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夜が明けると同時に、一人と二匹が起きた。
「…おはよう。」
「あぁ。おはよう。起こしたか?」
「いや。おきた。で何かわかったのか?」
昨日のことを全て話し、また机へと向かう。
それと同時に、いつもはずっと寝ているはずの二人も起きた。
「石…石。鉱石とか。いっぱいありますし…。」
「赤いのっていっぱいあるよ…宝石にもあるし…。
 探しようが…。」
「情報収集。か…。じゃあ朝食と一緒に聞きにいってみるか。」
パジャマから服に着替えて、宿を出る。
その三人を影から見ていたものが二人。
「動いたか。お前は知らせて来い、俺は尾行する。」
「了解。お前も見失ったりすんなよ…。」
そう男がいい、走り去った。
「見失いはしないさ。多分な。」
もう一人の男は、さりげなく彼らの後をつけ始めた。
酒場に入り、朝食を食べはじめる。
「よぉ、隣いいか?」
「どうぞ。」
日記を読みながら、答える。
その日記を覗き込むように、隣の男が寄ってくる。
「………面白い日記持ってンなぁ?俺に貸してくれんかねぇ。」
「ヤダ。いくよイル、ライ。フェイもルカも。」
「え?情報収集は?いいんですか?」
「後で。」
席から立とうとした彼を男がつかみ耳元で囁いた。
「ランプと竜を渡せ…。逃げても無駄だ、俺達はすぐお前らに追いつく…。」
「いやだといったら?」
「此処を出たら真っ先に殺しに行くからな…。お前らの荷物を奪えば目的のものはすぐ手に入る…。」
「殺せる自信あるんだね…じゃあ、また旅路であいましょう。」
セオはそれだけをいって酒場を出た。
…面倒なことになったな。いまさらになって改めて思わされた。
「セオ、いつミナルからでるの?」
「そのうち。準備するよ…戦闘のね。」
「え?」
「街を出たらすぐに戦闘の準備をするから…イルはクロスクリスを肌身離さず持ってるんだ。ライは…ランプとこいつらを。」
「わかりました…。すいません、私のせいであなたたちの命が狙われることになるとは」
「別に、死ぬ気はないから、謝らなくってもいいよ。」
「ですがっ!もしあなたたちが死んでしまったら…」
謝るライに対しフェイが
「謝ることはねぇじゃねぇか、危険を承知してこいつらがお前の依頼を受けてくれたんだろ?
お前がこいつらを信じてやんねぇでどうするんだよ!」
そう怒鳴る。
「…そうだね。フェイ。忘れてたよ…。」