コノハナチルヒメ(UR)
基本情報
名前 コノハナチルヒメ
種族 海種
ジョブ アタッカー
召喚コスト 50
<タイプ> 純真者
タイプ ヤオヨロズ
HP 500
ATK 90
DEF 70
覚醒
超覚醒
アーツ
CV 内田 真礼

アビリティ
召喚 スピードアップ
移動速度が上がる。
覚醒 スピードアップ
移動速度が上がる。
超覚醒 【白】桃花散華
攻撃力が上がる。
さらに、自身がダッシュアタックを当てたとき、敵ユニットに与えるダメージが上がる。(+30)
【黒】枝垂れ桜花
防御力が上がる。
さらに、自身がダッシュアタックを当てた敵ユニットと、周囲にいる敵ユニットにダメージを与える。(ATK100の追加ダメージ)
CHANGE 超覚醒アビリティの【白】と【黒】を切り替える。
自身が超覚醒していないと使用することができない。
消費マナ 10

ステータス
状態 HP ATK/DEF
召喚 500 90/70
覚醒 550 110/90
超覚醒【白】 600 220/170
超覚醒【黒】 190/220

DATA・フレーバーテキスト
+ Ver3.4(VerRe:3.0)
Ver3.4(VerRe:3.0)
身長 1.47[meter]
体重 39[kg]
大姉 イワナガヒメ
小姉 コノハナサクヤヒメ
見た目の年齢 自在
心の年齢 変わらず
イラストレーター オサム
フレーバーテキスト
「姉様方が望まぬ婚姻など、チルは認めるわけには参りません!」

咲耶姫を逃がした知流姫は、紅蓮の双眸を持つ皇の前に敢然と立ち塞がって言いました。
皇はそんな知流姫の言葉など聞こえぬかの如く、咲耶姫を追って立ち去ろうとします。

「待ちなさい! あなたのような方にサクヤ姉様はお任せできません。どうしても…どうしてもというのであれば、代わりにこのチルが娶られましょう!」

若すぎるが故に縁談のなかった知流姫でしたが、敬愛する姉たちを守るためならばと、意を決して告げました。
しかし、そんな知流姫の決意を持ってしても、立ち去る皇は足を止めません。

「む…このチルではご不満と。 ならば、この姿ならばいかがでしょう?」

そう言うと、知流姫は軽やかに舞い始めました。その流れるような動きに合わせるかの如く、一面の桜がいっせいに舞い散り、辺りは見事な桜色に包まれます。
すると、いつの間にか知流姫の姿は、歳のころ咲耶姫と同じ程の、美しき女人へと変化していました。

「いかがですか? この姿ならご不満もございませんでしょう? イワナガ姉様、サクヤ姉様には及ばずとも、なかなかの美貌と自負しております。」

そう言って、知流姫が目を細め、艶やかな流し目を向けたその先――そこには、既に誰もおりませんでした。

「くっ…姉様方…チルは花と散りました…どうやら、まだ大人の魅力が足りなかったようです…」

知流姫は、色々な意味で、たいそう落ち込みました。
+ Ver3.5
Ver3.5
画像
身長 1.60[meter](大人時)
体重 46[kg](大人時)
大姉 イワナガヒメ
小姉 コノハナサクヤヒメ
憧れ 心身ともに大人の女性
目的地 常世の国
イラストレーター オサム
フレーバーテキスト
大人の姿となり、堂々と姉の代わりに自らが婚姻を受け入れることを申し出た知流姫に、まるで関心を寄せず、立ち去ってしまった紅蓮の双眸を持つ皇。その後姿を思い出し、知流姫は落ち込むやら恥ずかしいやらで座りこんでいました。

「…いいえ、ここでしょげている場合じゃありません! チルがこのていたらくでは、姉様方の美しいお顔に、泥をぬりぬりしてしまったも同然なのですから!」

知流姫は大人の姿のまま、拳を握りしめました。そして、えいやとばかりに桜を舞わせ立ち上がると、皇が消えた方角を真っ直ぐに見つめました。

「…いいでしょう。チルが好みでないというならば、好みの女へとなれば良いだけのこと! チルは努力の子! あなたを追いかけ、必ずやチルを娶ると言わせてみせますよ!」

常世の国へと逃げた咲耶姫と、それを追っていったと思しき紅蓮の双眸を持つ皇。自分もまた常世の国へ渡ることを決意した知流姫は、善は急げとばかりにくるりと身を翻しました。

