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ルナーinエスロリア

■ 2 名前: なゆた :2001/06/24 21:44:31

近年の歴史

1619 ジョーカンドロスの指揮によってカーシー陥落。ファザール及びルナー軍はカーシーで越冬。ホワイトウォールへのクリムゾンバットによる襲撃の失敗からジョーカンドロスは失脚。タティウスが後任に着く。
1620 ルナー軍、ヘンドレイキの地を占領。虎心王リチャードの失踪により、ヘンドレイキは部族単位に分裂。
1621 エスロリア内部で政治対立深まる。ファザールはヘンディラ女王からの援助の申し出を受けるが、赤の皇帝は軍をホワイトウオールへ転進させてしまう。闇の季20日、タティウスの指揮によりホワイトウォールは陥落。ファザールは特務部隊によりノチエットの数区画を焼き払い寺院建設を始めていたが、このタテイウスの功績にかき消されてしまう。嵐の季39日、ブライアンが反旗を挙げる。
1622 海の季にエスロリアで政変。古き大地の党派による赤い大地の同盟の排除。ルナー寺院の打ち壊し。ヘンディラ女王の領地も略奪を受ける。ヘンドレイキの地でも反乱軍が集う。失策に起因するルナーの権力争いにより、ファザール解任。タテイウスが後任に。タティウスはエスロリアにグレイズランドの騎兵を送る。
1623 海の季にブライアンがエスロリアに現れ、グレイズランド軍は敗れる。赤い大地の同盟の都市は包囲され侵略される。タテイウスは正規軍をノチェットの隣接都市に上陸させ、ノチェットを包囲。長期戦に入る。

エスロリア

 アーナールダを主神に擁した女性上位の国家。その豊饒な生産力で強大な国力を誇っている。首都はノチェット。1616に海の狼の襲撃によって沿岸部に大きな被害を受けた。現在はルナー帝国の勢力の及ぶもっとも南の地域として侵略の驚異にさらされている。
  • マルボード エスロリア北東部の小都市。人口約1800。親ルナー派の内陸都市。PC達が最初に出会ったところ。

サーター

 ドラゴンパスの中央に位置する小国。典型的なオーランス国家。首都はボールドホーム。1602年にルナーによって征服された。オーランス信仰は禁止されてはいないが弾圧され、幾度か蜂起もあったが、すべて鎮圧された。

ハートランド

 ハートランドは4つのオーランス氏族からなる。聖王国のハートランド州として機能していた時代は4氏族の王の中からハートランドの王が選ばれていた。コラリンソール湾に面した広い土地があるために、貿易が盛んで、西方文化がオーランス文化に混ざっている。
 1619火の季に戦略拠点であった港湾都市カーシーが、ルナーの急襲によって陥落。ヴォルサクシ地方はホワイトウオールを残して、ルナーの占領下におかれた。

登場人物


(●:PC、▲:登場NPC、△:非登場NPC)

アルスト/女性/23才/SIZ・14/APP・8/O.K.MPC

 ペローリア農民出身のヤーナファルターニルズ入信者。ルナー軍カーシー駐在部隊からエスロリアの内陸部にある小さな町マルボードに派遣された下士官(少尉?)。赤毛長髪、緑の瞳、左頬に戦傷、意固地で意地っ張りなところがある。

ウェイン・レイストール/男性/24才/SIZ・15/APP・10/九郎PC

 エスロリア農民出身の元ロウドリル信徒、現ヤーナファルターニルズ信徒。出身の村を出てマルボードで七母神寺院を警護している兵士。金髪、ダークブルーの瞳、パイク使い、厭世的な物言いが特徴。

ガイウス・ヒウラリウス/男性/33才/SIZ・?/APP・9/和泉屋PC

 ルナー帝国中央部出身のイリピーオントール司祭。教育担当としてマルボードの寺院に派遣されてきた(左遷?)。茶の長髪、ひょろりとした体型、整えた口髭、スノッブでテンションの高い喋り方が特徴。飽くなき好奇心を持つ根っからの研究者。

ハーナス・バーンバーグ/男性/28才/SIZ・14/APP・15/azatothPC

 ターシュ貴族出身のヤーナファルターニルズ入信者。ルナー軍調査派遣員としてマルボードに駐在する士官(中佐?)。茶の坊ちゃん刈り、目は細く、文明的な生活を愛し、政治権謀には明るいが単独行動や日常生活的なことには疎い。現在母方の姓を名乗っている。父方の姓はロルマーバーグ。

