【最恐】アニュイ(R)
基本情報
名前 【最恐】アニュイ
種族 海種
ジョブ アタッカー
召喚コスト 20
<タイプ> 妖精
タイプ ウェンディゴ
HP 350
ATK 10
DEF 30
覚醒
超覚醒
アーツ
CV 原 由実

アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 恐怖ウェンディゴ伝説
攻撃力が上がる。
さらに、自身の周囲に召喚コストが一定以上の敵ユニットがいると効果が上がり、
自身が攻撃したときに対象の敵ユニットに与えるダメージが上がる。

ステータス
状態 HP ATK/DEF
召喚 350 10/30
覚醒 400 20/40
超覚醒 450 80/100
100/100(アビリティ発動時)
130/100(アビリティ増幅時)

DATA・フレーバーテキスト
+ Ver3.5
Ver3.5
身長 1.33[meter]
体重 29[kg]
好きな食べ物 雪もち
好きな本 『勇者ヴォルフと二人の騎士』
趣味 お面づくり
こわいこわい ますたーした
イラストレーター Hitoto*
フレーバーテキスト
――from “ver 3.5 アニュイ”

見渡す限り広がる荒野にふたつの影が駆けていく。
前を行くは、黒光る甲殻をまとった『甲馬虫』を駆る蟲人の戦士。その股に挟まるように、雪色の髪の少女が合わせ乗り指示を出している。
その後ろを飛ぶ巨大な天秤の杖を持った女神が翼を必死に羽ばたかせ、よろよろふらふらと今にも落ちそうになりながら追いかける。
「はぁ……はぁ……アニュイさん、止まっ……て…………お願い……私の……話を……聞い……て……はぁ……ひぃ……も…………もうダメ……死……ぬ……」
たっぷり中天から日没まで、逃げる雪色髪の少女を追いかけ続けた『正義の天秤女神』は、とうとう地に落ちて倒れ込んだ。

