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2-A

処女程でないにしろ、やはり自分の陰部をじろじろと見られる事には抵抗がある。
女児のように無毛になるのは恥辱に近いものがあったが、仕方が無い。
股間からはみ出た、ビラビラした肉を隠す毛が無くなる事は大変な恥ずかしさだが、
芸術のためならば飲み下さねばならない。
「それじゃ、リビングで待っててくれるか? バスルームで、その……処理、してくるから」
ただでさえ全裸でいる事が恥ずかしかったクレイマンは、急いでシーツを胸のあたりにあてがった。
長いシーツはそのまま股間まですっかり隠したが、慌てていたために、後ろは全くの裸だった。
そのままの格好で、走って自宅に戻る。魅惑的な尻を振りながら、彼女はドアの向こうに消えていった。
「おいおい……俺、ここ来るの初めてなんだぞ。リビングの位置なんて知らねぇよ」
蛮はスケッチブックと画材を野ざらしにする事をよしとせず、それらを抱えてクレイマンの後を追った。

クレイマンはバスルームに駆け込むと、恥ずかしさを払拭するように、すぐにシャワーをひねった。
最初は冷たかった水が徐々に温かくなり、やがて心地よい熱さになった。
頭からそれを浴び、髪を濡らす。滝のように流れる湯は鎖骨から乳房へと落ち、先端からボタボタと落下した。
陰毛も十分に濡れたところで、クレイマンは自室に買い置きしておいた剃刀を、持ってくるのを忘れていた事に気付いた。
「しまった……今から取りに行ったら、美堂君と鉢合わせてしまう……」
もう既に裸を一度見られているのだし、そもそもバスタオルを纏って行けば良いだけの話なのだが
クレイマンは動揺していて、判断が遅れた。
「おーいクレイマン、リビングってな、どこだ?
 勝手に一つ一つドア開けて確かめて行って良いのかー?」
廊下に通じるドアの向こうから、蛮の声が聞こえてきた。
慌ててバスルームから返事をしようとするが、声が響いて、逆に廊下にはよく聞き取れなかったらしい。
「あん? 何て言ってんのかわかんねぇよ」
元々、蛮は勝手に女性のシャワーシーンに乱入する癖がある。ヘヴンも卑弥呼も、その犠牲になっている。
蛮は平気で、くぐもった声の聞こえてきた方向のドアを開けた。
おそらくそこがバスルームで、そこにクレイマンがいると察したのだ。
ドアを開けると、洗面台と浴槽が一つの部屋に収められた、伝統的な外国風のバスルームがあった。
浴槽の外側に水が飛ばないよう、浴槽を隔てるカーテンがしてあった。
その向こう側に、クレイマンの美しいシルエットが見える。湯気がたって、室内は早くも蒸していた。
「馬鹿、入ってくるな!」
「悪い悪い、リビングがどこかわかんねぇからよ」
クレイマンは焦った。バスタオルは、カーテンの向こう側、蛮の近くにある。
蛮にあまり裸を晒したくないから、バスタオルを羽織りたかったのに、
蛮がそこにいるのでは、バスタオルをとるために、蛮に裸を晒す必要が出てくる。
「リビングは、廊下に出て突き当たりだ。早く出て行ってくれないか」
「おーわかったわかった。……しっかし、今更隠すもんでもねぇだろ。
 後で嫌と言う程拝ませてもらうんだしよぉ」
君、そういうのをセクハラと言うんだぞ……とクレイマンは思ったが、口にはしなかった。
蛮がバスルームを出て行く音を確認すると、クレイマンは浴槽から出て、バスタオルをとった。
そのままバスルームから出て、二階の自室に向かう。
だが、焦っていたのが災いした。足音で、リビングにいた蛮が気付いてしまったのだ。
それでなくとも、リビングのドアは半分以上ガラス張りの仕様で、廊下がよく見える。
