「AS06.大激突(後)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「AS06.大激突(後)」(2008/12/15 (月) 18:45:22) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p>激戦は続く。<br />
先の攻撃で敵の大半は薙払ったが一部の機兵は健在で、且つ機兵の親玉とでも言うべきエメト零も起動している。<br />
起動の原因は不明だが何が原因であったかはもはや関係ないものだ。<br />
そして元より戦う覚悟でこの部屋に入り、避けることが困難だとも分かっていた、衝撃は対したものではない。</p>
<p>起動したかと思うとすぐに零は行動を開始した。<br />
エメトシリーズ御用達の魔砲攻撃、そのチャージ中は体が発光するのだが、<br />
「皆、散開よ!」<br />
「言われなくてもだ!」<br />
そのチャージの速度が今まで見たことのあった速度よりも早く、もうチャージは中半に入っている。</p>
<p>そして、その口から第一波が放たれる。<br />
その攻撃は敵、味方を区別せず放たれたもので、敵機兵諸共薙払う一撃。<br />
軌道が単純な直線上であったのが幸いして敵陣で戦っていた味方は辛うじてその攻撃の余波から逃れることができたが、巻き込まれた機兵は無惨な残骸となり果てている。<br />
「この早さは調整のレベルで無い、ということはー」<br />
「言うまでもないが新型か」<br />
先程機兵をまとめて攻撃した二人はというと、この攻撃を避けてこちら側まで素早く合流できた。二人に指示は出していなくても意図を掴んでいたからできた行動で、それはより早く反撃に移るためには不可欠だった。</p>
<p>
一度目の攻撃が終わり一度目の反撃の機会が生まれた。このゴーレムは元となったエメトと呼ばれる種類同様、破壊力は高いが撃った後に一定の能力低下、溜め不可の時間があるからだ。<br />
前を阻む機兵ももはや極僅かとなった。「皆! 全軍一陣となって突き破るわよ!」<br />
ルインは号令を掛け一気に殆んど崩れかかった陣形を言葉通り全軍一陣となって零の元まで突き破って駆け抜けた。<br />
この場で被害は無く、シータとアウルとも合流したことで戦力はより増強している。<br />
しかし、この新型のゴーレムとの戦いの強さも計り知れない。通常機よりも威力、チャージが早い。さらに近付いている間に能力低下も終えていることより回復能力も高い。それだけでも十二分に脅威だがまだ全ては出しきって無い筈、気を抜く時などある筈もない。</p>
<p>そして、ある程度距離が詰まったところで第二のチャージが始まる。<br />
先程と同じチャージ速度ならもう少し近づき、余裕を持って回避も可能であったが、第二のチャージが終わっていないにも関わらず、まるで一瞬で溜められたかのように第二の砲撃は放たれた。<br />
指示もする暇もなく皆が防御姿勢をとり、被害は若干抑えることは出来た。<br />
そのダメージも予想していたよりは低く、回復せずとも全員が行動に移ることができそうなので防御姿勢を解き接近を再開する。<br />
さらに接近しながらアルカナの兵士を含めた複数の小部隊―――グループと言った方が正しいが―――を作って散開しながらだ。<br />
密集の意味は最早無い、それに言うまでも無く密集しているとまとめて薙払われるのが目に見えているという理由もあったが。<br />
今ので分かったのは威力は低く位置が離れるほど威力が下がる副砲、主砲とは別に溜めているらしいということだ。事実、溜めはまだ続いている。</p>
<p>先程よりも溜めに時間がかかっている、それは短時間の思考を可能にした。<br />
先に零の動向を見て欲しい、という指示を飛ばしているが変化はまだ無い。<br />
まだ何かある、それは次の瞬間確信に変わる。<br />
体のあちこちのパーツが変形し、無数の砲門の目がが此方を向いている。</p>
<p>そして、第三の砲撃。</p>
<p>全砲門からの一斉発射、回避することが困難なことは目に見えている。<br />
流石に被害は大きく、アルカナ兵だけの二、三の部隊が消滅している。<br />
主戦力は小さくなるように努めているが、回復は必要とした。<br />
特に最前線のレイヴンがだ、本人は何とも無いとは言いたげだったが目に見えて鎧を鉄板一枚残すと言った表現そのままの様な状況なので有無を言わず聖術『ラリラ』で回復させ、彼はその足でそのまま最前線に復帰する。<br />
完全どころか回復仕切ってもいないのに行くのは戦闘狂の血の故かもしれない、というかむしろ好きでやっているのではないかとも言われているぐらいだし間違い無いだろう。</p>
