キャンペーン > 侵月 > 20130622

侵月 第1話:戦火を逃れる若者達(新人さん歓迎回)

掲載誌コードはオトメゲー?
かなり死剣っぽいメソッドでスタート。


時代背景

ターカロール王の治世(1569~1582)
1582年灰色熊の峰の戦い・・・サーター王戦死
同年バグノット陥落・・・ターシュにおけるオーランス勢力の一掃

テラサリン王の治世(1582~1600)PC達が生まれ育った時代
1591年ルナー軍サーター侵攻
アルダチュールを巡りルナー軍と交戦、サーター軍勝利
アルダチュールと周辺部族がサーター王国に帰属
その後、戦闘は小康状態となり一進一退の攻防
1600年テラサリン王謎の死

サリナーグ王の治世(1600~?)現在
1600年サリナーグ王戴冠
同年「死の一門」結成

シーン1

1600年頃のターシュに近いサーター領土内。
ルナー側の兵力が侵攻しつつある状況下で、戦火により村を追われた人々が谷間の道で待ち伏せに合う。

登場キャラ

さるきど ネイリング     F18 siz13/int15/app16 【ヴィンガ・狩人】
装備:グレートソード、ターゲット、スピア、薄手の革

Kon    モチャ       M18 siz20/int13/app07 【エルマル・ハイラーマ戦士】
装備:モール、バスタード、ターゲット、ベザント 

aza    アキム       M16 siz13/int14/app13 【オーランス・牧夫】
装備:ブロードソード、ターゲット、薄手の革

エフ   イスカンダル    M17 siz13/int15/app16 【イェルム・兵士】
装備:スピア、ホプライト、ベザント

yukihito ガース・トラント M18 siz12/int14/app06 【ロウドリル・戦士】
装備:パイク、スピア、ターゲット、セルフボウ、リング

ぷん太  ウォード      M18 siz14/int16/app12 【オーランス・農夫】
装備:バトルアックス2h、アーチャリー弓、薄手の革


ログ(aza版)

戦火に追われて逃亡のため道を進んでいた6名の若者達は、前後をルナー下級兵6名に包囲される。
彼らは相互に名前も知らぬまま、戦闘が開始される。

戦闘慣れしていない若者(ウォード)が、頭部に強打を受けたて倒れる。
ひときわ大きな盾を持った若者(イスカンダル)は、ルナー兵リーダーの槍に貫かれて倒れ、居合わせたメンバーの治癒は間に合わず死亡。
巨大な剣を持った赤髪の女性も崩れ落ちる。
巨体の若者(モチャ)が巨大なモールを振り回してルナー兵を寄せ付けず、吹き飛ばす活躍を見せ、かろうじてルナー兵を撃退するも、次の追っ手の声が聞こえてきたため、一行は相手が持っていた武装や装備品を素早く奪い取って、道から離れる。


ウォードの日記 (ぷんた版)


敵に村を襲われ家族とはぐれてしまった。無事だといいが。
ルナーに囲まれてる。でも一人じゃない。
戦いは得意じゃないけど、このまま死にたくない。

敵の槍が迫ってくる、、、首を切られたっぽい。気が遠くなる。。。

ふと気がつく。まだ戦いは続いてた。
隣で戦っていた彼(ガース)が助けてくれたらしい。

なんとか撃退したが、敵の増援に気がつき逃げ出す。



幕間

モチャ→アキム 「オーランスなのか?」
アキム→ネイ 「生きててよかったすねぇ。まじで」
ガース→アキム 「何度もフォローしてくれてありがとう」
ウォード→モチャ 「体当たり、強いっすねぇ」