リスター/男性/21才/SIZ・17/APP・14/むらーPC

 エスロリア農民出身のアーナールダ信徒、メインは七母神信徒。マルボード寺院の侍祭付き人をしていた。世界の真理を追究するきわめてまじめな宗教者であり、日常的な労働を苦にしない、おそらくPC中もっとも現実的で堅実な性格。

タニア(仮名:アーナールダニア)/女性/20才/SIZ・7/APP・11

 小柄で線が細い外見だが強い意志を感じさせるはっきりした喋り方をする、茶の髪、茶の目。ブロードソード&ターゲットシールドを使う。実はサーターの王女。

(仮名:ブルーヴァ)女性/22才/SIZ・13/APP・19

 肩に届かない程度にそろえた細い金髪、薄い青い瞳、愁眉の表情をたたえた美女。スタッフを持っているだけ。

ラーサ/男性/18才/SIZ・16/APP・12

 人当たりは丁寧だがどことなく粗雑さが感じられる青年。栗毛、薄茶の瞳。バスタードソード&カイトシールドを使う。

ロック/男性/30?才/SIZ・17/APP・15

 目つきが鋭い痩せた男。常に周囲を警戒し、動作は静かでなめらか。ブロードソード使いだが隠し武器多数所持。

ヴァンガール/男性/35才/SIZ・14/APP・11

 エスロリア出身のアーナールダ信徒。金髪に栗色の瞳。バトルアックス使い。

ウィルフレット/男性/36才

 ルナー帝国軍マルボード駐屯部隊隊長。

カサンドラ/女性/23才

 ルナー帝国軍マルボード駐屯部隊下士官(少尉?)。

ツェット/男性/?才

 マルボード七母神寺院付きの兵士。専業戦士で淡々と自分の仕事をこなすプロ。

マック/男性/?才

 エスロリア海岸近くの森に一人住む狩人(マスターハンター)。

ファザール=ワイドリード

 前属領地軍司令官。ヤナタニのルーン王。ターシュのオリンドリ氏族。1622年に失脚し故郷に帰る。本人は中央政界への復帰を望んではいないが、一族からは最も力あるものとして期待されている。

タティウス・ザ・ブライト

 現属領地軍司令官。ルナー野戦魔術学院校長。ライバンスのアシディ家。イェルムの高位司祭。魔術の力に優れたルナーのエリート。嵐の山脈に昇月の寺院を建設するのに政治力と軍事力のほとんどを割いている。サーター、ハートランド、エスロリアの各地で起こる叛乱に頭を悩ませている。

ブライアン

 ハートランド・ヴォルサクシ地方の王。オーランスの英雄。ホワイトウオールを最後の拠点として、ルナーに抵抗を続けていた。1619にクリムゾンバットを撃退するという偉業をやってのけ、ホワイトウオール陥落後もゲリラ的に聖王国各地に現れ、ルナーに抗戦している。

レイカ

 ブラックマーの前のコリマーの王。ルナー陰謀によって部族を追放され、ブライアンのもとに身を寄せている。彼女の武勇は他の地でも有名である。

ヘンディラ

 エスロリアの庶王のひとり。改革派として知られ、ルナー文化を積極的に受入れると公言している。自領地内に七母神の寺院も造らせている。


マルボーロ陥落

1996/7/8(日)11:30キャラクター作成、15:30開始

 1624海の季、ノチェットの北方、マルボーロ。ここはヘンディラ女王を筆頭とする赤い大地の同盟(親ルナー派)に属する小都市である。ファザールのエスロリア介入政策によって、1620年に七母神の寺院が建設されている。昨年夏の古き大地の同盟(親オーランス派)との戦争の傷痕が幾らか残っているものの、半年余りが過ぎた現在、町は確実に立ち直りつつあった。エスロリアでのルナー勢力はこの数年一進一退の状況にあったが、現在はルナー本国からの増援によりノチェットを包囲するところまできていた。
 ファザールの失脚の余波を受けて本国派遣調査官としてこの僻地に赴任していたバーンバーグ(ヤナタニ・azatothPC)は、軍から「ノチェットから脱出してきた重要人物がこの町に隠れた。調査し報告せよ」という司令を受ける。マルボーロ寺院からアルスト(ヤナタニ・O.K.M.PC)とウェイン(ヤナタニ・九郎PC)が貸し出され、調査が開始された。ところがその夜、マルボーロは所属不明の大軍による夜襲を受け、寺院は火を放たれたため壊滅状態となる。群集とともに逃げ出したバーンバーグは、ルナー寺院所属者を集め、ノチェットの本隊への合流を目指した。

