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「う……」

薄暗い光の中、金色の闇――通称ヤミと呼ばれる少女は目を覚ました

「ここは…?」

本屋で情報収集という名の立ち読みを終え、帰宅の途につこうとしていた彼女だが
突如眼前にきらめいた光に昏倒
どれくらい気を失っていたのかは不明だが、自分ともあろうものがこんな無様を晒すとは――とヤミは自分を叱咤する

(まずは状況を把握…?)

そこでヤミは気がついた
四肢が拘束されている
両腕をバンザイするように開かれ、足は揃えられたままの状態
いわゆるYの字形の固定だった

(無駄なことを)

ヤミは自分を捕らえた犯人に嘲笑を送った
ヤミの変身(トランス)能力を持ってすれば脱出は容易なのだ
ならば得意になっているであろう犯人から情報を引き出すだけ引き出して
脱出するなり犯人をボコボコにするなりすればよい

「やあ、目が覚めたようだね~」

ヤミの耳に耳障りな間の抜けた声が響いた
横滑りに開かれた扉の向こう側から現れた一つの影
それはララの婚約者候補にしてヤミを騙した元依頼主ラコスポだった

「…なんのつもりですか、ラコスポ」
「ふふん、まだそんな生意気なクチが聞けるだもん?状況わかってるの、金色の闇?」
「それはこちらの台詞です。偽りの情報を私によこしただけではなく、このような仕打ち…ただではすみませんよ?」

ヤミの睨みに怯えたように一歩後ずさるラコスポ
が、自分の圧倒的優位を思い出したのか、自信を取り戻すとラコスポはヤミにゆっくりと近づきだす

「ふん、お前のせいでララたんには嫌われるし、殴られるし、ガマたんなんて全治一ヶ月なんだもん!?」
「あんなえっち生き物はいなくなったほうが世の為です。それで、結局私に何の用なのですか?」
「おっとそうだったもん。ぐふふふ、仕事を失敗した挙句、あろうことか愛しのララたんのいる街に居座る悪女に制裁を加えるんだもん!」

そう宣言すると、いやらしい目で拘束されたヤミの身体を眺め回すラコスポ
ヤミはぞわぞわっとする悪寒を感じ、キッとラコスポを睨み付けた

「…そのえっちぃ目をやめなさい。あと、それ以上近づくととんでもないことになりますよ」
「ふふん、そのザマでやれるもんならやってみればいいんだもん」

ラコスポとヤミの距離が一メートルをきる
瞬間、ヤミは髪をグーパンチにトランスするとラコスポをボコボコに

「え……!?」

できなかった
指令を発したはずの髪はピクリとも変化をしない
慌てて腕、足とトランスを試みてみるも、ヤミの身体はまったく変化を起こさなかった

「ぷぷぷ…どうしたのかなぁ、金色の闇?」
「ラ、ラコスポ。一体何を」
「ふふん、知りたい? なら教えてあげるんだもん! お前の両手両足首を拘束している金属は特殊な金属でね
 ありとあらゆる特殊能力を封じることができるんだもん!」
「な…」

ラコスポの言葉に愕然とするヤミ
ラコスポの言葉を頭の中で否定し、何度もトランスを試みてみるも一向に変身能力は発動しない
つー、とヤミの頬に一筋の汗が流れた

「くくく、良い表情だもん、金色の闇!」
「く…この拘束をときなさい!」
「とけといわれてとく馬鹿はいないんだもん。さあ金色の闇、この前はララたんに邪魔されちゃったけど、今度こそは楽しませてもらうもん」

ラコスポはヤミの焦った表情を満足げに見やると、その小さな身体をヤミの腰の横へと移動させた
ラコスポの身長は低いが、ヤミを拘束する台自体の高さが低めに設置されているので、ラコスポでもヤミの身体を見下ろすことができる

「さて、まずは…」

ラコスポの手がゆっくりとヤミの短いスカートへと伸びる
ヤミは、タコスポの狙いを悟り、無駄だとわかってはいても、拘束された身体を揺らした
ガチャガチャとヤミを拘束する金属が彼女の悲鳴を代弁するかのようにむなしく鳴る

「全宇宙に鳴り響く暗殺者、金色の闇はのパンツは何色だもん?」
「やめなさい…!」

拘束されているのは両手両足のみなので、ヤミは腰を中心に身体を揺らすことくらいはできる
ラコスポの手は逃げ惑う金色の少女の腰を楽しむように追う
ヤミの腰が右に左にとラコスポの手から逃げる
しかし、その抵抗はラコスポにとっては可愛いものでしかない
むしろくねくねと動き回る腰は非常に官能的でラコスポの目を楽しませるものだった

「くくく…非常にエロ可愛い腰ふりダンスだけど、あんまり激しく動くと見えちゃうもん?」
「え…!?」

ギクリ、とラコスポの言葉に身が固まるヤミ
ラコスポの言うとおり、短いスカートはヤミの動きに耐えられず、徐々にめくりあがっていたのだ

「スキあり! だもん♪」
「あ…!」

当然、ラコスポはその隙を逃さない
必死にひらひらと逃げ回っていたヤミのスカートの裾がラコスポの手によってついに捉えられてしまった

「そ、その手を放しなさい」
「いいもん?」

予想に反して、ラコスポは大人しくヤミの命令に従った
そしてヤミがほっとした瞬間、ラコスポは

バッ!!

とヤミのスカートを大きく捲くり上げた!

「なっ……!」

ボ、と火がついたようにヤミの頬が赤く染まった
勢いよく捲りあげられたスカートはラコスポの手を離れ、ふわりと裾をヤミの腹のあたりに着陸させる
当然、スカートの中は全開となり、ラコスポの目にはヤミの下着がくっきりはっきりと映っていた

「白か~、オーソドックスだけど、金色の闇のって思うと興奮するんだもん!」
「み、見ないで……!」

なんとかしてスカートの位置を戻そうと必死に身体を揺するヤミ
しかしそれは無駄な抵抗に過ぎなかった
一度開帳されてしまったスカートの中身はヤミの自力ではもう隠すことはできなくなってしまったのだ

「くふふ♪」

ご機嫌な様子でラコスポはヤミの下着に包まれた秘所へと顔を近づけた
息がかかるくらいの近距離
ヤミは羞恥と怒りで身体をぷるぷると震わせる

ヤミの下着は色こそシンプルな無地の白だったが、そのカットはなかなか大胆である
ハイレグやTバックとまではいかないもの、切込みが大胆なその下着のデザインはラコスポの目を楽しませるには十分だった
時折、ヤミが身体をくねらせるため、パンツがよじれたり微妙に肌に食い込んだりするのだ

