無人機「アトモス」の量産に関して

序文

先日お伝えしましたように、帝國軍では宇宙への遠征に向けて無人機アトモスを開発しました。
無人機の特長には
  • 危険な任務に運用しやすい
  • 低コストで大量に運用できる
といった点が挙げられます。
敵の大艦隊が予想される現在、味方部隊数の増加は帝国全体の急務となっていますが、アトモスの配備はまだ追いついているとは言いがたいです。
そこで今回、以下のようにアトモスの緊急量産を行います。

本件は急を要するものであり、組織的に調整していては間に合わないことが予想されるため、
宰相及び帝國軍元帥の認可の下、ペルセウス方面軍責任者である秘書官長風野緋璃の個人の責任及び資産において実行します。

またこれらの新規量産するアトモスも、無人機「アトモス」の運用に関する宣言に則るものとします。


作成体制

元々アトモスは、ワラバーンやミラーコート、電子妖精等の既存技術を元に作成したものであり、独自パーツは非常に少なくなっています。
また機械技師としての風野の知識を生かし、ベアリングやシャフト等の汎用部品は可能な限り市販品を流用するできるよう調整を加えることで工期を短縮します。
工場での作成は部品単位で発注しその組み込み箇所を明らかにしないことで、機密漏えいに備えます。
アトモスがアトモスたる由縁はその制御ソフトウェアであり、これらには厳重なプロテクトがかかっているため例え部品情報が一部流出したとしてもその被害は無いと考えます。


量産した兵器の扱いについて

今回のアトモスは、その作成経緯から風野緋璃の個人資産という扱いになりますが、例え軍責任者だとしても個人で莫大な戦力を持つことは望ましくありません。
少なくとも今後一年間はその兵器の運用権限は、アトモス部隊を設立する帝國軍第二騎士団にあるものとします。
また今後のアトモスの所有及び使用については、宰相・帝國軍元帥・秘書官長の3名のうち2名以上の承認が必要なものとします。


量産終了後の見通し

今回増設した生産ラインは、予め民需への転用が容易な設計にしてあります。
現在、先頃開発した砂漠緑地化ロボットや宰相謹製家庭生活支援ロボットの需要が急増しているところですので、アトモス量産終了後はこれらのロボットの生産を行っていただきたいと思います。



提出日:2008年12月12日
著 :風野緋璃@秘書官長
監修:シロ宰相