ティール 空也 セオ 連絡可能の戦線離脱キャラ エルンスト

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