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2012.1.21 傀儡 第1部第3回
PCS
yukihito: トランス・バール M22S15A13I16 オーランス入信者諸国漫遊坊ちゃん、BS、TS、AP6、三眼持ち、氏族への責任感。
KON: ジェローラモ M21S17A16I16 フマクト入信者
坊ちゃん付き人、家柄主義、BS、GS、KS、AP5
Aza: マルミール M25S13I18A17 イェルマリオ入信者
ジャニーズ風、古泉系、1Hスピア、TS、AP4、疲労回復2倍、ドワーフと話さない、火にあたらない
ののの: リズ F19S10II16A15 アズリーリア入信者
自称聖なる借金取り、バトルアックス(扉破り用)、バックラー、ロックピック、借金閻魔帳
NPCS
ジュリエンナ F??S15I??A13 茶髪、デカい、遺跡の操り人形から変化。サーターの普通女子風。参考PCイメージ:
リズ・ノバークジュリエンナ
ログ
閑話休題:トランスとジェローラモ、リズの会話。
トランス「なあ、あのリズというのは、うちのオババみたくになるのか」ジェローラモ「なるんじゃないですか」
トランス「そうなのか、まーまーかわいいのに」
ジェローラモ「そうですか?見かけもいいですがやはり家柄が大事。」
トランス「そんなもんか」
ジェローラモ「あそぶならまあいいですが…手を出さないほうがいいでしょうがな」
リズ「立派なオーランスの殿方は大地の女性を守ってくださいます。あなたもわたしをまもってくださいますよね?」
トランス「もちろんです。ですが、まずジュリエンナが第一、その次があなた。」
リズ「はあ(以外と世知辛いねこのひと…)」
マルミールの治療費を彼の借金にするかどうかでちょっともめたりする。
リズはそれ以上自分が出張しすぎると微妙感が増してきそうなので、空気を読んでその場はひっこむ
1621嵐 30頃 ジョンズタウン
ジョンスタウンに向かう一行。馬にジュリエンナを乗せ、それを引くトランス。主人が徒歩なので、自分も馬から降りて歩くジェローラモ。マルミールとリズは歩き。
街のゲートをくぐるいる一行。ルナーの兵隊がちらほら。
トランスとジェローラモとジュリエンナはジオ亭へ。モットー「旅人にやすらぎを」のアットホームで知られるチェーンの宿。平屋の建屋はまだルナーに徴用されていないようだが、兵士の出入りは多い。
リングメールを着たトランスを先頭に宿に入る。
宿の中はルナー4割。他は地元系といったところ。
4人部屋を一部屋取る。
マルミールは大地寺院のあっせんで入院させる。除染処理。
リズはアズリーリアの寺院に。寝床を得るが、奉仕業務として、不良債権(POWロール97、ルナー兵系)の取り立てを押し付けられる。
夜、ジェローラモは気をきかせてトランスとジュリエンナを置いてフマクト寺院へ。
ジュリエンナ「で、どうしたらいいと思う?
トランス「取りあえずあ君が例の洞窟で(顛末をつたえる)つられてたわけだが」
ジュリエンナ「うー(頭を抱える)」
トランス「一緒に私の氏族のところに行くのもいいが、まず君を知っている人を探すといいのでは」
ジュリエンナ「(困っている)」
ジュリエンナ「あたしなー、なんだろなー」
トランス「まあいろいろ調べてみるしかないのでは」
ジュリエンナ「えー(すごいいや)」
らちが明かない。とりあえず夕飯にする。
ジオ亭にリズがやってきてルナー兵から借金を取り立てにかかるが、いつのまにか相手に酌をしてたりする(言いくるめ98ファンブル)
ジャンズマン
扉があく。デカい逆三角形上半身裸の男。きゅっとしまった油テカる肌に、だぶだぶズボン。腰までの長髪。歯が輝くいい笑顔。むわっとしている。
ルナー兵が嫌な顔をする。地元系もいやな顔をする。女子には人気。
ゴルフバックのようなものを持っている。
地元オーランス娘がルナー兵に呼ばれるあたりに入ってむすめたちにアプローチ。
彼は「ジャンズマン」と呼ばれているようだ。
やがて部屋にジャンズマンが乗り込んできて、宴会が始まる。
トランス、ジェローラモ、ジュリエンナ、なぜかリズ。リズはジャンズマンの剣が恐ろしく高値が付くものだと気付いて、剣をねだったりしてるがいつしか酔いつぶれる。
夜。自宅療養で解放されたマルミール。アズリーリア寺院でリズを待っていたが、帰ってこないので、宿屋の場所を聞きやってくる。