<p>ここまでに距離は大分詰まり、もはや零までの距離は僅かとなった。<br />
さらに能力低下は流石にまだ続いている。<br />
今が最大のチャンス、ルインもそう判断し再び号令をかける。<br />
回復までの時間は早い、そのため指示も迅速に、さらに行動に一部の無駄も許されない。</p>
<p>まず最初の指示を飛ばす。<br />
「アリス! アルカナの兵を同時に動かして!」<br />
「いいけど、どういうふうに?」<br />
「レイヴンとアウルに合わせて欲しいわ」<br />
「…わかった、そうしてみる」</p>
<p>続けての指示は、<br />
「レイヴン! シータ! 兵と共に注意を引き付けるわよ!」<br />
「やれやれ…どうしてこう陽動が多いんだ…まあ、いいけどな」<br />
「ま、今は最善だしねー」<br />
「そんかことは分かってるんだよ、シータ」</p>
<p>そして最後に飛ばされる指示は、<br />
「アウル! 兵と共に魔法攻撃の準備を!」<br />
「分かった。効率的にも筋は通っているが属性は?」<br />
「青系ね、合わした方が威力も高まるのは基本だし。間違い無いでしょ?」<br />
「その通りだ、こちらも最後の指示を待つぞ」<br />
全員に指示は飛ばした。<br />
最後に号令をかける。<br />
「回復が終わる前までに一気に殲滅するわよ!」</p>
<p>その言葉を合図に言葉通り一気に攻めこんだ。<br />
指示通りルイン、レイヴンを中心に剣闘士、狂戦士タイプの兵と共に鞭を打つように一直線に駆け、ヒットアンドアウェイの要領でダメージも与える。ただ、シータは中距離で援護射撃だ。<br />
流石に威力は低いと言えども煩わしいに違い無いのだろう。零は腕を振り回すように攻撃を仕掛けているが、回避と連続攻撃に特化した戦術、当てる方が難しい。<br />
そして、こちらの思惑通り注意を引き付けることには成功した。<br />
あとは後列に配置した魔術士隊の詠唱が終わるまで、どれだけ注意を引き付けることができるかが鍵だ。<br />
その間にも詠唱は進む、アウルだけでなくアルカナの兵も高い能力を持ち、彼の詠唱速度には劣るがそれでも早い。<br />
そして、後半に入った頃に零も回復を終えた、しかしこちらの方が早い。<br />
そして間も無くだ。<br />
「詠唱完了、いつでも行けるぞ」<br />
アウル達の詠唱が終わったことを知らされ、全員で斜線じょうから離れる。<br />
「今が放つ刻! 打って!」<br />
「…任せろ」</p>
<p>
その言葉を合図に氷成る針山『フローズンスパイクホールド』に氷河の属性を持つ魔法『』がまとわり付き、通常の数倍近い大きさの複数の槍が零の巨体の足元から発生する。</p>
<p>―――巨体言えども全体重を支える足を狙えばどうなるか、言うまでも無いだろう。</p>
<p>その針山は足から中心部まで貫き通し、体重を支えることが出来なくなった零の巨体は崩れて行く。</p>
<p>しかしまだ終わりではなかった。<br />
チャージが今だ続いている。<br />
再びあの体全体からの砲撃を繰り出す時間に近付いて来た。<br />
今にも発射されそうなそれは唐突に止まった、それは零の行動パターンに組み込まれていたものではない。<br />
「あまり時間はないから…早く…」<br />
それはアリスとその胸元のクロックラビの協力魔法『クロック・オブ・アルカナ』の効果、対象の時間を止めるその効果によってだ。<br />
ここまでのメンタル消費からも極短時間しか止められないのは承知の上でだ。</p>
<p>その短時間でレイヴンはルインから距離をとり、<br />
「ルイン! 衝撃に耐えろよ!」<br />
「それってな…うわっ!」<br />
言葉を言い終える前に行動に移っていた。<br />
彼女を踏み台に大きく飛び上がり切っ先を零の頭部向けて急降下する。<br />
「そこが弱点であると信じるぜ…『飛雷刃』だ!」<br />
己の全体重も刃に込めて零の頭部へ深く突き刺さる。<br />
同時に『クロック・オブ・アルカナ』も効果時間を終え、チャージが再開され</p>
<p>―――なかった。<br />
チャージの光は輝きを失い、元のボディの色に戻る。<br />
但し、零は新たな行動を見せる。<br />
みるみる内に色が真っ赤に変わって行く。<br />
本能的に皆が反応した、一刻も早くこの場から撤退することだ。<br />
レイヴンも深く突き刺した銀月牙を抜き―――抜くのに苦労する部位で無かったのが幸いしたようだ―――もう一つの出口へ向けて駆ける。<br />
そして彼が最後に脱出して間も無くだ。</p>
<p>零の巨体は内部から大爆発を起こし、その部屋の床を消し飛ばした。<br />
