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*呪付関連ハウスルール実はマスターは運用している版(2008/06/09公開)
ここに記載したルールは一般的な知識としては流通していません。マスターは世界律として運用しています。
**呪付の磨耗
呪付は時間の経過によって磨耗します。
呪付物は毎年の聖祝季にD100をロールし、呪付されているPOW以下をロールすると、1ポイント分の呪付を失います。これは通常通りの呪付の破損として扱い、POWを消費して<呪付>ロールを成功させることで修復することができます。
壊れにくいように<呪付>をすることもできます。呪付を行う際に<呪付>技能への10パーセントのペナルティー毎に1ポイントの耐久力を加算することができます。磨耗が発生した際はこの耐久力から先に磨耗します。
さらに、<呪付>の効果的成功は1ポイント、決定的成功は2ポイント、呪付物に耐久力を与えます。
#blockquote(){コラム:もし呪付物が半永久的に残り続けるのなら、数世代を経ただけで、ひとり複数の呪付物を持っているのがあたりまえという世界のバランスになります。
もちろん全員が呪付をするわけじゃないという縛りはかけられますが、本当でしょうか?
あんなに便利なものを、例えば先祖伝来の≪治癒≫の呪付物をひとりひとつづつ持っていないということがあるのでしょうか。
入信者で3年に1ポイントの上昇が平均的だとすれば、寿命を45歳と見ても10ポイントのPOWが発生します。
「POWが高いほうが死んでから得」とか「POWを呪付するのは神への冒涜」とか理由は後付できますが、キャラクター達に呪付を許しているならば、その世界はそれが一般的であるというバランスで組み立てるのがよさそうです。
モジュール中にも「すでに魔力は残っていない」など、呪付が磨耗することを伺わせる記述もありますので、呪付物は時間経過と共に劣化するものとしてルール化します。
ただし一般的なキャンペーンであれば発生することのないレベルだと思いますので、年代記ものでもなければ、特に気にする必要はないかもしれません。}
**呪付の奉納
呪付物は神への「霊的な奉納物」として機能します。カルトに所縁のある呪付物(信徒が製作したものや、ルーン的に強く関連しているもの)は、呪付されているPOW2ポイントにつき1ポイントのPOWを捧げたものと看做すことができます。
**呪付の縁故
呪付物は単なる道具ではありません。製作者の魂の一部を写し取ったものです。
製作者の呪付した物品を持つ者は、呪付されているPOW1ポイントにつき製作者へのMP抵抗ロールに5%のボーナスを獲得します。
対象となる複数の呪付物がある場合、もっともPOWの使用量の多い呪付物のみが効果を持ちます。
製作者が死んだとき、あるいは神性介入するほどの危機的状況では、呪付物が共鳴する可能性があります。呪付物ごとにD100をロールし、呪付されているPOW×5以下が出たなら、呪付物は音を出す・光る・震えるなど、周囲に何かを伝えます。もしD100がファンブルであれば、呪付物は破損します。
これは物語的フレーバーであり、マスターはキャラクターが手放した呪付物すべてを管理しなくてはならないということではありません。
**精霊界からの復讐
長期間に渡って多数の精霊を捕縛し続けているキャラクターは、精霊界の「何か」に敵意をもたれる可能性があります。
自らキャラクターに従属することを望まない精霊を1季を超えて捕縛していたばあい、マスターはこっそりと精霊のPOW以下をロールします。これに成功するとキャラクターに1ポイントの「静かな怒り」が加算されます。
このロールで溜まった「静かな怒り」以下が出たならば、キャラクターは数日中に「静かな怒り」のポイントあたり1D3のPOWを持つ精霊に襲われます。
「静かな怒り」はキャラクターを占有すると、捕らえている精霊をすべて開放した後に、キャラクターから「静かな怒り」と同じポイントのPOWを奪って消え去ります。
精霊に負けたときはキャラクターの「静かな怒り」ポイントはゼロに戻ります。撃退した場合は1ポイントだけ下がります。
「静かな怒り」はすべての精霊を解放すると1季に1ポイントづつ低下します。
祈祷師は精霊界に1時間身を晒すことによって、1ポイントの「静かな怒り」を洗い流すことができます。また、祈祷師ではないキャラクターに対して<召喚>儀式を行うことで、「静かな怒り」を呼び出して精霊戦闘を発生させることができます。
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以下は上記のルールを小出しにした過去の記述
*呪付物は作成者への焦点具となる(2004/08/15提示)
■ 14 名前: なゆた :2004/08/15 09:50:48
あまりプレイヤーに提示するルールでもないんですが、いちおう話に出たので提示。
POWを消費した呪付物は、製作者に対して魔術の効果を適用しやすくするために用いることができます。
これは危険な手段なので、「こういうことがあるから、軽々しく呪付物を手放さないように」とは注意されますが、「こうすればできる」と教えてもらえるものでもありません。
<呪付>技能が75%を超えると、うすうすそのやり方に気がつき、100%を超えれば確信を持ちます。
詳細なルールはあげませんが、基本的には呪付されているPOW1ポイントあたり5%、相手に対する抵抗ロールが有利になります。焦点具として使用した呪付は機能しなくなることが多いようです。
私のグロランサでは、この影響で呪付物の価格が高めで、流通しにくくなっています。
備考:応用を利かせると・・・神聖呪文や入信時のPOWや・・・使い魔創造の(以下略)。
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*呪付関連ハウスルール実はマスターは運用している版(2008/06/09公開)
ここに記載したルールは一般的な知識としては流通していません。マスターは世界律として運用しています。
**呪付の磨耗
呪付は時間の経過によって磨耗します。
呪付物は毎年の聖祝季にD100をロールし、呪付されているPOW以下をロールすると、1ポイント分の呪付を失います。これは通常通りの呪付の破損として扱い、POWを消費して<呪付>ロールを成功させることで修復することができます。
壊れにくいように<呪付>をすることもできます。呪付を行う際に<呪付>技能への10パーセントのペナルティー毎に1ポイントの耐久力を加算することができます。磨耗が発生した際はこの耐久力から先に磨耗します。
さらに、<呪付>の効果的成功は1ポイント、決定的成功は2ポイント、呪付物に耐久力を与えます。
#blockquote(){コラム:もし呪付物が半永久的に残り続けるのなら、数世代を経ただけで、ひとり複数の呪付物を持っているのがあたりまえという世界のバランスになります。
もちろん全員が呪付をするわけじゃないという縛りはかけられますが、本当でしょうか?