午前1時ごろ。マルミールが宿屋の部屋の扉を開けるとそこは死屍累々。
ジャンズマン以外寝ている。リズはジャンズマンのゴルフバックを抱き枕にしている。
ジャンズマンが挨拶「やあ。」マルミール「…行動範囲が広いひとですな」
ジャンズマンはダックポイントを根城とするロウドリルの刀鍛冶らしい。
体育座りして待つマルミール。
夜明け、ジャンズマンは去って行った。
やがてまわりが起きだしてくる。
マルミール「なんでジャンズマンが」
トランス「よくわからんがなんかいつのまにか部屋飲みに」
トランス「なんかジェローラモに興味を持って、ガラス板を引き取っていった」
リズは二日酔いで外で吐いてる。
二日目、ジョンズタウン
トランス、ジェローラモ、ジュリエンナ、ランカーマイ寺院へ。
ジョンズタウンの知識の寺院は、片翼をランカーマイ、もう片翼をイリピーオントールが使っている。
ジェローラモ人間知識(00)、うっかりイリピーオントールに話しかける。
トランス「いやあれはちがう。グレーじゃなくて茶色だろ」
ジェローラモ「いやあ知識の神ならどっちでも…まあどうせならナイスバディを」
とりあえず寺院に微妙感が漂ったので出直す。
リズはジュリエンナの正体を探るため、
カルト司祭からオーランスの司祭を紹介してもらう(紹介料100ルナー)
オーランス司祭は祭壇横にしまわれていた「うお」
彼とトランスの協議を嵐39にセッティングしてもらう。
アズリーリアカルトの依頼
代替といってはなんだが、リズはカルトからミッションを受ける。
借金10000ルナー延滞中のチンピラルナー兵の暗殺ミッション。
リズは仕事をトランス以下4人に持ちかける。
報酬は10%の1000ルナー。そこからカルトへの納金 200ルナー。
それを4人で山分けすると、一人200ルナー。
リズ「ざっくり暗殺してよしです。借金返さないやつに人権ありません!」
とりあえず身辺調査から始める。
対象は夜な夜な花街に繰り出しているようだ。
トランス POWロール(77-01)
夜、対象が街の外に出ていくのを追いかける4人。
街はずれ、話声がする。新ペローリア。
リズが忍び歩きで近寄って様子を伺う。
岩棚の上に胡坐をかいたポニーテールの萌少年。
対象と談笑している。
暫く見ていると、少年はなにか取り出して、渡す。袋?
対象が去る。
リズは一瞬少年と目があった気がする。
少年は岩の向こうに下りて去っていく。
リズは戻り、一人になったので待ち伏せて襲う旨伝える。
4人で相手を待ち伏せ、マスクをして立ちはだかるマルミールとジェローラモ。
後ろからトランス。相手はギブアップ宣言する「返す返すから」
リズはどうも返せそうな匂いがしたので(人間知識成功)
攻撃を止めに入るが、トランスが相手の腹に2倍越えダメージ。ぐしゃ。
気絶した相手を拘束して、相手をはぐ。マルミールが止血。
マルミールは飛んでった袋を発見。
リズは相手をはいで、袋の中を改める。
中は2つの宝石。
気絶から回復させて、トランスが尋問…雄弁(00) なにか勘違いしたようだ。
相手は何者だ →正体は知らない。やらされていたことは話す。
仕事の内容は →この宝石を運ぶのが仕事。それをパヴィスまで届けると報酬がもらえる。
届け先もわかる。約束された報酬は膨大だ。
彼はパヴィスに石を届けるまで待ってくれるように懇願するが、受け入れられず。
苦しまずに神の元に送ってあげれいうことで、ジェローラモがざっくり。
死体は木の根元に埋められ、痕跡は隠される。
夜明け、4人組がジョンズタウンに戻ろうとすると、町の周辺にルナーの探索兵が出ている。どうやら検問をはっているようだ。
リズとジェローラモは宝石を持ってボールドホームへ逃れる
「宝石を隠した方がいいですけど、うまく入るかは宝石の大きさによりますねー」「どこにしまうつもりだ」
ジョンズタウンの騒動
トランスとマルミールは町に戻る。検問を通過。
アズリーリア寺院がルナーの手入れを受けている。
トランスはジュリエンナの身を案じ、宿屋に急ぐ。
マルミールは病院にもどろうとするが、看護婦からルナー兵にかぎつかれていることを知らされ、別ルートに逃れる。
トランスは正面から宿屋に突入。
「おいちょっとおまえ!」
急に声をかけられてびびっとなる(演技、視力、人間知識失敗)
ルナー兵か?少なくとも地元の者ではないようだ。
気取られないよう、相手の手招きに応じる。
