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「…さて、イル。そろそろ行こうか?」
「うん。準備はもうできてるよ。」
二人は最小限の荷物を持ち、リックテールの酒場からルナータへ向っていた。幼竜二匹とライはマスターと酒場へ残った。
ライが言うには「ルカもフェイも行けば囚われてしまう。」
ということでセオはルカの世話をライに頼んできたのだ。
「見えた…」

ルナータに入るや直ぐに、おぞましい魔物が襲い掛かってくる
「お前に用はないんだ!用があるのはオパールだ!」
次々と襲い掛かる異人と魔物を切り伏せながら進んでいく。
「きりが無いよ…あの船壊さなきゃ。」
後方支援しつつ、イルが呟いた。
「やっと役立つ時か…。」
ポーチからごそごそと取り出した物体。
フレアボムを異なる爆弾。クリエイター、クレドの最新作。
ブラストボム、破裂し断片が飛び散る危険物
「一番近いのからぶっ壊しに行こう。」
「キシャァァァ!」
「この…邪魔だって言ってるだろうがぁ!」
上陸用の小船を海に出し、黒船へ近づいていく。
「一隻でもぶっ潰せば何とかなるはず…。」
「わ…わわ。まずいよセオ…。」
上陸しようとしていた異人達がたちまち二人の乗っている小船を取り囲んでしまったのだ。
「…イル、三つ数えるから。ゼロになったらすぐ海に飛び込め。
それでもって、直ぐに浮かび上がるなよ?」
「わかった。」
ぼそぼそと二人は会話し、異人達は弓を引き絞った。
「さん…に……いち。ゼロ!」
セオが言い放ったと同時に弓が飛び、セオは小船の上で大きくジャンプし、イルは直ぐに海へと飛び込んだ。
向かい合うように取り囲んでいた異人達は二人めがけてはなった矢が味方を貫き、小船の上でバタバタと倒れていた。
「おい…!黒髪は何処だ!」
「此処だよ。」
にっこりと笑い、能力付加した爪で相手の急所を貫いた。
「プハッ…ハァ、クルシイなもう。あ、お疲れ。」
イルが海上に浮上した時は取り囲んでいた異人と魔物は既に
冷たくなってピクリとも動かなかった。
「潜入開始…といきますか。」