シーン2

ルナー兵の待ち伏せをかろうじて撃退した彼らは、河に到達し、河舟を見つけて乗り込む。
やがて陽が落ちはじめるが、後方から接近するルナー軍の舟の存在に気づく。

登場キャラ

さるきど ネイリング     F18 siz13/int15/app16 【ヴィンガ・狩人】
装備:グレートソード、ターゲット、スピア、薄手の革

Kon    モチャ       M18 siz20/int13/app07 【エルマル・ハイラーマ戦士】
装備:モール、バスタード、ターゲット、ベザント 

aza    アキム       M16 siz13/int14/app13 【オーランス・牧夫】
装備:ブロードソード、ターゲット、薄手の革

エフ   ギャラクシウス    M17 siz14/int15/app15 【イェルム・貴族】
装備:パイク、スピア、ホプライト、リング

yukihito ガース・トラント M18 siz12/int14/app06 【ロウドリル・戦士】
装備:パイク、スピア、ターゲット、セルフボウ、リング

ぷん太  ウォード      M18 siz14/int16/app12 【オーランス・農夫】
装備:バトルアックス2h、アーチャリー弓、薄手の革

イスカンダル  死体。


ログ(aza版)

後方から迫る敵を発見。仲間に伝達するアキム。
後方からの射撃に備えて最後尾2名(アキム、モチャ)は盾2枚をセットしてしゃがむ。
相手側は、船頭を2名がカバーし、残り5名が弓を撃ってくる。
ウォード、ネイリング、ガース、ギャラクシウスらが応射。
相手の1名が崩れ落ち、河に落ちる。
相手船頭が回収のために舵をきるが、仲間が落ちた側に皆が集まり、相手舟は転覆。
一行は逃げ切った。


幕間

森の中に潜んだ一行は、陽が落ちたためへたりこむ。
12時間に及ぶ逃走にくたくたになっていた。
ウォードが食料を持っている事が分かり、ギャラクシウスは居合わせたメンバー分も負担するので提供してほしいと申し出る(高圧的な物言いであったが)。
ウォードは了承し、食料を提供。
ガースは谷間で襲われた際に相手が持っていた酒袋を皆に出すが、アキムは酒を拒絶し、他メンバーで飲食がはじまる。
やがて3直に分けて見張りを残し4名が睡眠に入るが、ネイリングがみるみる顔色が悪くなり、吐く。
ガースも見張りをしていたはずだったが倒れこむ。
1直で起きていたウォードは異変に気づき、皆を起こすが、酒を飲んでいなかったアキム以外は起き上がれない。
どうやら酒に何か入っていたらしく、飲んだメンバーの多くが意識を失っていた。(ウォードのみ強度20に抵抗して無事)
朝になり、若干回復したメンバーが起き出すが、ネイリングとモチャの2名は昼過ぎまでダウンしていた。
夜になりもう1泊する事になるが、1直の時に何者かが一行に忍び寄る。(エンカウンターLevel18:何者かは不明)


▼モチャ目線のログ、じゃなくて所感


モチャというキャラクターはゲーム数値的にはできたけど、まったくもってどんなキャラクターか分からん。前提となる条件とかがあいまいなので、プレー中の所感とかをまとめて、キャラを作り上げてみる。ちなみに、プレー中に発言していることのほとんどが何も考えていないで口にしてた。


そもそも、プラックス出身でコリマー部族にお世話になっているエルマル信徒が単身でアルダチュール近辺に騎乗動物なしで旅しているのかが結構謎。経歴は戦士だし、技能の習得も戦闘関連以外ははぼ0なので、社会的にも個人としても戦士としてアイデンティティーを構築してきたので、まぁ間違えないなず。

モチャの戦士としての強みは2点
1)騎乗戦闘ができる:騎乗技能と戦闘技能がほぼ等しいので、騎乗戦闘をしても戦力が下がらない
2)攻撃SRがとにかく速い:攻撃準備ができていれば、射撃・近接・騎乗でもSR2で攻撃が可能

ともかく、経歴年数が7年で社会別武器をメイン武器に設定していないので、戦士経歴なのに攻撃・防御ともに50%以下という未熟者。なのみ、自分の強みの1つである騎乗戦闘ができない状態で旅をしている。プレー中に自分の騎乗用動物はアップルレーンに置いてきていると言っているので、それを軸に構築していく。

まずは、なんでアルダチュール近辺にいるかだ。
基本的にはエルマル信徒は氏族長とかの護衛として働くのが普通で、一般的には冒険には出ない。1600年当時、ボールドホームは陥落していないので、アルダチュールはまだサーター王国の一員である。氏族長の供でアルダチュールに行く可能性はあるけど、その場合は騎乗用動物を置いてきているのはおかしい。騎乗用動物を置いてきているということは、一般的には騎乗用動物が邪魔になるシチュエーションがあったということか。この近辺では・・・スネークパイプホロウ?