脱出はしたが強い熱風が彼らを飛ばした。<br />
そして、それは一直線上の道をある意味では最短で移動したといっても過言ではなかったが…</p>
<p> </p>
<p>激戦は続く。<br />
先の攻撃で敵の大半は薙払ったが一部の機兵は健在で、且つ機兵の親玉とでも言うべきエメト零も起動している。<br />
起動の原因は不明だが何が原因であったかはもはや関係ないものだ。<br />
そして元より戦う覚悟でこの部屋に入り、避けることが困難だとも分かっていた、衝撃は対したものではない。</p>
<p>起動したかと思うとすぐに零は行動を開始した。<br />
エメトシリーズ御用達の魔砲攻撃、そのチャージ中は体が発光するのだが、<br />
「皆、散開よ!」<br />
「言われなくてもだ!」<br />
そのチャージの速度が今まで見たことのあった速度よりも早く、もうチャージは中半に入っている。</p>
<p>そして、その口から第一波が放たれる。<br />
その攻撃は敵、味方を区別せず放たれたもので、敵機兵諸共薙払う一撃。<br />
軌道が単純な直線上であったのが幸いして敵陣で戦っていた味方は辛うじてその攻撃の余波から逃れることができたが、巻き込まれた機兵は無惨な残骸となり果てている。<br />
「この早さは調整のレベルで無い、ということはー」<br />
「言うまでもないが新型か」<br />
先程機兵をまとめて攻撃した二人はというと、この攻撃を避けてこちら側まで素早く合流できた。二人に指示は出していなくても意図を掴んでいたからできた行動で、それはより早く反撃に移るためには不可欠だった。</p>
<p>
一度目の攻撃が終わり一度目の反撃の機会が生まれた。このゴーレムは元となったエメトと呼ばれる種類同様、破壊力は高いが撃った後に一定の能力低下、溜め不可の時間があるからだ。<br />
前を阻む機兵ももはや極僅かとなった。「皆! 全軍一陣となって突き破るわよ!」<br />
ルインは号令を掛け一気に殆んど崩れかかった陣形を言葉通り全軍一陣となって零の元まで突き破って駆け抜けた。<br />
この場で被害は無く、シータとアウルとも合流したことで戦力はより増強している。<br />
しかし、この新型のゴーレムとの戦いの強さも計り知れない。通常機よりも威力、チャージが早い。さらに近付いている間に能力低下も終えていることより回復能力も高い。それだけでも十二分に脅威だがまだ全ては出しきって無い筈、気を抜く時などある筈もない。</p>
<p>そして、ある程度距離が詰まったところで第二のチャージが始まる。<br />
先程と同じチャージ速度ならもう少し近づき、余裕を持って回避も可能であったが、第二のチャージが終わっていないにも関わらず、まるで一瞬で溜められたかのように第二の砲撃は放たれた。<br />
指示もする暇もなく皆が防御姿勢をとり、被害は若干抑えることは出来た。<br />
そのダメージも予想していたよりは低く、回復せずとも全員が行動に移ることができそうなので防御姿勢を解き接近を再開する。<br />
さらに接近しながらアルカナの兵士を含めた複数の小部隊―――グループと言った方が正しいが―――を作って散開しながらだ。<br />
密集の意味は最早無い、それに言うまでも無く密集しているとまとめて薙払われるのが目に見えているという理由もあったが。<br />
今ので分かったのは威力は低く位置が離れるほど威力が下がる副砲、主砲とは別に溜めているらしいということだ。事実、溜めはまだ続いている。</p>
<p>先程よりも溜めに時間がかかっている、それは短時間の思考を可能にした。<br />
先に零の動向を見て欲しい、という指示を飛ばしているが変化はまだ無い。<br />
まだ何かある、それは次の瞬間確信に変わる。<br />
体のあちこちのパーツが変形し、無数の砲門の目がが此方を向いている。</p>
<p>そして、第三の砲撃。</p>
<p>全砲門からの一斉発射、回避することが困難なことは目に見えている。<br />
流石に被害は大きく、アルカナ兵だけの二、三の部隊が消滅している。<br />
主戦力は小さくなるように努めているが、回復は必要とした。<br />
特に最前線のレイヴンがだ、本人は何とも無いとは言いたげだったが目に見えて鎧を鉄板一枚残すと言った表現そのままの様な状況なので有無を言わず聖術『ラリラ』で回復させ、彼はその足でそのまま最前線に復帰する。<br />
完全どころか回復仕切ってもいないのに行くのは戦闘狂の血の故かもしれない、というかむしろ好きでやっているのではないかとも言われているぐらいだし間違い無いだろう。</p>
<p>ここまでに距離は大分詰まり、もはや零までの距離は僅かとなった。<br />
さらに能力低下は流石にまだ続いている。<br />
今が最大のチャンス、ルインもそう判断し再び号令をかける。<br />