その姿を見てさすがに哀れに思ったのか、ようやく少女は蟲人――グレイグルに言ってその足を止め、地面に降りて女神の前にちょこんと座りこむ。
「おまえ、“へんしつしゃ”のくせにこんじょーあるな。そういえば、はじめに乗ってた鳥のほねみたいのはどうしたんだ?」
「と……とっくの昔に……はぁ…はぁ……限界迎えて…………はるか後方でぶっ倒れてるわよ……それに私は……はぁ………はぁ……変質者じゃ…なくて………正義の……っ! げほっごほっがほっ……!」
「……“せーぎのへんしつしゃ”なのか? たしかに母さまは、“へんしつしゃ”は今のおまえみたいに『むやみにはぁはぁいっているから気をつけろ』といっていたな」
「……だ……から……違っ………! はぁ……はぁ……ちょ…ちょっと待ちなさい……」
女神は息も絶え絶えにそう言うと、杖を頼りにヨロヨロと立ち上がり何度も深呼吸をして呼吸を整え、
「……私はね……正義の天秤の女神、アストレイア様よ!!」
と膝をがくがく震わせながら、びしっと胸を張った。
「………」
「………よ!」
「汗だくのへんしつしゃがなんか言ってるね、プカック」
「んな!? 誰のせいで汗だくだと……まぁいいわ、とにかく聞いて――これは“世界の正義”に関わる話なの」
それから女神は真剣な面持ちで語り始めた。
この世界が直面している危機――その行く末を左右する13の“剣”と“鍵”――そして、“剣”に選ばれた少女が果たすべき使命について――。
「――というわけで、あなたの力が必要なのよ」
「しらない」
「………世界の――」
「しらないぞ」
すげない少女の返答に唖然として口を開けたままの女神――だったが、気を取り直すようにコホンとひとつ咳払いをすると大きく息を吸って、
「――話ちゃんと聞いてた!? 世界の危機なのよ? 正義の運命に導かれたのよ?? 正義を執行するチャンスなのよ???」
「“けん”とか“かぎ”とか“きょーかい”とかしらないし“せーぎ”とかもどーでもいい。あたしはこわくないものにはきょーみない」
必死に追いかけ、やっとのことで世界の危機を伝えることができた上でのにべもない言葉に、「モルガン……“雪色の少女”って、本当に合ってるの?」と脱力したように膝を抱えてしゃがみこむ。そして恨みがましそうな目で少女を見上げ、
「……世界の危機は十分怖いと思うんだけど……ならあなたの言う“こわい”って、一体何なの?」
と尋ねた。
「………!」
何気なくこぼされた女神の問いに、少女の瞳が揺れた。
「……それが、わからなくなった」
「わからない……?」
「……あたしは一人前のウェンディゴになるために、誰もがこわいこわいと思うほんとうの『こわい』をさがしてた。けど、『悪いこわい』にあって、『良いこわい』がいいなって思って……そうしたら、『こわい』がわからなくなった……」
そう言ってうつくむ少女は真剣そのものだった。
人に恐怖を与えるウェンディゴとして生まれ、あたりまえのようにその術を求め続けた少女は、“悪”という概念に出会い“恐怖の本当の意味”というものを初めて考えたのだ。
地面をじっと見つめる目は、妄信していた信念に対する迷いと、本当の正しさとは何かと答えを探す必死な思いに揺れていた。
やっぱりこの子――。
「ねぇ、それって――」
「――だから、“しゅーごー”をかけたんだ」
「……集合?」
「そうだ。たしかここでいいはずなんだけどな……あ、きたきた、おーい」
そう言いながら空を見上げて手を振る少女の目線を追う――見ると、遠くに小さな影が浮かんでいた。
影はひとり大声で何かを喚きながら、小さな羽をものすごい速さで羽ばたかせてこちらに飛んで来る。そして近づいて来るにつれ、色白で小さい割に筋骨たくましい体に大きく見開いた四白眼、顔に対してやけに大きく黒々とした頭――という異様な姿を露わにしていった。
「何……あれ」
“それ”は二人の目の前で急ブレーキをかけたように停止すると、巨大な頭を壊れたおもちゃのように素早く何度も左右に振って二人を見比べ叫んだ。
「どっちだ!? どっちなんだ!? どっちだってんだよおおおおおう!? なあああああんで二人いるかなぁああああ? ああああ!? どっちだっけかなあ、そっちのデカパイはみ出したチャンネェか? 急にセーチョーしたってのかあ? しねぇよなあ? んなわけねぇよなあ?? チビだったもんなぁ! じゃあそっちのチビスケだ!! 何ぼーっとしてやがんだテメェら!? 俺様のビューティフルボイスを“ごセーチョー”ってかああ? なんだコラ! 笑えよ! 笑えねぇか? まあいいや! ま・た・せ・たなあああああああああああ!! ウケケケケケケケケケケ!!」
「な……何このハイテンションな悪魔……」
「ああ、このかたは『キモいキモい』だいひょーのリビコッコさんだ。あたしもいろいろ“なやめるおとしごろ”ってやつらしくてな、道をきわめたこのかたにさっきの話をそーだんしたんだ。そしたら、もう一度『こわいこわい』を見つめなおそうってことになってな――」
「……なって?」
「――“みんな”をあつめてもらった」
「っっっつうわけよおおおお!!! なーーーーーーーーーーーーんで俺様がそぉぉぉんなことしなきゃいけねぇんだよおおおおっっっって思いつつぅ? まぁ特にぃ? やることもねぇしいいいい? チリアットのやつもなあああんか群れてるみてぇだしい? 俺様もいっちょムレムレムラムラ群れ群れしちまおうかなってよおおおおお!! とりあえずあちこち回ってまとめてバラバラっと連れてきてやったぜぇぇぇえええええ! オゥエエエエエエエイ!! ほぅぅぅぅぅれ、ばっちこーーーいのカモーーーーーーン!!」
悪魔のけたたましい叫び声を合図に、あたりの空気が震える程の重厚な声が響いた。
≪――ふん、『怖い』がわからなくなっただと……? この我を質した貴様ともあろう者が、何を悩むことがあろうか≫
次いで大地が激しく鳴動してそこかしこの地面が割れ、その奥より轟音を響かせて巨大な影が隆起していく。
「え!? な、なな、何??」
そそり立つ巨影――両腕に竜、背に神鳥、胸に獅子という威容持つそれは、一同をゆっくり睥睨すると地鳴りのような声で言った。
「決まっておろう、恐怖とは“力”だ。我が大地の内に湛える星の力……赫々たる火流のごとく、全てを破壊し飲み込む強大な“力”こそが恐怖よ! この世で最も畏怖されるべき恐怖に他ならぬ!」
「……な……!? ク…『クロノス神』!?」
突如顕現した古の大地の巨神に驚く女神をよそに、少女は見上げつつ「よっ」と片手をあげる。
「おおー、おまえか。あいかわらずごちゃごちゃいっぱいくっついてるな。なるほど、“ちから”か……だいぶしっかりした“こんせぷと”見つけたじゃないか」
少女の言葉に、巨神がふふんと満足げに胸を反らす。

