UR キング・アーサー
最終更新日時 |
2019年03月26日 (火) 07時07分06秒 |
基本情報
名前 |
キング・アーサー |
種族 |
人獣 |
ジョブ |
アタッカー |
召喚コスト |
60 |
セフィラ |
なし |
タイプ |
ラウンドナイツ |
HP |
550 |
ATK |
100 |
DEF |
100 |
PSY |
70 |
武装 |
可 |
血晶武装 |
可 |
アーツ |
無 |
CV |
田村睦心 |
対象称号 |
円卓に集いし千古の剣 「円卓」と共にある者たちの物語にまつわる使い魔を使って50回勝利する。 |
備考 |
※特定カードとの同時登録不可 |
アビリティ
状態 |
ボーナス |
アビリティ |
召喚 |
なし |
なし |
武装 |
なし |
なし |
血晶武装 |
ATK+40 |
カリバーン |
「ダッシュアタック可能状態」のとき、移動速度が上がる。 さらに、自身のダッシュアタックに「固定ダメージ」を上乗せし、ダッシュアタック後の硬直時間が短くなる。 これらの効果は、「ダッシュアタック可能時間」を維持した時間に応じて上がる。 |
パラメーター
状態 |
HP |
ATK |
DEF |
PSY |
備考 |
召喚 |
550 |
100 |
100 |
70 |
|
武装 |
600 |
140 |
140 |
90 |
|
血晶武装 |
650 |
210 |
170 |
120 |
|
修正情報
DATA・フレーバーテキスト
+
|
Ver4.2 |
Ver4.2
Ver4.2 |
No |
人獣:2-001 |
身長 |
1.55[meter] |
体重 |
42[kg] |
性格 |
正義感強く向こう見ず |
現在の立場 |
一介の騎士 |
かつての武器 |
聖剣エクスカリバー |
好きな物 |
悪戯 |
イラストレーター |
カスカベアキラ |
フレーバーテキスト(カード裏面) |
僕は来た みんなで笑って帰るためにね |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
目を疑う光景とは、まさにこのことか。
繁華街の大通りに、ビル3階分ほどもある巨大な鎧が、己が踏み歩いた破壊の跡を背に仁王立つ。
その巨鎧が臨戦の構えにて見下ろし対峙するは、黄金の鎧を着た騎士――しかし、それは“ヒトのサイズ”であり、その上、手に剣はなく、武器らしい武器は右手に持った盾のみであった。
このような取り合わせで果たして勝負になるものか――だが両者の間には、触れれば破裂せんばかりの“戦士の緊張”が張りつめていた。
黄金の鎧の騎士――ガウェインは右腕の盾を突き出して左足を引き、「ふぅぅぅ」とゆっくり息を吐いて呼吸を整えると、巨鎧を見上げ、語りかけた。
「よぉカリバーン。こんなところで奇遇じゃねぇの。な~にそんなにでっかく育っちまってんだか。で、“中の人”、あんたは誰だい?」
巨鎧カリバーンもまた、両腕に着いた二振りの刃を引き絞り、隙無くガウェインをねめつける。
≪老けたね、ガウェイン――あれからどれ程経ったのか……まさか、お前に出会うとはね。私は、誰にも纏われてはいないよ≫
「はぁ!? お前“単体”!? そんなの可能なのか!? でもその“口ぶり”、間違いなくカリバーンだな……なら教えて欲しいんだけどよ、この世界はなんだ? お前はここで何してる?」
≪久しぶりの再会ではあるが、問答をするつもりはないよ。私はすぐに、“あの石”を破壊しなければならないんだ≫
カリバーン右腕の刃が、微か手前に角度をつけた。
それを見逃さず、牽制するようにガウェインが盾をさらに突き出す。
「言ってる意味がわからねぇなぁ。まぁ、ガラティン以外、お前ら『剣騎士』の言うこたぁ昔っから小難しくて苦手なんだがよ――周り見ろよ、みんな困ってんだろう?」
≪わかっているさ――しかし、諾々と“王”にぶら下がり、ただその利権を吸うだけの輩に――≫
空気が動いた。
≪私の使命は理解できぬよ!!≫
轟と空気を切りさく音と共に、見た目にそぐわぬ速度でカリバーンの刃が突き下ろされる。ただの人が、このような“破壊”をどうすれば――――――ガイイイイイインッ!!
