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第一話:若い導き手との邂逅(2005/12/30 なゆた宅)


風の道・新章

【記録:1622年 闇の期 26日頃】
 "7つの風"の7番目"無風のブラストル"の地を後にした、バーン、フィリシア、アルヨン、エミーネの4人は、イェゴールの隠れ砦に立ち寄り、パビスへと向かった。
 パビスで旅装を調えた一行から、まずエミーネが旅立つ事となった。エミーネは船で海まで下り、エスロリアまで戻ると言う。別れ際にアルヨンと約束を交わしたエミーネは、涙を隠すように勢い良く一行に背を向けて船に乗り込んでいった。
 その船を見送った3人は、アルダチュールに向かう街道へと歩を進めた。


【記録:1622年 嵐の期 上旬】
 礫砂漠地帯を抜け、緑がちらほら見え始めた山間の道に沿って、通りなれた道無き道(笑)を進んでいたバーンとアルヨンは、木立の中で隠れキャンプをしていた。(フィリシアの姿はその場には無かった)
 味はひどいものだったが、煙を出さない料理はお手の物だった。
 一行の間では、パビスを出て以降、前回のひどい夜の日々についての話題は全く出なかったが、珍しくバーンがアルヨンにエミーネの話をふっていた。
バーン 「彼女とはどーすんだ?」
アルヨン「…。いつか…会おうと。」
バーン 「ふーん。(表情を伺う)」
アルヨン「何?」
バーン 「そうか。俺の方もさ、フィリシアと約束をしたんだ。」
アルヨン「え?」
バーン 「いや…。お互いいろいろ条件はあるんだが、結構近いのよねぇ。」
アルヨン「…。(珍しく驚きの表情)」
バーン 「俺は、お前もフィルも尊敬してるんだぜ。(こちらも珍しく気弱な表情)」


【記録:1622年 嵐の期 上旬 別の日】
 草原地帯を進んでいたバーンは前方に何かあることに気づき、アルヨンとフィリシアはいないが慎重に接近した。
 そこにはどこからか逃げ出して来たような人が倒れていたが、その上に霊体が実体化し、なにやら大地語で叫んでいた。
 その言葉の中にオーランスの古の部族の名が含まれていたためひとまず「網」で捕らえるバーンは手近な「器」として倒れていた人にその霊体を突っ込んでみた。(笑)

 倒れていた人を仔細に調べてみると、寒さが厳しくなってきた時期なのに、体格と合っていないぶかぶかの農民服を着ているだけで、コートや靴は履いていなかった。それどころか、手と足に鎖の切れはしが付いていた。また、首には金銀赤などの色が用いられた派手なチョーカーがついていたが、あまりにも作り物くさかったのであまり気にしなかった。(バーンの鑑定は失敗、鉱物知識ファンブル)
 しかし、顔になにやら激しい傷跡があっり、それが中途半端に直っている所を見ると<治癒>呪文を唱え気力が尽き、気絶したのではないかと思われた。
 とりあえず旅装を解き、毛布で倒れた人を包むとその傍に腰を下ろし、アルヨンが戻ってくるのを待った。

 アルヨンと合流したバーンは「英霊っぽかったので、とりあえず入れといた」という雑駁な説明をして鼻をほじった。
 アルヨンは毛布に包まれた人を除きこみ、あまりの美形ぶりに驚き、なぜか顔を赤らめた。それを見たバーンが「男だよ」と言うが、アルヨンは簡単に信じられないようだったのでバーンが毛布をはがし、胸をさわりながら「胸もないし」さらに毛布をめくり、ズボンを持ち上げて「ついてるし」と説明をした。
 アルヨンとバーンは立ち上がると無言でジャンケンをし、負けたバーンが荷物をアルヨンに預け、倒れた男を毛布でまいて担ぎ上げ、歩き始めた。

 途中男が目覚めるが酷い熱を出しているため朦朧としていて話にならなかったが、水だけ飲ませた。

 さらに進んだ所で男が尿意を訴えたため下ろしてやったところ、岩陰から悲鳴が聞こえる。まともに話ができる状態ではないためとりあえずまた進む事に。


【記録:1622年 嵐の期 中旬】
 サーターの山間の小村。
 はずれにある廃屋を借り受け、男の回復を待つアルヨンとバーンが、彼が意識を取り戻した翌日、話をすることになった。
バーン 「で、名は?」
男   「アーニャです。(古サーター語)」
バーン 「それって女の名前じゃねーの?」
アーニャ「!!!!(顔を赤らめる)」
バーン 「(アルヨンを見上げ)?(片方の眉を上げる)」
 :
(落ち着くまで待つ)
 :
アーニャ「私は、どうなっていたんでしょうか?」(鎖は取り外してある)
バーン 「あんた、魂出てたよ。(そういえば女装してたような…)」
アーニャ「…(何それ)。」
 :
(しばし会話)
 :
アーニャ「(思い出そうとしている)ぎゃーーー!」