バスタオルを巻いて出てきたクレイマンを見て、蛮は既に彼女が陰毛の処理を終えたのだと勘違いした。
「何だ、早かったじゃねぇか」
「……いや、まだだ。剃刀を部屋に忘れていたんだ」
その間抜け回答に蛮は大笑いした。
「お前でもそんなギャグ漫画みたいなボケかますんだなぁ。ギャップがあるから最高に笑えるぜ」
「うるさいっ。剃刀を取って戻ってくるから、お前はリビングで待ってろ」
クレイマンは急いで階段を上がっていった。
あまりにも慌てていたために、階段の下から見上げると、陰部がバスタオルで隠れておらず、
暗いながらもわずかに覗き見る事が出来た事までは、気付いていなかった。
「ガードが固ぇんだか、甘いんだか……」

クレイマンが片手に剃刀を持って一階に戻ってくると、廊下に蛮の姿は無かった。
リビングに戻ったのだろうと思い、そのままバスルームへ向かう。
わざわざドアを開けてまで、リビングの中を確認しようとは思わなかった。
だから、まさかバスルームに彼がいるとは、思いもしなかった。
「な……っ。何で君がここにいるんだ! リビングで待ってろと……」
「良いじゃねぇか。眼福は多い方が良いってね」
下手に抵抗されてはかなわないので、蛮は得意のスピードでクレイマンの手の中にあった剃刀を奪うと、
そのまま刃の方を持って、わざとらしくヒラヒラさせてみせた。
「なっ……いつの間に……」
「へへっ、俺の速さはお前も知ってんだろ? 戦闘の素人が相手なら、楽勝中の楽勝だぜ」
「返してくれ。それが無いと処理出来ないだろう」
次の瞬間に蛮が放った一言は、クレイマンを驚愕させた。
「俺が剃ってやるよ」
一瞬言葉の意味がわからず、再びキョトンとする。徐々に言葉の意味がわかってきて、三秒程で顔が真っ赤になった。
「何を言い出すんだ、君は……! そんなもの、芸術に関係無いだろう……」
「あぁ、確かに俺が剃ってやったところで、彫刻の完成度には関係無いな」
「それじゃあ……」
「単なる趣味だよ」
蛮はそのままクレイマンのやや尖った顎を持ち上げ、今にも泣き出しそうなその瞳を覗き込んだ。
間近でじろじろと陰部を見られたくないから剃毛しようとしたのに、これでは余計に恥ずかしいではないか……!

服が濡れるので、蛮も着ているものを全て脱ぎ捨てた。
華奢な割りに筋肉のついた、精悍な体つき。これはこれで彫刻にしてみたいと、クレイマンは思った。
剃刀は蛮が持っている。取り返す事は、自分には不可能だろう。観念して、クレイマンは浴槽に座り込んだ。
西洋式のバスルームは、日本の風呂と違い、浴槽に湯をはらない。
浴槽の中で体を洗い、自分が洗い終わると綺麗に洗剤を流し、次の人間と交代するのである。
そのため、体が洗いやすいように、片方の端が傾斜になっている。
この部分に上半身を預けて寝転り、体を洗うのである。
蛮はゆっくりとクレイマンをその傾斜に、仰向けに寝かせた。そして、自分はその反対側の端に座り込む。
この家そのものと同様、バスルームも広めだったので、二人の大人が余裕で入りこむ事が出来たのだ。
クレイマンは目をきつく閉じて、蛮の前で股を開いた。屈辱的な体勢だった。
蛮は開かれた両足の間に自分の体をポジショニングさせ、毛を剃るためのムースを片手にとった。
それを、既にシャワーで濡れたクレイマンの股間に、丹念に塗りこむ。
「ふっ……う……」
艶やかな喘ぎ声が漏れてきた。蛮は調子付いた。
「おいおい、濡れんの早過ぎなんじゃねぇのかぁ? もうびっしょりだぜ」
「そ、それは……シャワーを一度浴びたから……」
そう、確かにそれはシャワーのせいだった。蛮もそんな事はわかっている。しかし、言葉責めは続ける。
「どうかな? 本当はこういうの、期待してたんじゃねぇのかよ?」
「そんなわけ……あふっ」
