DDFF

DDFFとは、2008年に発売されたアクションゲーム『ディシディア ファイナルファンタジー』(以下DFF)の続編、『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』<2011年3月3日発売>のことである。このDFFとその続編は歴代FFシリーズの選抜キャラクターが登場し、同じ舞台で戦うといった所謂“お祭りゲー”で、様々なFFシリーズのファンが楽しめる人気シリーズとなっている。
ただし不満の声が無いわけではなく、特にDDFFのキャラクターの選考、扱いについては不平等や疑問を感じるなどといったファンの声も聞こえる。ここではそのキャラクター選考を始め、プロモーション、作中での扱い等、ティファに関連した疑惑部分を取り上げる。

・高橋氏のティファがいなきゃ続編作らない発言

『このキャラがいなければ続編作らない』と高橋氏が言った肝いりキャラが次に公開される、と『ファミ通 1137号新作特集』で発表される。
果たして次にゲームショーでの初お披露目という形で情報が公開されたのはティファであった。
新規追加キャラクターにおいてはFF13主人公ライトニング、前作から出したかったと野村氏に明言されていたカインに続き3番目の露出である。
なお、この時点で未発表キャラクターの中にFF12の主人公にして前作の出場枠をガブラスに譲ったヴァンが居たことを明記しておく。

その後、この発言を受けてか『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー アルティマニア -RPGSIDE-』のインタビューに以下のような文言が掲載された。

以下抜粋------
野村氏:FFVIIから誰かひとり追加することが決まったときに、自分は別のキャラクターを提案したのですが、高橋から「すでにティファを作るつもりで考えている」といわれました。
高橋氏:それにはちゃんとした理由があって、格闘タイプのキャラクターをもっと出したかったんですよ。
それから、前作の感想として「女性キャラクターが少ない」という声が多かったことも考えて、両方の条件にあうティファを出したいと思っていたんです。
抜粋ここまで------

なお、女性の格闘タイプにはFF11から参戦したプリッシュ(モンク)もいる。<※表2を参照のこと>
同タイプを増やしたところで技の差別化に苦労することなりかねないが、実際ティファは7本編で影も形もない「フェイント」という固有アクションを使うキャラクターとなっている。
また対戦アクションゲーム格闘タイプを増やしたいとしながら、対戦アクションゲームである本作に純粋に素手で戦う男性の格闘タイプがいない点も明記しておく。

ティファのみ、DDFFの初回特典に4thフォームプロダクトコード掲載カードを封入

DDFFでは通常、コスチュームは3種類用意されているが、販売促進の為4thコスチュームを用意されたキャラクターが存在する。<上記、表3を参照のこと>殆どのキャラクターが有料配信(※1)か、もしくは雑誌・その他ゲームの特典と対価を要求される(※2)のに対し、ティファにおいては本作を初期に購入すれば事足りる。
これはティファを使用する人を増やし、ファンを増やすためのプロモーションではないかという疑いがある。
初回特典とは本来、それを目当てに購入者を増やす目的ではあるが、“お祭りゲー”において、またディシディアという作品カラーにおいて、ティファというキャラクターが相応であったかは判断が待たれる。
この件に関しては、上記の「売上げが上がっているのかの検証データ」もご参考のこと。なお余談ではあるが、ティファはコスチュームごとにパンツの色が違うというのがモデル製作スタッフのこだわりらしい。
件の4thフォームも天野喜孝氏のイラストが元になってはいるが、正面絵しか存在しない故か、背中を大きく開けたより一層露出度高めの衣装となっている。一体どこ向けのプロモーションであるかは…お察しください。

※1:リメイクへの不安の1つにあげられる有料配信コンテンツがこの時点で多く存在することも注目したい。
※2:ただしこの場合、販売促進されるのは特典を付けたコンテンツであると言える。

・ティファの見せ場が多いプロモーション動画

PSストア公式企画の「DDFF発売直前 カウントダウン女子会スペシャル!!」前篇(http://sp.nicovideo.jp/watch/1298270823)/後篇(http://sp.nicovideo.jp/watch/1298270946)のこと。
MCの一人が「ティファ好きでエアリス嫌い」の項目にも記載のあったティファ好きの椿姫氏であり、問題発言もこの動画の後編にて発せられる。デュオデシムの宣伝動画のはずが話題に出すのはティファもしくはFF7関連ばかり、また好きなFF7の話題にしても前述のキャラクターを下げるような発言やキーアイテムの名前を間違える等、宣伝としても7ファンへのアピールとしても不適当な発言が目立つ。また余談であるが、椿姫氏は後にドラゴンクエストXTVのMCを務めている。

男性受け、男性ファンへのアプローチ?

  • 最終武器素材が「背伸びパンツ」
  • 戦闘中に下着が何度も見える
  • EXバースト中、「花」が舞う…花ってエアリスのシンボルでは?


  • ティファの出番に合わせてクラウドの設定を変更した疑惑
『DDFFアルティマニアのRPGSIDE』 P595のイベントセクションインタビューより

以下抜粋------
ーティナ、クラウド、ティーダ、ジェクトの4人が、「12回目の戦い」と「13回目の戦い」で所属する陣営が変わってるのは何故でしょうか?ー
石橋(プランニングディレクター[イベント]&シナリオライター)
ティナとジェクトは、前作のシナリオのなかで、以前は別々陣営にいたとの描写があったので、それに合わせて変更しています。
ティーダは、「ジェクトがコスモスサイドからカオスサイドに移ったことに対して納得できる理由づけをしたい」と思い、原作に合わせて親子の絆を描いたイベントを作った結果、「12回目の戦い」ではカオス軍に所属する形になりました。
クラウドに関しては、最初はコスモスサイドに所属している設定で書いていたのですが、途中で野村(野村哲也氏:クリエイティブプロデューサー&キャラクターデザイナー)から「カオスサイドにするのもありなのでは」と言われて変更したんです。
抜粋ここまで------

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最終更新:2016年03月26日 19:56