「二代目1」(2007/12/15 (土) 12:37:03) の最新版変更点
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22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/25(日) 02:18:33.73 ID:xZORwDLZ0
立ててくれた人ありがとう。
中卒だけど頑張って書くぞ。
早速、参考書を見ながらHTMLの作成の取り掛かる俺。
しかしリーダーの声がうるさくて集中できん。
「上原ぁ!!おまえ500円返せよ!」
む?
「すすす、すいま、まま、せ」
500円で参考書は買えないぞ。俺のですら2200円したのに。
まぁいい!とにかくやらないと帰れないんだ!
俺は設計書を見ながら、ちゃくちゃくと画面を作っていく。
C♯だと、VBみたいにボタンやチェックボックスなど、ツールボックスから選べれるのが良い。
素のHTMLよりずっと簡単だ。
よし・・・画面完成まであと少し・・・。時刻は午後4時半だ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/11/25(日) 02:25:32.05 ID:xZORwDLZ0
>>29
ちょっと違うwwww
けど雰囲気出てるぜw
井出さんはもう少しデコ広いかな。あと目も小さい
みんなも気になっていると思うが、このスレの終点としては、今現在にしようと思っている。
ただ、今みたいに1日、1日書いてくとキリがないから、どこかではしょる。
できるだけコンパクトにするよう努力はするよ。ごめんな・・・。
画面完成まであと少しという所だったが、設計書の画面レイアウトが何かおかしい
俺はもう設計書を信じないことにした。
なんでもかんでも疑ってかからないとダメだ。
文章では
チェックボックスを配置 項目IDchkhoge
しかし画面レイアウトでは、ラジオボタンになっている。
何がしたいんだリーダー・・・。
俺は席を立った。上原さんに行くべきか。リーダーにするべきか。
74 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 02:30:47.28 ID:xZORwDLZ0
ちなみにhogeは、この業界だとサンプルネームみたいなもの。
ドラクエでいうエニクスのようなもの。
上原さんはもう死ぬ寸前だ。鼻で息をしてない。口でスーハーやってる。
リーダーに聞く。
「すいません」
「なんだよ」
「設計書がまた違うのですが」
「おい、上原ぁ!!!!!!!!!」
またか。もうやめてあげてくれ。死ぬぞ、上原さん
「はは、は」
「お前また設計書サボっただろ!?」
「い、い、いえ、い、いまみ、みなお、し」
「それじゃねぇ、これだよ!!」
もうこのやり取りにも慣れてきていた。
とりあえず、現状を説明する
88 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 02:34:31.19 ID:xZORwDLZ0
「あ?これラジオボタンだよ」
「ラジオボタンですか」
「そうだよ。上原、な?」
「はははは、は、いいい」
目が合ってない。大丈夫か。
とりあえずラジオボタンだということらしい。ここらで俺は新人という意識が消えつつあった。
まさにソルジャーとして目覚めようとしていた。
この会社の恐ろしいところである。
自分よりも明らかに格下の人間を作ることによって、あいつよりマシだ、と思わせるのだ・・・。
なんという洗脳・・・。
しかし俺はコレで画面は完成した。
後はプログラムを組み込むだけだ。時刻は18時
118 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 02:41:55.77 ID:xZORwDLZ0
>>109
CよりVBのが良いかもしれん。うちはVBのが圧倒的に仕事が多い
しかしまたこのプログラムが難解だった。
既存の関数や、メソッド、クラスをコピペして応用するも、やはりどこか甘い。
この新規画面というのは、いわゆるユーザー作成用の画面なのだが
バッチ系とリンクされており、このプログラム単独で動くタイプのものではなかった。
上記の説明で分からない人が居ると思うので、簡単に説明すると
島はあるが、その島に行くのに手段が無いというわけだ。
バッチという名の船が要る。まだ出来てないのか?