「それほど親密でもない男に、テメェのマッパをスケッチして欲しいなんざ、その気があるか、ただの痴女でしかないだろうが」
「馬鹿を……言うな……芸術の……ために……」
「だったら、ヘラにでも頼めば良かったろうが。あの女だって、それなりには描けるだろ?」
「それなりじゃ……駄目なんだよ……あ……」
蛮は、クレイマンの濡れた陰毛を、指先で一束つかんで軽く引っ張った。
「何をぉ……す……あはぁっ……」
「何って、丁寧にムースを塗りこまなきゃな? だろ?」
毛を剃るためのムースというものは、皮膚を保護するためのものであり、毛に塗りこんでも意味は無い。
そんな事は蛮もわかっていた。これは、ただクレイマンをいじるための名目に過ぎない。

しょり……じょり……じょり……しょり……
ゆっくりと、丁寧に、クレイマンの陰毛が剃られていく。
それは頭髪と同じく金色に輝いており、それが剃刀の刃の上を流れる様は、神秘的ですらあった。
蛮は床屋の親父のような柔らかな手付きで毛を剃り、その柔らかさが殊更にクレイマンを刺激した。
「や……あ……」
もはや見紛う事なき愛液が、クレイマンの秘所から漏れ出していた。
陰部の肉にそって指を滑らせ、その粘着質な液体をすくいとると、同時に剃り終わったばかりの金色の陰毛もついてきた。
蛮はそれを、クレイマンに見せ付けた。
「へっ、テメェも女だなぁ」
「そういうの……やめてよ……」
やがて全て綺麗に剃り終えると、蛮はクレイマンの股間にシャワーをかけて洗い流した。
ムースが洗い流され、綺麗な股間が露わになった。
「へぇ。外人は綺麗なピンク色のマンコが多いって話は聞いた事はあるが、マジだとは思わなかったぜ。
 それともお前のが特別綺麗なのかよ?」
「し……知らない、そんな事……」
クレイマンは横を向いていたが、ちらっと見た時に、蛮の陰茎が既に勃起しているのは視認出来た。
もはやこのまま何事も無く終わる筈が無い。終わらせてもらえない。
それだけは確信出来た。
「安心しな、今日は元々スケッチをしに来ただけだ。ここで本番ヤって、無駄に時間をくいたかねぇよ」
一瞬クレイマンは安堵しかけたが、蛮の方を振り向いてその目を見た時、自分の判断の甘さを痛感した。
彼の目は、十分に何かを企んでいる目だった。
「心配すんな、本当に本番はやらねぇよ。まぁ、コレの処理ぐらいはきっちりしてもらうがな」
蛮は隆起した男根をクレイマンに見せ付けると、後はクレイマンの判断に任せた。
何も言わずとも、この状況なら何をすれば良いか、聡明な彼女ならわかるだろう。
クレイマンは、その細い指先で蛮の立派な陰茎に触れた。
そのまま、流れるようにスルスルと掌で覆い、包み込んでいく。
日本人の男性で、これほど大きく硬い陰茎をほこるものがいたとは思わなかった。
昔付き合っていた黒人の男性程ではないけれど……そうね、二年前にパリで出会った、あの白人の元カレぐらいかしら……
クレイマンは無意識の内に、過去に出会ってきた男性達と、目の前の蛮を比較していた。
一方蛮も、過去の女性達とクレイマンを引き比べていた。
指の細い女ならいくらでもいたが、クレイマンの指の繊細さは芸術だぜ……軽く握られただけでもイっちまいそうになる……
クレイマンはそのまま、手コキを開始した。
浴槽にふんぞり返って座る蛮の両足の間に、正座するように座って、ひたすらに陰茎を凝視しながら。
時折蛮の顔を見上げて、反応をうかがう。だが蛮は、先程からずっと余裕の表情だ。
あまりの余裕気さに、彼が今煙草をくゆらせているような錯覚さえ生じる。
手早く済ませたいと焦るクレイマンを、蛮は一層焦らせる事にした。
ふんぞり返るのをやめて姿勢を軽く前に倒し、パイパンとなったクレイマンの陰部に手を伸ばす。
「ひっ……!な、にを……」
