村雨(R)
基本情報
名前 村雨
種族 不死
ジョブ ディフェンダー
召喚コスト 50
<タイプ> 狂戦士
タイプ ケンゴウ
HP 500
ATK 70
DEF 90
覚醒
超覚醒
アーツ
CV 田村睦心

アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 五月雨斬り
自身が敵ユニットを攻撃したとき、通常の攻撃に加えて1回追加でダメージを与える。さらに、マナタワーまたはゲート帰還後に再出撃したとき、一定時間攻撃力が40上がる(50c)。

ステータス
状態 HP ATK/DEF
召喚 500 70/90
覚醒 550 90/110
超覚醒 600 170/190〔通常時〕
210/190〔アビリティ発動時 ゲート、タワー再出撃から50秒間〕

DATA・イラスト・フレーバーテキスト
+ Ver3.4(VerRe:3.0)
Ver3.4(VerRe:3.0)
身長 9.9[尺](傀儡)
体重 29.3[貴](傀儡)
最高速度 一瞬両断
意識 傀儡の支配下
本来の性格 優しく妹思い
現在の性格 残酷残忍極まれり
イラストレーター 風間雷太
フレーバーテキスト
魔界城の天守閣。陣を組み、虚ろな瞳で経文を唱える僧達。その中央に浮かぶ漆黒の球体を見つめながら、天草四朗時貞は言った。
「フフ…、これで準備は整いました。ようやくです――さぁ、異界より…来ませい!」
四朗が念を込めると、その球体の中からずるりと何かが這いでて落ちた。それは、傷だらけで気を失っている銀髪と黒髪、二人の少女。それぞれの手には、禍々しい気配を放つ二振りの刀。
「『村正』と『村雨』…この妖の姉妹剣があれば、“道”を作ることができる…」
四朗が妖刀に手を伸ばそうとしたその時、銀髪の少女が目を覚まし、その手を蹴り上げ、傍らに眠る黒髪の少女を抱きよせた。そして、その顔を愛おしげに見つめる。
「この子はまた…あたしのために……」
そして、銀髪の少女は、黒髪の少女を護るように四朗の前に立ちはだかった。
「…それで、お前もまたあたしたちの妖刀を狙う悪党か」
銀髪の少女の只ならぬ剣気に、四朗はふっと溜息をつくと、背後に控える剣士に声をかけた。
「…できれば、傀儡使いごと手に入れたかったのですが… 仕方ありませんね やってください」
四朗の合図に、剣士はゆらりと立ち上がると、三尺はあろうかという長刀を少女へと向けた。少女に劣らぬ凄まじい剣気――しかし、少女は一歩も引かず、背後に眠る少女に悲しげな笑みを向けると、刀の鞘に手をかけた。
「…せっかくあんたが解放してくれたのにね… 私はもう一度鬼になる ごめんね……村雨――抜刀ぉ!」
刀から噴き出る猛烈な妖気。妖気は銀髪の少女を取り囲み禍々しい『銀色の傀儡』と化した。しかし剣士は、目の前の異様に気圧されることなく、長刀を軽々と振り回して嵐のような斬撃を浴びせる。こともなげにその全てを払い落とす銀色の傀儡。すると剣士は、ニヒイとさも嬉しそうな笑みを浮かべ、気合と共に必殺の一刀を放った。空飛ぶ燕のように美しい弧を描く軌跡――もはやコレはかわすしか!
その時、銀髪の少女は軌跡の先に、黒髪の少女がいることを瞬時に悟る。姑息な!ならば、受けきる!――しかし、傀儡の目が妖しく光り、その体は少女の意志と反して、飛び上がった。
「そんな…こんなに早く!? 従え! 村雨ぇぇぇ!!」
だが、傀儡は少女の叫びに耳貸すことなく斬撃をかわし、剣士の刃は黒髪の少女へと吸い

ガキィィィィンン!!