洞窟ならば、確かに騎乗用動物は邪魔になるのでいらない。SIZがでかいので、モチャはあんまり洞窟向きでないことは確かだ。だが、例えば氏族長に連なるものがスネークパイプホロウに行くミッションがあったとしたら、エルマル信徒の見習いとしては護衛としてついていく可能性はある。問題としては、プレーが始まった時に、まったく元の仲間を気にしていないということだ。氏族長に連なる者の護衛としていったのならば、まずは、彼の安否が気になるに違いない。気にしていないとしたら、安全であることが分かっているか、もしくは既に気にしてもしょうがないかのどちらかだ。

スネークパイプホロウでないとしたら?プレー中にリバーを下っていることになっている。こちらから考えると、目的地は冬の峰である可能性がある。冬の峰ならば、騎乗用動物は本当に要らない。経路としてはアップランド湿原側から上るよりもアルダチュール側の方がまだなだらかなはず。冬の峰といえばマーランゴアの大寺院。時期的に反ルナー勢力の巣窟になってはなさそうなので、目的地としてはマーラン様の神殿かな。例えばアーナールダの神託で信者がマーランの神殿に行かなければならない用ができる。で護衛としてモチャもついてく。護衛としてマーラン神殿かその近辺で残るものと、送り届けたことを報告に帰るもので分かれる。で、若手であるモチャが報告に帰る組になるか。まぁ楽だw


ザックリとプレーが始まるまでの感じは、こんなん。
(1)護衛としてマーランの大寺院までいく
(2)送り届けるミッションが成功したことを報告に一人で帰る
(3)帰る途中でルナートルーパーに襲われて、装備一式を失う
(4)で、現在のパーティーの連中に会う

とりあえず、これならば一人で旅してるのに旅行用装備がないとか、騎乗用動物を持ってないとか、ルナートルーパーに襲われた時でも、昔の仲間の事を心配してないとか、全て説明がつく。



実際のプレー。プレイヤーレベルでも、誰が何が出来るか、どのくらいできるか、どんな装備でどんな呪文を持っているかもわからずに戦闘が始まり、若干の混乱が生じる。しかもキャラクター人数と同数の人間で、武器は貫通のスピア。事故が起きても何の不思議もない図式。大雑把な感触としては、敵を含めて全員が50%程度の命中率と同程度の防御。つか、敵が6人いると、2Rに1回は貫通が起きるw

プレイヤー側は装備品が貧弱で、鎧を着ていないキャラクターがいたり、STRの関係で盾を持っていないキャラクターがいたりで、プレイヤー側の方が防御が貧弱。逆に攻撃面においては、攻撃力が高い武器をもっているキャラクターが多いプレイヤー側の方が有利な状況。

意図的かどうかはわからないけど、戦闘において、プレイヤー側は誰も戦闘のイニシアチブをとらない。

40%の命中率の攻撃が4回連続当たらないとか、呪文発動率60%以上なのに5回連続投射失敗とか、非常にあり得る事故が頻発して、大局的に見れば6ラウンド以上戦闘のバランスがどちらかに一方的に傾くことなく進む。まぁ奇跡。通常は、1回流れが傾きかけたら戻らないのがRQ3の戦闘だし。正直、プレイヤーとしては2,3回くらいは、降服を覚悟してた。最終的にプレイヤー側が勝利したのも、モラルチェックの恩恵だと思ふ。

2戦目。相手の射手は5人。集団への投射なので、命中率は80%以上。ラウンド2回攻撃可能。ということは、1ラウンドに1回は貫通され、3ラウンドに1回はクリットされる。こちらは射手自体が少ないけど、呪文によって1ラウンドに1回は当たればダメージが行く可能性が高い。この戦いもデットリーだな~、とか思っていたけど、本当に相手の事故によって戦闘終了。射撃戦は怖いねって感じ。ちなみにモチャはわざわざ発射攻撃をジャベリン投げにしてたので、射撃戦は何もできず。できることとできないことがハッキリとした局地戦キャラっぽくて、個人的には満足。パーティーとしてみた場合は、完全にダメな選択なのは承知の上。他の人にはゴメンナサイです。

