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ピンポーン
結城家の玄関のチャイムが鳴り、来客を知らせた。
「はーい、どちら様…」
美柑がチャイムの呼び出しに応じて玄関に出ると、そこにはヤミが立っていた。
淡いエメラルドグリーンに黄色い花模様のワンピース、向日葵のついた可愛らしいサンダル、涼しげなガラス細工のネックレス、白いリボンでポニーテールに束ねられた髪、こんな格好のヤミは見たことがなかった。
いや、それだけではない。
今日のヤミは昨日までのヤミと何か違う。
服装などの見た目ではない、何か。
美柑はなんだか胸がやけにざわざわするのを感じた。
「おはようございます、美柑…」
「あ…うん。おはよう、ヤミさん」
なぜこんなに胸がざわめくのだろう。
ヤミがかわいい服を着るのはいつもなら喜ばしいことではないか。
美柑はいつもなら言える「かわいいね」の一言が今日はなぜか出てこなかった。
昨日言っていたヤミが好意を寄せる相手の正体に勘付いた美柑はただただヤミを見つめることしかできなかった。
「美柑、今日の…その…私の格好ですけど、おかしくないですよね?」
ヤミが恐る恐るといった様子で切り出してきた。
美柑はようやくはっとして返事をする。
「うん…。すごくかわいい」
「…ありがとうございます」
ヤミはほっとしたのか、少し笑みを浮かべてお礼を言った。そして…
「その…結城リトはいますか?」
「え?リト?…うん…」
美柑は二階にいるリトに階段の下から声をかける。
「リトー!お客さんだよー」
 
「リトさん…。すごく大きくなってます…。今日も絶好調ですね♪」
そのころ、モモはリトの亀頭にキスの雨を降らせ、そのまま舌を這わせて愛しい男のモノを舐めていた。
「モモ…。朝からこんなことして…」
そういうリトも嫌がっているわけではなく、モモの頭を撫でてもっとフェラチオをするよう促している。
「だってリトさん、最近私を抱いてくれないんですもの…。早く抱いて…」
モモがリトのペニスを口いっぱいに頬張ったとき、一階から美柑の呼ぶ声が聞こえた。
モモはリトのペニスを口から離し、名残惜しそうな顔をする。
「ごめんな、モモ。用を済ませたらすぐに戻るから…」
リトはそう言ってズボンを上げてベルトを締め、玄関へと下りていった。
モモもリトへの来客に興味を示したのか、服を整えてリトの後ろについていった。
 
 
220 名前:ファミリーシミュレーション EP 15 ターニングポイント[sage] 投稿日:2011/03/17(木) 06:15:49.93 ID:Zj6vZzxd [3/9]
玄関にいたのは今までと全く違う姿のヤミだった。
「ヤミさん…?リトさんに来客って、ヤミさん?」
当のリトはもちろんのこと、モモもいきなりのことに目を丸くせずにはいられなかった。
「その…結城リト…。ちょっと私とどこかに出かけませんか…?」
ぎこちないながらも誘いの言葉を発するヤミ。
だがリトはヤミの本心に気付くことなくヤミを警戒する。
「…え?俺と?」
ヤミがそういう誘いをするとすれば相手は美柑のはずなのだが、今日は自分。
リトはヤミにかつて命を狙われたこともあるので、警戒するなと言うのが無理な話かもしれない。
リトは知らなかったが、ヤミが結城家の誰かやデビルーク姉妹の誘いも無く結城家を訪れたのはこれが初めてであった。
「…リト、行かないの?」
美柑が少し不機嫌そうな声でいった。
なぜだか「さっさと行け」と言われている気がした。
いきなりのことでどうすべきか判断がつかずにいるリトにヤミが言った。
「…そんなに警戒することはありませんよ。含むところは何もありませんから」
ヤミはそう言うものの、リトは未だに首を縦にふることができなかった。
そのとき、モモがリトの耳元で囁いた。
「大丈夫だと思いますよ。なんでしたら、私があとからこっそりついていって監視しましょうか?」
リトはモモの提案を受け、ようやく決心を固める。
「わかったよ。あ、着替えて財布とかも取って来るから、少し待ってくれるか?」
リトは階段を上って自室に戻っていく。
残されたヤミにモモが話しかける。
「ヤミさん、今日はいつもと全然違いますね。でもよく似合ってますよ」
ヤミは少し顔を赤くしてぷいっと顔を背ける。
「見え透いたお世辞は嫌いです…」
モモはそんなヤミの様子を見てくすくすと笑う。
「お世辞だなんて…」
そんなやりとりを見守る美柑は複雑な心境だった。
ヤミさんの恋の相手ってリトなんだ…。でもリトには好きな人が…。
ヤミの今日の服装からして相当気合いを入れて、そして彼女なりに勇気を振り絞ったに違いない。
でもこれはヤミの問題。
どういう結果になろうと親友でも肩代わりのできないことだった。
 
