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夜明けの船2レポート

                         土場藩国摂政 FARE-M

 海法よけ藩国のDAIVA建造跡地にて夜明けの船2の改装を見学する。これはそのレポートである。
 まず、そのためにはまず海法よけ藩国から説明しよう。海法よけ藩国は森国人の国でかの避け作家海法紀光を藩王に戴く理力使いの国である。この国からはDAIVAというアイドレス世界でもトップクラスの大きさの戦艦が出土し、この場所で作られた。そして、今それは小笠原で保管されているハズなので、ここは大規模な船の補修作業を行うドックスペースとなっているのだろう。あまりにも大きい戦艦であったため、その空いたスペースは地上に現存するドックの中では世界でも最大規模を誇る。
 今はその場所に夜明けの船が寄港しており、補修作業を行っているとのことから、この見学会が行われている。始めに見て実感するのはやはりその大きさである。マッコウクジラのような姿をしたこの船はいわゆる二代目夜明けの船と呼ばれる物であろう。大絢爛舞踏祭において原素子&BALLSインダストリーにより誕生した二代目夜明けの船。このような形で目の当たりにするなどと言ったことは滅多に出来ることではない。
 外で作業を行っている女性がいる。夜明けの船の整備士、ネリ・オマル女史だ。外装の補修を行っているようである。先日小笠原にお呼びした縁もあり手伝うこととする。
 作業の説明を受けたところこの作業は外装のクラックチェックであるようだった。この広い外殻をすべてチェックするのは相当手間な作業であろう。
 この作業中気になることを耳にした。
 宇宙戦装備に換装するとのことだ。夜明けの船の次の戦場は宇宙なのであろうか。
 疑問が残る中後半部で新造ブロックの連結作業が行われていた。輪切りとなった夜明けの船の中に見えるのは6層構造の区画。この辺の構造は滅多に見られるものではない。
 それを指揮しているのは安全ヘルメットをかぶった知恵者氏である。知恵者氏の話によればこの船を設計したのは自分であり、その責任をとる意味で作業指揮を行っているそうだ。
 宇宙へ行くということですら驚きであったが、空を飛ばさないということが更に驚いた。宇宙へ行くには打ち上げなければならない。上で組み立てるには多大な労力が必要だろう。
そのいずれの問いかけにこたえるでもなく知恵者氏はただあいまいに笑うだけだった。
 この時代に存在すべきではない、今回だけの技術が組み込まれている、100万年先の技術を不意に与えられたら、どうなるかなと逆に問いかけられたこの言葉は、考えさせられるものがある。実際にどうなるかといえば、間違いなく過ぎた技術は身を滅ぼす。これだけは間違いないだろう。ただそれが、身を滅ぼすだけですめばいいが、世界をも危機に陥れる可能性が多大に含まれているのは忘れてはいけないだろう。好奇心は猫を殺す。私達はそのことを心に刻み付けておくべきだ。
 私はその後ネリ女史を手伝い、各所のクラックを見て回った。この構造はなかなかに興味深い。ブロック単位でクラック確認が終了すると歩きまわるMPK氏を見かける。
 話を聞くに現在ニューボディのテスト中らしい。50m級の武勇号。しかもMPK氏が組み込まれて運用されるそれは、噂の大型MPKのボディだということだった。
 そして、MPK氏に他の機体についても尋ねてみた。太陽号と雷鳥号。この二つの機体のところへ案内された。
 いまや海法さんが乗る機体となっているとのことだ。もともとは暁ゆかり女史のために用意されたRBだった雷鳥号は装甲を強化され、武器も換装されている。
 その後に見た機体は聞いたことも見たこともない機体であったが、どこか帝國で使われているトモエリバーから始まる系譜に連なる気がした。その装甲の薄さが雄弁に物語っている。
 ケンラン。
 絢爛かと思ったがケンランという紙があるらしい。ここまでも帝國の流れであることが伺える。これらは全て天領で生産されているとのことだ。それが40機ほどあった。
 最後にMPK氏は戦闘で実戦テストへ行くとのことだ。武運を祈りこのレポートの締めとさせていただきたい。