「お前が俺をイかせるのが先か、俺がお前をイかせるのが先か……もっとも、俺は自分がイくまでやめるつもりは無いがな」
逆に言えば、彼をイかせる事さえ出来れば、この屈辱から開放される……
クレイマンは蛮の絶妙な指使いにピクピクと反応しながらも、懸命に蛮の陰茎をしごき続けた。

毛を全て剃り終えたクレイマンの陰部は、子供のようにツルツルだった。
しかしその滑らかさを台無しにする、ビラビラした肉が真ん中からはみ出ている。
そしてその中は、既にグチョグチョに濡れていた。ツルツルとグチョグチョのハーモニーに、蛮は心躍った。
指だけではなく、もっとこの神秘的な部位を味わいたい。
蛮は両手をクレイマンの内腿にあてがうと、そのまま勢い良く股を開かせた。
「なっ……何を!」
困惑するクレイマンの隙をついて、得意のスピードで彼女の股間の下に顔をつっこみ、仰向けになる。
そこからはクレイマンの陰部がよく見えた。尻の穴まで丸見えである。
蛮はそのまま、舌を突き出してクレイマンの秘肉を舐めた。
「ひゃうんっ! や、らめぇ……」
「無駄口叩いてる暇あんのかぁ? やめてほしいんなら、俺をイかせな。言ったろ?俺がイくまで止めねぇって」
しかし、舌で陰部を舐められているクレイマンと、ただ手で陰茎をしごかれている蛮とでは、どちらに有利か一目瞭然だ。
このままでは、蛮をイかせるまでの間に、5回も6回も自分は絶頂を迎えてしまう。
蛮の舌使いにはそれだけのテクがあったし、また蛮の陰茎の耐久力も、それ程高そうだったのだ。
クレイマンは深く溜息をつくと、覚悟をきめて蛮の陰茎を口に含んだ。
「ん……むぅ……っ」
身持ちの軽い方でないクレイマンは、実に何年か振りに男根を咥えた。
むせ返るような独特の刺激臭は、ただでさえフェラチオの経験が殆ど無いクレイマンにとって、吐き気に近い感覚を催した。
その内に蛮の背中は、浴槽の傾斜の部分、最初にクレイマンが仰向けに寝ていた位置に、滑るように移動していた。
そうして蛮は姿勢と足を伸ばし、悠々とクレイマンを責め続けた。
この体勢になるよう蛮に頼んだのは、クレイマンの方だった。こうしなければ、蛮は足を伸ばせなかったのだ。
そのためシックスナインの体勢で蛮にフェラするクレイマンの顔は、折り曲げられた蛮の両足に挟まれる形になっていたのだ。
それは、殊更に彼女の気分の悪さを助長した。だから、蛮が姿勢を伸ばせるような位置取りを勧めたのだ。
しかし、余程混乱していたのか、クレイマンは単純な事に気付かなかった。
前述の通り、西洋式の浴槽は傾斜している。そこに仰向けに寝る蛮とシックスナインをするという事は、
クレイマンの下半身は、上方に突き出される形になったという事だ。
ずり落ちそうになるが、両膝が蛮の肩で食い止められており、かろうじて滑る事は無かった。
しかしこれでは相対的に、自ら蛮の陰茎に向かって顔をおろしているような錯覚さえ覚える。
「ふぁ……うぷ……ぷちゅ……」
蛮の陰茎にすっぽり収まってスライドするクレイマンの口が、いやらしい音をバスルームの中に響かせる。
蛮はクレイマンのツルツルの股間をベロベロと舐め回しながら、指先で内側の肉を弄んだ。
既に剃毛の段階でかなり陰部をいじられていたクレイマンは、早くもイきそうになった。
しかし、蛮をイかせない限りは、自分ばかり何度イっても仕方が無い。
クレイマンは早急にケリをつけるため、より丹念に蛮の陰茎を弄ぶ事にした。
舌の先で舐め回し、先端を刺激し、裏筋も責める。ぎこちないテクニックだったが、蛮の絶頂は近くなった。
「やべ……イくぞ、クレイマン! 全部受け止めろよ!」
「ふぁ……わたひもぉ……イくふぅっ!!」
クレイマンの全身をオルガズムが襲うと同時に、その口中にたっぷりの精液が注がれた。