「絶景かな絶景かな♪」
「ラコ…スポ! 後で必ずあなたは殺します…!」

自分の股を覗き込む不逞の輩にヤミは殺気全開の視線を送る
が、自身の絶対的有利を確信しているラコスポは今度はビビることなくヤミと視線を交わした

「そんなこといっても、顔がそんなに真っ赤じゃあ迫力がないもん?」
「く…!」
「次は…」
「な、何を!?」
「くんくん…」
「あ、やめ…!」

鼻を鳴らし始めたラコスポにヤミは焦りの声をあげた
匂いを嗅がれている……ヤミの顔に体中の熱が集まった

「良いにおいなんだもん。ララたんのはきっとこれよりも上なんだろうけど…暫定でボクたんの良いにおいランキングの一位にしておいてあげるもん」
「嬉しくなど、ありません…早く、その顔をどけなさい!」

ギシギシと拘束台がきしむ
しかし、ラコスポにとってはヤミが暴れれば暴れるほど好都合だった
何故ならば、暴れた分だけ汗が流れ、体臭が分泌されるからだ

「さて、においチェックはこれくらいで切り上げて、次はおさわり――」
「な!?」
「――といきたいところなんだけど、それは後の楽しみにとっておくもん?」

ニヤリ、意地の悪そうな顔をしたラコスポにヤミは「遊ばれている」と悟る
烈火のような悔しさが身を焦がすが、拘束がとけない現状ではその怒りをぶつけることはできない

一方、ラコスポは正に得意絶頂だった
あの金色の闇が自分の言動にビクビクしているのだ
普段自分の住む王宮で女をはべらせるのとは次元が違う征服感
ラコスポは自分がどんどん興奮してくるのがわかった

(…と、いけないいけない。じわじわと弄っていくと決めてたんだもん。焦りは禁物だもん)

ラコスポは自分を律すると移動を開始する
今度の目的地はヤミの頭の横だった

「今度は、何をするつもりですか」
「ふふん、そんなに怯える必要はないんだもん?」
「怯えてなど…!」
「勇んでもだーめだめ! パンツ丸出しじゃあ迫力も何もないんだもん?」
「それは…あなたが…!」

ラコスポの言葉に自分の状況を再確認したのか、ヤミは視線を逸らす
いまだ強がってはいるが、徐々に弱気になっていることがその仕草からもわかった
ラコスポはヤミの反応に満足すると、チラチラと純白パンツを横目で鑑賞しつつ懐に手を伸ばした
「じゃじゃーん!」
「…イロガーマ?」

ラコスポが取り出したのは、先日ヤミとララの服を溶かす大活躍を見せたイロガーマだった
しかし、そのサイズは先日のものとはかけ離れて小さかった
小さいラコスポの手にちょうど収まるくらいの手乗りイロガーマ
見た目はやはりカエルなので小さいからと言って可愛らしさなど微塵も感じられない

「このイロガーマはガマたんの子供なんだもん。お父さんがやられて怒っているんだもん!」
「やったのはプリンセス…」
「原因はお前だもん! さあ金色の闇、覚悟するもん! ガマたんの敵討ちだもん!」

ラコスポが言い終えると同時に、小イロガーマはぴょこんとヤミの身体へと飛び移る
着地地点は胸元のあたりだった

「さあ、スッポンポンにしてやるもん、金色の闇!」
「う…!」

小イロガーマはヤミの胸元より少し上、右肩のあたりまで移動すると口から粘液を垂らしだした
やはり親と同じ生態らしく、粘液と接触したヤミの服がジュゥゥと音をたてて溶けていく

「小ガマたんはなりこそ小さくて、ガマたんみたく一気にすっぽんぽんにひん剥くのは無理だけど、
 その分じっくりゆっくり溶かすことができるんだもん」
「だからなんだというのですか…えっちぃことには変わりはないじゃないですか!」
「一気にっていうのも魅力的だけど、やっぱりこういうのは徐々にやるからいやらしいんだもん。さあ、どんどんいくもん!」
「ニャー」

ラコスポの命令に応え、小イロガーマは粘液をどんどんたらしていく
両肩、首、首元と服の頂上部分があっという間に粘液によって溶かされていった

「くぅっ、やめ…!」

粘液の感触に眉をしかめつつ、ヤミは小イロガーマを振り落とそうと身をよじる
が、訓練でもされているのか、小イロガーマは絶妙なバランス感覚でヤミの身体の上に立ち続けた

「無駄無駄! 小ガマたんはその程度じゃあ振り落とせないもん!」

ラコスポが自慢気に語る間にも小イロガーマの攻撃は続く
鎖骨まで降下し、胸元にまでその粘液を垂らし始めた小イロガーマ
そしてついに、粘液はヤミの胸のふくらみにまで達した
ジュゥ…

ゆっくり、ゆっくりと溶かされていく自分の服をヤミは悔しそうに見つめる
すでに服の消滅は胸の上四分の一に達しようかというところだった

「こ、この…!」

このままいけば小さめながらも程よく膨らんだ二つの乳房があらわになってしまう
そう察したヤミは乙女の羞恥心に突き動かされて動きをより一層激しくしようとする
だが、次の瞬間
小イロガーマは粘液の投下をピタリと止めた

「?」

粘液が止まったことはありがたいが、止まる理由が思い浮かばないヤミはラコスポの顔を怪訝そうに見つめた
ラコスポはヤミの行動が予想どうりだったのだろう、満足そうな笑みを浮かべる

「不思議だもん?」
「何故、止めたのですか。私を解放する気になったのですか?」
「ぷぷぷっ! そんなことありえるはずがないもん。小ガマたん、じゃーんぷ!」

号令と共に小イロガーマは跳躍
ヤミの小さな双子山を飛び越えるとその先にある腹へと着地した

「何を…」
「続きだもん、小ガマたん!」

ヤミが問いを言葉にする暇もなく、粘液の投下が再開された
数秒後、小イロガーマの着地地点、すなわち腹を中心にヤミの服が溶けていく

まず、ヤミの可愛いおへそがあらわになる
続いて、腰と胸の間の部分がどんどん溶かされ、くびれたウエストが晒されていく
また、捲りあがっていたスカートも格好の餌食だった
小イロガーマはパンツに粘液をたらさないよう注意しつつヤミの下半身をさらしものにしていく
やがて、再び粘液が止まる頃にはヤミの服は身体を隠すという使命をほぼ果たすことができなくなっていた

「良い格好になったもん、金色の闇!」
「……っ」

ヤミは言葉をつむぐことができなかった
下半身を隠す布はもはや残すところ純白の下着一枚だけ
上半身は胸にマフラーがまきついているかのように残っている黒色の服のみ
ヤミが元々ノーブラであることを考えると、これはもはやセミヌードといっても過言ではない

「どうしたんだもん? 恥ずかしくて声も出せないもん?」
「黙りなさい…!」
「あれれ、まだ声が出せるもん? それにそんな反抗的な目をしちゃって…やっぱりスッポンポンにしないとわからないもん?」

