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Chapter.3-「V.S.WAZATEN」


 デッキを完成させたタミフルは、それを携えて意気揚揚と登校した。
彼自身ハイランダーは初の試みで、完成したデッキも十分に満足のいくものだったので期待に胸を膨らませていた。

そして――

「デッキ家に置いてきたwww」

なんということだろう。
部長もデッキは完成していたらしいが、家に忘れてきてしまったという。

少し落ち込みつつ、仕方無く他の人の対戦を観戦するタミフル。
となりの卓ではWAZATENがランチタイム・アドバンテージの力を借り大臣を粉砕しているところであった。

と、ここで、

「なぁWAZATEN、俺のハイランダーのデッキとやろうぜ」

調整も兼ねて、彼はWAZATEN相手にハイランダーを回してみることにした。

「ハイランダー?」
「ハンデなw」
「負けたら事だぜw」

脇からかりなんとかの悪魔の囁きを聞きつつ、ハイランダークロック・パーミッション対ラクドスビートダウンの試合が始まった。


 ダイスで勝利したWAZATENは沼から《心鞭スリヴァー》を展開した。

「お前は本当に初手スリヴァー率高いな」

とタミフルがぼやいたその時、

「おまwwwこれキープすんのかよwww」

突如かりなんとかが叫びだした。
相当に悪い初手なのだろうか、かりなんとかは溢れんばかりの罵声を浴びせる。

「いいんだよこれでwww」
「よかねーよwww」

相手の初手なんか知ったことではない。…普通ならそうなるだろう。

だが、タミフルは違った。

「冠雪の島セット。《テレパシー》。手札公開してください」

彼の擁する結界術の1つ、『初手《テレパシー》』である。
その能力はハイランダーでも遺憾無く発揮され、後攻1ターン目にしてWAZATENの手札は露となった。
だが、そこに土地の姿は無い。

「なんで土地1枚でキープするんだよwww」

もっともな意見である。

「スリヴァー出るし回ると思ったwww」

そういう問題じゃないだろう。
その次のターンでもWAZATENは土地を引く事は無く、スリヴァーで攻撃後スリヴァーを追加し、ターンを終えた。

タミフルは2枚目の土地を追加し終了。所謂「ドロー・ゴー」だ。
そして一言。

「大丈夫、次お前土地引くから」

注目のWAZATENの次のドローは、山。
結界術『トップデック予知』である。
その後WAZATENは山をセットし…

「スリヴァーで攻撃」
「通し。残り17」
「エンド」
「ちょwww」

WAZATENの手札には明らかに召喚できる《ドレカヴァク》が2枚ある。にもかかわらず召喚しない。

「なんで出さねーんだよwww」
「どうせカウンターされるし」

なんというセルフロックだろう。
(1)(青)立てておくだけでWAZATENは召喚を躊躇うのである。

「出せよwwwwww」

横からかりなんとかの怒号が飛んでくる。

「いいんだよwww」
「よかねーよwww」

WAZATENとかりなんとかのコントを華麗にスルーしつつ着々と自らの場を整えていくタミフル。ちなみに次のターン渋々召喚されたドレカヴァクは《霊魂放逐》された。
その後2体目のドレカヴァクを出し手札も尽きてきたところでラスゴ。

その後巻き返せるわけもなく《トリスケラバス》のパンチ5回で終了。
除去は全て《呪文の噴出》バイバックで沈黙するのであった。

 ――テストまで、あと12時間。


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