ルナー兵「おいどこにいく?」
トランス「どこにといっても、この宿屋に戻ってきたんですが」
ルナー兵「この宿屋に泊っているものか?」
トランス「ええ」
いろいろ尋ねられる。
ルナー兵「この女(リズ)は知り合いか?」
トランス「おとといぐらいに見たような気がしますね」
どうもリズとの知り合いだと疑われると拘束されされそうな空気。
一旦のがれて隠れ、夜になってからジュリエンナを探しに宿屋に戻る計画をたてる。
だが、POW(00) ルナー兵4名に多くの人が連行されるところに遭遇。
その中にジュリエンナの姿。
さすがに手は出せない。
そのまま雑踏にまぎれて消える
一方、マルミールはできるだけ早くここを去ることにする。
町を抜け出す。彼はリズ達を追いボールドホームへ向かう。
トランスは遭遇ロール(30)
街角を曲がった瞬間、そこにはルナー兵10名。
すれ違うPOW×1なんとかやり過ごす。街の外へ脱出。
日が暮れる。ジュリエンナは救い出せなかった。
マルミール、リズとジェローラモに追いつく
ジョンズタウンからボールドホームへ向かう街道中。
マルミールはリズ達においつく
マルミール「えらいことに」
彼は町の状況を伝える。アズリーリア寺院に手入れ。我々を探しているようだ。
リズ「宝石が?」
ジェローラモ「わからんがなにか特殊なものか」
3人は今後について協議。
①自首する。
②オーランス陣営に庇護を求める。
③ひたすら逃げる。
④全てを忘れる。
ルナー兵を殺した下手人、多分ばれているな。ルナー殺しは厳罰だから、自首しても助からない→①はなし。
トランスをどうするか。ジュリエンナがいるからつかまっている可能性あり。馬があるのにこの時点でこれないということは、かなり望みが薄い→待たない。
基本的には②の手近の大地の寺院に庇護を求めるしかない。
手近はボールドホームだが、検問されているだろうから抜け道を探すかなんか必要。
さてどういくか。
街道上を最速で行くか
街道を外れて隠れて移動するか
しばらくやり過ごす場所を探すか
しばらくやり過ごそうにも、全員が外国人でこの近辺には知己がおらず、また買収に必要な金もない。
季節が悪く、街道外での野営は体力不足のトランス、リズにはつらい。
結局、そのまま街道をボールドホームへ向かう。
トランス合流
一方、ジョンズタウンを逃れたトランスは、街道を外れて野宿場所を探す。隠れに適したいい場所がない。
寒い。寝ると死ぬ。しかたなく夜通し歩き続ける。
街道に戻ろうとするがルナーが見えたりして、また野山に戻る。
なんか意識がもうろうとしてきた。頑張って歩くうちになんだか乗り越えたかも。
夜通し歩き続けたトランスは、野営中哨戒中のマルミールに発見される。
マルミール「あれは・・どうみてもルナー兵じゃない。」
ようやく合流。
嵐39を迎えられなかったw
以下次号。
今週の傀儡の糸
1 J2 F
3 F
4 F
5 Tr
6 F
7 F
8 F
9 F
10 F
11 × F
12 × Tr
13 Tr
14 F
15 × Tr
16 F
17 Tr
18 F →Tr
19 F →Tr
20 × Tr
トランスの手記
(編者注)前回の手記の最後と矛盾する点がいくつかある。トランス殿の記述をそのままにするため、特に編集は行っていない。何故記述が前後し、なおかつ矛盾したのかはわかっていない。
嵐の季 30日目
我らがオーランスの大聖祝日(39日)も近いこの日、私たちはジョンスタウンについた。この街には1000人ぐらいの人が住んでおり、また近隣のステッドから農作物などを売りに来る人々もいるため、恐らく昼間は2ー3000ぐらいは人がいるだろう。故郷に近いアルダチュールとどちらが大きいだろうか。我らがここに来たのはエスロリアのトリックスターと指輪についての情報を得るため、そして、マルミール殿の病気を治してもらうためである。
とりあえず、今日は夕方にジョンスタウンについたのでまずは宿を取り、出かけるのは明日とすることにした。
宿屋で有名なのは、ジオ亭とビオロムズインのふたつである。今回はジオ亭に宿を取ることにした。
マルミール殿は早速アーナールダ神殿に行ってそのままである。いつ戻って来れるのだろうか。病気の治療にはある程度時間がかかる。
また、リズ殿はアズリーリア神殿で厄介になるということだった。うちもジュリエンナがいなければそっちを考えたのだが・・・。まあ、オーランス神殿を探すだけで大変だろうからな。