「では早速、チルもアメノトリフネに乗って……おやや?」

きょろきょろと辺りを見渡した知流姫でしたが、肝心のアメノトリフネはどこにも見当たりません。しばし首をかしげた後、あることに気付き知流姫は肩を落としました。

「…忘れてました。あれは既にサクヤ姉様に乗っていって頂いたのでした。…どうしましょう、いきなりチル、ピンチです!」

うーん、と考え込んでしまった知流姫でしたが、やがて思いついたようにパッと顔を上げると、花のように微笑みました。

「…チルは、努力と気合と元気の子! 歩きます!」

そう言うと知流姫は、子供の姿に戻り、元気よく歩きはじめました。知流姫が常世の国に渡り、紅蓮の双眸を持つ皇に追いつくのは、今しばし後のことになりそうでした。


~『紅蓮古事記』 其の壱の④~

考察
今回の海種のUR枠であり、チェンジ持ちの50コストアタッカー。
超覚醒アビリティは白はATK強化+スマッシュに30の固定値を付与、黒はDEF強化+スマッシュにATK100相当の範囲ダメージを追加というスマッシュ攻撃に特化したアビリティ。
白モードで固定値込の打撃を与え、黒モードでストーンやタワーに一気に飛び込み小粒を一掃するといった風に使い分けが出来るのが強み。
カイリヴァイ(リータ・パティス)の様な固定値スマッシュと、クジャ風魔小太郎の様な追加範囲攻撃の特性を併せ持つユニットと考えればいいだろう。
それに加え召喚と覚醒にスピードアップを持つ為、かなりフットワークが軽い。
自己加速効果で並走が可能かつ同じくスマッシュに特化したアビリティを持つ降魔紅輝の英王と組み合わせれば、固定値攻撃で敵ユニットを大幅に削っていける。

ただ、攻撃面については上記の通り申し分ない性能ではあるものの防御面はお世辞にも高いとは言えず、特に白モードのDEFは170と競合相手のカイよりも脆いので深追いのしすぎは厳禁。
また白黒共にダッシュアタックの強化なので、しっかりとスマッシュ入力を行えないと真価を発揮できない。スロウや速度低下効果によってスマッシュの出来ない状況に陥ってしまえば、ただの凡ステータスアタッカーになってしまう。
白モード黒モード共に常に一撃離脱を心がけるようにしよう。


キャラクター説明
大和神話に登場する女神であり、イワナガヒメとコノハナサクヤヒメの妹。カード化以前からサクヤのフレーバーにて登場している。
イラストはサクヤと同じオサム氏が担当しており、サクヤと同じく「桜」と「毒クラゲ」の意匠を取り入れたデザインとなっている。(サクヤがオキクラゲをモチーフにしているのに対し、彼女は白モード黒モード共にカツオノエボシをモチーフにしている)
普段はイラスト通りの幼い少女の姿だが、術によってサクヤ似の長身の美女へと変身することが出来る。
担当声優はSTゼロの声も担当した内田真礼氏。演技の幅が非常に広く、無邪気で明るい白モードとクールな黒モードの声の使い分けは必聴。


関連カード


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  • フレーバーです

    「姉様方が望まぬ婚姻など、チルは認めるわけには参りません!」
    咲耶姫を逃がした知流姫は、紅蓮の双眸を持つ皇の前に敢然と立ち塞がって言いました。皇はそんな知流姫の言葉など聞こえぬかの如く、咲耶姫を追って立ち去ろうとします。
    「待ちなさい! あなたのような方にサクヤ姉様はお任せできません。どうしても…どうしてもというのであれば、代わりにこのチルが娶られましょう!」
    若すぎるが故に縁談のなかった知流姫でしたが、敬愛する姉たちを守るためならばと、意を決して告げました。しかし、そんな知流姫の決意を持ってしても、立ち去る皇は足を止めません。
    「む…このチルではご不満と。 ならば、この姿ならばいかがでしょう?」
    そう言うと、知流姫は軽やかに舞い始めました。その流れるような動きに合わせるかの如く、一面の桜がいっせいに舞い散り、辺りは見事な桜色に包まれます。すると、いつの間にか知流姫の姿は、歳のころ咲耶姫と同じ程の、美しき女人へと変化していました。
    「いかがですか? この姿ならご不満もございませんでしょう? イワナガ姉様、サクヤ姉様には及ばずとも、なかなかの美貌と自負しております。」
    そう言って、知流姫が目を細め、艶やかな流し目を向けたその先――そこには、既に誰もおりませんでした。
    「くっ…姉様方…チルは花と散りました…どうやら、まだ大人の魅力が足りなかったようです…」
    知流姫は、色々な意味で、たいそう落ち込みました。

    ~『紅蓮古事記』 其の壱の③~ -- (名無しさん) 2015-11-24 00:07:02
  • キャラデータです

    身長 1.47[meter]
    体重 39[kg]
    大姉 イワナガヒメ
    小姉 コノハナサクヤヒメ
    見た目の年齢 自在
    心の年齢 変わらず -- (名無しさん) 2015-11-24 00:10:12
  • 召喚時と覚醒時にスピードアップあります -- (匿名) 2016-01-05 22:36:33
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最終更新:2016年12月02日 11:45