~廃滅の機神~(C)
- 基本情報
名前 |
~廃滅の機神~ |
真名 |
ツバーン |
種族 |
降魔 |
ジョブ |
ディフェンダー |
初期カルマ |
1 |
カルマ取得速度 |
FAST |
<タイプ> |
黒戦機 |
タイプ |
機甲 |
HP |
700 |
ATK |
200 |
DEF |
200 |
ハイアーツ |
有 |
備考 |
海種〔ツバーン〕との同時登録可能 |
カルマアビリティ |
カルマ1個 |
オブジェアタック |
マナタワー制圧力とアルカナストーン破壊力が上がる。 |
カルマ2個 |
オブジェアタック |
マナタワー制圧力とアルカナストーン破壊力が上がる。 |
カルマ3個 |
ピンチアップT |
攻撃力・防御力・移動速度が上がる。さらに、自軍のアルカナストーンの残量が少ないほど、効果が上がる。 |
|
ハイアーツ |
モード・エリミネート |
自身のアルカナストーンの破壊力が一定時間上がる。 |
効果時間 |
20秒 |
- ステータス
状態 |
HP |
ATK/DEF |
魔神状態 |
750〔0体〕 1000〔7体〕 |
???/???〔0体〕 ???/???〔7体〕 |
カルマ1個 |
700 |
200/200 |
カルマ2個 |
700 |
200/200 |
カルマ3個 |
700 |
200/200 |
カルマ所持数 |
融合体数 |
HP |
ATK/DEF |
カルマ1個 |
0体 |
700 |
200/200 |
7体 |
1000 |
260/260 |
カルマ所持数 |
HP |
ATK/DEF |
カルマ1個 |
700 |
200/200 |
カルマ2個 |
700 |
200/200 |
カルマ3個 |
700 |
220/220〔残りアルカナ2本分以上〕 240/240〔残りアルカナ2本分以下〕 260/260〔残りアルカナ1本分以下〕 |
- DATA・フレーバーテキスト
-
+
|
Ver3.5 |
Ver3.5 |
全長 |
5.5[merer] |
それはかつて、機甲と呼ばれるものだった。
指令の更新が行われない限り、永遠に与えられた任務を遂行し続ける――それが機甲だ。混沌の殲滅を命じられたその機甲は、宇宙のあちこちに、悪戯に現れては消える混沌の断片を追い続け、星から星へ、永遠とも感じられる長い時を彷徨い続けていた。
そして長い放浪の果て、とうとう、溶岩に覆われた灼熱の星で、機甲は混沌を捉えた。
もうすでに、この世界の敗北は決定していた。世界のほとんどは混沌たちに食い尽くされていた。それでも、機甲は戦うことをやめなかった。
≪『混沌』ヲ殲滅セヨ 『混沌』ヲ殲滅セヨ≫
機甲のコアより“声”が響く。足元を流れる、900万度を越える炎の対流が機甲の足を溶かす。それでも機甲はマニュピレーターを展開し、混沌を離さない。
≪『混沌』ヲ殲滅セヨ 『混沌』ヲ殲滅セヨ≫
背後から吹きあがった溶岩を全身にかぶり、マニュピレーターが損傷すると、全身で混沌に覆いかぶさり、煮えたぎるマグマの海へと引きずり込む。
≪『混沌』…ヲ殲… 『混…沌』…≫
気付くと、既に捕捉していた混沌はいなかった。その装甲は、真っ赤に溶け落ち、歪み、しかし、それでも機甲は、動いていた。
≪『混沌』ヲ……殲滅……セヨ!≫
それは既にプログラムではなく強固な「意志」となり、機甲は再び索敵を開始する。
ずるずると体を引きずるように溶岩から這い出で――周囲を窺い――
* * * *
――その、悪魔のような姿の機甲は、この次元最後の混沌に、赤く爛れ、鋭利に変質した腕を突きこんだ。
今のが、最後の一匹――機甲は、この次元の混沌を全て滅した。
これで、新たな指令を受けるまで、静かに眠れる――しかし、コアは叫んだ。
≪殲滅失敗 殲滅失敗≫
いびつに変容したした装甲の内側で、コアは混沌を取り逃がしたことを確認すると、またもや、何千、何万回と繰り返してきた索敵を再開した。
≪『混沌』ヲ殲滅セヨ 『混沌』ヲ殲滅セヨ≫
コアは狂っていた。どれほどに混沌を打ち倒そうと、その殲滅を決して認めなかった。それはもはや、“意志”を通り越し、“妄執”とでもいうべきものに変容していた。