作成者は誰だ。
井出さんだった。部下無視の。
135 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 02:45:06.25 ID:xZORwDLZ0
無視するからな・・・。
「すいません井出さん」
「前髪うぜー」
「井出さん」
「前髪邪魔いんだよな」
「井出さん、聞いてますか?」
「前髪がな・・・」
こいつ、何がしたいんだ。おまえ坊主だろうが。
「おい、井出」
「はいなんでしょう」
「おまえ前髪ねーだろw」
「そうでしたwwww」
もういいから。
「井出さん」
「前髪のない井出です。なに?」
おぉ、返事をしたぞ。
155 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 02:50:14.19 ID:xZORwDLZ0
>>133
さすがSEがいう事は違う。俺みたいな下っ端プログラマーじゃ見えない所も明るみに出てる。
「えっとですね、バッチの完成を待っているんですが」
「ん?」
「バッチの完成を待ってるんです。C♯の」
「あぁ、OKOK」
なんだ出来てるのか
「今から取り掛かるよ」
おいおいおいおい。それじゃ遅いよ。ってか、今まで何やってたんだ
「い、今からですか?」
「そうだよ。当たり前だろ。まぁ3~5時間で出来ると思うから待ってて」
「え、待つんですか?」
「うん」
もう18時回ってるぞ。俺何もすることがない。
リーダーを見る。
眉間にしわを寄せて画面を見ている。機嫌が悪そうだ。待つしかない。
183 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 02:55:53.83 ID:xZORwDLZ0
20時・・・。
「これ時間かかるな」
何か聞こえたぞ
22時・・・。
一向に終わる気配が無い。俺はこの間、暇だったので参考書を読んでた。
ちなみに上原さんは21時で帰宅。もう耐え切れなかったんだろう。
労働時間は24時間を超えている。
23時・・・。
参考書も読み終えた。俺はさすがに我慢の限界だった。
「井出さん」
「俺の脳内すげぇな。性ばっか」
何言ってんだよ・・・。画面を見る
なんか占いの画面が出てる。脳みそ占い?みたいなのが出てて、井出さんは見事に性で埋まっていた。
ていうか何やってんだこの人。俺はキレてもいい
210 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:00:32.07 ID:xZORwDLZ0
「ちょっと、井出さん、何やってるんですか。仕事してくださいよ。俺は」
「時に落ち着け。俺の頭の中は性で埋まっている。これがどういう意味かわかるか?」
知るか。てめぇ仕事しろよ。俺は待ってんだぞ。4時間経つんだぞ。
「つまるところ、俺はただのエロガッパということだ」
そうですか。
「仕事なんてできません。あい、とぅいまて~ん」
俺は帰った。
246 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:06:43.02 ID:xZORwDLZ0
ついていけん。俺は怒りで発狂しそうだった。
俺の4時間を返せ。いや、参考書読んでたから無駄じゃないが、家でも読めたんだぞ。
なにが
「あい、とぅいまて~ん」
だ。人をナメきっている。
電車に揺られ、ipodで愛をとりもどせを聴きながら地味にストレス発散。
すると携帯がブルブルと震えている。
会社からだ。俺は悪くないぞ。井出に怒れ。
「おい、1。勝手に帰るな」
「井出さんが悪いと思うんですが」
「そう言うな。井出だって必死だったんだ」
「性についてですか?」
「違う」
「今電車の中なので、電話切りますよ」
「明日、詳しく話すぞ」
俺は悪くねぇ。
280 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:13:19.89 ID:xZORwDLZ0
すまん、電話はリーダーからだ。
そして帰宅。もう精神的にも参ってたので、シャワーだけ浴びてとっとと布団に入って寝た。
翌日、俺はいつも通り会社に到着。
井出さんは来ていない。
藤田さんは来ている。この人はいつも早い。いつ寝てるんだろうな。
昨日帰ったことについて相談した方がいいかな。
「おはようございます」
「おはよう。1くん、勝手に帰ったらダメだよw」
「すいません。でも、私も許せなかったんです。以後気をつけます」
「うん。あーあと上原さん、今日は病院だって。設計書はサーバにあげといたみたいだから、確認するといいよ」
病院・・・?何だ・・・?