するとそれに異を唱えるかのように、空に雷鳴のような声が響き渡った。
≪聞ケ 聞ケ 聞ケ 聞ケ 何モ無キ消滅コソ 虚無コソ 無為コソ 無コソガ恐怖 恐怖 恐怖 恐怖――≫
声と共に天が割れ、新たな巨影が地に落ちる。
「こ……今度は何よ!?」
女神が見上げた先――そこには、様々な神魔霊獣を雑多多重に溶かし組み合わせたような、極大な異形神が天空を覆っていた。
「ええっ!? 『ウラヌス神』まで???」
その姿を見た巨神が唸りを上げる。
「ぬぅぅうう? ウラヌス!? 貴様やはりこの世界へと逃れておったか……! しかも大分に正気を取り戻したと見える。これは僥倖……しからば今一度貴様を喰らい、その力を取り込んで此度こそ我が真王へとならん!!」
「……息子カ 倅 愚息 ヨクモコノ父ヲ 殺ス 殺ス 殺ス」
二柱の巨神が上げた気炎に、大地がどよめき、天空が震える。
「何で!? 最悪の組み合わせじゃない!! ちょ、ちょっと、こんなところで新たな『ティタノマキア』が始まっちゃうの??」
たじろぐ女神。しかし――
「うるさいぞおまえら。いま考えごとをしてるんだ、ケンカするならよそでやれ」
と荒ぶる神々の方を見ることも無く悩ましげに腕を組む少女に注意され、異形の天空神と大地の巨神はしゅんとしたように声をひそめる。
「……うーん? “力”が強ければこわいこわいなのか? “何もない”のがこわいなら“力”はいらないしな……」
首をかしげる雪色の少女。
その時、少女の前の空間が捻じれ、中からその疑問に答えるように低くしわがれた声が響いた。
≪……どちらでもあるものか……神の分際で恐怖を語るとは、片腹痛し……≫
捻じれた空間から闇が染み出し、次第に巨大な獣の半身を持つ魔人の姿を形成していく。
「――恐怖とは“欲望”の裏にあるもの……倦怠を恐れ、他者との格差を恐れ、恐れを隠すために欲望は生まれる……そして、その欲望より生まれし恐怖の権化たるものこそが我――“悪魔”なのだ」
「おぉ、ヤギか。それで、今日こそはその“よくぼー”にまみれたこわい“クマ”を連れてきたんだろうな?」
「……であるから、我はヤギではないと何度言わせるつもりか! ほれ、汝からも言ってやれ、ヤギは汝であると!」
「………メェ……」
いつの間にか魔人の横には雄々しい角を持った聖白の神獣が立ち、なんとも言えない複雑な思いを目に浮かべて首を傾けている。
「……はぁ!? 『大悪魔バフォメット』と『善と勝利の神獣カプリコルヌス』……!?」
声を荒げる魔人もまた、思わず後ずさった女神を尻目に神々と少女の議論の輪に加わっていく。
「“力”? “無”? “よくぼー”? こわいは3つもあるのか……?」
さらに首をかしげた少女の問いに答えたのは、またもや突然空間に現れた『扉』より響く別の声だった。
≪愚かなり……二対こそ世の理。恐怖もまた然り。恐怖のみ語ることなかれ。恐怖とは安堵の裏であり、安堵とは恐怖の――≫
「まーたおまえはそういうことを……おまえの“ぎゃっぷ”の話はおもしろかったがな、そーいうのは“どっちつかず”っていうんだぞ?」
「今度は『この世の果ての神殿』の守護者……創造と破壊の神ハリハラ……もうわけがわからないわ……」
またも当然のように現れた大物に、女神はこめかみを押さえた。さらに――
「モルァァァァス!!!」
「“もらす”? あぁ……確かに“もらす”は少しこわいな……母さまにしかられるし。……ん? でもそれだとこわいのは母さまじゃないのか?」
「フオオオオオ……」
「うんうん、たしかにふつうのやつは“さむい”がこわいのかもな。でもあたしはウェンディゴだし、さむいのはむしろここちいい。あ、もしかしておまえがいってるのは“スベるのこわい”とかいうやつか?」
気付けば『魔獣カトブレパス』に、『冬の魔人スノーマン』――神格、種族、関係性、何もかもてんでバラバラな者たちがどこからともなく現れ、少女を囲みああでもないこうでもないと議論を交わしていた。
「何……? なんなのこの子……?? みんなどういう関係なの……???」
もはや女神は中に割って入ることもできず、延々と続くその異様な会議の様子を眺め続けるしかなかった。