そしてその“思い”は――どれだけそれを繰り返してきたであろうか――異界の戦場への<門>を呼び寄せる。
≪殲滅失敗 殲滅失敗 『混沌』ヲ殲滅セヨ 『混沌』ヲ殲滅セヨ≫
果たして、この虚ろな魂を持ってしまった機甲が救われる時は来るのか――廃滅、それだけを魂に刻んだ機神は、新たな混沌を求め、<門>の奥へと消えた。 |
重量 |
7.5[t] |
装甲 |
融解凝固により超々高質化 |
機甲としての目的 |
既に無い |
元の型式 |
機甲02型02号 |
真名 |
ツバーン |
イラストレーター |
もりお |
-
|
- 考察
- 戦闘より施設破壊に特化した降魔。わかりやすくいえば降魔版ガレアード。
- カルマの上昇が早く、カルマ2の状態でオブジェアタックを2つ持つため即効性+破壊力はガレアード以上。この時点での数値は低めだが、アタッカーを追い払う程度なら問題ない。
- カルマ3では掟破りのピンチアップT。破壊されている状況に応じて数値のみならず、移動速度も上がるため戦闘もこなせるようになる。
- ちなみに上昇量は20で、アルカナ1本分減らされる毎にさらに20、最大で60増える。
- あくまで1本分減ることが条件。ストーンが消失したかどうかは無関係で、残量でのみ判定される。
- ハイアーツも追い討ちを掛けるかのごとくストーン破壊力の上昇。カルマ2以上+ハイアーツで1体と思えないくらいのスピードで破壊可能。
- ちなみに自軍アルカナストーンが1本の場合、ガレアードアーツとこのユニットのアーツで石を割ると10cで1本破壊するとんでもない破砕力を発揮する。このユニットのアーツを使用しなくても18cもあれば壊せてしまう。
- なお、ガーディアンスタイルのラーのアーツを使われてもこのユニットのアーツを使えば何事も無い様に削っていく。
- 他のディフェンダー降魔とは一味違った戦略兵器気味な性能。その分直接戦闘はやや不安定なので、大型使い魔を添えるタイプのデッキや石割が不安定なデッキで採用したい。
- また海種単との相性もなかなかに良好。施設破壊性能を大幅に強化しつつデッキに足りないディフェンダー要素を補えるため、互いに噛み合う。
- 石割能力に目が行きがちだが、タワー制圧能力も非常に高い為、中盤から終盤に掛けての相手の退路を断つ事にも一役買ってくれる。
- キャラクター説明
- 過去作より復帰。幾多もの戦いを経た傷だらけの装甲を纏う巨大な機甲の降魔。
- その正体は混沌に滅ぼされた世界で生き延びたツバーン型機甲の一機。
- 何もかもが滅んだ世界でたった一機のみで混沌と戦い続けているうちにどんどんとシステムエラーが発生。そのエラーはいつしか「混沌をこの手で全て倒す」という強い意志に変わり、その結果降魔として転醒したようだ。
- かつて大量に量産された機甲兵器故か別固体として扱われているようで、使い魔ツバーンとの共存が可能。
- 施設破壊に特化したアビリティとハイアーツは、ツバーンの元々の運用目的である進路上の要塞や障害物の破壊、あるいはストーリーボスのツバーンが持っていた驚異的な石割り能力を意識したものと思われる。
コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします
- ツバーンと同時に登録できる模様
別個体だからかな? -- (名無しさん) 2016-06-23 16:45:02
- これはストーリーモードのツバーンですねなんだこれはたまげたなあ -- (名無しさん) 2016-06-23 21:35:04
- バグかと思いきや仕様かぁ。まさかのWツバーン公認とは胸が熱い。 -- (名無しさん) 2016-06-24 06:41:19
- 仕様ってどこの情報? -- (名無しさん) 2016-06-24 09:13:57
- どこの情報、というか普通に使い魔登録画面で同時登録できる。 -- (名無しさん) 2016-06-26 15:10:00
- ついでに言えば、こっちは02型02号、海のツバーンはツバーンⅢ(=02型03号?)と記載されてることからも別個体っぽい -- (名無しさん) 2016-06-27 02:24:18
