【ほたる】

人物

十六夜の名刀匠の一族の一つとして名の通っている『天乃』の一人娘。
『創りし武器の真髄を知る』という家訓の元に片刃剣を扱えるが、あくまで『扱い方』を知るレベルで、本業と比べると圧倒的に劣化する、そもそも本人が戦いに出る事はまず無いのだが。
性格は真面目で一直線。時折なにかのきっかけで柔軟性を見せる事はあるが、真面目さが災いして普段は頭が固い。
『使い手ありき』の考えの下に打つ剣は、まさにその人間にとって最適の姿に打ち上がるという。
……が、実際そこまで上手くいくかと言えばそうもいかず、よほど調子がいい時でもなければ”多少馴染みやすい”程度である。
剣を打つ際に、その剣を振るうこととなる使い手の腕、そして可能であればその立ち回りをよく見るようにしている。


※天乃家・竜泉家・十六夜・空也・無銘の剣・天宮羽

『……先日、魔物との戦いを見て知ったこと……それは、使い手の数だけ武器の形があるということ。
剣だけを見ても、間合い、重さ、握り……それら全てを使い手の癖に合わせて打つ事ができるのならば、使い手にとって最高の剣となる』

【ホムンクルス】

モンスター(?)

人間の胎内から産み出されるのとは異なる手段で創造される、一種の人造人間。
古代の錬金術では、全知全能の「究極の生命体」を作り出すため、あるいは特定の
人間の複製・死者の再生などのために、ホムンクルスを作る研究が行われたという。
しかし、その結果に関する記録はいっさい残されていない。
現在では、「世界の均衡」「生命の輪廻」を強固に主張するアルティア教会との
摩擦を避けるため、一般にホムンクルスの研究は封印されているが、「極秘裏に
研究を続けているアルケミストの一派がいるのでは?」という疑念は絶えない。

※究極アイテム・アルケミスト・世界の均衡・生命の輪廻

最終更新:2011年03月08日 15:43