「はい。ありがとうございます」
そう言って、席に向かう。まぁ確かに帰ったのはまずかったな。リーダーの口調もマジだったし。
席につく。画面を見る。紙がはってある。何か書いてあるな。
「これで仲なおり☆ 脳内占い URL」
井出氏ね
312 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:19:43.26 ID:xZORwDLZ0
人をなめ腐ってるな、あの人間は。
俺とは一生、仲良くなれないタイプの人間だ。ていうか、謝れよな・・・。
紙をぐしゃぐしゃに破いてゴミ箱に捨て、設計書の確認に入る。
客先の要望書と照らし合わせながらの作業なので、非常に目が疲れる作業だ。
その最中、リーダーがやってきた。
藤田さんがまず、上原さんの病欠を伝える。
「軟弱だな。この仕事は体力が勝負だぞ。藤田、お前も日ごろから鍛えろよ」
「はいw どうもw」
次は俺か。
「おい、1」
来た。とこの瞬間
「エロガッパ惨状!!」
井出さんが来た。
「お、1。昨日は悪かったw 脳内占いやった?w」
やってねぇ。話しかけるな。
331 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:24:10.68 ID:xZORwDLZ0
「やってないですよ。それより、バッチはどうなったんですか?」
今日も出来てないとなると、俺はVBの作業に戻らないといけない。
リーダーが言ってたように、頭が回らなくなるぞ。
「仕事ばっかだな。そんなんじゃ早死にしちゃうぞっ」
もういいから
「バッチはどうなったんですか?」
「おいおい、それ聞くの?リーダー」
「ぽりんきー・・・ぽりんきー・・・」
リーダーが口ずさみ始めた。何がしたいんだ。良いから早く答えろ
「仕事の秘密はね」
「「教えてあげないよっじゃん!!」」
「いい加減にしてくださいよ!!!!」
キレた
364 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:30:00.91 ID:xZORwDLZ0
こんなくだらないネタを昨日考えてたのか。
アホだろう、こいつらは。
「リーダーも井出さんも、そんなのでよく仕事が勤まりますね」
「怒っちゃった」
「毎日、毎日、上原さんいじめてるし、精神的な何かで病院行ったんじゃないんですか?」
リーダーを睨む俺。
俺は親が死んで働く決心がついて、やっと仕事を見つけて
初日にとんでもない苦労を味わっても、それにくじけずやってるというのに
こいつらをそれをからかっているようにしか見えない。
仕事をやる気が完全に失せてしまった。
「社長に言ってきますから」
「あーまてまて」
「待ちませんよ。俺に非はない」
社長に報告しに行く俺
393 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:35:44.79 ID:xZORwDLZ0
社長は俺の話を真剣に聞き、二名を呼んで座らせた。
要するに説教の開始だ。
「社長、まぁ落ち着いてください。ここで僕のハゲビームで」
「うるさい!おまえはそれでも社会人か!」
正論だ。NEETやってた俺のがまとも(だと思う)ってのはどうなんだ。
というか、この会社は社長が口出さないから、結局役員がやりたい放題になってる
これがブラックの一番の原因でないかと俺は思う。
社長が説教を二人にじっくりと聞かせて、頭を下げてもらった。
ついでに上原さんのことも言っておいた。
しかし上原さん、胃を悪くしてしまったらしい。病名はわからないけど、いつも薬を服用するようになってしまった。
あっち系の薬じゃなければいいが
424 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:42:38.54 ID:xZORwDLZ0
あれ・・・俺キレたの間違い・・・?