ジョンスタウンは現在、ルナー帝国によって制圧されている。ルナーは我らがオーランスを禁止しているため、オーランス神殿は閉鎖されている。まあ、どこかにいるとは思う。故郷に近いアルダチュールもそうだ。おかげでこういう場所にはある程度慣れている。向こうもこちらを全滅させたいわけではないので、表だってオーランスを主張しなければよい。
さて、宿に入るとルナー兵と地元の人間とで賑わっていた。ルナーが4割といったところか。じろりと見られるが、特に気にせず宿の主人に部屋があるか、尋ねる。大部屋と4人の部屋があるというので、4人の部屋を一つ取った。ジュリエンナにしてみれば不安だろうが、そこは我慢してもらう。とりあえず3泊。1泊15ルナーなり。
ジェロが野暮用でフマクト神殿に行くというので、ジュリエンナと話をしてみる。
とりあえず、ジュリエンナを見つけた状況を説明してみる。混乱しているようだ。まあ、仕方がない。私でももし記憶がなくて、いきなり突拍子もない話をされたら、当然混乱するだろう。話をしないという選択肢もないではなかったが、一応今後の話に繋がるため、正直に話した。
今思うと、ごまかしてただの記憶喪失の女の子としておけばよかったかもしれない。
今後は君の身元を明らかにするため、色々調べてみること、もしどうしてもわからなければ、私のところの氏族に来れば良い旨を伝えた。ジュリエンナは混乱している様子で、色々調べる、のところで嫌そうな声をあげていた。悪いことをしただろうか・・?
その後彼女の服を市場で買って、ジェロが戻ってきたのを見計らって夕食を取ることにした。夕食は宿の一階の酒場で取ったが、まあまあおいしく食べられた。
ご飯を食べているとリズ殿がやって来て、お金を払っている兵士に何やら証文らしきものを突き付けていた。神殿のお仕事だろうか。見ていたらその兵士に酌を始めた。なかなか、取り立ても大変なようだ。
ご飯を食べていたら、不審な人物が宿屋に入ってきた。上半身裸でにこやかに笑っている男。背が高く、かなりの美形。マルミールより上じゃないだろうか。剣が一杯入っていると思われる袋を下げている。
そいつが入ってくると、ルナー、地元に関わらず男は嫌そうな顔をし、女は嬉しそうな顔をした。その男は女のところに行っては親しげに話をし、また別の女のところに行く、といった感じで振る舞っていた。
ある程度回ったところで、ルナーらしい兵士に声をかけられていた。聞いていると、何でも剣を造る約束をしていたらしいのだが、 その男が気が乗らないと断っているようだった。そのうち、その兵士を後ろに向かせて体を触りはじめた。ここの肉が足りないとかそういった話をしている。
ふと、その男がこちらを向いた。どうもジェロに興味を持ったらしく、こっちによって来てジェロを立たせて触りながら、ここだ、ここがたりない、とやりはじめた。ジェロは背は高いが、そんなに筋肉質というわけでもないのだが。
その人物はジャンズマンといい、ロウドリル信者の鍛冶屋らしい。ジェロから前回の遺跡で入手した水晶板を預かり、剣を造ってくれるらしい。
その後なし崩しに部屋に戻っての宴会になってしまった。私とジェロ、ジュリエンナ、ジャンズマン、リズ(彼女はいつの間にかいた。ジャンズマンの持つ剣がいっぱい入った袋が気になる模様。)
嵐の季 31日
さて、朝になると、何故かマルミールが部屋にいてみんなを見てた。ジャンズマンは帰っていた。リズがジェロを抱き抱えたまま眠っている。20万ルナーと寝言をいっている。マルミールから、どうしてこうなったの?と聴かれたので、簡単に事情を説明した。どうやら、マルミールはジャンズマンと知り合いらしい。
リズは起きたが、二日酔いらしく外で吐いている。
さて、ジャンズマンも帰ったところで、まずはトリックスターのことを調べてもらうべく、ランカーマイ神殿へ向かった。私とジェロ、そしてジュリエンナの3人である。ジョンスタウンのランカーマイ神殿は真実のルーンと同じ形をしており、Yの字をしている。ルナーによって制圧されているため、今ではYの片方はイリピー・オントールというルナーの知識神の信者達が使っているらしい。
同じ知識の神とは言え、彼らはルナーのために真実をねじまげるたり、隠匿することでも有名だ。彼らにこの指輪の話をするとどういう扱い方をされるかわからない。聴かれないようにせねば。