 
そうこうしているうちに準備をしてきたリトが下りてくる。
「じゃあヤミ、行こうか」
「…はい…」
リトもヤミもどことなくぎこちなさが取れないが、二人並んで結城家を後にした。
モモは反重力ウイングを広げてリトとヤミの様子を上空から監視する。
「ヤミさんの性格からしてハニートラップなんてことは考えにくいけど、念には念をと言うしね…」
リトとヤミは少し間を空けて並んで歩いている。
ヤミは勇気を出してリトに提案した。
「あの…手…繋ぎませんか?」
「え…?」
ヤミに命を狙われたトラウマのせいでヤミの恋心を察知できないリト。
セリーヌの花粉を浴びているわけでもないのにどういうわけだろう。
だがヤミに下手に逆らうとどうなるかわからないと考え、手を差し出す。
ヤミも手を出して二人の手が結ばれる。
それを見ていたモモもヤミの豹変ぶりに驚いていた。
「ヤミさん…。完全に恋する女の子になってるわ…」
リトとヤミはそのまま公園へと向かっていった。
「なあヤミ、今日はいったいどうしたんだよ…」
リトの質問に答えずにヤミは目の前にある鯛焼きの店を指差す。
ヤミがセリーヌの花粉を浴びた時に来た店だ。
「鯛焼き…食べませんか?」
ヤミはそう言ってリトの手を引いた。
「お?ヤミちゃん、また彼氏と来たのかい?」
ヤミは店主のからかいに少し顔を赤くして目を背けた。
「四つもらえますか?」
「あいよ」
そう言いつつも店主は袋に鯛焼きを六つ入れた。
「あれ?今六つ入れませんでした?」
リトがついそう言うと、店主はにかっと笑って言った。
「俺からの二人を応援する気持ちだよ。大事にしてやれよ」
「は…はい…」
未だにヤミの本心が掴めないリトだったが、店主の笑顔に押されてそう返事をした。
 
 
リトとヤミは鯛焼き屋から離れた公園のベンチに腰かけて鯛焼きを食べていた。
「なあヤミ、本当に今日はどうしたんだよ?」
リトは自分をまだ警戒しているのか。
自分は一度は彼の命を狙った人間、警戒するのは当然のことだ。
自分がリトの立場ならまず相手を手放しで信用するわけがない。
相手の態度がこれまでと豹変していれば尚更である。
わかっていたはずのことなのに、ヤミは少し悲しくなった。
「…別になんでもありません。私があなたと一緒に出かけて…その…デートみたいなことをしていたらおかしいですか?」
今日は殺し屋としての自分との決別の日にするつもりだった。
リトと楽しくデートできればそれが実現するような気がしていた。
でも現実はそう甘くはなかった。
いくらかわいい服を着ても、不器用ながらも彼に自分の想いをわかって欲しくても、彼から見た自分は未だに彼の命を狙う殺し屋でしかないのだ。
ヤミの精神は不安定になってきていた。
リトの態度は仕方ないことだと自分を納得させようとする気持ちと、リトに今の自分をわかってもらえないことへの歯痒さがせめぎ合っていた。
「だってヤミらしくないだろ…。今までのヤミならこんなこと絶対しなかったはずだし…」
リトのその一言はヤミの精神のバランスを崩壊させた。
そしてヤミは思わずリトの頬を平手打ちしていた。
これまでなら髪をトランスさせてグーパンチしていたはずなのに。
「ヤミ…」
いきなり頬を叩かれたリトはヤミの方を呆然として見つめた。
「私らしさなんて、あなたにどうしてわかるんですか…」
ヤミの声が震えている。
リトは初めて見た。
ヤミが泣いているところを。
「これが今の私です…。あなたに自分の気持ちをわかってほしくて、こんな格好までして、それでもダメで…、泣いて…」
ヤミが涙を湛えた目でリトを見つめる。
「こんな弱くて情けないのが…今の私です…」
ヤミの目からぼろぼろと大粒の涙がこぼれる。
「私はダメですか?いくら変わろうとしても、私は…あなたのそばで生きていくことはできませんか?」
 