あんなに便利なものを、例えば先祖伝来の≪治癒≫の呪付物をひとりひとつづつ持っていないということがあるのでしょうか。
入信者で3年に1ポイントの上昇が平均的だとすれば、寿命を45歳と見ても10ポイントのPOWが発生します。
「POWが高いほうが死んでから得」とか「POWを呪付するのは神への冒涜」とか理由は後付できますが、キャラクター達に呪付を許しているならば、その世界はそれが一般的であるというバランスで組み立てるのがよさそうです。
モジュール中にも「すでに魔力は残っていない」など、呪付が磨耗することを伺わせる記述もありますので、呪付物は時間経過と共に劣化するものとしてルール化します。
ただし一般的なキャンペーンであれば発生することのないレベルだと思いますので、年代記ものでもなければ、特に気にする必要はないかもしれません。}
**呪付の奉納
呪付物は神への「霊的な奉納物」として機能します。カルトに所縁のある呪付物(信徒が製作したものや、ルーン的に強く関連しているもの)は、呪付されているPOW2ポイントにつき1ポイントのPOWを捧げたものと看做すことができます。
**呪付の縁故
呪付物は単なる道具ではありません。製作者の魂の一部を写し取ったものです。
製作者の呪付した物品を持つ者は、呪付されているPOW1ポイントにつき製作者へのMP抵抗ロールに5%のボーナスを獲得します。
対象となる複数の呪付物がある場合、もっともPOWの使用量の多い呪付物のみが効果を持ちます。
製作者が死んだとき、あるいは神性介入するほどの危機的状況では、呪付物が共鳴する可能性があります。呪付物ごとにD100をロールし、呪付されているPOW×5以下が出たなら、呪付物は音を出す・光る・震えるなど、周囲に何かを伝えます。もしD100がファンブルであれば、呪付物は破損します。
これは物語的フレーバーであり、マスターはキャラクターが手放した呪付物すべてを管理しなくてはならないということではありません。
**精霊界からの復讐
長期間に渡って多数の精霊を捕縛し続けているキャラクターは、精霊界の「何か」に敵意をもたれる可能性があります。
自らキャラクターに従属することを望まない精霊を1季を超えて捕縛していたばあい、マスターはこっそりと精霊のPOW以下をロールします。これに成功するとキャラクターに1ポイントの「静かな怒り」が加算されます。
このロールで溜まった「静かな怒り」以下が出たならば、キャラクターは数日中に「静かな怒り」のポイントあたり1D3のPOWを持つ精霊に襲われます。
「静かな怒り」はキャラクターを占有すると、捕らえている精霊をすべて開放した後に、キャラクターから「静かな怒り」と同じポイントのPOWを奪って消え去ります。
精霊に負けたときはキャラクターの「静かな怒り」ポイントはゼロに戻ります。撃退した場合は1ポイントだけ下がります。
「静かな怒り」はすべての精霊を解放すると1季に1ポイントづつ低下します。
祈祷師は精霊界に1時間身を晒すことによって、1ポイントの「静かな怒り」を洗い流すことができます。また、祈祷師ではないキャラクターに対して<召喚>儀式を行うことで、「静かな怒り」を呼び出して精霊戦闘を発生させることができます。
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以下は上記のルールを小出しにした過去の記述
*呪付物は作成者への焦点具となる(2004/08/15提示)
■ 14 名前: なゆた :2004/08/15 09:50:48
あまりプレイヤーに提示するルールでもないんですが、いちおう話に出たので提示。
POWを消費した呪付物は、製作者に対して魔術の効果を適用しやすくするために用いることができます。
これは危険な手段なので、「こういうことがあるから、軽々しく呪付物を手放さないように」とは注意されますが、「こうすればできる」と教えてもらえるものでもありません。
<呪付>技能が75%を超えると、うすうすそのやり方に気がつき、100%を超えれば確信を持ちます。
詳細なルールはあげませんが、基本的には呪付されているPOW1ポイントあたり5%、相手に対する抵抗ロールが有利になります。焦点具として使用した呪付は機能しなくなることが多いようです。
私のグロランサでは、この影響で呪付物の価格が高めで、流通しにくくなっています。
備考:応用を利かせると・・・神聖呪文や入信時のPOWや・・・使い魔創造の(以下略)。
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