さて、ランカーマイ神殿についた。Yの字の一方から入ると、灰色の服と褐色の服が行き交っている。灰色がランカーマイの灰色卿たちだ。彼らに話し掛けようと思っていたところ、なぜかジェロが間違えてイリピー信徒に話しかけた。慌てて止めに入ったが、どうも目をつけられてしまったらしい。おいしい情報だと思われたらしい。
ランカーマイ信徒に話し掛けようとすると、すかさずイリピー信徒が寄って来る・・・。らちがあかないため、日を改めることにした。
さて、次に大地神殿に向かい、ジュリエンナがどこの信徒なのかを調べることにした。女祭に調べていただこうと伺ったところ、あまり芳しくない答が返ってきた。あまり調べたくなさそうな感じ。こういうのもマイなのだろうか。
どうにかして調べてもらう必要があるが、どうやって調べてもらうか。何を以って調べてもらうか・・・オーランス神殿があればそっちから話を回してもらうのだが。
今のジョンスタウンではオーランス神殿は閉鎖されている。後はここでカルトに繋がっているリズか、ジャンズマンか・・・。
恐らくジュリエンナはアーナールダの信徒だろうと思う。しかしトリックスターの神殿で釣られていたのが気になる・・・。
結局リズにお願いすることにした。リズには昨日の部屋飲みで詳しい話をしていたのだが、あの時点ではあまり信じていないようだった。なので、再び話をしてお願いしたところ、最初は昨日と同じように笑っていたが、いきなり「この話からはお金の匂いがします」と言いだし、請け負ってくれた。アズリーリアの信徒はすごい。
その後、接触できたようで会う機会を作ってくれるそうだ。これでランカーマイにもオーランス経由で話を持って行くことが出来る。リズには素直に感謝した。この借りは返さねば。
算段がつき、オーランスの大聖祝日にお会いできることになった。あとは39日まで暇なので、ジェロと相談し何か仕事を探すことにした。お金がないわけではないが、これも修業だろう。
リズに相談したところ、ルナーの兵を裁く仕事があるとのこと。借りもあることなので請け負うことにした。
詳しく話を聞くと何でもその兵士はアズリーリアからお金を借りて返さないらしい。何とかオーランスの法で裁きたいのだが、ルナー軍は兵士が害されたとなると、必ず報復をする。故に、わからないように始末するのがよい、という話しらしい。もしくは、やった人がわからないように、再起不能になるとか。
単純に殺してもお金は入らないと思うんだが・・・どっからこのお金は来るのだろうか?一応分前は200ルナーほどもらえるらしいが。
行くことになったのは、私と、ジェロ、そしてリズとマルミール。マルミールは病気の治療中だが、なんとか通院だけで良くなったらしい。見つからないようにしないと・・・。しかし・・マスクが官給品にあるとは、アズリーリアってすごいな・・・。お金を返さないのは天下の悪行らしい・・・・。どんだけ敵が強いかが心配だが。
そうそう、気になったので、ジュリエンナにブロードソードやターゲットシールドを持たせてみたが・・・自分を斬りそうになっていた。これはやはり普通のアーナールダの女の子っぽいな・・・。うちの氏族の子もあんな感じだろうし。
ちなみに、アズリーリアとしては、借金とは言わないらしい。アズリーリアの蔵から物を盗んで、しかも売り払ってしまった、と。恐れ知らずの男だな・・・私は怖くてとてもできない。最終的にはバービスターゴアの娘達にバラバラにされそうだ。
相手の情報などを聞いてみたが、大したことはなさそうだ。口八丁手八丁の輩で、そろそろこの街の飲み屋街から出入り禁止にされそうな状態らしい。そういう相手なら、リズが引っ掛ければいい、とジェロは主張していたが、リズは無理だと断っていた。できそうなのだがな。
皆で話しあい、これは街から出たところを消してしまうしかないかな、という結論になった。
相手を見つけて、遠くから見ていると何故か街から出ていった。遠巻きにしながら追いかける。
山の奥のほうに出かけていったので、これはいい機会、ということでそのまま追いかける。目を凝らし、また痕跡を見つけつつ追いかけた。マルミールが非常に追跡がうまく、目も良く、かなり驚いた。やるなイェルマリオ。
そのまま追いかけていくと、山の奥のほうで、誰かとしゃべっている場面に出くわした。話しているのはおそらく現代ペローリア語。おそらく、というのは全く意味が分からないからだ。ターシュ語ならわかるのだが。
