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第四話



1620か1621年、闇の季~嵐の季

◆入信者マルクスの手記

メンドイアスが陽の天蓋から帰ってきた。どうも、兎帽子の庄の後片付けをしたら、兎帽子の庄の統治権をハリステアスさん授けるとの証書を持ち帰ってきた。あんな辺境の地に飛ばされて等々天罰が下ったのだと思ったら、どうやらボクも入植者の一員として加わることになっているらしい。ホントはとてつもなくイヤだったがなんとなく空気を呼んで断ることは止めておいた。遊牧民にまた襲われて家族ともども死んでしまえ、とか心の中で叫んでたけど、良く考えたらハリステアスさんは強いので自分たちだけ生き残ってボクだけが死にそうだから、神様さっきのはなし、と祈り返した。

隣村にまだいた村民のなかで6人がまた兎帽子の庄に戻ることを約束してくれてた。なんと物好きな、とかも思ったけど、6人ともまだ若いし、今度の村長がそれなりに強い人+家族も連れてくるということで、安心したのかな?

で、まずは村の掃除をするために、村民も手伝わせてとか思ったけど、あれを見せられないとメンドイアスが言ったので、ボクたち4人+陽の天蓋から派遣された職人さんの5人でおこなうことになった。1週間くらいかかってどうにか終わったころにチャラーナの女祭さまがやってきて浄化してもらった。でも、完璧じゃないよとかもいってたので、また着てもらうことになるだろう。どうせまたくるならもっと若い信徒を連れてきてくれるとうれしいなっと。

ハリステアスさん、メンドイアスと職人さんが、村民になってくれる人を探しにいった。元々兎帽子の庄は40人くらいの人が働いてたので、その半分くらいは農民がいないのと税金が払えないって、頭を抱えながら話してた。どうせ、ハリステアスさんは農民を管理することなんてやったことがないし、メンドイアスがそんな細かいことに頭が回るわけはないし、このまま破滅してしまえ!


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