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『壇上の傍観者:ギャグ』(イルフィート)




「ネタが学園祭モノで1月まで引っ張るってのもどうなのよ!!」


 そう愚痴をこぼしながら青い長髪をたなびかせて歩く一人の少女。
しかし、その言葉は今のこの状況とは相反していて、それを聞いた周りの人間の注目を集める。
 今日はここ、エリワー学園で行われるお祭り・聖華祭の2日目。


「ほらほら、文句言わないの!! 今日はお祭りなんだから・・・」
「何よ、あんたが余計なことするから、こんな状況になってるんでしょ!!!」


 その青髪の少女の少し後ろを歩くのは、これまた同年代ぐらいの少女。
しかし、その振る舞いは、青い髪の少女のそれとは違って落ち着いている。


「あーもう、こんな普通の人間の体なんてダルイ・・・」
「ほとんど消えかけていたあんたをここまで復元してあげたのは誰だと思ってるの?」
「復元ねぇ・・・」


 そう呟いて自分の体の隅々まで再度確認する少女。
そして、機嫌が悪そうに再度呟く。


「復元というより単なる『切断』じゃない!!?」
「仕方ないでしょ、あなたの能力ではこの世界で生命活動を維持できないのだから・・・」


 少女の名前はセー。
 ほんの数日前までは、周りの人々には見ることができない希薄な存在だった。
しかし、その中途半端な状態を長く維持することはできず、やがてこの世界から消えようとしていた。
その状況からセーを救ったのがもう一人の少女、ミゼラ。

 が、それは救ったというにはいささか誤謬がある救出法だった。
 元々セーは別の世界から一つの世界を経由して生命活動に必要なエネルギーを得ている存在で、
それがセーの力が維持できない原因であった。
 そこでミゼラのとった治療法は、その外の世界からエネルギーを得るのをやめる代わりに、
セーがこちらの世界で自立して生活できるようにするというもの。
 つまりは、大本の存在からの『切断』であった。

 これが、セーの機嫌が悪い原因の一つであった。
が、それよりもさらに大きな原因がここにあった。


「それより何よりアレは何なのよ!!?」
「あら、アレ呼ばわりとは失礼ね、あなたの治療に協力してあげたというのに。」


 二人の少女の少し後ろを歩くのは、二人より少し背の小さな黒髪の少女。
しかし、その表情は容姿に似合わずどこか大人びていて、含みのある笑みを浮かべている。


「どうやったら私の治療で店長の体が少女化するのよっ!!!」
「あら、『等価交換』に決まってるじゃない。」
「どこが『等価』よーーーっ!!」
「それはもう、セーの体を練成するために、『門』の向こうに『大人の女の体』を持っていかれて大変だったんだから・・・」
「・・・絶対嘘だ・・・」


