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「…んーと。あれじゃないかな?船降ろしてる綱。あれ?セオ?」
「~♪」
楽しそうな顔で降りてくる小船を待つセオ。
ザパンッ…
着水と同時に。
「こんにちは~。」
振り向く前に、異人と魔物は倒れる。そしてそのまま小船と共に波にさらわれた。
「イル~!ルート確保。」
太い綱をつかみ、ロープが徐々に上がっていく。
一本は上に、ほう一本は下に降りるという仕組みらしい。
すれ違う小船に乗った敵をイルの矢が貫き、難なく上に上っていく「…さて、と。」
ポーチを探って、ブラストボムを取り出した。
カラカラカラカラ…甲板はすぐそこ、ブラストボムの導火線に火をつけ、先にひょいと向こうに投げた。
「おい!何だこれは!」
「爆弾だ!危ない、離れッギャァァァァ!」
次々と叫び声が聞こえてくる船の上。
「やっと甲板には誰も居なくなった。すっきりしたね。うん。」
満面の笑顔でそう言うセオ。
「危ないけど威力は確か。でも量産はやめたほうがいいかな。」
そんなことを言いながら、異人の死体を積んでいく二人。
「なっ!何だ貴様らは!」
「こんにちは。不吉を届けに来ました。セオエクスプレスです。
えっと料金はいりません。その代わりお前らの命をいただきたいと思います。あ、遠慮しないでください。
あんたらに残された選択肢なんてのはありませんので。」
数分後、異人と魔物の死体と大量のフレアボムが山積みにされた船の上で、点火準備をしている二人の姿があった。
「オッケーだよ。」
「それじゃ点火。」
火は導火線を辿っていきやがてはフレアボムが散乱している甲板に辿りつくだろう。
大爆発が予測されるため、オールを振り遠くから見ることにした。
<ボンッ>
この音が始まり、次々とフレアボムが爆発し遂には沈没した。
それをルナータで戦っている支援者達と異人達は何だ何だと海をチラと見た。
そこに映っていたのは、黒い煙をモクモクと上げて海の中へ沈んでいく黒船の姿。
それを見て唖然としている異人を見て、支援者達は口々に叫んだ。
「俺達の底力、見せてやるぜぇ!」
「黒船は一隻沈んだ!なんとしてでも、此処の世界はゆずらねぇ!
支援者の誇りにかけて!」
防衛で精一杯だった支援者達が一気に畳み掛けるように攻撃を開始したのであった