※「思い出し(05)」技能が発生。

その後病気の回復と共に、思い出し始めるアーニャ。

※思い出しロール、成功、効果、効果。

アーニャ「私は女性だったはず。何で男性の体なんでしょう…。これってどういう事なんでしょうか?」
アルヨン「(かくかくしかじか)。つまり、彼(バーン)が、君の魂をその肉体に押し込んだんじゃないかな。」
アーニャ「!!!!」

※思い出しロール、77のファンブル、ファンブル、ファンブル。(やるなー。(笑))

狂乱するアーニャ(仮称)を見下ろす大男2人(バーンとアルヨンです)。
アルヨン「そろそろ出ないと大聖祝日に間に合いけど…。」
バーン 「英霊かもしれんのだし、成り行き上、縛って置いていくわけにも行くまい。死んじゃったら後味悪いし…。」
再び無言ジャンケンをする二人。

バーン 「じゃーん。(何故か専門的な拘束具をいろいろ取り出し、アルヨンにニヤッと笑う)」


【記録:1622年 嵐の期 39日 オーランスの大聖祝日】
 小柄な体にあつらえた鎧を身に着けた子供が雪山を登っていた。目指す山でオーランスの儀式があり、それにバーンらが参加するという話を聞きつけたためだった。
 苦労しながら山に登り、儀式の場へ通じる道の脇に潜んだその子は、携えた包みを一つ、木立の中に隠して通りすぎる人を覗いていたが、案の定発見され捕まえられる。

 何者か誰何された子供は、胸をはり、見事な名乗りを上げる。
 その名乗りの中で「有名な鬼ババ」の名前を上げたため、オーランス信徒達の間では、「あぁ、あの」という空気が生まれる。また、目的として「祖霊を見つけ」という下りがあったため、周囲のオーランス信徒達は「それってバーンのことじゃねーか?」という声が出始める。
 その様子を遠くで聞いていたバーンは、ようやく落ち着き始めたアーニャの拘束具を外しながらアルヨンに面倒見をまかせ、子供を囲む一行の輪の中に入っていった。
 その儀式を仕切る司祭は副官とバーンに子供をまかせ、儀式の準備に戻っていった。

 バーンは、「おい。ガキのくせに見事な名乗りを上げるじゃねーか。」とその長身を折って話を聞き始める。

 その時、副官の顔が青ざめる。

 彼の視線の先にはムーンボートの船団があった。

以上。

■ 8 名前: 竜田久緒 :2006/01/05 22:43:15
7 名前決まった9才

●(仮称)ネイディーン(本名:チェサリファ=(ディディエ)=エクァ)
F9、SIZ7、APP12。熊リュック背負ってでかいシタールケースを引きずって歩く子供。
先祖伝来の抜けない剣、通称「未だ見えざる刃」はケースの内側に仕込んである(というか剣を隠すためにシタールケースを持ち歩いている)。

藍の山脈の麓あたりに散らばるバッハド部族の出身。つまりターシュ色が濃い。基本言語もターシュ語。しかしサーター語も普通人より流暢。
ちなみにババァの名前はクラムフトゥラ=ディディエ。ババァの名を継いでディディエを名乗ることもある。

■ 9 名前: なゆた :2006/01/05 01:46:15
2 テスト:雑談もこのスレッドへ

このキャンペーンでは雑談スレッドを廃止し、雑談についてもこのスレッドにぶら下げてくれればいいかなと思っています。

あまり整合性を考えず、なんとなく各セッションへのレスとかするイメージで。

■ 10 名前: aza :2006/02/24 01:26:30
2 第2話:ムーンボート強奪。月の裏側は張りぼてだった事件の巻き(仮)

むーーーん。( ^ω^)

■ 11 名前: 竜田久緒 :2006/02/27 20:27:56
10 初陣後の子供感想文

(子供脳内メモ帳より)
……嵐の39/1622ムーンボート八隻による襲撃。考えないといけないことがいくつか。
1.高所からの弓はとっても痛い。まずは隠れる。
2.かすみをかけても当たる。万能じゃなかった。
3.魔法はかけすぎちゃダメ。もっと状況を見極める目を養うこと。
4.力弱い。婆様の言う通りだった。
5.怖くても木登りの練習をすること。
6.南と南西の伝承をさらっておく。

■ 12 名前: なゆた :2006/02/27 23:09:23
11 はじめての

おお、このフォーマット、面白いかも。
いままでないタイプですな。

せっかくですから、こどもログとまではいきませんが、シーンの切り取りなど書いてみませんか。

■ 13 名前: aza :2006/03/02 18:21:02
10 感想

この回の「オーランス大聖祝日の儀式」(簡易版シナリオの再演)のディテールは確かに興味深かったですね。
 マスターは当たり前じゃん的に演出していましたが、外側にもカメラがあったのが大変面白かったです。世界と儀式中空間の関わりが良く分かったというか…。

 あと、バーン君は性根がアレ(常に一人ヒーロークエスト状態を継続)なので、儀式中の立ち振る舞いが簡単に想像できて楽です。


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