確かにコミュ力はないと思うが、さすがに我慢できなかったな・・・。
それからと言うものの、この二人は勤務態度はかなりマシになった。
しかし、例の掛け合いは今も続いている。
一番最新のでは
「ただいま、もどりました」←リーダー
「おかえリーダーたけし!!」
だった。俺はもうスルーしている。
そして上原さんが復帰。上原さんは頬が痩せこげ、目だけが異様に飛び出していた。
食物とってるのか・・・?
しかし納期まであと1週間しかない。他人はどうでもいい。俺が生存しなければならないんだ。
完璧なソルジャーとなっていた俺
447 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:48:27.21 ID:xZORwDLZ0
VBを無事に完成させた。
あとは井出さんのバッチ完成を待って(まだ完成してない)、残りのC♯を組み込めば納期ギリギリだ。
テスト作業は藤田さん担当だから、俺はここで一段落つくことになる
「井出さん」
「はい」
「バッチできました?」
「まだです」
「わかりました」
井出さんは俺に敬語使うようになってしまった。少々気まずい。
おっと、上原さんにVBの設計書のお礼を言わないとな。
「上原さん」
「・・・・」
この人やばくないか?
「上原さん、設計書のことなんですが」
顔だけこっち向ける上原さん
「大丈夫ですか?」
「は・・・は・・・は・・・」
入院しろよ・・・
471 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 03:53:27.74 ID:xZORwDLZ0
いや、でも俺としてはキレて良かったと思ってるかな・・・。
あい、とぅいまて~ん→教えてあげないよっじゃん はさすがに耐えれんかった。
しかもこっちはデスマ状態だというのに。
どっちが大人だったんだろうか。やっぱ耐えてた方が大人なんかね。
「あの、質問とかじゃないので聴いてくれさえすれば」
「は・・・は・・・は・・・」
ダメだこいつ。
「設計書、どうもありがとうございました。おかげでVBの方が完成しました」
「い・・・」
「ありがとうございます」
「は・・・」
本気でやばい。介護施設での療養が必要だ。
俺は静かに立ち去る。
つかバッチまだかよ。
「1さん」←井出
「はい」
「できました」
井出の口調が変わったせいで描写がしにくい。読みにくかったらごめん
504 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:00:37.24 ID:xZORwDLZ0
「ありがとうございます。もうリンクしちゃっても大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
よし。あとはこの組み込みさえ終えれば。
ってなんじゃこれ。
中のプログラムを見てみると、プログラム仕様書にある変数定義の決まりとかが全然守られてない。
コイツ相当なバカなんじゃないか・・・。
「あの、井出さん」
「はい」
「定義がデタラメすぎるので、これ使えないです」
「マジで?」
「ホントです。この仕様書見てください」
「おぉぉぉい、マジかよっ」
大声で叫ぶ井出さん
「前のシステムと全然変わってんじゃん!!」
当たり前だろ・・・。
535 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:05:52.00 ID:xZORwDLZ0
ほう=報告 れん=連絡 そう=相談 です。
「直してください。私が作ったわけじゃないので、私じゃ直せません」
「有り得ん・・・有り得ん・・・有り得ん・・・」
うるさい。とっとと直せ。お前のせいで作業が遅滞しているんだ
俺はこの間、やはり暇なので、参考書を読み漁ることにする。
SQLでも勉強しておくか。
そして井出がバッチを完成させたのは、その日の22時だった。
俺はもう仕事する気がない。
しかしみんな帰らない。上原さんなんて見てみろ
マウスとペットボトルを間違えて持ってるぞ
「ち、ち・・・が」
すーはーーすーはー
帰りにくい・・・・・・・・・・・・・・
566 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:11:35.85 ID:xZORwDLZ0
藤田さんが一番仕事できるんだぜ。俺と藤田さんを比べるならば、謙遜でも何でもなくて
少年時代のクリリン=俺
神コロ様=藤田さん
ぐらいの差がある。SE兼PGとか言ってた気がする。
「おい、1」
「はい」
「今日はもう帰っていいぞ」
「いや、でもみんな頑張ってますし」
「お前、今まで苦労してたんだろ。いいよ。帰れ」
社長から何か聞いたんだろうな。俺は帰ることにした。
しかし、あのリーダー何かがおかしい・・・。
普段のリーダーからは似ても似つかない発言だぞ・・・。
何かにおうな
615 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:19:28.44 ID:xZORwDLZ0
俺は忘れ物があるフリをして、戻ることにした。
コンビニで漫画を時間を潰す。
30分ほど経ったか。会社に戻る俺。いじめられっ子の俺はこういう予感がキュピーンだからな。
開発室の前まで戻り、聞き耳を立てる。
笑い声がしているようだ。
「マジどうしますか、リーダーw」
「今のままじゃやばいな」
ほれ見ろ。何かの作戦会議立ててるぞ
「とりあえず机移動しましょうよ。隣イヤですからw」
井出だな。俺もイヤだ。しかし何を企んでいる。
「ゴホッゴホッウフッ」
上原さんか。死ぬんじゃないだろうな。
みんな眠いみたいだし、ここらでやめた方がいいかね?