回復までの時間は早い、そのため指示も迅速に、さらに行動に一部の無駄も許されない。</p>
<p>まず最初の指示を飛ばす。<br />
「アリス! アルカナの兵を同時に動かして!」<br />
「いいけど、どういうふうに?」<br />
「レイヴンとアウルに合わせて欲しいわ」<br />
「…わかった、そうしてみる」</p>
<p>続けての指示は、<br />
「レイヴン! シータ! 兵と共に注意を引き付けるわよ!」<br />
「やれやれ…どうしてこう陽動が多いんだ…まあ、いいけどな」<br />
「ま、今は最善だしねー」<br />
「そんかことは分かってるんだよ、シータ」</p>
<p>そして最後に飛ばされる指示は、<br />
「アウル! 兵と共に魔法攻撃の準備を!」<br />
「分かった。効率的にも筋は通っているが属性は?」<br />
「青系ね、合わした方が威力も高まるのは基本だし。間違い無いでしょ?」<br />
「その通りだ、こちらも最後の指示を待つぞ」<br />
全員に指示は飛ばした。<br />
最後に号令をかける。<br />
「回復が終わる前までに一気に殲滅するわよ!」</p>
<p>その言葉を合図に言葉通り一気に攻めこんだ。<br />
指示通りルイン、レイヴンを中心に剣闘士、狂戦士タイプの兵と共に鞭を打つように一直線に駆け、ヒットアンドアウェイの要領でダメージも与える。ただ、シータは中距離で援護射撃だ。<br />
流石に威力は低いと言えども煩わしいに違い無いのだろう。零は腕を振り回すように攻撃を仕掛けているが、回避と連続攻撃に特化した戦術、当てる方が難しい。<br />
そして、こちらの思惑通り注意を引き付けることには成功した。<br />
あとは後列に配置した魔術士隊の詠唱が終わるまで、どれだけ注意を引き付けることができるかが鍵だ。<br />
その間にも詠唱は進む、アウルだけでなくアルカナの兵も高い能力を持ち、彼の詠唱速度には劣るがそれでも早い。<br />
そして、後半に入った頃に零も回復を終えた、しかしこちらの方が早い。<br />
そして間も無くだ。<br />
「詠唱完了、いつでも行けるぞ」<br />
アウル達の詠唱が終わったことを知らされ、全員で斜線じょうから離れる。<br />
「今が放つ刻! 打って!」<br />
「…任せろ」</p>
<p>
その言葉を合図に氷成る針山『フローズンスパイクホールド』に氷河の属性を持つ魔法『アイシンクルインパクト』がまとわり付き、通常の数倍近い大きさの複数の槍が零の巨体の足元から発生する。</p>
<p>―――巨体言えども全体重を支える足を狙えばどうなるか、言うまでも無いだろう。</p>
<p>その針山は足から中心部まで貫き通し、体重を支えることが出来なくなった零の巨体は崩れて行く。</p>
<p>しかしまだ終わりではなかった。<br />
チャージが今だ続いている。<br />
再びあの体全体からの砲撃を繰り出す時間に近付いて来た。<br />
今にも発射されそうなそれは唐突に止まった、それは零の行動パターンに組み込まれていたものではない。<br />
「あまり時間はないから…早く…」<br />
それはアリスとその胸元のクロックラビの協力魔法『クロック・オブ・アルカナ』の効果、対象の時間を止めるその効果によってだ。<br />
ここまでのメンタル消費からも極短時間しか止められないのは承知の上でだ。</p>
<p>その短時間でレイヴンはルインから距離をとり、<br />
「ルイン! 衝撃に耐えろよ!」<br />
「それってな…うわっ!」<br />
言葉を言い終える前に行動に移っていた。<br />
彼女を踏み台に大きく飛び上がり切っ先を零の頭部向けて急降下する。<br />
「そこが弱点であると信じるぜ…『飛雷刃』だ!」<br />
己の全体重も刃に込めて零の頭部へ深く突き刺さる。<br />
同時に『クロック・オブ・アルカナ』も効果時間を終え、チャージが再開され</p>
<p>―――なかった。<br />
チャージの光は輝きを失い、元のボディの色に戻る。<br />
但し、零は新たな行動を見せる。<br />
みるみる内に色が真っ赤に変わって行く。<br />
本能的に皆が反応した、一刻も早くこの場から撤退することだ。<br />
レイヴンも深く突き刺した銀月牙を抜き―――抜くのに苦労する部位で無かったのが幸いしたようだ―――もう一つの出口へ向けて駆ける。<br />
そして彼が最後に脱出して間も無くだ。</p>
<p>零の巨体は内部から大爆発を起こし、その部屋の床を消し飛ばした。<br />
脱出はしたが強い熱風が彼らを飛ばした。<br />
そして、それは一直線上の道をある意味では最短で移動したといっても過言ではなかったが…</p>
<p> </p>