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「あれが、サラバンドの書…。」
「ライィ、早くっ取りに行けぇって…このぉ!」
二人の支援者を攻撃を止めながら、ライに言う。
「はいっ!」
道を防いでいた奇妙な像は下の階に落ち、その穴に気をつけながら走っていくライ。
「はぁ…はぁ…。」
台の前についたライは、書を手にした。
「あれ…この本、名前が無い。でも、この本なんだよね。」
古い本を脇に挟んで、走り出す。
「フェイ、ルカ!行くよ!」
「…うん。」
「この…。本を渡せぇぇ!」
「お前らなんかに!渡すもんか!」
通路を塞いでいた支援者達をけり倒して進む。
「ちょっと痛いけど我慢してね。グレイブ!」
土砂が支援者達の上に降り続け、倒れた彼らは身動きができない。
ライとイル、ルカ、フェイはすぐに砂上墓所からでる。
そのまま、怒り狂った剣闘士の攻撃を避けながらセオも砂漠へと出た
「くそ…。殺さずに制すのは難しいな。」
相手は攻撃の速度を緩めることも無く剣で急所を狙ってくる。
それを後退しながら避けていくが、それではそのうち海に落ちる。
「どうした!お前が死ねば、あいつらが死ぬんだぞ!目をつむったって…。!」
何かあるとわかった相手の剣闘士は、すぐさま岩の陰に隠れた。が
ガラガラガラ…。と音を立てて岩は斜めに切断された。
「…な。バカな…。」
動揺している相手を海にけり倒す。
そのまま相手を崖に攻撃しながら追い込み、相手は海に落ちる。
それを追いかけて、落下しながら剣を構えた。
風が剣に集まっていく。
「そんな、ありえるはずが…!」
それが男の最期の言葉。
男の亡骸と、セオは大きな水しぶきを作って海に落下。
「……あ。」
海岸でずっと待っていた五人。
海に一つ、黒い頭が浮かんだ。
「プハッ…あぁ。死ぬかと思った…。あいつらも無事かぁ…。ふぅ。」
そのまま、岸まで泳いでいき、立ち上がるとルカが抱きついてきた。
「う、うわぁ。」
その反動でまた倒れこむ。
「……」
抱きついたままルカは黙っている。
「ごめんな。ルカ、許して。なぁ?」
「………死んじゃったかと思った。」
「ごめんって、な?ごめん。って?許して。」
ひたすらルカに謝るセオ。その様子を見ながら四人は笑っている。
「ん?」
イルが笑いながら手を差し出す。
「お疲れ様セオ。」
その手を握り、立ち上がった。
辿りついた場所は、海。
「さーて、目の前を通る都合のいい船は無いかな?」