備考

■ 4 名前: なゆた :2001/06/11 20:56:35

 マルボーロを襲ったのは西方の蛮族ディターリ。ルナーと友好関係にあったが、この年は裏切って各地で略奪を働いた。
 脱出に際してバーンバーグの下に集まったのは6人。教育担当としてこの春から赴任してきたガイウス=ヒウラリウス(イリピー・和泉屋PC)。カーシー駐留軍からの増援部隊の少尉アルスト。マルボーロ神殿所属のウェイン、リスター(七母信・むらーPC)、ツエット(ヤナタニ・NPC)、ルスター(七母信・NPC)。

雨の逃避行

1996/7/14(日)12:00解説、13:00開始
 敵軍の目を避けるため街道を外れてノチェットを目指したバーンバーグ達は、雨の中、野犬の群れに襲われる。不慣れな戦いでルスターは野犬に貪り食われ、他の者も深い被害を負った。かろうじて襲撃から逃れて一息ついたものの、雨宿りに入ろうとした農具小屋に最初に踏み込んだアルストがギャロットで首を絞め上げられて何者かに捕まってしまう。降伏を余儀なくされたバーンバーグ達は、一人物陰に隠れていたリスターを残して捕虜となった。
 小屋にいたのは5人組の旅人で、リーダーはアーナルーダニアと名乗った。彼らの会話から推察すると、アルストを捕まえた長身で細見の男がロック、バスタードソードを片手で振るう若い戦士がラーサ、大地の信徒らしき戦士がヴァンガール、そして25ぐらいの神秘的な美女がブルーヴァという名だと知れた。彼らはルナー軍と敵対関係にあるらしく、バーンバーグ達は安全圏まで人質として同行させられることになった。

備考

■ 6 名前: なゆた :2001/06/11 20:57:41
 アルストはロックに捕まったときに暗闇の中で「何か」を体に植え付けられた。これ以降、他のPC達には秘密でロックの味方をさせられる。

精霊の道

1996/8/11(日)12:00開始
 リスターは深い山の中、渓流を登ってゆくアーナールダニア達を追っていた。2日目の昼、アーナールダニアが昼のキャンプの間に一団を離れたのを尾けてゆくと、彼女は滝壷に裸体を沈め、不可思議な魔術によって川の精を呼び出した。そして「サーターの王サロニル(3代前の王)に連なる者タニア」と名乗り、精霊に魔術の道を開かせる。
アーナールダニア(タニア)の秘密を握ったリスターだが、再び隠れようとしたところをロックに発見されてしまう。ロックは仲間にリスターの存在を告げずに、逃げ惑う彼に幾度もスリングを打ち込み、いたぶりながら狩りたてた。アーナールダニアが気付いてロックを止めたので、リスターは一命をとりとめたものの、心にはロックへの深い恐怖が植え付けられた。
リスターを囚えたアーナールーダニアは、一行を引き連れて「精霊の道」を抜け、どことも知れぬ山中に降り立った。バーンバーグ達は開放されたが、アルストが体調を崩しており、タニア達を追うことを諦め、その回復を待たなければならなかった。

備考

■ 8 名前: なゆた :2001/06/11 20:58:28
 この時点でバーンバーグが調査を命じられたのはアーナールダニア一行ではないかというのが話に出たが、うやむやのうちに忘れられた。