- フレーバーです。
それはかつて、機甲と呼ばれるものだった。
指令の更新が行われない限り、永遠に与えられた任務を遂行し続ける――それが機甲だ。混沌の殲滅を命じられたその機甲は、宇宙のあちこちに、悪戯に現れては消える混沌の断片を追い続け、星から星へ、永遠とも感じられる長い時を彷徨い続けていた。
そして長い放浪の果て、とうとう、溶岩に覆われた灼熱の星で、機甲は混沌を捉えた。
もうすでに、この世界の敗北は決定していた。世界のほとんどは混沌たちに食い尽くされていた。それでも、機甲は戦うことをやめなかった。
≪『混沌』ヲ殲滅セヨ 『混沌』ヲ殲滅セヨ≫
機甲のコアより“声”が響く。足元を流れる、900万度を越える炎の対流が機甲の足を溶かす。それでも機甲はマニュピレーターを展開し、混沌を離さない。
≪『混沌』ヲ殲滅セヨ 『混沌』ヲ殲滅セヨ≫
背後から吹きあがった溶岩を全身にかぶり、マニュピレーターが損傷すると、全身で混沌に覆いかぶさり、煮えたぎるマグマの海へと引きずり込む。
≪『混沌』…ヲ殲… 『混…沌』…≫
気付くと、既に捕捉していた混沌はいなかった。その装甲は、真っ赤に溶け落ち、歪み、しかし、それでも機甲は、動いていた。
≪『混沌』ヲ……殲滅……セヨ!≫
それは既にプログラムではなく強固な「意志」となり、機甲は再び索敵を開始する。
ずるずると体を引きずるように溶岩から這い出で――周囲を窺い――
* * * *
――その、悪魔のような姿の機甲は、この次元最後の混沌に、赤く爛れ、鋭利に変質した腕を突きこんだ。
今のが、最後の一匹――機甲は、この次元の混沌を全て滅した。
これで、新たな指令を受けるまで、静かに眠れる――しかし、コアは叫んだ。
≪殲滅失敗 殲滅失敗≫
いびつに変容したした装甲の内側で、コアは混沌を取り逃がしたことを確認すると、またもや、何千、何万回と繰り返してきた索敵を再開した。
≪『混沌』ヲ殲滅セヨ 『混沌』ヲ殲滅セヨ≫
コアは狂っていた。どれほどに混沌を打ち倒そうと、その殲滅を決して認めなかった。それはもはや、“意志”を通り越し、“妄執”とでもいうべきものに変容していた。
そしてその“思い”は――どれだけそれを繰り返してきたであろうか――異界の戦場への<門>を呼び寄せる。
≪殲滅失敗 殲滅失敗 『混沌』ヲ殲滅セヨ 『混沌』ヲ殲滅セヨ≫
果たして、この虚ろな魂を持ってしまった機甲が救われる時は来るのか――廃滅、それだけを魂に刻んだ機神は、新たな混沌を求め、<門>の奥へと消えた。
全長:5.5[merer]
重量:7.5[t]
装甲:融解凝固により超々高質化
機甲としての目的:既に無い
元の型式:機甲02型02号
真名:ツバーン
イラストレーター:もりお
- ↑なにこの胸熱な展開。確かに執念ありすぎだけど、ツバーンと組めるとかイイねぇ。 -- (名無しさん) 2016-06-29 23:09:35
- フレーバーで泣いた
魂を「持ってしまった」ってのがもう…もうな… -- (名無しさん) 2016-07-09 23:31:53
- 動画で見た時、ピンチアップTで260になってるのを見ました。サポート状況は不明ですが -- (名無しさん) 2016-07-10 05:40:28
- 降魔になっても混沌に勝てない奴とかいる中でこいつは強い方なのかね? -- (名無しさん) 2016-07-14 14:58:15
- フレーバーで混沌倒してるから、強いと思われ。とはいえ、こいつはカルマ増えても性能がほとんど変わらないから、運用するとあっさり死滅する。 -- (名無しさん) 2016-07-18 23:13:53
- アルカナ破壊上限があるからガレアードとの同時破壊は無駄なのでは。 -- (名無しさん) 2016-07-20 09:49:39
- これって機構称号取れるのかね -- (名無しさん) 2016-07-31 16:01:37
- タイプ2に書いてるし背徳もいけるしいけるんじゃね -- (名無しさん) 2016-08-18 09:26:50
最終更新:2017年07月12日 20:13