ジョン・プレストン


2002年に公開された映画『リベリオン −反逆者−』の主人公。
演じるのはクリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト・トリロジー』三部作におけるバットマン役、クリスチャン・ベール氏。
日本語吹き替えは 小山力也 氏が担当。


あらすじ

+ 反逆のヒーローが人類に笑顔を取り戻す!

《チャンベール》バトルとは、スーパーヴァンダミングアクションみたいな意味。
かつてテレ東で放映されていた独特な煽りを使ったCMで知られる木曜洋画劇場が発祥で、この他
男のリトマス試験紙とかサムラァイ!サムラァイ!ブシドー!!とか理想の父親像No.1等が存在する。


第三次世界大戦後、全ての闘争の原因である感情を排除することで、完璧な秩序を保つ事に成功した都市国家「リブリア」。
そこでは特殊捜査官「グラマトン・クラリック」が、感情を揺り動かす芸術や音楽を持つ者を摘発、処刑を行っていた。
ジョン・プレストンは自分の妻を感情違反で摘発した過去を持つ、極めて優秀な第1級クラリックである。
しかし生来持ち合わせていた感情移入能力もあってか、親友が反逆者であった事への動揺、感情違反者の女性との交流、
そして感情を抑制する薬品プロジウムの瓶を誤って割ってしまった事をきっかけに、人間らしい感情が生まれ始める。
やがて管理社会に対して疑念を持ち始めたプレストンは、レジスタンスと接触し、反逆者として独裁者に立ち向かうのであった。


ガン=カタ

+ 無敵の武銃術[銃]+[型]炸裂!!
この格闘技を極めることにより…

     ( ゚д゚) ;y=‐ ;y=‐
     (\/\/

攻撃力は120%上昇

     ( ゚д゚) ;y=‐
     (\/\
          \ ;y=‐

防御効果は63%向上

     ー=y;―
         |
      (゚д゚ )
 ー=y;_/| y |

ガン=カタを極めたものは無敵になる!

  ー=y;  ( ゚д゚)   ;y=‐
    \/| y |\/

…というAAが有名だが、「防御効果」という台詞は実はdifference(差異)をdefense(防御)と聞き間違えたことによる誤訳。
原文は"The difference of a 63% increase to lethal proficiency makes the master of the Gun Katas an adversary not to be taken lightly."なので、
直訳すると「一撃必殺の技量は63%向上、この差はガン=カタを極めたものを無敵にする!」といったところか。

ちなみにこの誤訳自体はAA独自のもので映画で観る事は無いが、実は公式の日本語吹き替え版でも同じ箇所に誤訳がある。
一応AAよりは原文の意に近いが、ニュアンスはやや離れてしまっている。呪われてるのかその文節

第三次世界大戦の戦闘データに基づき、その統計から導き出された一定の定理によって弾道を予測、
退避と共に相手死角内に回り込み、同時に攻撃を行う、攻防一体の銃と型を組み合わせた全く新しい戦闘術である。
特徴的なのは体術+銃火器の組み合わせにより、本来銃火器を用いた戦闘距離が中距離であるにもかかわらず、
「ガン=カタ」はこれを近接距離から密着距離にまで縮めることを可能にしており、
卓越した体術によって相手の銃口を逸らしつつ攻撃するなどといった技法が見られる。

これは銃口の向きから弾道を察知し死角から攻撃するというガン=カタの性質上、
相手との距離が短ければ短いほど弾道予測が容易になるほか、
相手が向ける銃口の移動量が大きくなることで動きを把握しやすく、
相手の"力点"(関節など)を押さえて動きを制するなどという技も可能になるためといえるだろう。

ガン=カタ使いは特に銃火器を手にした集団相手に有効的で、
まるで演舞するかのように相手の火線を潜り抜け、同士討ちを誘い、単独で集団を撃破可能である。

ガン=カタを習得した達人同士が戦う場合はさらに戦闘距離は極々至近距離に接近したまま、
東洋武術の組手のごとく相手との間の「陣地」(この場合は銃撃を放てる角度と距離を保つ空間)を奪い合う、
美しい死の舞を見ることが出来るだろう。