しかし、どのような怪力か、ガウェインは気合一閃盾を振るうと、その刃を横殴りに跳ね飛ばす。正確に突き入れられたはずの刃は、綺麗にガウェインを逸れ、すぐ横の地面に突き刺さった。
「お前よぉ、何見てきたんだ? 俺たちの王様はそういう奴じゃなかったろうが」
ガウェインがバッと両腕を広げると黄金の鎧が輝き、その光が肌、頭髪にまで広がっていく。そして全身が太陽のように輝く白色に染まると、
「おおおおらあああ!! ズバッコオオオオン!!」
強烈な左の拳をカリバーンの踏み込んだ右足に叩き込んだ。
なんと、その威力にカリバーンの片足が浮きあがり、体がぐらりと傾く。
ガウェインはすぐさま駆け出してその下に潜り込み、足底に手を掛けると、
「うおおおおりゃあああ!!!」
顔、首に血管を浮き立たせ、思い切り両腕を突き上げた。大きくバランスを崩したカリバーンは堪えきれず後方に倒れ込む。
「どうだ」と言わんばかりの笑みを浮かべ、追い打ちをかけようと再び駆け出すガウェイン。しかしその目に飛び込んできたのは、カリバーンの、魔石の瞳の鋭い視線――そう言えば、カリバーンが倒れた際の振動が無い。
見ると、カリバーンは背の鎧翼から「光の風」を吹かせ、倒れる体を支えているではないか。そしてその風を横に吹かせると、体を寝かせたまま円盤のように回転させ、横凪ぎに真紅の巨刃をガウェインに打ち込む。
「やっべ……!!」
思わず盾に腕をクロスさせ、全身を守ろうとするガウェイン――激しい金属の激突音――だが、刃の衝撃は、何倍もの力となってカリバーンに跳ね返り、その巨体を吹っ飛ばした。
「んあ??」
見ると、ガウェインの目の前に、光を放つ一条の槍が地面に真っ直ぐに突き立ち、ビリリとその柄を震わせていた。
そしてその槍を、何者かの手が掴む。
「腕が鈍りましたか? ガウェイン卿」
「パ――」
目をぱちくりとさせるガウェインの前に立っていたのは、新緑色の鎧に身を包んだ美しい乙女――森の聖騎士、パーシヴァル――。
「パー公!!??」
声をひっくり返し、立て続く懐かしの再会に歓喜の抱擁を迫るガウェイン。その顎に、槍の穂先が突きつけられる。
「その呼び方、やめてくださいと言いましたよね!?」
「いいじゃん! お前、俺のこと尊敬してるって言ってたじゃん!」
「それとこれとは話が別です!!」
「てかよ、これいったい何がおきてんだよ。俺あんとき死んだよな?」
戦いの場にそぐわぬ二人の会話に異を唱えるように、
≪また……“王”にへつらう者か……≫
カリバーンがガンと刃を地面に叩きつけ、再び立ち上がる。
「説明は後です。ただし、二つだけ伝えるとするならば、私たちは“選ばれた”。この『アヴァロン』を守る騎士として。そしてもう一つ――」
パーシヴァルは槍を構え、微笑んだ。
「――“彼”も、来ています。」
その言葉を聞いたガウェインは目を見開くと、
「なら、頑張んなきゃな!!」
と拳を打ち合わせ、パーシヴァルに並んで盾を構える。
「早期に動きを止めます。あれが“カリバーン”だというのなら、“弱点”はわかっていますね?」
「え!? ああ……気は進まねぇなぁ……お前がやんの?」
「私の騎士道はそこにはありませんから。では、“引きつけ役”、頼みました!」
そう言ってパーシヴァルは槍を回し、棒高跳びの要領で地を突くと高く跳んで近くのビルを駆け上がる。
「しゃあねぇか……すまねぇな、カリバーン……太陽さん、頼んだぜえええ!!」
再び日輪の輝きを身に宿し、ガウェインは構えるカリバーンへと一直線に駆け出した。
そのガウェインに、カリバーンは迷うことなく振り上げた二刀を一遍に振り下ろす。
対するガウェインは、刃がその身に届く前に素早く体を水平に回転させ、なんの無謀か、円盤投げのように唯一の武器である盾を投げつけた。
盾がグワンッ!とものすごい音を立ててカリバーンの顔面にぶち当たり、その衝撃で振り下ろされる刃の勢いが殺される。とはいえ、それくらいでこの巨刃は止まらない。迫る二つの巨大な刃をガウェインは、
「どおおらっしゃあああああ!!!」
なんと、両手で受け止めてみせた。
「これきっついぞ、パー公おおお!! 早くお願いねええええ!!」
ガウェインの叫びはいったい何処へと投げられたのか――刃を振り下ろし、そのままガウェインを押しつぶそうと力むカリバーンの背後、そこに、凛と立つパーシヴァルの姿があった。
パーシヴァルは目を閉じて槍に力を込める。そして、
「聖杯の光を受けし我が槍、『ローエングリン』に求む――揮え! 我が聖槍!!」
叫びと共に、その槍から鋭い黄金の光が放たれ、カリバーンの背を撃ち抜いた。