パチン、とラコスポが指を鳴らす
小イロガーマはゆっくりとヤミの胸元へと移動した

「小ガマたん、やっちゃえ!」
「ニャー」

とろり、と三度目の粘液の投下が開始された
小イロガーマは今までになく慎重に粘液をたらしていく
ミリ単位で少しずつ少しずつ服を溶かす
ヤミはその間ただ震えて小イロガーマを睨み付けることしかできない

「よし、おっけーだもん!」

ラコスポの静止の声がかかり、粘液が止まる
胸を巻くように残っていた布は両サイドを溶かされてしまっていた
その上、胸の上下も更に絶妙に溶かされてしまったため、上乳と下乳が見えてしまっている
面積的に言えば胸の三分の二が露出していると言っても良い
しかし、その胸の頂上はまだ布に隠されたままだった

「おお~、セクシーだもん!」
「こんな…こんな格好…っ」

胸に残る黒い布は、胸を辛うじて隠すだけのものに成り下がってしまう
そしてこの瞬間、ヤミは抵抗のために身体を揺することすらできなくなってしまっていた
何故ならば、身体を揺すれば胸にかかっているだけの布が落ちてしまうかもしれなくなってしまったからだ

「んふふ~♪ どうだもん、金色の闇。恥ずかしいもん? 凄く恥ずかしいだろうもん?」
「わ、私は…こんなことくらいで屈したりはしません…!」

気丈な言葉だが、口調の震えはいかんともしがたかった
当然、それに気がついているラコスポは笑みを押さえられない

「ふ~ん、じゃあこれでどうだもん?」

四度目の粘液投下
粘液は胸の谷間を通過し、胸の上下左右をくまなくミリ単位で溶かしていく
そして…

「ひゃっほー! 小ガマたん天才!」

パチパチとラコスポは手を叩いた
粘液が止まった瞬間、ヤミの胸を覆う布はもはや乳首を守る数センチ平方のものだけだった
乳輪と乳首だけをかろうじて覆い隠す布と言う光景はむしろ全てが晒されているよりもいやらしい

「あ…う…」

ヤミは金縛りにかかったように動くことができなかった
もはや身じろぎをしただけで布が滑り落ちてしまうレベルなのだ
ラコスポは、一際悪そうな笑顔を浮かべた

「さって、ここからがお楽しみた~いむ!」

ラコスポは小イロガーマを自分の胸元にしまうと、ヤミの身体へと人差し指をのばす
狙いはわき腹だった

つん

「あっ」

恥ずかしさの余り、目を閉じていたヤミに少なからぬ衝撃が走る
くすぐったさと驚きの中間とも言える衝撃
ヤミは反射的に身をかすかに揺らした

「おおっ!?」
「!?」

身体の震えと共に、ヤミの小ぶりな胸もささやかな揺れを見せた
自然、頂点で健気にもその場所の死守を行っていた小さな布切れも揺れる

(ダメ…!)

ヤミの祈りが通じたのか、かろうじて布は動きを止め、場を動くことはなかった
ほっと一息つくヤミ
だが、油断はできない
一息つくその行動だけでも布は危うさを増すのである
なんとかこの状況を打開しようと思案するヤミ
しかし、ラコスポはそんなヤミの気持ちもお構いなく続けざまに指を伸ばした

「おへそ」
「っ!」
「うなじ」
「ぁっ」
「ひざこぞう」
「ぅくっ」
「脇の下」
「くぁっ」

ラコスポの魔指が次々とヤミを襲う
そのたびにヤミの身体は反応し、揺れる
ヤミはなんとか身体の反応をおさえようと努力する
乳首の防壁は既に風前のともし火だが、だからこそそこをラコスポの目に晒すことは耐えがたかったのだ
だが、いかんせん狙われた場所が場所だけに反射を起こしてしまうことは止められない

「お? なんかピンク色が見えてきたぞ~?」
「えっ…」

ラコスポの言葉にヤミは慌てて胸元へと目を走らせる
胸を守る最後の砦たる小さな布切れ二枚は僅かに死守している場所からずれていた
そしてずれたその部分から乳輪が僅かに見え隠れしている
その一つ一つは小さな反応だったとはいえ、何度も何度も揺らされ続ければ胸の頂点に乗っかっているだけの布はそうは持たない
数ミリのずれはいたしかなく、布を責めるのは筋違いと言うものだ
だが、ヤミにはそんなことは関係なかった
彼女にとっての重要事項は自分の肌が晒されていくと言う危機的状況のみ
流石に布を責めるなどということはしないが、ヤミは自分の身体の過敏さを恨んだ

「むふふ、もうちょっとで全部見えそうだねぇ~」
「目を、閉じなさいラコスポ…!」
「まあまあ、そんなに怒るものじゃないもん? そうだ、ずれたままってのもあれだし、元に戻してあげるもん!」
「え…あ、や、やめてください!」

ラコスポの紳士的(?)な言葉にヤミが嫌な予感を感じた瞬間、その予感は現実のものとなった
ヤミの胸へ顔を近づけたラコスポがふーふーと息を吹きかけ始めたのだ

「ふー」
「あっ、や、やめ」
「およ、右にずれちゃったもん。じゃあこっちから、ふー」
「ああ…」
「今度は左に行き過ぎたもん? うーん、難しいもん」

ラコスポがヤミの左右に身を移動させては息を吹きかけて布の位置を修正しようと試みる
だが、吐息で微妙な位置調整などできるはずもなく、右に左にとヤミの二つのポッチを守る布が大きく揺らされていった

「ラ、ラコスポ……いい加減に…」
「む? なんかむずむずしてきたもん? ふぁっ…ふぁっ…」
「なっ!?」

ヤミは嫌な予感に身をすくませた
今クシャミなどされたら間違いなく布は吹き飛ばされてしまう
つまりそれは自分の胸を守るものが全てなくなってしまうということだ
だが、身動き一つできない自分がラコスポのクシャミを止めることは不可能である
ヤミは絶望に顔を青ざめさせた

「ふぁーくしょん!」

瞬間、ラコスポのクシャミの声が部屋に響き渡った
来たる風圧に備えて身を硬くするヤミ

「…?」

しかし予想していた突風はやってこなかった
ラコスポを見やると彼は口を両手で押さえていた
つまり、突風は彼の口に押し込められたということだ
だが…

「あっ!?」

身を硬くする瞬間、ヤミの身体は大きく震えていたのだ
胸の攻防戦が始まって以来の一番の揺れは当然胸にも及ぶ
柔らかそうに左右に揺れる胸
そしてその頂上を守る布切れ二枚はその衝撃を受け、ついにその役目を終えようとしていた