リズが二人共に惑いをかけるなどと言い出したが、こちらとしては無駄な人死を出す気はなかったので断る。どうせ別れるだろうから、別れたところを襲えばいい。
リズが忍び歩きで様子を見てくるというので、それを見送ることにした。相手が誰かだけ、確認してくるという。言葉がわからないのはかなり大変だ・・・やはりターシュ語より現代ペローリア語を覚えるべきであったか。ターシュ語はサーターの変化形だからまだわかるのだが。しかし、後ろから見ていると、リズは隠れているように見えない。大丈夫なのだろうか。
「ぼっちゃん、現代ペローリア語を喋ってるということは、あいつもなかなか上の方にいるやつだと思いますよ。単なる属領の雇われ兵じゃねえ。」ジェロが言ってくる。その言葉には同意だが、とりあえず今はどうにかすることだけを考えることにする。
またしばらくペラペラ喋っているのが聞こえてから、リズが戻ってきた。リズいわく、岩棚の上に胡坐をかいたポニーテールの少年。ケラケラ笑いながらしゃべっている。顔がよく見えない。しばらく見ていると何かを少年が取り出して、兵士に投げて渡した。何かの袋だ。
少年が立ちさってから、改めることにする。兵士が懐にしまった。
少年が立ち上がって、目があった気がしたらしい。岩の向こうへ飛び降りたらしい。
別れたので、襲うことに。袋を潰さないようにリズから言い渡される。
木々の生えた林の中なので、私とリズは兵士の後ろに回り、ジェロとマルミールをおくことにする。私とリズは隠れた。
兵士はさっきもらった袋をくるくる回しながら、歩いてくる。気づかず、待ち伏せ場所に行った所で、ジェロとマルミールがいきなり現れる。そこで私も後ろから現れる。びっくりして兵士は後ろを向いたが、私を見て立ちすくむ。
いきなり降参したい旨を言い出したが、リズが全く取り合わないため、こちらも気にせず斬りかかる。
「まてまて払うから」マルミールは槍を外した。「殴ってよし殺すな」そんなリズの声を聞きつつ、斬りつける。
腹にかなり良い感じに叩きつける。相手は倒れた。
マルミールが応急手当を始めた。
リズは払えないわけじゃないっぽいところを感じたらしい。払う気があるなしで言うと、払うかもしれない、という状態と感じたようで、殺さないように言った、と言っていた。
袋はマルミールには見えたらしいが、応急手当中で身動きがとれないという。相手は意識を失っている。手足を拘束し、口だけ聞けるようにした。身を改める。
マルミールは両方の足跡や血の跡を消して回っている。かなり気の利く男だ。私は見張りに立つ。
リズは持っていたものを調べる。特に何も見つからないようで、袋の方を調べる。私が三眼で見て見ることにする。相手のズボンを抱えて、吐く用意をしつつ、目を閉じる。そして吐く。
整えつつ、三眼で見る。袋は特に反応なし。何も見えない。周りを見渡してみたつもりになったが、特に何も見えなかった。
袋をリズが開いたところ、宝石が入っていたらしい。2個宝石があり、1個はわからず、2個目は研磨されていない宝石であることがわかった。価値はよくわからないとのこと。
お財布には2ルナーしか入っていなかった。
リズに頼まれて、宝石のことや少年のことなどを私は尋問する。
なんか嫌な予感・・・。うまく言ってるように見えるんだが・・失敗した気がする・・・。なぜだ・・。とにかくその男が言うことには、あの少年は何者か知らない、依頼を受けている、その袋をパヴィスに届けるのが依頼、近々うちの部隊がパヴィスに移動するのでそれによって果たすつもり、報酬は莫大、ただし、宝石のほうが高い、と語った。信用できるんだろうか・・。
信じられないならついて来てくれ、とも言っているが・・・そもそも私たちはパヴィスに行く用事などない。
話し合った結果、どうにも信用できない!とぃうことで、殺すことになった。私は三眼を使っていたため、ジェロが止めを刺した。殺す前に、私を殺すとあんた方には大変なことになるぞ、私はオーランス側だ、ついてきてくれたら払うから、といっていたがこの時点ではただの命惜しさからの台詞としか思えなかった。リズも特に気にせず、やってくれと言ってきた。
男を殺して埋め、痕跡を消してそれから、朝まで待つことにした。浴びた返り血なども始末しておく。
嵐の季 32日
痕跡を隠しつつ、イェルムが上ってからその場を後にした。ジョンスタウンに戻ることにした。