凄まじい聖光の放射――だがそれは、“ヒト”に対してならば。果たして、これ程の巨鎧を止めることなど――しかし、カリバーンは刃を振り下ろしたままぐらりと体を傾けると、地面を揺らして両の膝をつき、動きを止めた。
≪くっ……“卑怯……者”め……≫
体に傷はない。しかし、その魔石の瞳からは、魂の力がごっそり削り取られたかのように光が失われかけていた。
「すまねぇな、お前は“背中”に“因果”を持っちまってる。そこを突かせてもらった」
ガウェインが申し訳なさそうにカリバーンを見上げる。
「そんで、ここで“お前”の出番ってわけか」
ザッ、と、何者かが地に降り立つ音がした。
振りむくと――さらりと風になびく美しい金色の髪と、透き通った碧眼の瞳。赤いマントをたなびかせ、腰に手を当て笑みを浮かべる少年――
「パーシ、ガウェイン、ご苦労様!」
――円卓の王、キング・アーサー。
「任せちゃってごめんね。今、僕“手ぶら”でさ」
更に加わった三度目の懐かしの邂逅に、ガウェインは“別の意味”で目を見開いた。
「……え? お前その姿って……」
「はは、ちょっと呪われちゃってさ。君も、“太陽の呪い”解けなかったみたいだね」
「まぁな……はぁ……なんかわかんねぇことだらけだな。カリバーンもよ、アレなんだ? そもそもカリバーンは“あん時”『エクスカリバー』に打ち直されたはずだろ??」
「うん……きっとそのカリバーンは、“あの時”二つに折れた片方なんだ」
「……あ、そうか――って、お前『エクスカリバー』どうした!!??」
その問いに、アーサーは困ったような笑みを浮かべる。
「……まぁいいや。こっからは“お前”じゃ無いと無理だし、あとでいろいろ聞かせろよ?」
「うん」
ガウェインがアーサーの肩を叩き、「いやー、ちかれた!」とその場に座り込む。アーサーはその横を通り過ぎると、カリバーンの後ろで心配げに見つめるパーシヴァルに頷きかけ、トコトコと、じっと項垂れたまま動かないカリバーンの前まで歩いて行った。
「久しぶりだね、カリバーン」
≪アーサー……か……本当に、今日は懐かしい……お前は、“変わらない”な……≫
「まだ、“王”を憎んでいるのかい?」
≪当然だ――“王”はヒトを選び、ヒトの命を奪う。“王”はヒトを壊すのだ……“王”であることが、その者を“王”に変えてしまう。どんなに、優しいヒトであっても……“あの時”、お前もそんな“王”になった≫
「そうだったね……“あの時”僕は負ける訳にはいかなかった。だから騎士道に背き、君を手に、敵を背後から斬った。そして――君は折れた」
≪どいてくれるか? 私は、“王”の誕生を阻止しなければならない。お前の顔は……見たくない≫
その言葉に、アーサーは後ろ手にうつむく。そして、バッと顔を上げると、
「僕ね、王様やめちゃった!」
ニカリと笑った。
≪なっ……!?≫
「そもそもなんだけどさ、僕なりたくて王様になったわけじゃないじゃない? あれは君を“引き抜いた”時に『リア・ファル』に選ばれちゃっただけっていうかさ」
≪……しかし、その後やはりお前は“王”となった。国の利を守るために、ヒトを切り捨てる“王”に――お前は、あの時変わってしまったのだ。変えられてしまったのだ、“王”というものに。私は、お前を“王”から守れなかった……そんなお前を見たくなかった……だから自らを――≫
「勘違いしてるよ、カリバーン」
≪……?≫
「僕は“あの時”、“仲間”を助けるために斬ったんだ。“王”としてじゃない」
≪ウソだ……≫
「ウソじゃない。だからまた、僕は仲間を助けるために“王”であることを捨てた」
≪けれど、お前は……≫
「僕が“王”であることを受け入れたのも、仲間の為だったんだよ。それが仲間の為にならなくなったんだもの、そんなものはいらないよ。そして、君も僕の大切な仲間であり、友だちだ。君も僕をそう思ってくれるなら――力を貸して欲しい」
≪何を勝手な……≫
「あはは、知ってるだろ?」
アーサーはカリバーンにそっと触れ、
「僕は王様じゃなくても、我儘なんだ」
そう、こつんと、頭を大きな脚に預けた。
≪どこまでも勝手な……だが、それが――≫
リア・ファルの体が光を帯び、
≪私が守りたかった、優しくて、私の大好きなアーサーだ≫
弾け、一本の真紅の剣へと姿を変える。
アーサーはそれを手に取ると、ぐっと胸に抱き、
「“僕”を、選んでくれてありがとう」
そう呟いて、天に『選剣・カリバーン』を掲げた。 |
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セリフ一覧
+
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通常版 |
