• 運命の女神は仮面を脱ぎ、流れる涙を拭った。

    「そんな――これでは、私たちはいったいなんのために…」

    そして、柔らかに波打つ銀髪を揺らし、ゆっくりと花々に囲まれた“寝所”より身を起こす。

    「……あの時、アスガルドの者たちとの決戦を避け、“理想郷”へと逃れたことが、このような終焉につながるなんて… しかしその夢を伴って、とうとう、私が目覚めてしまった… この夢が、世界にあふれるというのなら伝えなければなりませんね――彼女に…」

    運命の女神は、自身の“夢”よりあらわれた妖精「シー」たちに元の姿に戻るように告げる。すると妖精たちは光と共に、次々と美しい神々へと姿を変えていく。

    「おはよう、あなたたち。見ての通り、私の夢――ティル・ナ・ノーグは破れました。これから“理想郷の夢”より、次々とダーナの者たちが目覚めることでしょう。“海の理想郷”に潜んでいたマナナン・マクリルはすでに自らの封印を破った様子… 急がねばなりません」

    そう言うと女神は立ち上がり、自身の豊かなふたつの豊穣の印を、輝く戦の鎧で包み込む。

    「あの日、アスガルドの神々へと憑いた混沌の使者は、その後オリンポスの主神へと宿を移し、さらに後、今や、全時間、全運命へと干渉し得る“手足”を、この創世宇宙に作りだしてしまいました。彼らは『鍵』を作り出し、『扉』を開くつもりです――もし、そうなれば、紅蓮の運命は……」

    女神の言葉を聞いた神々に動揺が走り、その波と共に周囲の花々が枯れ、風が淀む。

    「落ち着きなさい同胞たちよ。すでに、“あの方”は『大釜』を持って『槍』と『石』を探しに旅立ちました。そして彼女もすでに動いてくれているはず… 私たちも急ぎ動かねばなりません。急ぎ古き盟約に基づき、『叡智の炎の女神』、『正義の天秤の女神』、そしてただ一人外の世界に残してきた彼女――『炎の矢と力の女神』に連絡を取りなさい」
    女神は再び仮面をつけ、錫杖を高々と掲げ、全眷族へと告げた。

    「残るひとつの至宝『剣』のちからは我らの元に――これより、我らダーナ神群は運命への介入を開始します。『鍵』を打ち壊すちから――『13の剣』を集めるのです!」
    身長
    1.72[meter]
    体重
    55[kg]
    司るもの
    運命・豊穣・戦争

    ダグザ
    特技
    睡眠
    睡眠の目的
    世界の再構築 -- (名無しさん) 2016-07-02 23:57:28
  • 「不死の自使い魔のみで紋章を作ると、攻撃力が上がる。」と言うのは、デッキを不死のみにした場合という話では?
    「生贄に不死の使い魔を用いると自ユニットのATKを10上げる追加効果も発動する。」というのは違うんじゃ? -- (名無しさん) 2016-08-15 22:05:14
  • 文面通りで混種でも発動します -- (名無しさん) 2016-08-15 23:42:07
  • 細かいけど優秀アンコモンだった気が・・・出やすさはあんまり違わないけど -- (名無しさん) 2016-08-29 23:17:50
  • 石破壊力は具体的にはコスト関係なく100上がる
    10コストの元々の破壊力が100なんで10コスト的には倍になる感じ -- (名無しさん) 2016-09-07 10:11:25

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最終更新:2016年09月07日 10:11