その時、黒い球体から勢いよく飛び出した影が、凶刃を受けとめた。
「またれぇぇぇい! この太刀筋…巌流とお見受けいたす! そして そこに笑うは島原の伴天連剣士か! おなごに手をかけるとは 双方語るに落ちたものよ!」
「ほう これは賑やかになりました よくここまで来れたものですね 幕府の犬は良く鼻が利くようだ」
「ぬかせぇぇい! 貴様の悪行がきつく匂えばこそよ! さぁ参れ 斬ぃる!!!」
そう言って影――隻眼の剣士は一刀を正眼に構えた。
「クク まだまだ青いですね その隻眼やはり周りが良く見えぬようだ」
突然、隻眼の剣士の背から、血の花が咲いた。
「なんとぉ!?」
膝をつく隻眼、その後ろには、赤く染まった刃を掲げた銀色の傀儡と少女。その目からは人の気配が消えており、その口からは妖鬼の声が――
「クカカカカ これは良い… そこそこの手練れが三匹も さぁ殺ろうか 今宵の村雨は血に飢えておる…!」
「クク 完全に乗っ取られましたか」
四朗は取り出した長槍をすぃっと構え、剣士は長刀を下段に下ろす。隻眼の剣士は荒い息で二人を睨み、片手の刃は後方の傀儡へと向けた。
「さて 犬よ 事態は最悪です 幕府指南が新陰流 さて ここをどう切り抜けたものか…」
三匹の剣士と一匹の傀儡、そして未だ目を覚まさぬ少女が一人。さてさて、この五匹の運命やいかに――。

~『赤月剣風帖』 巻の二 二章~

考察
ダブルヒット似のアビリティを持つ不死50ディフェンダー。
召喚スペックはお世辞にもあまり高いとは言えないATKなのでべド投げに向かないが、セポネキガルらがいる不死なら直出ししなくてもよい。

完成しても素のATKは低いが、タワーやゲートへの駐留を一度かませれば一定時間A210となる特性を持つ。
また根本相手であればダブルヒットのおかげで実質A240以上の攻撃力となる為むしろ確殺しやすく、びっくりスマッシュと荒らしに向いた性能となっている。
一応素の170でもアタッカーや格下相手なら中々にダメージを与えてくれるため、実際の打点は表記より高めだと思っても良い。

後半戦はいくら二段ヒットがあるとはいえ素のステータスが貧弱なため、自身のアビリティだけではなく恒久的なATKを補う要素が欲しくなる。
エレシュキガルや主トラA、客将として人獣の等を組み合わせる事で素200に近づき継戦能力も増してくる。
組み合わせる降魔は居るだけだけで恒久的なATK上昇をもたらす~終角の暴獣~や、速度強化とヘイスト、ハイアーツによる擬似パワライ効果と強力なサポート能力を持つ~背徳の騎士~がオススメ。
以上の点を踏まえても攻撃性能は非常に高い。本当の弱点は良くも悪くも50相応の平凡なDEFか。


キャラクター説明
村正の姉であり、妖刀「村雨」の妖気に憑かれ彼女の片腕を切り落とした張本人。行方をくらませた後は人妖関係なく切り捨てる残酷な辻斬りと化していた。
前作のフレーバーの後、自身を止めるために「村雨」の姉妹刀である妖刀「村正」を携えた妹と一騎打ちし、激しい戦いの末に共倒れに近い形で妖刀の支配から逃れることが出来た。
…が、その直後天草四朗時貞によって姉妹揃ってレムギアの地に召喚され、『教会』と結託し魔界の門を開こうとする彼によって捕われそうになる。
妹を守るために天草と彼が従える魔界衆達の前に立ちふさがった彼女は、決意と共に再び「村雨」を抜くが…

今回は覚醒段階までは本来の落ち着いた口調だが、超覚醒以降は妖刀に憑かれた状態となるので残虐な言動に様変わりする。
また、今作のイラストではトレードマークだった額当てを脱いでおり、イラストを担当した風間雷太氏のアレンジも加わった新衣装となっているが
実際のゲーム中のポリゴンは過去作の流用なので、特徴的な額当てを被った姿で召喚される。



関連カード


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  • コスト50□ ATK70/DEF90
    召喚/なし 覚醒/なし 超覚醒/五月雨斬り

    五月雨斬り
    自身が敵ユニットを攻撃したとき、通常の攻撃に加えて1回追加でダメージダメージを与える。
    さらに、マナタワーまたはゲート帰還後に再出撃したとき、一定時間攻撃力が上がる。

    追加攻撃はダブルヒットと同じ、攻撃上昇値は30、効果時間は30秒程度
    -- (名無しさん) 2015-12-04 18:45:17
  • ver3.5の下方調整により効果時間は40秒に変更になってました -- (名無しさん) 2016-06-23 23:48:58
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最終更新:2016年07月22日 01:18
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