 セーの文句を軽く受け流すのは、店長と呼ばれた少女。
いきなりネタ色の濃い会話で切り返すのは、この二人の関係ならどこの世界でも変わらないらしい。


「はいはい、いつまでもこんな所で話し込んでないで、催し物を見に行きましょう。 なんか周りの注目集めちゃってるし・・・」


 この場で留まるのが周り迷惑と判断したミゼラが行動を促し、ひとまず校舎へと向かう3人であった。





――――――――――――――――――――――――――


「さてと、どこから見て回ってあげようかしら・・・」
「セー、あんまりはしゃぎすぎて、警備員につまみ出されるようなことだけはやめてね。」


 ししし、と笑いながらきょろきょろと聖華祭仕様に装飾された廊下を見渡すセーに、ミゼラが釘を刺す。
が、セーは見て回るというより荒らし回るつもり満々のようだ。

 しかし、そのセーの表情も、ミゼラの次の一言で粉々に砕け散る。


「来週からセーが通う学校なんだから。」
「へ?」


 一瞬セーの表情が固まる。

「えーーーーっ!!?」

 そして絶叫。
突然知らされた事実に動揺を隠し切れない。


「ちょっと、ミゼラ!! 何勝手に決めてんのよ!!!」
「今日はその下見も兼ねてるんだから、その辺のことも考えて見物しなさい。」


 必死に抗議するセーだったが、ミゼラはあくまでも、「私は決定事項を伝えるだけ」といった形で淡々と話し、聞く耳を持たない。

「安心なさい、セー。私も暇な時に顔出してあげるから、ふふふ・・・」
「って、店長!! 通う気マンマンなの!!? ・・・ってか、暇な時って・・・」


 黒髪の少女の突然の発言。
暇な時限定で学園に通えるものなのか疑問だが、その表情は、悪戯を仕掛ける時のセーをはるかに上回る余裕と自信に満ちている。


「というわけで、既に3人分の入学届を提出してあるから。」
「え!? ミゼラも通う気?(本編にも出てない癖に!!?)」
「当然。セーにはお目付け役が必要でしょ。まあ、今のあんたじゃ大したことはできないと思うけど・・・。(あと、本編とか言わないの!!)」


 それを聞いてさらに落胆するセーであった。




――――――――――――――――――――――――――

「ふぅー、結構見て回ったわね。」
「う・・・ちょっと歩きつかれたかも・・・」
「まあ、セーはまだその体に慣れてないから無理もないか・・・、あそこで休めるみたいだから、少し休憩しましょう。」


 しんどそうにするセーを気遣い、ミゼラがフォローするが・・・。


「あら、セー。 もう疲れたの? 私なんてまだまだ平気よ、まるで若返ったみたいで。」
「いや、店長若返ってるから・・・」


 堂々と言い張る店長に、ツッコミを入れるセー。
いつもならハリセンものだが、今はそこまでする元気がない。


「はい、ジュース買ってきたよ。 店長もこれどうぞ。」
「あら、ありがと。 ・・・日本酒はなかったの?」
「あの、店長、一応ここ学校だから。」

 ミゼラからジュースを受け取り、無言で飲み始めるセー。
一方店長は、礼を言いながらも、物足りない感じだ。


「それにしても、セー、あれは何なのかしら?」
「あれって・・・、なんのことかな・・・、あはは・・・」


 それは、とある学年の展示物、小等部の新聞クラブの記事のオカルト欄。

『驚異!! 勝手に壁に浮かび上がるラクガキ!!!』

 内容はいたってシンプル。
誰も何もしていないのに勝手に壁にラクガキが浮かび上がるというもので、ほとんどタイトルそのままである。
が、店長が指摘するのは記事の内容ではなく、ラクガキの内容だった。


「で、誰の肌に最近シワが増えたって?」
「そ、そういうことはラクガキを書いた本人に聞いてみたらいいんじゃないの・・・」


 やや引きつった表情を浮かべるセー。
一方店長は、既にセーが犯人と確信しているようで、


「そう、セーがあくまでもそういう態度を取るんだったら、こっちにも考えがあるわ。」


 そういうと、店長は、カバンの中からビンに入った透明の溶液を取り出す。
そして、ポケットから先ほどの記事に載っていたのと同じ写真を取り出して・・・


「そ、それは・・・」
「この写真、さっきの記事を書いた(こっちの)シルエラちゃんから譲ってもらったんだけどね・・・、この液体をこの辺にかけると・・・」


 写真をテーブルの上に置き、スポイドで先ほどの溶液を垂らすと、写真の一部が変色しはじめて・・・


「はい、犯人決定。」
「絶対わからないと思ったのにーーっ!!」


 浮かび上がったのはセーの妖精の時の姿。
こっちの世界では透明だからわからないと思っての犯行だったが、まさかあの写真が店長の目に留まるとは思わなかったらしい。


「・・・はいいとして、店長、その写真どうするの?」


 セーをからかって遊ぶ店長。
それを見たミゼラがその店長の行動にとある心配をし、質問するが、店長はその意味を理解したようで・・・。


「ん~、まあ、このまま置いといて人の目に留まっても厄介だし、お焚き上げでもしておくわ。」
「お焚き上げって・・・人を勝手に殺すなーーーっ!! って、燃やしたら証拠不成立で無罪放免だからね!!」
「あら、私刑に証拠なんて関係ないでしょ。 ってことで、セーは今晩、晩飯抜き。」
「う~・・・」