ジョンスタウン付近まで近づいたところ、街の周りがルナー兵に囲まれている。よく目を凝らしてみると、検問をはっている。最初は脱走兵(私たちが始末した兵)を探しているのかと思ったが、中から出さないようにしているように見えた。
私たちは相談し、このような方針を決めた。中から出さないようにしているということは、何かが盗まれたのではないか?それはあの宝石かもしれない。ゆえに、リズはもうジョンスタウンには戻らず、ボールドホームのアズリーリア神殿でその宝石を収めるべく移動する。ジェロがその護衛につく。マルミールは病気が治るまではジョンスタウンで通院をする。私はまだ宿にジュリエンナがいるし、オーランスの大聖祝日には司祭と会う段取りもついているため、それまでは街に留まる。
そして私たちは別れた。ジェロ達が無事にボールドホームに着けばいいのだが。
さて、何気ない振りをしながら街に入った。なかなかうまくいった感じ。マルミールはちょっと挙動不審ぽい。だがなにも見咎められずに中に入れた。正直かなり緊張していた。
まずは大地神殿に赴くと、周りにルナー兵が大量にいる。多分アズリーリアの寺院に手入れが入っているようだ。マルミールとはそこで別れたが、マルミールからはかなり危険そうなので、最悪私を待たずに街から出てくださいね、と声をかけられた。細かい気遣いのできる男である。まあ、マルミールなら一人でもなんとかなるだろう。それより宿で待つジュリエンナが心配だ。
しかし、動きが早過ぎる・・。何かが盗まれたにしても、なぜいきなりアズリーリアに手入れがはいるのか。あの兵士があの宝石を盗んだにしても、そこからいきなりアズリーリアに手が延びたのはなぜか?宝石の価値からして故買屋のは流せないので、アズリーリアに預けることを考えたのではないか、とマルミールは言っていたが。
宿へ向かったところ、宿に入る直前でルナー兵に呼び止められた。「おい、おまえ。ちょっとこっちにこい。」思わず不審な感じをしてしまった。内心慌てつつ、その呼び出しに応じる。
どこに行くのか?ここに泊まっているのか?こんな女(恐らくリズ)を見たことがないか?など聴かれたので、リズのこと以外は素直に話し、リズのことはごまかした。
その話の中で、この兵士は自分とは会っていないが、このままいればいつか私を見たルナー兵に会う可能性があり、そして見たルナー兵に会おうものなら即拘束されそうな状態のように感じた。
ジュリエンナを迎えに行かねばならないが、今宿に踏み込むのは危険すぎる。時間を稼いでルナー兵が少なくなったところで迎えに行くとする。
明らかに失敗だった。何とか状況を混乱させるべきだった。そしてその報いはすぐにきた。
宿が見える場所で隠れるところを探したが、見つからない。それどころか、このままいれば怪し過ぎる。一旦離脱するしかない。
と、逃げ出そうとしていた私の目に、4人のルナー兵に連行されて行くジュリエンナを見てしまった。助けてやりたいが、今周りにルナー兵がいっぱいいるため、今行っても犬死にすることになる。諦めて雑踏に紛れ込んだ。
夕方まで待って離脱することにした。雑踏に紛れて歩いているうちにルナー兵10人とすれ違った。危なかった。もう拘束される寸前だった。後は何もなく、夕方になった。
夕方になってから、ジョンスタウンを出た。もう暗くなりつつあり、街道を外れて隠れて野宿ができそうな場所を探した。しかし、見つからない。
見つけられたのはすぐ見つかりそうな場所だけだった。
夜歩くことも考えたが、合流できない可能性の方が高い。諦めて寝ることにした。
寒い、寒くて仕方がない。晴れているのがかなりありがたい。しかしどうにもならないぐらい寒い。
しばらく寝ようとしたが、生命の危機を感じた。また諦めて街道に戻り、歩きはじめる。合流できるとは思えないが、動きつづけないことには死んでしまう。
何度も死ぬのではないかという想いが沸いて来たが、それでも歩きつづけた。まだまだ死ぬわけには行かないし、なんとかジュリエンナを助けてやりたい。そう思いながら歩きつづけた。何度か、灯りを見つけては逃げ出した。明かりを持っていたものは全部ルナー兵に見えた。
ゼンサが去って行き、イェルムの光が少しずつ顕れだしたころ。
よろよろと街道を歩き続けていた私は、見張りをしていたマルミールに見つけてられ、なんとか皆と合流した。
よく生還できたと思う。何とか生きて帰れてよかった。しかし、ジュリエンナを助けられなかったことが悔やまれる。