岩蜥蜴の地にて

■ 9 名前: なゆた :2001/06/11 20:59:09
 文明圏を目指して山中を行軍するバーンバーグ達は、岩蜥蜴の大繁殖地に迷いこんでしまう。岩蜥蜴を避けるために稜線を外れなければならなかった一行は、激しい雨に足を取られ、山の斜面を滑落した。道を見失い山中を彷って数日後の夜、彼らは地を埋め尽くす岩蜥蜴の大移動に巻き込まれる。波が過ぎ去った後、蜥蜴の群れに落ちたウェインの姿は消えていた。しかしヒウラリウスは群れの中に大母蜥蜴がおり、その背中にアーナールダニア達が乗っていたのを見たという。
 バーンバーグは彼女らを追うかどうか迷っていた。そのころアルストの前にロックが密かに姿を現し、「俺はあいつらと縁を切った。居所を教えてやろう」と持ち掛けてくる。監視せよというが指令を受けていたのがアーナールダニア達ではないかと判断したバーンバーグは彼女を追うことにする。ロックの指示した場所はすり鉢状の谷になっており、その中心には不可思議なトーテムが立っていた。そこで行方不明だったウェインと再会し、アーナールダニア達がこの谷で岩蜥蜴達を従えて儀式を行った後、山腹の洞窟へ入っていったという報告を受けた。
 ヒウラリウスの《精神破壊》で見張りをしていたヴァンガールを倒して洞窟に奇襲をかけると、反撃を行ったのはラーサ一人で、アーナールダニアは洞窟の中で卵を抱えて病に臥せっていた。彼女らを捕らえたバーンバーグ達は、アーナールダニアの身分と目的について尋問し、タニアという本名とサーターの血に連なる者だということを知る。バーンバーグはルナー勢力圏にたどり着くための重要な人質を手に入れることになった。

備考

■ 10 名前: なゆた :2001/06/11 21:00:53
 アルストはロックから「ブルーヴァを殺すな」という命令を受けている。この頃、アルストの反応が普通と違うことにロックは気付きはじめる。彼女は己の肉体の危機をまったく無視している(ように見える)。

第五話:離散

1996/9/1(日)12:15開始
 バーンバーグ達はノチェットに向けて街道を避けて移動していた。しかしヴァンガールは意識不明、アーナールダニアは自分では動けないほど衰弱している。それに加え、アルストも体から小さな線蟲が湧き出すという正体不明の奇病に冒されており、行軍は遅々として進まなかった。
 1週間ほどが過ぎた夜、アルストとリスターの野営を狙ったようにロックが現れた。彼への恐怖から、二人は他の人間を起こしもせずブルーヴァを引き渡してしまう。朝になってこれを知らされたラーサはブルーヴァを助けにいくと暴れだす。バーンバーグはラーサをこれ以上同行させるのは得策ではないと判断して、自分達の行動を疎外しないという誓約をさせて彼を開放した。
 その日の夜。アルストの野営の際にタニアは「奇病を治すにはロックを追うしかない」とアルストを説得しようとした。生きることなどどうでもいいという反応をするアルストにタニアは困惑するが、アルストは特に反対もせず、ロックを追うことには同意する。タニアは、話に気付いたリスターにも同行を強要し、2人とともに姿を消した。
 翌朝、タニアとアルスト、リスターが消えたことに対してバーンバーグは危機感を抱いたが、危急の課題はルナー軍に合流することだと判断し、さらにノチェットへの道程をたどった。

備考

■ 12 名前: なゆた :2001/06/24 22:16:07
 ウェインとバーンバーグは行軍中アルストを遺棄する相談を秘密裏にしていた。アルストはこれに気がついており、タニアに同行したのはこういった背景もあった。
タニアの衰弱は半分演技で、このときにはタニアはほとんど回復していた。タニアを失って、ヴァンガール(この頃、意識が戻った)と同道するのも無意味になり、バーンバーグは彼も開放した。
 バーンバーグはこの時点でアルストとリスターを脱走者として自分の保護責任下からはずした。


断片
ロック「背の高いほうの美人の女だけは殺す。それ以外は好きにしろ。」ちょっとマジメな表情になった。

ははぁん(笑)にやり
アルスト「でも好きにしろと言われても、リーダーですからねェ、決定権を持ってるのは。」

ロック「やれ。」
あー……で、それは命令、と。
ま、敵っていえばそうだけど(汗)
アルスト「で?ロック様(笑)は?ブルーヴァさんをさっさとどっかにつれてっちゃうんですか?それとも参戦?」
ロック「あいつらはさっきのトーテムの側の洞窟にいる。もうトカゲはいないから、何とかなるだろう。」
アルスト「問題はそのー、方向がわからないってことで(笑)」
ロックはあのひとやま向こうだと指差した。
アルスト「で?これは皆に話してもいいんですか?」


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