 問答無用で判決を言い渡す店長。
最も、はじめからここで晩飯を食べて帰るつもりなので、この罰は意味を成さないということにセーは気づいていない。



――――――――――――――――――――――――――


「さてと、そろそろ体育館での出し物も盛り上がってきた所ね、行って見ましょう。」

 ミゼラの先導で、体育館へと向かう一行。
そして体育館・・・。


「結構混んでるね。」
「まあ、各種イベントのメイン会場みたいなものだからね。」


 体育館の中は既に大勢の人であふれかえっていて、パイプ椅子、長椅子ともに満席。
仕方が無いので後ろの方でかろうじて壇上が見える位置を確保する。


「こんなの以前だったら特等席で見れたのにーーっ!!」
「特等席って・・・、セー、あんたねぇ・・・」


 悔しそうに言うセーに、呆れた表情で返すミゼラ。
確かに、透明で、空を飛べた昔のセーならステージのまん前の特等席で見れただろうが、今更それを嘆いても仕方ない。
 一方店長は、いつの間に買ったのか、山盛りのポップコーンを片手に持ってむしゃむしゃとやっている。
よく見るとコーラも・・・。


「ここ、ちょっと不便よね、ドリンクホルダーもないなんて・・・」
「店長・・・、映画館じゃないんだから・・・」


 素なのか冗談なのか、店長はそう言って、コーラとポップコーンの容器を持ち替えながら、
不便そうにポップコーンを食べたりコーラを飲んだりしている。
 が、そこでふと何かを閃いたように目を輝かせて、


「そうよ、セー。せっかく人間になったんだから、ちょっとポップコーン持ってなさい。」
「えー、なんで私がーーっ!!!」


 そう、妖精の時と違って、人間になっている今のセーなら、多少の荷物は普通に持つことができるのだ。
セーはポップコーンを渡され、しぶしぶそれを片手に持っている。


「今後は荷物持ちに使えそうね・・・」
「店長、酷い・・・」


 その時、すぐ前の席から話し声が聞こえてきた。


「なあ、リリー、次の劇は何って書いてある?」
「えーっと、『ToV』って書いてあるよ。」


 それを聞いたセーと店長は、


「ふーん、セー、次の劇はアレらしいわね。」
「さて、どうしてあげようかしら・・・。」


 何をするわけでもなく、セーに確認するように言った店長。
そしてセーはその店長の言葉を受けて、含みのある言葉を言い放ち、行動に出ようとする。
が、それはあっさりミゼラに制止される。


「セー、人の劇の邪魔しちゃ駄目よ。」
「えー、別にいいじゃん!! 向こうで劇本番は語られてないんだし!!」
「そういう問題じゃないでしょ。」
「うーーーっ」


 ミゼラに止められて、やむなく駄々こねモードに移行するセー。
それを見て店長はふふふと笑っている。


「店長も、セーをその気にさせるようなこと言わないの。」
「あら、私は今の状況をそのまま言っただけよ。」


 店長の方にも注意するミゼラだったが、店長は軽く受け流す。
確かに、この状況で店長を注意するのには無理があるかもしれない。
単純に乗せられやすいセーに原因があるわけで・・・。