そして時が過ぎ、やがて少女は大きく頷くと、
「わかった!!!」
と叫んだ。

大神、悪魔、魔獣が並び立つ、世界の終わりを想起させるような光景に静寂がおちる。
誰かがごくりと喉を鳴らしたのを合図に、少女はゆっくりと口を開いた。
「――そうか、そういうことなんだな。……こわい? プカック――うん、そうだな。あたしもこわいがわかったぞ。世の中にはな、いろんな“こわい”があったんだ。母さまに怒られるのはこわい、負けるのはこわい、知らないのはこわい――」
すっくと立ち上がり、周囲を見渡す。
「こいつらもみんな、自分なりの“こわい”をさがしてがんばってたんだ――あたしはわかった。母さまが言いたかったことを、完全にりかいした! つまり――」
次の言葉を一同がかたずをのんで見守る中、少女は天に一本の指をかかげた。
「目指すはひとつだ! このよにはいろんな“こわい”がある。“こわい”はバラバラなんだ。そのすべてをまとめた“こわい”が本当の“こわいこわい”なんだ。あたしはそれを目指せばいい――あたしがさいきょーになって、すべての“こわい”を支配する『きょーふのだいおー』になってやる!」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……メェェ……」
「……モル?」
「違うのではないか」「話を聞け」などなど、困惑するような、諌めるような、様々な声がざわざわと少女に投げかけられる。しかし少女は、
「そうと決まればいろいろと忙しいからな、話はあとで聞いてやる」
とまったく聞く耳をもたず女神の元へとトコトコと歩いてくる。
「そんなわけで教えろ。おまえ、『せかいのきき』とか『それはじゅーぶんこわい』とかなんとか言ってたな。それをしようとしてるやつをたおせば『きょーふのだいおー』に近づくはずだ。いっしょに行って“けん”ってのになれば、そいつに会えるのか?」
「ま、まぁ……そうかもね」
事態の展開について行けず半ば適当に答えた女神だったが、少女はさして気にした風もなく満足げにうなずいた。
「よし、じゃあそれになってやる」
「へ……?」
「なんだ? うれしくないのか?」
「え…いや、それでいいんだけど……」
「よーし、みんなついてこい! あたしが『きょーふのだいおー』になって『きょーふのおーこく』を作ったら、みんなをいろんな『こわいたんとーだいじん』にしてやるぞー。おまえは『ちからもちだいじん』、そっちのは『なにもないだいじん』、おまえらは『どっちつかずだいじん』と『おもらしだいじん』な。リビコッコさんは『キモいたいし』としておむかえしよう。ヤギたちは……こわくないからな、まぁなんか考えといてやる。あとは――」
少女は皆に何かしらの役職を命名すると、お気に入りの相棒プカックを倒し「こっちだ」と倒れた方向を指差す。そして再び蟲人の股の間にもぐり込み進み始めた。
「おい待て……なんだそのみっともない名は!?」
「困惑 困惑 困惑 困惑……」
「我が怖くないとは何ごとか!? それと“ヤギ”を訂正せよ!」
「メェェェェ…」
「フォオオオオ」
「ウケケケケケケケ! マジでバカだこいつ!!!」
「モルルァァァァス!」
みな口々に何かを言いながら、少女にぞろぞろと付いて行く。女神は脱力したようにうなだれたままそれを見送る。
「何これ……こういうのって普通、私が意味深に試練を課したり、導いて正義の心に目覚めさせたりするんじゃないの……?」
ふと、遠くで少女がピタリと止まって振り向いた。
「おーい、おいてくぞー。おまえもいいものもってるんだ、前向きにがんばれー『へんしつしゃだいじん』」
そう女神に呼びかける少女の瞳は、先程までの迷いなど欠片もなくキラキラと輝いていた。
女神は、ひどく疲れたように肩を落として嘆息する。
「はぁ……ていうか、方向そっちじゃないし……ああ……なんかもうグダグダ……ホント、“こわいこわい”だわ、あの子……」
蟲人に声をかけ、名だたる神魔霊獣を引き連れ再び満足げな顔で進みだす雪色の少女。
彼女は既に、色々な意味で“最恐”な存在――なのかもしれなかった。