最後まで書き続ける?
みんなの意見を聞きたい
660 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:24:35.91 ID:xZORwDLZ0
わかった。書こう。出来る限り多くの人に読んでもらいたいが、まとめてくれることを祈るよ
「よし、机移動させるか」
「了解しましたw」
「おい藤田、おまえ手伝え」
「いえ、私は手が離せないので」
藤田さん良い人だな。
「おい!上原ぁ!!!」
「は・・・は・・・」
「なんでもねぇ。座ってろ」
ずずずーっと鈍い音が聞こえてくる。
何をしでかすつもりだ。机移動させた所で俺は何にも感じないぞ。
684 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:29:53.61 ID:xZORwDLZ0
「よし、これで良い」
ここまで聞いといてなんだが、俺は部屋に入る勇気がなかった。
ひとまず今日はこれで帰宅だ。
そして翌日、俺は出勤してみると、机が上原さんの隣になっていた。
やりたいことが見えてこない。
俺は何も無かったかのように
「おはようございます。机移動してませんか?」
「あぁ。ちょっと模様替えだ。井出が隣だとうるさいだろ?独り言多いから」
まぁ確かに。しかし何の意味があって。席に座る。
瞬間、すっぱい匂いが・・・。
わきがだ。
715 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:34:32.52 ID:xZORwDLZ0
>>680
終わる時間はわからん・・・。
どこまで見たいかにもよるんだ。このデスマ編で終了させるなら終了でもOKなんだ。
みんなに決めてもらいたいかな。
凄くすっぱい。尋常じゃない。なんでこんな臭うんだ。
目を見回す。う・・・!!なんと冷暖房の風向きがこっち側になっている。
風上には上原さん。
こ、こういうことか・・・!!
しかし上原さん、こんな強度なワキガだったのか・・・。だからみんなと席を離れてたんだな・・・・
仕事に集中できん!!