「あ、ほら、始まるよ。 お願いだから他の人の迷惑にならないように静かに見てね。」


 やがて辺りが暗くなり、舞台の幕が上がる。





 ・・・そして、終劇。


 「いい話だったね。」とか、「うまく演じていたね。」とかいう感想が飛び交う中・・・。
この二人だけは違っていた。


「まあ、本人だからって努力無しに演じられるとは思ってないけど、やっぱりそのままだと物足りないわね。」
「というと?」


 店長は、努力した点は認めつつも、配役がそのままなのはベタだと指摘する。


「どうせならヴァイとリスティの配役を入れ替えるぐらいのことはやらないと、私は満足しないわね。」
「店長、それじゃあ聖女役が男になるけど・・・」
「あら、いいじゃない。 このご時勢、それぐらいやってもまだ『普通』の域を出ないぐらいよ。」


 ミゼラは納得いかないといった感じだが、店長は自信げに自分なりの演劇論を述べる。
一方セーはというと・・・、


「いやいやいや、やっぱりここは、復活したアルティアが、「私の夫にふさわしい者になってください」って言って神父をウイルスで・・・」
「セー、一応こっちの世界でも『アルティア教』が主流なんだから、あんまり聖女アルティアを貶める発言は控えた方がいいんじゃない?」


 セーのちょっと危なげな発言にミゼラが釘を刺す。
そして、「というかただのアルトネリコネタでしょうけど。」と続ける。
それを受けてセーも乗り気になるが、すぐに不機嫌そうな表情になる。


「あーもうっ、私の力が完全なら、ここで『ファンタスマゴリア』とか使って学園の敷地全体を光線で包み込むのにーーっ!!!」
「とか言ってもどうせ攻撃効果ないのがセーの魔法でしょ。まあ今のセーにはそれすらも使えないけど。」


 魔法を放って悪戯したいセーだったが、様々な理由から、今ここでそれをするのは不可能だった。
が、しかしここでそれを諦めるセーではなかった。


「こうなったら奥の手よ!! これは自分が使えるわけじゃないからあんまり好きじゃないんだけど・・・」


 だが、そのセーの言葉とは裏腹に、何も起こる様子はなく、セー自身も特に何かをするというわけではないようだ。
が、そんな状態が十数秒続いた後、突然異変は起きた。


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合体魔法【アンチリザルトフェノメノン:LvE】
『セレスティアルレイズ ~プリズムトライアングル~』を紡ぎ出した。
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「な、ちょっと、セーっ!!?」
「なるほどね・・・、そういうことするわけね。」


 つまり、こちらの世界のセーでは魔法などは使えないので、
向こうで使えるように覚えてしまおうという作戦だった。
 確かに、こちらのセー自身が使えるわけではないので、本人にとってはあまり気の進まない方法となっている。


「でもね、セー、『セレスティアルコンチェルト』はバード・セイレーン・ボエルジ3人の詠唱が必要で、
 セーは『歌』能力持ってないから、参加できないでしょ。」
「ししし、甘いわね、店長。 この合体魔法、私が力を注ぐのは『プリズムトライアングル』の部分よ!!
 遠く離れた仲間のバード・セイレーン・ボエルジが歌って発動した『セレスティアルレイズ』を、
 上空に出現させた三角形のプリズムで反射して、ドカーーーンとこう・・・」
「セー、それじゃ『ファンタスマゴリア』とほとんど撃ち方が同じじゃない!!」
「ところがっ!! こっちはアンチリザルトフェノメノンを応用した『プリズムトライアングル』による特性変化で、
 攻撃対象だけでなく、リムごと木っ端微塵に消し飛ばすこともできるわよ!!」
「あら、随分と物騒な魔法ね・・・」


 確かに、実際に使えたら物騒な魔法である。
が、当然こちらの世界のセーにはそれを実行することはできない・・・。
そしてもう一つ問題が。


「それ以前に、セーには『歌』能力持った友達なんて、向こうでもこっちでも居ないでしょ。」
「う~~・・・」


 どうやら、覚えたはいいが、まだまだ実現には程遠い合体魔法のようだった。


その時、ミゼラはセーが仕掛けたもう一つの重大な変化に気がつく。


「ちょっと、まさかセー、学園世界をセーの精神世界にしようってわけじゃないでしょうね!!」
「まさか・・・、私でもそこまでしないわよ。 ただ、こっちの世界で思いついたネタを、向こうの世界で使えるようにしただけ。」