最後は長期疲労の巻。敵の戦利品のお酒。プレイヤー的には全く警戒していなかったが、アキムが飲まない選択をしたとき、不意に危険な可能性に気が付く。が、これで飲まない選択をするのも面白くない。というか、この状況はプレイヤーが気が付いただけでキャラクターが気づくはずがないのでそのままスルー。すると、案の定 CON抵抗発生。自分の出目は悪いは応急手当てにファンブルされるわでそのまま轟沈。寝ゲロコースに突入です。あと1,2回酒で失敗すれば「体がでかくて酒が嫌いじゃないのに弱い」という特性がつきそう。というかつける方向に進めるのが絶対的に正しいはずだ、ロールプレイ的には。


▼ネイリングは語る


我が名はネイリング。ケルドンが至宝、鈍色の古剣の氏族の者である。

何でも遥か北方から悪しき帝国という敵が攻めてきたので、王の召集により
部族で軍を派遣することになったらしい。とはいっても我が氏族は代々
山守をしてきたような小氏族。大軍を派遣できるはずもないので、
氏族を代表して優秀な者を派遣するということになったらしい。

もともと会ったこともないような王(王って何?部族の王より偉い
人らしいよ)と聞いたこともないような国(サーターって何?部族より
大きい領土を束ねているらしいよ)のために戦うのだ。
部族の戦士の戦意も低い。まともに戦うこともないまま、部族の民は
四散してしまい、私は見知らぬ土地に取り残されてしまった。

そんなこんなで似たような境遇の若者たちと知り合い、
追撃する敵から逃れることになった。

戦争というものに初めて参加したが、ルナー人は正直手強い。
というよりやりにくい相手だ。山で獣を追うのとは勝手が違う。
個々の戦士がまるで一つの意思を持っているかのように連携して
戦うのはズルい文明人の戦い方だ。

また酒に毒を仕込むのも卑怯だ。おかげで酒に酔うなど滅多にない
のに、新しい仲間たちの前で思わぬ失態を演じてしまった。

だが、今回はそんな仲間たちに助けられた。
生き残るためには新しいやり方を見出さねばならないのも、
我らが神の教えであると司祭様が言ってたような気もする。


次回予告


毒にあたり足止めをくっていた我々の前に新たな敵が!
仲間たちはまだお互いの能力や特性を知らず、不安と不信を隠しきれない!
生き残るためにチームはひとつにまとまることが出来るのか?

ジャベリンよ!私の命を乗せて飛べ!


"陰翳命題(サブリミナルシャドウ)"ガース

 カラドラランド出身。開拓部族の戦士であったが、誤って練習中に友人を殺してしまい、部族から追放となった。
 あくまで戦士であったため、戦いによって身を立てようとサーター王国へやってきた。
 ロウドリルの入信者。部族ではカラドラとオーレリオンの方が多かったため、肩身は狭かった。たまにわけのわからないことを考えて突然いいだすのでこんな二つ名が付いた

 ○現時点での旅の目的
  自分の居場所を作る。(どこかの部族に入れてもらうとか、街で職を見つけるとか)
 ○カルトとの付き合い方
  便利なので入信。そこまで熱心ではない。
 ○言葉使い
  一人称 わし
  二人称 あんた
  三人称 やつ