「す、すいませんリーダー」
「なんだ」
「席を元に戻したいんですが・・・」
「バカ言うな。上原が隣だと良いだろ。聞きたいことも聞けるし」
はめやがったこの角刈り
738 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:40:34.45 ID:xZORwDLZ0
これはひどい。
まさかこんな形で報復してくるとは。しかも俺は上原さんに対して厳しいことがいえない。
あまりにもむごいからな・・・。しかしどうする。これから先、ずっとこれと付き合ってくというのか。
いや待て。風上が上原さんなわけだから、俺が上原さんの席に行けば。
上原さんを見る。
リポビタンDのビンが20本ぐらい転がっている
や、やめておこう・・・。何か壮絶だ。
あっこに行ったら何かにとりつかれそうだ。
俺は仕事もせずに2時間ほど、この悪臭との戦闘方法を考えていた。
どう考えても席を戻すしかない。
何か妙案がないものか。
「リーダー、1くんの席ですが」
おっと来たぞ、藤田さん。
頼みますよ、マジで
768 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:45:45.63 ID:xZORwDLZ0
「おう、なんだ藤田」
「1くん、ハウスダストのアレルギーみたいなので、席を元に戻した方が良いと思いますよ」
「む・・・」
GJ
「1くんはすでにうちの戦力となってますし、健康を損なわれるとうちが持たないと思いますし」
「そ~だな。じゃーそーしよっかー」
なんだその言い方は。
そして俺は何とか事なきを得た。
2時間半ほど無駄になってしまったが。
俺はもうリーダーや井出さんのような人間とは、極力関わらないようにすることにした。
あまりにも発想が幼稚すぎる。しかし嫌がらせはこれだけで留まらない。
800 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:52:31.83 ID:xZORwDLZ0
>>767
2か3かな・・・。ただ、とりあえずデスマ編で切ろうかとも思ってる。徹夜連続で慣れてると言ってもも俺自身の耐久力も心配だから。
何よりみんなが眠いと思う。つき合わせてすまん。
>>789
藤田さんは最初の俺に設計書を教えてくれた人。名前出すの忘れてたんだ。
俺がトイレ行ってる間、井出は俺のコーヒーに砂糖を4つぐらい入れたりしやがる
おかげで甘ったるくて飲めん。こんぐらいなら別に気にしないというか、小学・中学時代に比べたら屁のツッパリにもならん
しかしだな、意図的に上原さんの近くに座らせるのやめてくれよ。
うちの会社は毎週火曜の10時から、開発室内で会議をするんだが
その時の席順が何故かいつも俺は上原さんの隣。
やはり臭いがキツイ。あとメガネが指紋だらけ。
この人、本気でまずいんじゃないか・・・。どうして会社に来るのだろう・・・。
823 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 04:58:47.38 ID:xZORwDLZ0
ワキガに悩みすぎ多いなwww
普通に服着てたら、大体の人は臭わないから大丈夫。
とりあえず納期まであと三日。
リーダー曰く、毎日0時には会社出れる、とのこと。
幸いなことに、仕事に関しては邪魔が入らないので幾分かマシだ。
ひどい所だと、作成中のデータを消したりするらしい。そんなことされたら死んでしまうぞ。
C♯の組み込みも今のところ順調だ。
設計書も上原さんが書き直してくれたおかげで、かなり見やすい。
あの人は命を削って仕事をするタイプの人だ。それだけに確実なんだ。
ほら見てみろ、あの上原さんを。
鬼太郎みたいな髪型になっちゃってるだろ。もう背中から死のオーラが漂っている。
835 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:03:09.38 ID:xZORwDLZ0
ありがとう、上原さん。
俺はC♯のプログラムを書き上げる。
井出が横であ~あとか言って、背伸びするフリして髪の毛触ってくるけど気にしない。
設計書で分からない所があったので上原さんに聞きに行った。
「すいません、ここなんですが」
「へい」
誰だ
「この変数名、こことかぶってるんですけど、同じで大丈夫ですか?」
「だ、だ、だ、だい」
大丈夫か。OK
「ありがとうございました」
間に合いそうだ。納期まであと2日。
帰る時間は0時前後。終電ギリギリだぜ。
850 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:08:58.40 ID:xZORwDLZ0
しかしここで大問題が発生。かねてからの低スペックマシンがここで仇となった。
なんとC♯のプログラムがデバッグで起動せんのだ。
いや、正確には起動するけど、動作がトロすぎて確認作業ができるレベルじゃない。
極力リーダーと接触したくなかった俺だが、背に腹は変えられん。
「すいません」
「なんだ。久しぶりだな、お前と会話するの」
うるさい
「C♯の確認作業なんですが、デバッグ実行が重すぎて行えないですけども」
「メモリ増やせば?」
「時間がありません」
「知らんよ。自分で何とかしろ。俺は何でも屋じゃない」
ホント最悪なリーダーだな。
俺は席に戻った。困った時に頼れる人。藤田さんしか居ない。
867 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:13:22.36 ID:xZORwDLZ0
「すいません、藤田さん」
「うん?」
「デバッグ実行ができないんですけど、どうしたらいいでしょうか」
「うーん・・・。目視でとりあえず追ってみた?」
「はい」
「うーん・・・。昼休憩でよかったら、私のパソコン貸してあげるから、それでデバッグしてみなさい。動作環境はあるから」
さすが藤田さんだ。
俺はお言葉に甘えて、昼休憩パソコンを使わせていただいた。
こっそりスペックを調べる
メモリ1G
な、なんだってー!!!!