「おっ、おっ、おっ!?」

ラコスポが口を押さえたままがぶりよりでヤミの胸元へと顔を近づける
彼の目に映るのはすーっと頼りなさげに胸という双子山の頂上から滑り落ちていく布切れ
そして次の瞬間、ヤミの胸はその全貌をついに現した

「~~~っ」
「うっひょひょーい! おっぱい! おっぱい! 金色の闇の生おっぱい!」

ラコスポの歓声が耳朶を打つ
ヤミはラコスポから目をそむけてその瞳を閉じることしかできなかった
初めて胸に受ける男の視線
ドクドクと鳴る心臓
少女の本能が最後の砦たる股間を守ろうと太ももをぎゅっと閉じ合わせた

「いやあ、ボクたんの周りの女の子と比べればちっちゃいおっぱいだけど、これはこれでいいねぇ、正に美乳だもん!」

ラコスポの批評どおり、ヤミの胸は比較的小さい
彼が恋焦がれるララと比べればその差は歴然だった
だが、形は黄金率といってよいほど整っていて、目を飽きさせない
身体に比例した小さい乳輪と乳首が外界の空気にぷるぷると可愛く揺れ怯える
身につけているものはパンツだけという姿と相まって、少女特有の瑞々しさが絶妙ないやらしさをかもし出していた

「ふふん、宇宙広しといえどもあの金色の闇のおっぱいをひんむいたのはボクたんだけだろうもん!」
「…わ」
「ん?」
「私を…解放しなさい。今なら…許してあげます…」

弱弱しいヤミの声
だが、その内容は未だに心が折れていないことを示している
ラコスポはそんなヤミの態度に憤ることなく、むしろ喜ぶかのように手を叩いた

「さっすが金色の闇だもん! ここまでひん剥かれてもその態度!」
「私は…屈しないと、言ったはずです…!」

四肢を拘束され、股間のにおいを嗅がれ、身を守るものはパンツ一枚という姿にされたにもかかわらずヤミは気丈だった
その態度は宇宙で恐れられた暗殺者の誇りを如実にあらわしている
だが、いかんせんヤミも所詮は一人の女の子だった
裸を見られ、平気でいられるような神経は持ち合わせていない

身体は既に顔だけでなく足の先まで隅々がほんのりと赤く染まり、上気している
体力の続く限り行われた抵抗の結果分泌された汗がその珠のような肌を幾筋も滑り落ちる
汗を吸収した純白のパンツは晒された当初よりもその面積を縮めていた

「良い眺めだもん……だが、邪魔なものがあと一つ!」

ずびし! とラコスポが指差したのはヤミの身体を守る最後の布だった
ヤミはラコスポの言葉に身体を震わせる
それはそうだろう、パンツを溶かされてしまったら正真正銘のスッポンポンなのだ

「さあ、今ならまだ間に合うもん? ボクたんに隷属を誓い、あのリトとかいう小僧を始末するならここまでにしてやってもいいもん?」
「戯言を…!」
「やれやれ……その言葉、後悔するがいいもん!」

ラコスポは再び懐へと手を伸ばすと、小イロガーマを取り出した
小イロガーマは心得たようにラコスポの手からジャンプすると、ヤミのお腹の辺りに着地する

「いよいよメインディッシュだもん」
「う…くぅっ」

流石に最後の砦を暴かれるのは格別の恥ずかしさなのだろう
ヤミの拘束された四肢と身体が今までになく激しく暴れた
しかし、それも所詮は無駄な抵抗
前後左右に揺れる腰とぷるぷる振動に揺れる胸がラコスポの目を楽しませるだけだった

ジュゥゥ…

ついにヤミの下着へ粘液の侵攻がはじまった
まずは右のウエスト部分が溶かされていく

「うぅ…」

右腰に触れるものがなくなっていく頼りない感覚にヤミの心臓がはねる
じゅわっ…完全に右ウエスト部分が溶かされる
ヤミの大事なところを覆う白い布地が小さく縮んで左へとよれる

「次は左だもん」

ラコスポの言葉と共に左ウエスト部分が右と同じように溶かされていく
くるん、とやはり右と同じようにパンツが小さく縮んだ

「よし、これで準備は整ったもん」
「じゅ、準備…?」

腰から消え去った布の感触に燃えるような羞恥を覚えつつもラコスポに問いかけるヤミ
だが、ラコスポはヤミの疑問に答えることなく部屋の隅から何かを運んでヤミの足元へとおいた

「こ、これは…」

少し頭を持ち上げたヤミの視界に映ったのは一台の固定されたビデオカメラだった
そのアングルは間違いなくヤミを捕らえている
瞬間、ヤミは自分の格好を思い出し、カッと頬を赤らめた

「ラ、ラコスポ!」
「折角のお楽しみだからね、ちゃんと記憶しておくのは当然だもん?」
「今すぐ、それをとめなさい!」
「嫌だもん♪ それに今から決定的瞬間が訪れる予定だもん? 映像記憶は当然のことだもん」
「け、けってい…」

ラコスポの言葉にヤミは自分の未来を察した
ぴょこん、と役目を終えた小イロガーマがラコスポの懐へと戻っていく

「小ガマたん、ご苦労だったもん! 後はこのボクたんにまかせるもん!」
「ニャー」

ラコスポが胸を叩く姿も、小イロガーマが嬉しそうに鳴く姿もヤミには見えなかった
考えるのはいかにしてこの状況から脱出するか
しかしいくら考えても脱出方法は浮かばない
焦りと羞恥、そして不安がヤミの小さな身体を轟々と焼いた

「それでは、第一スイッチ…オンだもん!」

いつの間にかラコスポの手におさめられていた謎のスイッチが押された
拘束台の両脇からマジックハンドが現れ、ヤミの両腰を固定する

「何を…」
「第二スイッチ、オンだもん!」

ヤミの戸惑う声にも構わず、続けざまにボタンが押される
ヤミのおへその裏側から下、太ももから上の部分を支える拘束台が床へとしまわれていく

「な…」

腰がマジックハンドで固定されているため、ヤミのお尻が落下することはない
だが、支えを失ったヤミのパンツの後部分は別だった
両ウエスト部分が溶かされているため、はらりとそのお尻から白い布地が離れてしまったのである

「きゃっ…」

ヤミは悲鳴を飲み込むことができなかった
両足は堅固に閉じられているため、前面部のパンツは今だその役目を死守し続けている
だが、両ウエスト部分を溶かされ、縮んだ白い布地はかろうじてヤミの秘所を守っているだけ
そして、何よりもこれでヤミの身体の後面部を守るものは全て消え去ってしまったのだ

「ふふん、第三スイッチ、おーん!」

ヤミの反応に機嫌を良くしつつ、ラコスポは更にボタンを押した
今度の変化は足の拘束台だった
膝の裏をつきあがるように拘束台が持ち上がっていく
自然、ヤミの腰は僅かに浮き上がり、足は山折り…つまり体操座りのような形となってしまう