 
ヤミの悲痛な声にリトは返す言葉も無い。
ヤミが変わっていったことは自分だってわかっていたはずだ。
なのに今のヤミの気持ちを察してやることもできなかったのだ。
ヤミが泣き止み、リトは持っていたハンカチを渡す。
「ヤミ…。ごめんな。おまえが変わっていったこと、俺だってわかってたはずなのに…」
「いえ…。私の方こそすみませんでした。あなたは私に一度は命を狙われたのだから、警戒するのが当然なのに…」
「なあヤミ、さっき俺をひっぱたいたときさ、初めてだよな?トランスしないで俺を殴ったのって」
リトにそう指摘されてヤミははっとした。
さっきのはトランスしない、本当に今ありのままの自分の気持ちが乗った平手打ちだったのだ。
「でも今までで一番痛かった気がする。ヤミの気持ちが一番乗ってたからかな」
リトは頬を擦りながらリトは笑って見せた。
「…ちょっと頬を見せてもらえますか?」
ヤミにそう言われ、リトはヤミに叩かれた部分を見せる。
「…赤くなってますね」
ヤミは叩かれて赤くなったリトの頬をじっと見つめる。
「もう一回、私の気持ちを乗せますね…」
ヤミはそう言うと、赤くなったリトの頬に優しくキスをした。
今度は叩かれていなかったもう片方の頬まで紅くなっていく。
それにつられてヤミの頬まで紅くなった。
「紅くなるくらいなら無理にかっこつけるなよ…」
「そういうあなただって紅くなってるじゃないですか…」
じっと見つめ合う二人、そしてどちらからともなくぷっと吹き出し、そのままけらけらと笑った。
「ヤミ…そう言う風に笑ったところ初めて見た」
「そうですね。こんな風に笑ったのは美柑の前でもまだないです」
「そっか」
リトはそのままヤミの小さな体を抱き寄せる。
「ヤミ…。わかってると思うけど、俺には他にも相手がいる。それでもいいんだな?」
「はい…。私に初めて温もりをくれたのは、他の誰でもないあなただから」
ヤミとリトの唇の距離が近くなっていく。
触れ合う直前に二人は目を閉じ、触れ合った温もりに身を任せた。
唇が離れるとヤミは自分の感情を抑えることができず、リトに言った。
「あの…えっちいこと、しませんか?」
キスまでは普通にできたリトもこれには度肝を抜かれた。
「不安もある、恥ずかしい気持ちもあるけど、今すぐしたいんです…」
ヤミはそう言って公園の林を指差した。
まさかあの林の中、即ち野外で自分とセックスしろということなのだろうか。
ヤミを説得するという選択肢ももちろんあったが、せっかくヤミが自分の気持ちを抑えられなくなっているのでリトも少し冒険してみたくなる。
 