しかもOSがXP。なんだこの差は。
快適な操作でちゃちゃっとデバッグを行う。いくつかバグがあったが、操作が快適すぎて一時間で取り終えた。
よし!
あと2~3回でデスマ編終了
894 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:18:59.28 ID:xZORwDLZ0
書くの遅くてマジですまん。書き溜めが苦手なんだ。だけど、みんなのおかげでデスマ編も終わる。
ホントごめん。付き合ってくれてる人、マジでありがとう。
あとは最後の組み込みを終えて・・・
最強に長い二週間だった・・・。
まさに怒涛だと言って良い。俺は母ちゃんに胸を張って自慢できる仕事が出来ただろうか。
その日は気合入れて2時過ぎまで残って仕事をやってた。
上原さんと藤田さんは俺が帰ってもまだ仕事をしているようだ。よくやるよ、ほんとに・・・。
そしてついに納期を迎える。火曜の会議で、リーダーに提出。
「よくやったな、おまえ」
「自分でもそう思います」
「普通だったらやめるぞw」
だろうな
「おまえ根性あるわw まぁ次からもがんばれやw」
そして仕事を終えた俺は一息ついた。
すると社長から呼び出しを食らった。
次ラスト
923 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:24:38.65 ID:xZORwDLZ0
一体なんだろうか。特別賞与か何かくれんのかな。
ノックする。
「どうぞ」
「失礼します」
「よくがんばったな、1くん」
「おかげさまで。けど、ちょっと休みたいですね。弱音を吐くんじゃないですけどw」
「いやいや、いいよw 1週間ぐらい休みを取りなさい」
「ありがとうございます。それで話ってなんでしょうか」
「いやーリーダー居るだろ」
「えぇ」
「変わってみないかね、次のプロジェクトで」
は?
「藤田くんが一番適任なんだが、彼はその気がないみたいでね。それで二番目の実力者の君に頼みたいんだよ」
おいおいおいおい、ちょっと待て!!!!どーする俺!?どーなる俺!?続くぅ!!(たぶん
デスマ編 完
藤田さんは男。
残ったレスで何か質問受け付けようか。残らないと思うけど!
965 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:29:08.52 ID:xZORwDLZ0
>>940
三年以上前だな。
>>942
当時の俺はどうしたんだろうな。機会があれば続きとして書きたいが
>>955
わからない。今日寝て起きたら立てるかもしれないし、来週かもしれない。
ただスレタイは同じのにしようと思う
974 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:30:49.44 ID:xZORwDLZ0
リーダー抜擢の件については、そんなに凄いことじゃないと思う。
リーダーになったからって一人で仕事する人って少ないんじゃないかな。最初のうちとかは経験者とかつくと思うよ。
知らないけども。
990 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:33:03.55 ID:xZORwDLZ0
>>973
前スレでやってなかったっけか。残念ながら男だ
>>982
ケンジは上流SEやってるw やっぱ環境が違いすぎる
すまん、パー速ってどこのカテゴリにある?
997 名前:1[] 投稿日:2007/11/25(日) 05:34:07.73 ID:xZORwDLZ0
>>986
時間があれば。。。だな。けどやっぱ、住民の人に書いて欲しいんだぜ
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