「むふふふ…」

ラコスポはにやけた笑みを押さえようともせず、四つ目のスイッチに手をかけていた
ここまでくればそのスイッチの役目はヤミとてわかる
じんわりと浮かぶ汗を額ににじませながら、ヤミは足に力を込めた

「さて、最終通告だもん。このボタンをボクたんが押せばお前は世にも恥ずかしい姿をボクたんとビデオカメラの前で晒すことになるもん?」
「…その、そのボタンから、手をはなしなさい」
「じゃあボクたんに隷属するもん?」
「……」

ヤミは真っ赤に染めた顔をぷいっと横へ向けた
それはつまり、否定と言うことだ

「ぷぷぷぷ、いいねぇいいねぇ! 金色の闇はこうでないと!」
「……」
「でも強がりも程々にしたほうがよいと思うもん? 肩が震えているもん?」
「……」
「あくまで無言だもん? まあいいもん。そっちがその気ならこっちも遠慮なくやれるもん!」

ぐ、とラコスポの指に力が込められた
そして第四のスイッチが発動する

ウイイ――ン

機械的な音と共にヤミの膝から下の拘束台が中心で割れて左右へと開いていく
自然、ヤミの閉ざされた足の奥にある股間部分がラコスポとビデオカメラの目に映る

股間部分は今だ純白のパンツがその役目を果たし、中身を見ることはできない
しかし後部分が垂れ下がってしまっているため、真下から覗き込めばヤミの大切な部分は丸見えだった
だが、ラコスポはそんな無粋な真似はしなかった
真正面から見てこそのお宝映像なのだ

「さあいよいよご開帳だもん!」

膝下に続き、いよいよ太ももの部分が開いていく
ヤミは顔を真っ赤にして足を閉じようと必死で力を込める
だが、女の子の力で機械の力に逆らうなど土台無理な話である
徐々に徐々に、ヤミの羞恥を煽るように足は開かれていった

(ダメ…ダメ…!)

祈るようにヤミは足へ力を込める
だが、無慈悲な機械による開脚作業は止められない
ぴったりと閉じあわされていたはずの太ももはヤミの意に反して膝上からゆっくりと身を離していく
ずる、とヤミの下着が傾いた

(お、落ちる…落ち……い、嫌!)

一部分を溶かされた前面部よりも無傷の後面部のほうが重量は重い
太ももを閉じ合わせることによって落下を免れていた純白の下着は、開脚と共に物理法則に従って滑り落ちようとしていた
そして…

「あ、ああっ…」

ヤミの悲痛な声が薄暗い部屋に響き渡った
足の開度が半分くらいまで達した瞬間、ついにヤミを守る最後の砦が陥落したのだ
しゅる、と音を立てて床へと滑り落ちる純白の下着
それと同時に、勢いを増した機械の動きがあっという間にヤミを開脚させた

(こ、こんな…)

ヤミは現実から目をそむけるようにぎゅっと目を瞑った
だが、目を瞑ることによってラコスポの視線が肌でわかってしまう
また、視覚を閉じたことによって鋭敏化された聴覚が「ジー」というビデオカメラの動作音を聞き取ってしまっていた

「ひゃはっ! 全裸全裸! 金色の闇の全裸だもん!」
「くぅっ…」
「スッポンポンで睨んでも無駄無駄♪ むしろ映像的にすっごくそそるんだもん?」

ラコスポの言うとおり、全裸で身体を固定された美少女が顔を真っ赤にして涙目で睨んでくるという図は非常にエロ可愛い
しかも、美少女のとっている格好は寝そべった状態で足をM字開脚という扇情感溢れるものだ
真っ当な精神を持つ男なら既に襲い掛かっていてもおかしくはない

「さ、さて…いよいよ金色の闇の大事なアソコをじっくり拝見させてもらうもん」

ごくり、と緊張を飲み込むようにラコスポはヤミの開かれた足の間へと身を滑らせた
数多の女性の裸を自分の権力を使って見てきたラコスポは女性の裸には場慣れしている
だが、今回は相手が相手である
さしものラコスポの緊張と興奮を抑えきれない様子だった

「やめてください…」

ヤミの哀願ともいえる言葉がラコスポの耳朶をうつ
だが、ラコスポはそれを聞き届けることはなかった
いや、正確には耳に入っていなかった
何故ならば、ラコスポは目の前に広がる光景に魅入られていたのだ

「これが、金色の闇の…」

幾分か感動した面持ちでラコスポはそこを見つめた
ヤミのその部分は少女のイメージ通り毛が生えておらず、つるつるだった
よって、ラコスポの目にはあますところなくヤミの秘所が映っている
汗がにじみ、熱くほてった太ももの奥
そこにある花びらを思わせる性器は守るものがいなくなったことに怯えているのか、僅かにひくひくと震えていた

「おおー、ちょっと感動したかも?」

言葉通り、ラコスポは幾分か感動した面持ちでヤミの足の間に身を置き続けた
金色の闇といえば全宇宙の裏稼業の生物が恐れる最強の暗殺者である
そんな少女が、今自分の目の前で股を開いて性器を晒しているのだ
ラコスポ、正に男の本懐ここに極まれり! であった

「うっ…ぅぅっ」

一方、ヤミは涙を堪えながら身を必死に捩じらせてラコスポの視線から逃れようともがいていた
誰にも見せたことがない部分をあますところなく見つめられ、あまつさえビデオカメラにまで撮影されている
しかもその実行者は自身の嫌悪する男だ
そのショックは女の子として計り知れない
だが、いくらもがいても拘束から逃れることはできない
無機質なビデオカメラの瞳がその魅惑的な動きを記録におさめるだけだった

一通りヤミの恥態を眺め終えたラコスポは名残惜しげに少女の股間から身を離し、再びヤミの頭の横へと移動する
ヤミはひたすら暴れていたせいか、荒い息をついていた
羞恥と疲労に顔を赤らめ、頬を上気させる金髪の少女はえもしれぬ色気を放っている

「い、色っぽい表情だもん!」
「だ、誰が…」
「まだえっちなところは触ってもいないのに、そんなエロい顔をするなんて、金色の闇は淫乱だもん?」
「違う…! 私は、い、いんら…なんか、では…あり…ま、せん!」

淫乱、とは流石にいえないのか途切れ途切れに声を発するヤミ
ラコスポは驚いた
拘束され、全裸にひん剥かれたにも関わらず少女の目の力がまだ完全に失われていないのだ
数多の女の子を調教してきたラコスポからすれば、ここまでされて強がりを保っているのは賞賛に値する

(だーけーどっ)

