ジャックフロスト(C)
- 基本情報
名前 |
ジャックフロスト |
種族 |
海種 |
ジョブ |
アタッカー |
召喚コスト |
10 |
<タイプ> |
邪魍 |
タイプ |
百鬼 |
HP |
300 |
ATK |
10 |
DEF |
10 |
覚醒 |
不可 |
超覚醒 |
不可 |
アーツ |
有 |
CV |
|
アビリティ |
召喚 |
なし |
覚醒 |
なし |
超覚醒 |
なし |
アビリティ説明文 |
|
アーツ |
マークフロスト |
【STIGMATE】戦場にいる自ユニット全ての攻撃間隔を短くする。さらに、一定以上の召喚コストの自使い魔で紋章を作ると、攻撃力が上がる。 |
消費マナ |
なし |
効果時間 |
永続 |
wait時間 |
?秒 |
- ステータス
状態 |
HP |
ATK/DEF |
召喚 |
300 |
10/10 |
- DATA・フレーバーテキスト
-
+
|
Ver3.5 |
Ver3.5 |
身長 |
8.5[meter] |
私は、雪山などの寒冷地帯に出没するという、ある妖精の噂を聞きつけ、まもなく冬を迎えるこの山に足を踏み入れた。
『ジャックフロスト』と呼ばれるその妖精に関して現時点で分かっていることは、“冬の間だけ現れる”“寒気を振りまき生物を氷漬けにする”“『霜の妖精』と呼ばれている”ということぐらいで、とても少ない。
しかし、こういった雪や氷にまつわる魔物の伝承は、世界各地でもよく耳にすることができる。『スノーマン』や『ウェンディゴ』『雪の女王』など、呼び名、見た目は様々だが、どれにも共通していえる特徴は、氷のように「静か」、もしくは雪のように「美しい」のいずれかということだ。
もちろんこれは、空想上の産物であった場合における、「氷」や「雪」のイメージから来ているものなのだろうが、もし、本当に存在するのであれば、やはり「人間くささ」や「俗っぽさ」といったものから一線を画した清廉な存在であるのだろう。
ましてや『霜の妖精』というからには、その呼び名から察するにも、おそらく小型でまさにそんな「静けさ」「美しさ」を体現したようなかわいらしい妖精なのではないだろうか。私は、そんな妖精をぜひ見てみたい。
空を暗く重い雲が覆い、静まり返った山は次第に寒さを増してゆく。そろそろ雪が降りそうだと思いながら歩いている時だった。
「ジャァァァック… フロストゥゥゥゥ!!」
突然、何か巨大なものが、けたたましい奇声をあげながら、私の上にドスンと落ちてきた。私はとっさに寝ころび、その足元に挟まれる形で難を逃れた。
「ケヒャーー! オレぇ ジャァ~ック フロストゥ! んでぇ ジャァァァァック フルゥゥゥゥストゥゥゥッ!!」
まっ白でごわついた体毛で覆われたソレは、私の頭上でいちいち暑苦しくポーズを決めながら訳の分からないことを叫び続けている。ソレはしばらく同じ所作を続けていたが、特に周囲に誰もいないと思ったのか、急に焦ったようにキョロキョロと辺りを見回し始めた。そして、ようやく股の下にいた私を見付けると、「おぅ、ジャ~~~~ック♪」と満面の笑みを浮かべ、私の両肩をバンバン叩いて喜んだ。
何がそんなにソレを喜ばせたのかわからず、私が唖然として、そのまま股下から怪物を見上げていると、怪物は突然ポッと頬を赤らめ、両手で股間を隠しながら巨体をくねらせた。
「ヤぁぁダぁぁぁ♪ んもう! ジャック… フロストしたでっしょう!」
……………いったいコレは何者なのだろうか。まさか、この怪物があの『霜の妖精』だとでもいうのだろうか。しかし、先ほどから「ジャックフロスト」と連呼しているようにも聞こえる…。
もっとよく観察してみようと思い、改めて怪物を見上げると、ソレは私の方をチラチラと見ながら股間を隠す手を取ったり外したりしてみせる。…………やはり、このようなものが、あの『ジャックフロスト』のわけはないか、と思った時、突然、ゴロゴロという地鳴りのような音が響き始めた。
「おぅ… ジャックがフロ フロロロ…」
そういうとソレは片手で腹をさすりながら、もう片方の手を軽く上げ、まるで「あ、ちょっと失礼」とでも言うような仕草で、くるりと私に尻を向けた。
「…フロスツッ!!」
