非魔導部的一日遠征
主な目的は買い物。そもそも
マジカル部の活動ではなくこれといって
何かするわけでもないので,
イベントの枠に載せる必要は無い・・・と思われたが,
あるハプニングが起こったのでここに記す。
それは移動中に起こった。
ゲームも中盤に差し掛かり,互いに一進一退の攻防を繰り広げていた。
部長は
WAZATENの墓地,手札と順に確認していく。
そしてデッキを確認しようとしたそのとき・・
「いやいいよ,自分でやるから」
タミフルの効果の解説にも応じようとしない。これはどういうことだろう。
この時,
タミフルの頭にはある1つの可能性がよぎった。
でもまさか・・・そんなことが・・・
長きに渡る説得の末,
部長は
WAZATENのデッキを得ることができた。
デッキ内容を確認しつつ
粗暴な力を除外していく
部長。
そして4枚目を取り除いたところで,
「・・・もういいだろ?」
「お前このカードが強い理由はデッキを確認できるからだぜ?それに5枚目が入ってるかもしれないだろwww」
と言って
部長があと数枚で確認を終えかけたその刹那――
「ちょwww5枚目あったwww」
「!!!1!!1!」
皆目を疑った。しかし
部長が手に持っているのは紛れもなく5枚目の
粗暴な力であった。
「ちょwww汚ぇwww」
「あれ?おかしいなぁwwww」
「てめー自分のデッキの内容くらい把握しとけよwwww」
マジックをやっている者にとっては常識だが,同名のカードは(一部を除いて)
4枚ずつしかデッキに入れることができない。
構築やプレイングの問題以前にルールで規定されている。
それを,あろうことか
WAZATENは破ったのである。
「この間部長さんに貰ったときは3枚しかないと思って追加したんだけど・・・もしかしたら4枚持ってたのかもwww」
この
WAZATENの言い分が正しいのか,それとも違反を承知で5枚積みしていたのか,
或いは彼のデッキケースが「カードが増えるデッキケース」だったのかは知る者はいない。
ただ1つ確かなのは,その後5枚目の
粗暴な力が
「最悪ゲームから徹底的に永遠に除去」領域であるデッキケースの後方に追いやられたことである。
余談だが,この日
部長はトップデック逆転を4回決めている。
人間力!!
余談その2,この後はその他のプレイヤーも加え,UNOに興じた。
この2つが猛威を奮ったUNOであった。
最終更新:2007年04月07日 21:04