基本的な武具は「クラリックガン」と呼ばれる格闘にも使用できる拳銃であり、これを二挺構える。
銃口下部には至近距離における鍔競り用の「峰」が設けられている他、銃床部には格闘戦闘用の打撃部が備わっており、
さらに袖内部に装着する射出式スリーブ、緊急リロードシステムなどを組み合わせる事で、汎用性能・継戦能力の向上に成功している。

ただし二挺拳銃が基本装備である理由は「火力増加及び、多数の敵を一気に制圧するため」であって、
ガン=カタ自体に拳銃は必須ではなく、むしろ無くとも何の問題にもならない。
敵や状況次第ではアサルトライフルなども使用し、また日本刀(を模したサーベルともいわれる)における剣術)も確認されているほか、
素手による打撃技法によって、瞬時に六人の敵を無力化した記録も確認されている。
訓練用具としてスポーツチャンバラに用いる剣も登場している。

(以上、ニコニコ大百科より改変・転載)

+ その影響
映画自体は背景設定等はよくあるB級映画のそれだったのだが、ガン=カタのスタイリッシュさが話題となり、
現在では多くの漫画やアニメ、ゲームにガン=カタのパロディが見られる。
この格闘術と銃の組み合わせという発想自体はTRPG『サイバーパンク2.0.2.0.』の「ガンフー」等があり、ガン=カタが最初というわけではない。
ただしガンフーがあくまでも「至近距離で銃を扱う格闘技」であるのに対し、ガン=カタは「総合戦闘術」である上、
これを映像作品でしっかりと描ききったのは本作が初であるため、影響力という点においては『リベリオン』に軍配が上がるだろう。

『リベリオン』が世に知れ渡った以降、特撮やアニメなど、様々な作品でこれに類するアクションを行うキャラが登場。
練りこまれたアクションは多くの視聴者の注目を浴びた。
更にはNitro+のシナリオライターである虚淵玄氏はこのアクションの格好良さに惚れ込みすぎて、
「このままだと次回作がガン=カタそのまんまになってしまう!」ため、イラストレーターの中央東口氏を巻き込み、
グラマトン・クラリックを題材にした同人作品を発表している。

MUGENでもオマージュしているキャラクターは多いので[銃使い]のタグ検索も参考にして欲しい。
+ ガン=カタに類似した戦闘スタイルを持つキャラクター

実はガン=カタ自体は低予算の中で派手にガンアクションをさせるための苦肉の策であったのだが、
結果としてこの作品の評価を大きく上げることとなった。姉妹作の『ウルトラヴァイオレット』はコケたけどな!
もはや様式美の原作動画
感情違反で困った時は!

前述の通り、この『リベリオン』とガン=カタは、実写特撮漫画アニメゲーム問わず、多大な影響を及ぼしており、
ジョン・プレストンというキャラクターは、ガンアクションの新境地を開拓した存在であるといえ、
2000年代のサブカルチャー・オタク文化を語る上において、欠かすことのできない人物なのである。


MUGENにおけるジョン・プレストン

アサルト阿部さんを製作したmaruhen氏製作の3Dモデルを使ったものが存在しており、キャラ名は「クラリック」となっている。
ダウン中に相手を投げたり、攻撃を受けながらの攻撃が出来るなど、変わった性能のキャラとなっている。
またゲージ技も原作を見ている人なら感涙モノの再現率。ただ普通に発生を潰されたりと良心的範囲に留まっている様子。
銃把を使った格闘、マガジンに仕込んだ刀剣による斬撃etc…
また、有志により作られた同人作品が元と思われる技も搭載されている模様。
不条理な試合展開にならないよう、一般的なバランスの範疇での運用を考慮しているとのこと。
レベル設定可能なAIもデフォルトで搭載されている。

この他、ドットがプレストンまんまの改変キャラとして、
SpiderInStockings製作の米サスペンス映画『アメリカン・サイコ』の主人公「パトリック・ベイトマン」が某所で公開中。



出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み

出演ストーリー



最終更新:2023年12月31日 17:47