そう声が漏れた瞬間。付きだした尻から冷気が突風のように吹き出し、爆音を轟かせた。そして次の瞬間、辺りは瞬く間に氷漬けにされていた。
そうか… 『霜の妖精』じゃなくて――『下の妖精』か…
――などと妙な合点をしながら、私も凍てついた。
~とある超常生物研究科の手記より
|
体重 |
12[t] |
生息域 |
冬の山 |
性格 |
人好き |
好きなこと |
サプライズ |
自慢 |
ジャックなフロスト♡ |
イラストレーター |
小城 崇志 |
-
|
- 考察
- 本文
- 海種の新たな根元アタッカーにしてVer3.5で新たに追加されたSTIGMATE持ちの一体。
- 一番の特徴であるSTIGMATEは自ユニット全員にヘイスト(0.3秒短縮)を与え、さらに条件を満たせばATK10増加を得られること。
- ただし、ATK増加を得るには
コスト30以上の自使い魔
を使って紋章を作らなければならない。
- 恐らくはハルフゥやヒルコを材料に紋章を作る事を前提にデザインされたと思われる。
- ただ、キマフゥやキマヒルコで運用するにはジャックフロスト自身がコスト10であることが問題となってくる。
- 故に初めからヘイスト効果のみを目的に採用するかツートップ型デッキにおける序盤の荒らし使い魔を生贄にする事を前提にデッキを組むことを視野に入れる必要があるだろう。
- タワー戦で有用な30コスト荒らし使い魔を終盤戦で紋章にし、強力なバフ要員にしてしまう運用が主流。
- 海種だとキャンサーや白金錬金術師プラチナなどが有力な候補で、また混色でも彼一人を輸出させやすい。
- ジャックと30コスト使い魔を合わせるということは、根本使い魔と主力使い魔1枠ずつを施設制圧に利用できなくなる代わりにヘイスト効果の持つ小型の紅蓮型二ムエを無理なくデッキに入れられるようなものである。
- 施設制圧力が下がる弱点も、海単デッキであれば制圧ボーナスのおかげでお釣りが来る。
- ジャックフロストを海単デッキで運用する場合、根本構成は特殊な意図がない限りは「キマ・ジャックフロスト・百頭・ジライヤ・トライブサポートAのディフェンダー主人公」というのが主流。
- 海種使い魔の傾向として召喚ATKが優秀な使い魔が多く、タワー戦段階で召喚から通してATKが+15盛ることができる。
- そしてデッキ完成後に30コスト使い魔とジャックフロストを紋章化することで+10増加。
- さらにトライブサポートAを3個持つ武器の主人公であれば、それも超覚醒させれば、覚醒と超覚醒分で+15追加。
- また降魔にカルマ1でATKバフを持ち相性補完としても優秀な~宙天の月姫~採用ならば魔人化時点で+10。
- (最大値は~終角の暴獣~の方が高いが、海単デッキに向かないためここでは考えないものとする)
- タワー戦で使い魔召喚時点から魔神化、完成後の紋章、余剰マナでの主超覚醒を通してバフにバフを盛って最終的に主力のATK+50いける構成となる。
- 過去のキマハルフゥデッキでSTレナ、Cアプカルルとは別のアプローチでの強化を実現できる。
- なお、運営側もキマハルフゥ型の海種デッキでジャックフロストの想定される運用方法と基本性能の設定が合わない事を自覚しているのか強化条件を「一定以上の召喚コストの自使い魔」と今後のアップデートで自由に弄れる曖昧なものとしている。
- キャラクター説明
- イングランドの民間伝承に登場する寒さを具現化する霜の妖精もしくは民話上の怪物。
- ヒーホーという口癖のアレの方がプレイヤー的には馴染み深いかもしれない。
- 伝承では悪戯好きで無邪気な性格とよくある妖精像であるが、シモの妖精として解釈されたLoV世界では下品な悪戯好きで無邪気な性格になっている。
- キャラクターデザインはLoVシリーズ通して多くの妖怪系を担っている小城崇志氏。
- 彼の得意とする不気味ながらも愛嬌のあるデザインに下品な言動とやたらテンションの高い声が合わさって独特のキャラクターに仕上がった。
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私は、雪山などの寒冷地帯に出没するという、ある妖精の噂を聞きつけ、まもなく冬を迎えるこの山に足を踏み入れた。