ニヤリ、とラコスポは心中で邪悪な笑みを浮かべた
確かに金色の闇の精神力は想定以上だった
だが、少女の声色と表情を見ていればもう一押しだということがわかる
責めがこれで終わりではない以上、むしろ楽しみが伸びただけともいえるのだ

「さあて、邪魔なものは全部取り除いたわけだし、いよいよ味見に入ろうもん」
「っ!? これ以上、何をしようと…」

ヤミが困惑と不安、そして怯えをにじませた声をあげる
ラコスポはその初々しさにますます笑みを深める
こなれた女よりもこういったウブな処女を辱めるほうが彼としては好みなのだ
ラコスポには挿入する、という意味合いでの男性器がない
去勢をしたとかそういうわけではなく、彼の種族がそういう体の作りをしているだけだ
しかし、それだけにラコスポは性に貪欲だった
他の誰かに挿入させるのは癪に障るのでやらないものの、ありとあらゆる性的な責めを学び、実践してきた
とりわけ、彼が好むのは彼自身が自ら相手を責めるという行為である
ただのおさわりじゃん? というなかれ
そういった方面だけに特化した経験をつんでいるラコスポの手はもはや魔法の手と言ってもよいのだ
早い話が処女でも濡れ濡れってなもんである

蛇足がすぎた
ラコスポは指をワキワキさせて準備運動を始める
実際のところこの行動自体に意味はないのだが、ヤミを威圧するには十分だったらしい
ヤミはラコスポの次の行動を理解したのか、再度抵抗を開始した

「ふうむ、まずは…」
「あっ……?」

ラコスポは首筋からおへそまでをすーっと指で流す
その触れるか触れないかと言う絶妙なタッチはヤミに思わず声を出させる

「くふふ、可愛い声だもん?」
「っ…」
「しっかしすべすべな肌だもん。これまたボクたんの味見歴の中で一番かもだもん?」

続いて太ももからふくらはぎを
そして肩から手の甲をラコスポは指でなぞっていく
直接的な部分を触られているわけではないのだが、ラコスポの容姿に似合わぬ繊細なタッチにヤミはむずがゆさを感じていた

「大体こんなものかな?」
「……?」
「わけがわからないもん? ぐふふ、これはサーチングだもん。単に触りたいところだけを触るのは愚の極み
 女の子をあえがせてこその愛撫! ならばまず最初に調査は必須だもん?」
「え…調査…? え…?」
「そしてそれは今終わったもん! 金色の闇、お前は既にイっているもん!」
「は?」

ずびし! と自信たっぷりに指を突きつけるラコスポ
だが、突きつけられたヤミからすればバカバカしいことこの上ない
ヤミとて性的絶頂の意味くらいは知っている
だが、彼女にその経験はない
そして経験がないからこそラコスポごときにイかされることはないとヤミは確信していた
無論、それは処女ゆえの楽観であり、彼女は後にそれを後悔することになるのだが

「あなたなんかに触られても、感じたりなんかはしません」
「ほう、えらい自信だもん? とてもさっきまでスッポンポンにひん剥かれて涙ぐんでた姿とは大違いだもん」
「…黙りなさい」

思い出さないようにしていた自身の恥態を指摘され、ヤミはたじろいだ
だが、これ以上の弱みを見せるわけにもいかない
ヤミは強引に羞恥を震える胸に押し込め、キッとラコスポを睨んだ

「おおこわっ! だけどその表情をいつまで保っていられるもん?」
「…触りたければ触ればいいです。ですが、私は絶対に感じたりなどしません…」
「体は正直に震えてるのに、健気だもん? まあそっちのほうがボクたんにとっても嬉しいけど…」

会話に飽きたのか、それとも我慢がきかなくなったのか
ラコスポはその小さな体全体で少女のお腹の上にのしかかると、満を持してヤミの胸へと手を伸ばした

「っ…」
「声を出したかったら出してもいいもん?」
「だれ、が…」

ラコスポの手がヤミの小さく膨らんだ胸の上で踊りはじめる
乳首には触れないよう、だが変幻自在に指を動かすラコスポ
ヤミの胸は指の力にへこまされ、ゆがみ、若々しい肌の弾力をラコスポに示し続けた

「おお~、やっぱり女の子の胸は柔らかいもん! ちょっと小さめなのは減点対象だけど、手触りのよさは文句なしだもん!」
(…っく…っ…)
「ほらほら、無理に声を抑えなくてもいいもん?」
「声、なんか…だしません…!」

嫌悪が先立つため、ヤミの反応は鈍い
しかし、むずがゆいような、それでいてどこか不安を煽るような感覚が確かにヤミの中に生まれ始めていた
そして次の瞬間、ラコスポの指がついにヤミのピンク色の乳首へと伸びる

「……ぁっ」
「およ、今声をだしたもん?」
「……」
「まただんまりかもん? まあいいや、それそれそれ~」

つん、つん、つつんっ!
軽快なリズムでラコスポはヤミの乳首を攻め立てる
見た目には指でつっついているだけなのだが、スピード、タイミング、力の込め方は絶妙だった
その証拠に、ヤミは胸の先から伝わってくる感覚に振り回され、息を荒くし始めたのだ

「はぁはぁ……ぁ…ぅ…っ」
「むう、強情だもん! だけど…体のほうはそうでもないもん?」
「…ぁ…え…?」
「乳首が勃ってきたもん」
「―――!?」

息を荒くしてラコスポの責めを耐えるだけだったヤミの顔色がさっと青に変わる
慌てて自分の胸へと視線を走らせるヤミ
そこには、確かに自己主張をはじめようとしている自分の乳首が存在していた

「あ…な…う、嘘です、こんなことは…!」
「嘘も何も、事実はここにあるもん? ほーれほれ、すくすく育つもん~」

つぼみに水を与えるようにラコスポは半勃ちの乳首に刺激を与え続ける
すると、ピンク色のつぼみはより一層その色を鮮やかにし、みるみるうちにその形を変化させていく

「だ、だめです…それ以上は…」
「ここまで成長させておいて、何を言ってるもん? ほーら、とどめだもん!」

トドメとばかりにラコスポの指がヤミの乳首を弾く
反動で揺れた乳首はふるふると震えるとぴょこんと顔を出すように勃起を終えた

「勃起終了~」
「そ、そんな…こんなこと…」

知識はあっても、初めて目にする自分の体の変化をヤミは呆然と見つめる
触って欲しそうに自己主張をしている桜色のつぼみが自分の体の一部だと信じられない

「金色の闇といっても所詮はただの女の子、浅ましいものだもん」
「違う、私は、私は…」
「否定しても証拠はここにあるもん? それにちゃんと記憶も残ってるもん」

ラコスポが指差した先、つまりヤミの頭上には先程から微動だにせずヤミの体を映し続けるビデオカメラの姿があった

「え…!?」

ヤミは驚いた
ビデオカメラは足元にラコスポが運んできた一台だけのはず

「くふふふ、まさかこんなお宝映像を一方向からだけで撮影すると思ってたもん?」
「で、でも確かに先程までは…!」
「ふふん、単に迷彩をかけておいただけだもん。実際はもっと配置してたんだもん?」
「なっ…」

