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「そろそろかぁ…。」
作戦は決まり、実行する時間まで迫りつつあった。
「…セオ、大丈夫?」
「あ、イル。弓の手入れ終わったの?」
「とっくの前に終わってるよ。で、セオ。武器はどうするの?」
「あぁ、あるよ。双爪もあるし、ちゃんと剣もある。」
「剣…壊れたんじゃなかったの?」
確かに、ディアブロの強力な一撃で砕けた。
でも、まだ一つある。
久しく触っていない剣だけど。
「あるよ、まだ。」
「そうなの…?私、まだ見せてもらったこと無いな。」
「ちゃんと見せるから。まずは持ち物準備かな。」
少ない時間でできること、持ち物の点検。
イルのポシェットの中には大量のナイフ。
「…へ、へぇ。」
小さなものだが、切れ味は馬鹿にできない。
「セオのには何が入ってるの?」
そういい、ポーチの中を覗き込むイル。
中に入っているのは、セオお手製凶悪爆弾。
火薬の量を量らないで適当に詰めたためどれほどの威力があるかは本人にもわからない。
「……危ないなぁ。」
「いや…イルのも危ないよな充分。」
そのほかに出てきたのは、砕かれた剣の欠片だけ。
「もう、直せないんじゃないかな…」
「わかんないよ。もしかしたら…ね。それに今までずっと使ってたから。捨てたくは無い。」
「愛着?」
「そんなものかな…?」
荷物をポーチに戻し終わり、立ち上がり大きく伸びをした。
「セオ、イル。準備は終わったんだな。そろそろ出発するぞ!」
「はーい。」
「了解。」
レオンに声をかけられ、二人はレオンと他の仲間達のほうへ走っていった。
「なぁ、セオ。お前、船長からどれくらいの間、名前を間違われてたんだ?」
「会ってからずっと。」