ガースの話 第一回

ルナー兵に囲まれる

  アルダチュール付近をうろうろしていたところ、ルナーの兵士6人に囲まれた。いきなり近くに現れたので、仕方なくショートスピアとターゲットシールドを構える。
  装備は全身に薄手の皮+リングメイル。ショートスピアとターゲットシールド。パイクや弓は背にある。
  戦いは一進一退で、やられたりやったりを繰り返した。わしの槍は残念ながら一度も血を吸うことがなかった。何度か刺されたが、鎧のおかげで平気だった。隣のイェルムっぽい男はあっさり殺されてしまった。もうひとり、隣にいたサーター人は頭に槍を刺されて昏倒したが、助けられそうだったので助けた。非常に背の高い、トロウルモールを構えた男が暴れ回っていた。紅い髪の女もいたが、手足を刺されて気絶していた。
  なんとか降伏させて、武装解除をしたところで他の連中が現れた。急いで逃げ出した。しかし、戦利品も見つけたし、ルナー兵のクイルブイリ鎧を両足以外剥ぐことができたので満足だった。これでわしはまた固くなる。戦利品は40ルナー程度と酒袋だった。
  何度かフォローしてくれたアキムに礼を言う。いつ死ぬかわからねえから、礼は言えるときに言っとくに限る。

川でルナー兵に追われる

  次の日、わしらは一旦ボールドホームに戻ることにした。小船を見つけて乗り込み、ザ・リバーをくだる。
  なお、前回の戦闘で死んだイェルムっぽいやつの縁者が合流した。死体を持って帰るといっているが、こいつらこの辺のやつじゃなさそうなんだがな。
  装備は両足以外がクイルブイリ+リングメイル。両足は薄手の皮+リングメイル。脱ぐことも考えたが、そもそもわしは泳げねえ。
  さて、そろそろ日も落ちそうだな、という頃合い。わしは船の先頭辺りから周囲を警戒していたところ、アキムが敵だ、と声を上げた。見ると確かにルナー兵が乗った船が上流から下って来る。
  わしは早速セルフボウをとりだし、矢を射かける。ニ射し、結構いいところに当たった。ルナー兵達は射撃を受けてこっちに気づいたらしく、盾を構えはじめた。こちらも船尾側にいるアキムとモチャがターゲットシールドを両手に持ち、構えた。
  盾を構えられたところで、わしのセルフボウではあまり効きそうな気がしない。仕方なく、わしは火の矢の呪いを使うことにした。ロウドリル神の地の火を喰らうがいいぜ。
  と、前を見ると前回かばってやったウォードというこの辺のやつが、力を増やす筋力の呪いをかけようとして失敗していた。なんでもそれをしないと弓が引けないのだという。見ればわしより弓が上手そうだ。わしはセルフボウを渡し、火の矢の呪いをかけることにする。
  流石にセルフボウは軽々と引き、ウォードはひょうと射る。当たりはしたが盾を貫けねえ。次の矢に火の矢の呪いをかけてやったが、それは外した。当たればイケると思うのじゃが。
  次の矢にも火の矢の呪いをかけようとしたが、それは失敗した。
  そうしているうちに精霊の呪いの範囲にまでルナーの船が近づいてきたので、わしは船頭を惑わすことにした。惑いの呪いを船頭にかける。かけることには成功したが、船頭を惑わすことはできなかった。
  そうこうしていると、ルナーの誰かが水に落ちた。それを救おうと船頭が船を動かそうとしたところ、転覆した。
  かくてわしはまたも生き延びた。まあ、手配されてそうな気もするが、それはよかろう。

その夜のこと

  わしらは何とか船を降り、野営をすることにした。食料が全くなく、どうしたものか思案したところ、ウォードが持っているということだった。
  それをみんなの分買う、とギャラクシウスがいいだした。死んだイェルムの縁者らしい。いいやつだ、この礼はせねばな。
  わしは戦利品に酒があったことを思い出し、皆に振る舞った。まあ一人頭にするとたいした量はないが、疲れてもいるし、いいだろうと。アキムだけは飲まなかった。酒が苦手らしい。
  その後当直をたてて、皆で寝ることにした。わしはウォードと一緒に一直である。そして、見張りに立った。

 酒に当たる
  次にわしが目を冷ましたのは、朝。ウォードが死にそうな顔をしていた。どうやらウォードとアキム以外は酒に当たって寝込んでいたらしい。わしはウォードに謝り、寝るよう奨めた。ウォードはばったりと倒れ込むように寝ていた。やっと皆が起き出してくる。わしも疲れていたが、ほかの皆も疲れている様だったので、移動せずにここで一晩休むことにした。
 そして夜になった。これからどうなるのか、楽しみだ。




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