ラコスポの言葉にヤミは自分の周囲を慌てて見回した
そこには、足元以外にも頭上、左右と合計四台のビデオカメラの姿がある

「後は、上にもあるもん」

確かに、ラコスポの言うとおりヤミの真上の天井にもキラリと光るレンズの姿があった

「え…あ…ということは…」
「そう、そのおっぴろげた股以外にも、ちっちゃなおっぱいや羞恥に歪む表情、そして真上からの全体絵!
 全部全部ズームで絶賛撮影中だもん!」
「そ……あ、嫌!」

今まであらゆる角度から自分の姿を撮影されていたことに気がついたヤミは途端に肌に熱をおびた
意識していなかった機械の視線が四方と上から降り注ぐ
ラコスポとは違い、意思のない瞳
しかしだからこそヤミはその瞳に怯えた
何故ならば、その瞳は自分の恥態を忘れることがない
ただひたすら記録として自分のあられもない姿を映し続けるだけなのだから

「くふふ、安心するもん。後でちゃんとお前にも全部見せてあげるもん?」
「…だ、誰が、そんな…」
「けどこのビデオは高く売れるだろうな~、なんせあの金色の闇のスッポンポン映像!
 宇宙オークションにでもかければ城が建つかもしれないもん?」
「な…!?」

ヤミは戦慄した
ラコスポ一人に見られているだけでも死にそうなくらいの恥ずかしさと屈辱なのに
この上不特定多数の男たちにまでこの一部始終が見られてしまうかもしれないのだ
そんなことになれば暗殺者廃業は勿論のこと、二度と外を出歩けないことになる

「ラコスポ、馬鹿なことはやめなさい!」
「おおっ、急に元気になったもん? ふっふーん、じゃあここでオナニーしてみせてくれたらやめてもいいもん?」
「ふ、ふざけないでください!」

ラコスポの下品な提案にヤミは一瞬自分の状態を忘れてはっきりとした怒気を浮かべた
しかしラコスポはなんら慌てることなく予想通りとばかりににやついた笑みを漏らす

「じゃあ全宇宙にこの映像をばらまいてもいいもん?」
「…そ、それは……」
「まあ、どっちにしろそれは完成度次第だもん。完成度が高いようならボクたん一人のものにしたほうが優越感にひたれるもん」

ねぇ? とラコスポはヤミの顔ではなく勃ち震えている乳首にと問いかける
無論、乳首が答えを返すはずもないが、ラコスポは構わず満足そうに頷いた

「さて、あんまり話し込んでも意味はないし…まあいざとなったらカットすればいいか。じゃあそろそろ続きだもん」
「くっ…」
「だーかーらー、暴れても無駄だっていってるもん? あ、なるほど。撮影に協力してくれてるもん?」
「馬鹿なことをいっていないで、私を…!」
「はずかしめてほしい? わかったもん、後でまたちゃんと弄ってあげるからいい子にしてるんだもん?」
「ちが……あっ!?」

言葉尻を捕まえたラコスポに反論しようとしたヤミがぴんっと乳首を弾かれて首をのけぞらせる
だが、その隙にラコスポは再び移動を始めていた

「さてさて、次はいよいよ本番だけど…こっちはどうなってるもん?」
「……え!?」

ラコスポの言葉に視界を引き戻されたヤミはラコスポが移動を始めたことを確認した
当然、目的地は自分の股間の他にはない
見られただけでも死にたくなる恥ずかしさだったというのに、この上そこまで触られることになれば自分は屈さないでいられる自信がない
ヤミは胸における自分の体の反応に弱気になっていた
なんとか保たれてきた金色の闇としての矜持も、既に後がなくなってしまったのである

ガチャガチャ!

残る力全てを振り絞ってヤミは拘束から逃れようとあがいた
既に余裕はひとかけらも存在していないことがその暴れっぷりからもわかる
しかし、ラコスポはそんなヤミのあがきを一笑にふす
彼は今、巣に捕らえた蝶を狩る蜘蛛の気分であり
思いのほか強情だった少女が余裕を完全に無くした姿は彼の欲情を大いにそそっていたのだ

「なんだ、まだ濡れてないんだもん?」

ガッカリしたような内容とは別に、ラコスポの声音は嬉しそうに弾んでいた
彼の目の前にある少女の性器は先程見たときの状態とまったく変わりはない
乳首は勃ったものの、流石に正真正銘の最後の砦は強情さが違うようだ
だが、それでこそ楽しみがいがあるというもの
ラコスポは目の前の少女が悦楽の表情で股を濡らし、嬌声をあげる姿を夢想した

一方、ヤミは再び自分の大事なところを覗き込まれてしまったことに激しい羞恥を覚えていた
見られるだけではなく、触られる
その事実はヤミに恐怖と絶望、そしてほんの僅かな切望を抱かせていた

「ふっふ~ん♪」

ラコスポは鼻歌を歌いながらまず太ももに手を伸ばす
マッサージを施すように丹念にさする
ヤミは性器を触られなかったことにほっとするも胸の時とはまた違ったむずがゆさを覚えた

「はぁっ…はぁっ…」
「およよ? まだ序の口だというのにもう息があがってるもん? それとも…」
「だ、黙り…」
「ま、いいもん」

ヤミの振り絞るような声を無視し、ラコスポは徐々に手の位置を上げていく
目を閉じてもわかる、股間へと迫るラコスポの指
ヤミはなんとか自分の大切なところを逃がそうと体をくねらせる
しかし、腰を固定されている以上それは無駄な抵抗だった
僅かに腰と足が揺れ動くその光景はラコスポの手から逃げているというよりも男を誘惑をしているといった方がしっくりくる有様である

「ひぁっ」

そしてついにラコスポの指がヤミの性器を達した
かすかにふっくらと盛り上がった処女の丘にラコスポの指が降り立つ
ラコスポはまずすーっと中央の筋を人差し指ですべるように流した
ビクリ、とヤミの体がこれまでで一番大きく震える

「むふふっ、流石にはえてないだけあってすべりがいいもん?」
「……っ!」
「お? ひょっとして気にしてたもん?」
「だ、誰がっ…」
「まあ別に気にすることはないもん。はえていようがいまいがここから潮を吹くことにはかわらないもん」
「な…ぁ…っ!」