―――『恐るべきウェンディゴ伝説』恐怖の<了>

考察
周囲に40コスト以上の敵使い魔がいるとアビリティが増幅する。有効範囲はマナタワーの直径程度はあると思われる。
追加ダメージは固定値で30。


キャラクター説明
LovはVer3.4と3.5になって、様々な使い魔のフレーバーテキストで語られる断片的なストーリーの中に、「13の鍵」「13の剣」というキーワードが頻出するようになった。
簡単に言うと「13の鍵」とは、心に持った深い闇を「忌み種」という装置で増幅させられた13人のことで、全員がそろえば世界が破滅する。
全員そろうと破滅と虚無をもたらす「鍵」だが、対抗手段が存在しており、それは「13の剣」と呼ばれる、闇を打ち払う資質を持った13人を集めることである。
誰が13の剣であるかはモルガンが予言してくれており、それにそって3人の女神……『炎の矢と力の女神』ブリジットと、『叡智の炎の女神』ミネルバ、そして『正義の天秤の女神』アストレイアが、各々担当を決めて剣の候補者に協力を要請して回ることになった。

アストレイアの担当する候補者の一人がアニュイである。
アニュイは人に恐怖を与える精霊「ウェンディゴ」族の少女で、一人前になるため、ほんとうの『こわい』を探す旅に出ており、
リビコッコクロノスウラヌスバフォメットカプリコルヌスハリハラ、カトブレパスのモルススノーマンといった連中と出会い別れながら「こわい」について考えていた。
そんなある時、デモンナイトの群れに襲われ、彼女は恐怖を感じる。
その危機は、蟲人グレイグルに助けられ乗り越えるのだが、それがきっかけでアニュイは「真の怖さ」について考えるようになっていた。

そのように、「こわい」にのみ興味のあるアニュイであったので、アストレイアが協力を要請しに来ても耳を貸さず、女神をしつこい変質者とみなして逃げ出してしまう。
女神も、世界の行く末に関わることなので、必死にアニュイを追いかけ、すがりつく。
アニュイとその連れグレイグルと、アストレイアの長い鬼ごっこが始まっていた。


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  • 30コストの真紅に対して発動しませんでした。 -- 名無しさん (2017-01-14 16:54:26)
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最終更新:2017年05月11日 19:28