通常版
召喚 |
僕は来た、皆で笑って帰るためにね |
武装 |
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血晶武装 |
だから、今度も我儘に皆を守らせて貰うよ! |
通常攻撃 |
いっくよー! |
タワー制圧 |
さーて、次は何処攻めよっかな〜 |
ストーン破壊 |
ふふ、君のその笑顔が見たかった |
死滅 |
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サポート |
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+
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エクストラボイス |
エクストラボイス
召喚 |
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武装 |
|
血晶武装 |
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通常攻撃 |
|
タワー制圧 |
|
ストーン破壊 |
僕は変わらない 円卓の絆を信じて! |
死滅 |
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サポート |
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考察
ダッシュアタック可能状態を維持することで、移動速度と固定ダメージ、ダッシュアタック後の硬直が3段階(通常時を含むと4段階)で変化する。
1段階目:固定ダメージ10 移動速度+10% 硬直-秒
2段階目:固定ダメージ30 移動速度+20% 硬直-秒
3段階目:固定ダメージ50 移動速度+30% 硬直-秒
状態の変化はダッシュアタック可能状態を維持することでおよそ1秒毎に上昇していく。
途中で立ち止まる、攻撃するなどダッシュアタック可能状態が解除されるとリセットされる。
上記の状態の変化に最大で3秒ほど要することから、ガーディアンスタイルで逃げるディフェンダーやDEFの高い相手でも安定してダメージを与えれる一方、ほとんどのマジシャンに対しては普通に殴ったほうが効率が良い場合が多い。
相方との連携、移動速度上昇を活かした逆サイドへの遊撃など盤面全体を見通す広い視野と、状況予測が求められる一枚。
キャラクター説明
募集中。
紹介動画
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編集用コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします |
- 血晶武装「カリバーン」は、ダッシュアタックの硬直をなくし、またダッシュアタック可能な時間を保持することで最大で移動速度が?%上がり、固定ダメージが最大で?与えるというもの。コンセプトとしては魔種のマールトに近い。 -- 名無しさん (2018-07-11 19:38:01)
- アビリティにより捕まりにくいとはいえPSYは高くないので、調子に乗って敵ディフェンダーに捕まると途端に何も出来なくなるので無理は禁物。また、ダッシュアタックが出来てこそ輝けるため、スマッシュを封じるタルタロスや鞍馬鬼一坊にも要注意。 -- 名無しさん (2018-07-11 19:47:08)
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- 余りにも当Wikiやゲームから逸脱した無関係な雑談や、誹謗中傷めいた暴言、ページに関係ないコメントはおやめ下さい。
- wikiは不特定多数の人が利用する場です。プレイヤーの個人名や所属ギルドなどを書き込む行為は慎んで頂きますようお願いします。
- 個人的な日記として使用するのも控えて下さい。
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コメント *雑談や使用方法などの相談にご利用下さい |
- まーた、キングアーサー擦ってるやつが勝つゲームが始まるのか。 -- 名無しさん (2018-06-24 15:43:28)
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最終更新:2019年03月26日 07:07