 どうやら、ミゼラの早とちりのようだった。
そう思いかけたミゼラだったが、次の瞬間。


「あ、あれは・・・!!」
「『パラダイムシフト』の光ね。」
「『パラダイムシフト』って・・・・、セー!! ちょっと!!!」





――――――――――――――――――――――――――――――――

「『キャンプファイヤー』ね・・・」


 日の落ちるのも早くなってきたこの季節、
空はすっかり暗くなり、夜空に輝く星が1つ2つと見え始めたこの時刻、
グラウンドの中央では、天を焦がさんばかりに火の粉を巻き上げる炎の柱。
そしてそれを囲うように円になり踊る人々の姿があった。


 セーと店長のコンビネーションに、あり得ないと分かっていながらも見事に引っかかってしまったミゼラは、
もっとがんばらないとと思いながら炎を眺めていた。


「たこ焼き買ってきたよーー!!」


 椅子に座ってキャンプファイヤーの方を見ていたミゼラと店長の所に、出店でたこ焼きを買って来たセーが駆け寄る。
店長はそれを受け取ると、早速食べ始める。


「うん、どこの部活の出店か知らないけど、なかなかおいしいじゃない。 これであとビールでもあればいいのだけど・・・。」
「だから、店長、ここ学校だって・・・。」
「あら、冗談に決まってるじゃない♪」


 そもそも、今の店長の容姿はどう見ても十代中半から後半といった所なので、ここが学校でなくても問題があるのだが。


「フォークダンスなんて、今時よく踊れるわね・・・。」


 炎を取り囲み踊る集団を軽蔑するように見下しながら呟くセー。
フォークダンス。 学校行事などでよく踊られるこのダンスの特徴は、
踊る相手が次々と入れ替わっていくことにある。
 まあ、好きな異性と一瞬でも一緒に踊りたいというシャイな学生にはそれなりに楽しみとなるプログラムだが、
セーには楽しそうに踊る群衆があまり気に入らないようだ。
最も、それは群集そのものに向けられたものではなく、今のこの状況と自分自身の状態が気に入らないことの裏返しなのだが。


「あー・・・、テトリスブロックで埋め尽くしてやりたい・・・。」
「まあ、確かにそういう曲もあるかもしれないけど・・・。」


 そう、単純に今思いついたネタを実行できないことにイライラしているだけ。
そんなセーを気遣ってミゼラが声をかける。


「セーも折角だから踊ってきたら?」
「わ、私はいいのっ!!」


 少し顔を赤らめて、ミゼラの提案を拒否するセー。
それは、異性と踊ることよりむしろ、踊ることそのものに対するためらい。


「あら、行って来なさいよ。 セーは曲に合わせて体動かすの好きでしょ?」
「店長も分かってないなぁ・・・、私は曲に合わせて空を飛ぶのが好きなんだって!!」


 と、そこまで言った所でミゼラに手を引かれ踊りの輪の中へと入っていくセー。


「そんなこと言ったって、仕方ないじゃない・・・。 もう貴女は人間としての生活に慣れるしかないのだから・・・。」


 その店長の呟きがセーに聞こえることはなかった。



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あとがき

 学園祭もので何か話を書こうかと思ったら、なんだかセーの人間化の話になってしまいました。
 以前、カラオケの話の時に、「今からでもセーの設定を変えたらいいのでは」という提案があったのですが、
私個人としては、一度書いた設定を曲げるのはあまり好きじゃないので、
それじゃあ作品の中で設定を変えちゃおうということでこんな話になってしまいました。

 というか、ぶっちゃけ、セーに文中最初の台詞を言わせるのが今回の目的だったり・・・(汗