悪態をつこうとしたヤミの顎が性器を触られた反射で持ち上げられてしまう
ラコスポの責めが本格的に始まったのだ
ぴったりと今だ閉ざされた秘所の入り口を丹念に揉みほぐすラコスポ
だが、決して指で強制的に秘所を開かせるようなことはしない
あくまで自分からそこを開かせようとノックしているだけの行為

「はっ…はぁっ……」

だが、他人はおろか自分ですらこうして触ったことのない部分を触られているヤミは確実に追い詰められていた
女性としての性的反応こそかろうじて行っていないものの
彼女の身体はピンク色に染まり、呼吸は荒くなり、珠のような汗が全身を覆う
ぷぅんと少女の体臭がラコスポの鼻腔をくすぐった

「ふふん、いいにおいだもん?」
「……っぁ」

ラコスポの揶揄に反応する余裕も既になくなり、ただ身体をラコスポの指に合わせて躍らせるだけのヤミ
だが、彼女は最後の一線だけは守り通していた
時折声をもらすものの、それは決定的な快楽の悲鳴ではないし
何よりも、少女の性器は入り口を開くことなく、また濡れる気配すら見せない
ラコスポはそんなヤミの身体の強情っぷりにいたく感心する
焦りはない
確かに予想以上の頑張りではあるが百戦錬磨のラコスポからすればむしろそれは闘争本能をかきたてるだけだ
しかし、このままではもう少し時間がかかってしまう
それは撮影している絵的にはマイナス点である

(ふむ…)

ラコスポは思案する
悪戯に時間をかけるのはよくない、ならば…

「こうかな?」
「え……あ、ああっ!?」

ヤミの驚愕の声が響き渡った
といってもラコスポが特別なことをしたわけではない
単に片手を太ももに回しただけだ
だが、この同時二ヶ所責めには意味があった
太ももというのは性的な責めが間接的に秘所に伝わる
つまり、ヤミはこれで直接間接両方で秘所を責められていることになるのだ
自然、太ももで増幅された性感が秘所に集中する

「あっ、ああっ!」

瞬間、ついにヤミの口からはっきりとした悲鳴があがった
ただの悲鳴ではない、それは間違いなく性的興奮を含んだ声

「おっ、ようやくあえいだもん? それじゃあ…」
「……はっ、むっ…うぁっ」

嬌声を抑えようとヤミは必死に口を閉じる
だが、一度開いた口は止まらない
ラコスポの左手がふともも、ふくらはぎ、足の甲と流れるように動き、右手がひたすらに秘書を責め続ける
ヤミは処女ゆえに反応は遅かったが、逆に処女ゆえに一度興奮が始まるとそれを押さえる術を持たなかった
じゅわ…とヤミの秘所から愛液が溢れ始める

「濡れてきたもん濡れてきたもん♪」
「そ、そんな…うぁぁっ!?」

ヤミはショックに目を見開きながらも間断なく続けられるラコスポの愛撫にあがらえなかった
愛液がこぼれだすと連鎖的に頑なに閉じていた秘所も口を開く
ひくんひくんと口を開いて震える花びらがラコスポの指をしきりに催促する
ラコスポはその願いに応えるように隅々まで反応を確かめながら丁寧にそこを撫でさすった

「むふふ…まるで洪水だもん。処女だって言うのにこの量…金色の闇はオナニー常習者だもん?」
「なっ…そんなわけ…あっ…はぅんっ」

ラコスポほどになれば目の前の女がどれくらいの性的経験者かはすぐにわかる
そしてヤミは性交はおろかオナニーも経験したことがない、とラコスポは見抜いていた
にも関わらずこのような問いかけをしたのはひとえにヤミを追い詰めるため
羞恥と動揺は性的反応を促進するのだ
実際、ヤミはラコスポの問いに否定はするものの、下半身から伝わる快楽が増したことに気がついていた

「そんな…はぅ…そん、あぁん!」

一度たりとも経験したことのない感覚が全身を蝕み、思考を断ち切ろうと迫ってくる
聡明なヤミは既に自分の身体がどういう状況になっているのかを理解していた
だが、信じられなかった
自分の身体が自分を裏切るなどとは夢にも思っていなかったからだ
勿論、意思と身体の反応は別物である
しかし経験のないヤミには自分の身体の反応が自分の意思によって起こったものとしか思えない
それはつまり、心身ともに女の自分がラコスポに屈したということを意味する

(違う…私は…私は…!)

それでも、それでもなおヤミは抵抗の意思を残していた
既に思考にもモヤがかかりかけ、身体は得体の知れない圧迫感に苛まれている
しかしヤミは焦点のあわない瞳で空を見つめた
絶頂に達しないこと、それがヤミの最後の矜持だったのである

「さて、そろそろ…トドメといくかもん?」

だが、ラコスポの責めはやむことをしらず、ついに指がヤミのクリトリスへと伸びる
既に包皮が脱げていた少女のクリトリスは外気に怯えふるふると震えていた
しかしラコスポの指は容赦なくそれを捕らえる

「――あっ!!」

ヤミはその瞬間、確かに身体が浮いたかのような錯覚を覚えた
思考が完全に断ち切られる
そしてその時、ヤミの口はカッと開かれていた

「ああっ…ああっ……あっ、い、いやぁぁぁぁっ!」

最後まで拒絶の声を発したのは立派だが、身体の生理的反応は止められない
ヤミの腰が伸び上がろうと固定アームを軋ませる
全身が硬直し、ただ一ヶ所秘所のみが花がぱっと咲くように開き
そして、ヤミの小さな秘所からしぶきがあがった

「わっはぁ~~~♪」

ラコスポは歓声をあげた
愛液のしぶきが顔を濡らすが気にしない
むしろ歓迎するところなのだ

「あ……」

ヤミはくたっと気力を失ったように脱力すると全身を拘束台にゆだねる
意識が途切れていく彼女が最後に見たものは、自分の愛液によって顔を濡らしたラコスポの嬉しそうな表情だった

「にゅふふふ…」

ラコスポはそんなヤミの恥態を眺めつつ、非常に満足気に笑った
口元の愛液をなめとり、その味を吟味する
ラコスポが立っていたため股下のビデオカメラは意味がないものとなっていたが、ラコスポは気にしない
天井のカメラがあるし、記録映像などこれからいくらでも追加できる
それに今の瞬間は一生忘れることができないだろう、と確信していた
金色の闇の絶頂の瞬間などレアという言葉すら生温い貴重な映像なのだ

「むふ、気絶してるから聞こえないだろうけど…金色の闇、これからが本番だもん?
 いずれ進んでボクたんに股を開き、濡らすようになる…これはこの一歩だもん」

絶頂こそ極めさせたものの、ヤミはまだ完全に屈したわけではない
だが、一度性的な興奮を覚えてしまった以上それも時間の問題
ラコスポはヤミの今だひくひくとわななく股間を凝視しながら、今後の調教に思いを馳せるのだった