 
「…わかったよ。ヤミがそこまで想ってくれてるなら…」
このときの内心の自分はかなり悪い顔をしていたことだろう。
ヤミの気持ちにつけ込んだも同然である。
「あら?二人ともどこに行くのかしら…」
監視していたモモは二人が林の中に入って行くのを不思議に思い、二人の後をつける。
モモが二人を発見したとき、二人は林の中で激しくキスをしていた。
「えっ…」
モモは思いもしなかった光景に言葉を失う。
そのまま息を潜め、二人の行為に見入る。
「ヤミ…」
リトはヤミのワンピースのスカートの中に手を入れ、ヤミのショーツを脱がす。
そしてスカートの中で露わになったヤミの秘部を弄る。
「ん…っ…ひゃんっ…」
ヤミのかわいらしい嬌声にリトはますます興奮する。
「ヤミ、そこの木に手をついて、お尻を突き出すようにしてみて」
ヤミはリトに言われたような体勢をとる。
リトは容赦なくヤミのスカートを捲り、割れ目を撫でるように指を這わせる。
あられもなくさらけ出された白いヒップが震える。
「やあん…」
ヤミが恥ずかしさに泣きそうになると、リトはヤミの耳元で囁く。
「やめようか?」
ヤミはそれを聞いて首をふるふると横に振る。
リトはペニスを取り出し、ヤミの割れ目に当ててみせる。
「あ…」
これからこれが自分の中に入ってくるのだ。
ヤミは不安で体を強張らせる。
「力を抜いて、ヤミ。大丈夫だから」
「はい…。信じてますけど、でも痛くしたら、仕返しに中をミキサーみたいにトランスさせますからね…」
「うっ…」
リトは想像して挿入を躊躇する。
「…冗談ですよ…」
「あ…あははは…。そうだよな…うん…」
リトのペニスからは恐怖から若干力が抜けていたが、そのままリトはヤミにペニスを挿入していく。
処女膜が破られ、ヤミの体に痛みが走る。
「いたぃ…」
ヤミの苦しそうな声にリトは腰を止める。
「ヤミ、大丈夫か?」
「はい…なんとか…。ゲームの中で見たあなたのものから予想していた痛みよりはいくらかマシです…」
先ほどのヤミの冗談のせいでリトは完全に勃起しきれていないため、ヤミの中にはいくらかの余裕があった。
「じゃあゆっくり動かしてみるよ?」
「はい…」
リトのペニスが自分の中を這いずりまわるのがわかる。
ヤミの中に痛みとともに愛おしさが生まれ、それは愛液という形になってヤミの膣内を潤していく。
リトもヤミの膣内が愛液で満ちてきたことに興奮を覚え、ペニスも完全に力を取り戻していた。
「あっ…?さっきより大きくなってませんか…っ…」
膣内が蹂躙される感覚にヤミはまだ痛みが残る体で興奮を覚えていく。
「ヤミがかわいいからだよ…」
聞きたかった言葉にヤミの目からぽろりと涙がこぼれた。
 
 
「お世辞じゃないですよね…?」
「お世辞なもんか」
ヤミはリトの顔が見えない立ちバックの体勢を変えたくなる。
「リト…。あなたの顔が見たいです…。体勢を…っ、変えませんか…」
ヤミはリトに後ろから犯されながらも必死に訴える。
「わかったよ…」
そしてリトが選んだ体位は前面立位だった。
ヤミの脚を腰に絡め、首にはヤミの腕が絡み、二人の顔はすぐ近くにある。
「ヤミ、このままイきたい…」
重力に引かれて深くまで入ったペニス、子宮まで押しつぶされそうな圧迫感、なのに感じる深い愛おしさに、ヤミはリトにされるがままになる。
リトが腰を振るとヤミの軽い体は反動で体が浮き上がり、それからリトの体に絡みつくヤミの腕と脚に引かれて最深部まで一気にペニスが突き刺さる。
「あっ…リト…っ…!リト…」
「ヤミ…っ、イくぞ…」
ヤミはリトの名をひたすらに呼び、そしてヤミの中にリトの精液が放たれる。
「あっ…!?熱い…」
リトの精を膣内で受け、ヤミの腕と脚にぎゅっと力が入る。
放たれる精の温もりさえも逃すまいとするように。
 
行為を終えたヤミとリトは服を整え、公園のベンチに座っていた。
ヤミは頭をちょこんとリトの肩に乗せ、預けている。
二人の手は固く結ばれ、ヤミは心地よさそうに目を閉じていた。
「私にこんなときが訪れるなんて、ちょっと前までは考えられませんでした」
「ヤミ…」
幸せそうなヤミの顔、こんな顔が見られる自分はとても幸せだとリトは思った。
時間の感覚が麻痺したように二人は動かなかった。
 
ようやくリトが結城家に帰って来ると、美柑がリトに尋ねた。
「ねえリト…ヤミさんは…」
ヤミの恋がどうなったのか、美柑は気になって仕方なかった。
「ヤミなら大丈夫だよ。帰り際にも笑ってくれた」
リトの穏やかな表情から察するにヤミの恋は叶ったらしい。
だが…
ここで美柑はふと気になった。
それならララさんや春菜さんはどうなるのだろう?
「あ、美柑。もう晩御飯できてるんだよな?」
「え?…うん…」
美柑はどこか腑に落ちないながらも先を歩く兄のあとをついていった。