『ジャックフロスト』と呼ばれるその妖精に関して現時点で分かっていることは、“冬の間だけ現れる”“寒気を振りまき生物を氷漬けにする”“『霜の妖精』と呼ばれている”ということぐらいで、とても少ない。
しかし、こういった雪や氷にまつわる魔物の伝承は、世界各地でもよく耳にすることができる。『スノーマン』や『ウェンディゴ』『雪の女王』など、呼び名、見た目は様々だが、どれにも共通していえる特徴は、氷のように「静か」、もしくは雪のように「美しい」のいずれかということだ。
もちろんこれは、空想上の産物であった場合における、「氷」や「雪」のイメージから来ているものなのだろうが、もし、本当に存在するのであれば、やはり「人間くささ」や「俗っぽさ」といったものから一線を画した清廉な存在であるのだろう。
ましてや『霜の妖精』というからには、その呼び名から察するにも、おそらく小型でまさにそんな「静けさ」「美しさ」を体現したようなかわいらしい妖精なのではないだろうか。私は、そんな妖精をぜひ見てみたい。
空を暗く重い雲が覆い、静まり返った山は次第に寒さを増してゆく。そろそろ雪が降りそうだと思いながら歩いている時だった。
「ジャァァァック… フロストゥゥゥゥ!!」
突然、何か巨大なものが、けたたましい奇声をあげながら、私の上にドスンと落ちてきた。私はとっさに寝ころび、その足元に挟まれる形で難を逃れた。
「ケヒャーー! オレぇ ジャァ~ック フロストゥ! んでぇ ジャァァァァック フルゥゥゥゥストゥゥゥッ!!」
まっ白でごわついた体毛で覆われたソレは、私の頭上でいちいち暑苦しくポーズを決めながら訳の分からないことを叫び続けている。ソレはしばらく同じ所作を続けていたが、特に周囲に誰もいないと思ったのか、急に焦ったようにキョロキョロと辺りを見回し始めた。そして、ようやく股の下にいた私を見付けると、「おぅ、ジャ~~~~ック♪」と満面の笑みを浮かべ、私の両肩をバンバン叩いて喜んだ。
何がそんなにソレを喜ばせたのかわからず、私が唖然として、そのまま股下から怪物を見上げていると、怪物は突然ポッと頬を赤らめ、両手で股間を隠しながら巨体をくねらせた。
「ヤぁぁダぁぁぁ♪ んもう! ジャック… フロストしたでっしょう!」
……………いったいコレは何者なのだろうか。まさか、この怪物があの『霜の妖精』だとでもいうのだろうか。しかし、先ほどから「ジャックフロスト」と連呼しているようにも聞こえる…。
もっとよく観察してみようと思い、改めて怪物を見上げると、ソレは私の方をチラチラと見ながら股間を隠す手を取ったり外したりしてみせる。…………やはり、このようなものが、あの『ジャックフロスト』のわけはないか、と思った時、突然、ゴロゴロという地鳴りのような音が響き始めた。
「おぅ… ジャックがフロ フロロロ…」
そういうとソレは片手で腹をさすりながら、もう片方の手を軽く上げ、まるで「あ、ちょっと失礼」とでも言うような仕草で、くるりと私に尻を
- 頂上や動画や自分の使い方だと、30コス以上というのは30コス荒らしを利用しているケースが多いように見えます
対象はしづねやプラチナ、クピドをよく見かけます
荒らし時に落としたり、別の選択をして召喚しなかった場合はともかく、超覚してるものを使うかどうかは判断の難しいところ
自分は10コスで一度も作ったことありませんが、+20がそれだけの価値が有るかどうか・・・? -- (名無しさん) 2016-08-01 01:57:05
- あるだろ -- (名無しさん) 2016-08-01 20:04:28
- あるよな
超覚醒しても30コストは30コスト、超覚醒した相手方の主力にそんなプレッシャー与えられるわけでもないし部隊のぶつかり合いで相手に損害与えたいなら一緒に紋章にしたほうがいい -- (名無しさん) 2016-08-01 21:20:53
- 終盤で30の超覚とか何の影響力もないから紋章に使えるなら使うべき -- (名無しさん) 2016-09-21 09:54:01
- 終盤では最低保証程度しか通せない2体サクって
ヘイストと+20が永続で全体に乗るならそら作るだろ
接戦で1体でも多く石を殴りたいシチュならともかく -- (名無しさん) 2016-10-04 21:59:35
最終更新:2017年01月19日 09:03