ジェロ、画面に向かって語り始める
俺の名前はジェローラモ、死と真実の番人であるフマクトの戦士だ。
人は俺のことを「伊達男」と呼ぶ。
俺のことを見掛け倒しなんていう奴もいるが、もてない男の僻みなんざいちいち聞いてられないぜ。
ジョンスタウンに来た理由の1つは、やっぱりランカーマイ寺院に行って、洞窟の顛末について確認すること。
初めてジョンスタウンのマイ寺院に行ったら、何故か受付が2つあった。
どうせ話を聞くなら見栄えが良いほうがいいと思ったが、坊ちゃんの驚愕の表情が・・・
若干のやり取りの後で寺院を出て話をきくと、どうも、俺はイリピオントールの方に話しかけてたらしい。
オーランシーの坊ちゃんとしては、俺が敵性カルトであるイリピーに話しかけてたので凍りついた、つーことだった。
まっ、俺としては坊ちゃんの意向に背くわけもいかんわな。
が、直ぐに入りなおすのもなんだし、ほとぼりが冷めるまで待つことになってしまった。
宿賃と現在の所持金、あとオーランスの大聖日を考えると、働いて所持金を増やさにゃならんことが判明。
そんなタイミングで、リズが借金まみれのルナー兵士の暗殺依頼を持ってきた。
やっぱ、こいつはとんでもない奴だとかも思ったけど、渡りに船。
坊ちゃんも問題ないとのことなので、暗殺にレッツゴー。
どうもリズはちょこまかとしたことが得意らしく先行する。
で、ターゲットが1人になったときに挟み撃ちをする。
当然のことながら成功。
坊ちゃんがイロイロと尋問してたけど、最終的には殺すことになったので、ザックリとやる。
念のため、一晩外で休んで、明け方に街にもどったんだが、なにやら兵隊が検問してるのを発見した。
ターゲットから奪った宝石があるんで、俺とリズは街に入らずにボールドホームに向かい、そこで売りさばくことを提案。
女を置きっぱなしにしてるし大聖日が近い坊ちゃんと、病気の治療が残ってるマルミールはそのままジョンスタウンに残ると。
われながら妥当な提案だったので、そのまま承認。
リズは見栄えだけは良いので、それなりに旅も楽しいかと思ったが、こいつ超面倒くさー。
とにかく体力がないのが参ったぜ。
直ぐ疲れるし、休んでも疲労が回復しきらねー。
しかも、ボールドホームへの道なんで坂道だし、まだ季節的には雪が残ってって旅に向いてねぇ。
なのに弁だけは達者なので、お手上げだ。
まるでガキのお守りをしてるみたいだよ。
遅々として進まない道のりをトボトボと歩いてたら、マルミールが凄い勢いで合流してきた。
あまりハッキリとはしないが、どうも昨夜のルナー兵士殺害でジョンスタウンで騒動がおきたらしい。
マルミールはやばいと見るや、一目散に街から抜け出したんで無事だったが、坊ちゃんがどうなったのかは知らないって言ってた。
坊ちゃんの性格上、女を見捨てて逃げてくるとは考えづらい。
女は宿屋にいるはずなので、女を連れて逃げれたら、そのまま馬で逃げてくるはず。
ということは、逃げられていればもう合流しても良いはずだが・・・。
うん、まぁ、もう捕まってるよな。
とりあえずリズがパックって来た宝石を調べたけど、高そうなことは分かったけど、普通の宝石っぽい。
坊ちゃんの尋問の答えに引っかかるものはあるけど、確証なし。
宝石自体の価値よりも、多分、何かしらの付加価値がありそうだけど、考えても答えは出ない。
現状、俺達は当座の旅の資金もないので、この周辺の村にお世話になるわけにもいかないよな。
結局はボールドホームにいって、この宝石を現金化するか、これを交渉材料にするしかないよな。
どちらにせよ、ルナー軍と交渉ごとになりそうだから、有力者に渡りをつけなきゃならん。
つーことは、ボールドホームに行くしかないか。
坊ちゃんがいなけりゃ、俺の将来設計の全てが狂うから、何が何でも助けなきゃならん。
あまりにも急転直下なので、頭がついてこん。
加えて、確証がない情報しかなく、確率でしか判断できんのが辛い。
どちらにせよ、大事な大地カルトとの伝手である体力なしのリズを置いてはいけんので、休養はきちんととらないと旅は進めん。
マルミールと交代で休んでたら、日が開けるころに坊ちゃんと合流を果たす。
どうも、夜通し歩いて逃げてたらしい。
馬と女を置いてきたらしいが、そんなのはどうでもいい。
とになく坊ちゃんが無事でよかった。
俺の名前はジェローラモ、将来 畳の上で孫たちから「早く死ね」とか言われる男だ。